大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「森之宮新駅構想」 新駅のデザインパースを公開 2028年春に開業予定!
-大阪メトロが大阪公立大学のキャンパス前に新駅-
2022年11月16日に各マスコミから、大阪メトロは2025年に大阪城公園の東側に開設される大阪公立大学のキャンパスの前に新しい駅を設置する方針を固めたたと報道されました。
大阪メトロの新しい駅は、森ノ宮駅から北東に約800mの「森之宮検車場」の敷地内に設置される予定です。新駅は、隣の森ノ宮駅から延伸する終着駅となり、車両の検査などを行う検車場に向かう線路を活用するということでホームも地上に造られる予定です。開業は大阪公立大学のメインキャンパスが開設される2025年を目指します。
● 森之宮新駅構想
「Osaka Metro」は、大阪城東部地区に位置する森之宮検車場内に、新駅を設置する方針を決定しました。新駅の開業時期は、大阪城東部地区まちづくりの1.5期開発に間に合うよう、2028年春を目指します。
引用資料 Osaka Metro(2022/12/21)
森之宮新駅構想について
交通を核にした生活まちづくり企業を目指すOsaka Metroは、万博開催とIR開業が予定されている西の拠点「夢洲」に対し、大阪府市を中心にまちづくり開発の計画が進む「森之宮」を東の拠点として位置づけ、東西軸の中央線の強化を行うことで、大阪の発展に寄与することを目指しています。
一方で、開発エリアは、大学などの開発による需要に対してアクセス性が弱く、交通環境の整備が必要と考えており、当社が保有する森之宮検車場内に新たな鉄道駅を設置することで、アクセス性の向上と開発エリアのポテンシャル向上を図ります。
「新駅のデザインパース」です。
「新駅設置想定場所」です。「C地区(もとごみ焼却工場)」の西側に設置します。新駅の北端は「第二寝屋川」の手前に達します。
● 留置線跡地を活用
大阪・関西万博開に合わせて「留置線」を整備しますが、万博終了後に留置線を撤去して留置線跡地を活用して新駅を設置します。
「配置図」です。
「新駅設置想定場所」です。
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