阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画 超高層タワーマンションが計画されている「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外!
-(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業-
「阪急不動産」と「大林組」のグループ(代表企業:阪急不動産)は、「阪急茨木駅前ソシオ管理組合」が実施した「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業 事業パートナー募集選定」において、事業パートナーとして選定されました。
阪急茨木市駅西地区は、「日本万国博覧会」の開幕に合わせた1969年の市街地改造事業により、駅前広場(公共施設)と民間施設ソシオ茨木(茨木ビル・永代ビル)が一体的に整備されました。
しかし、築後数十年が経過し、ソシオ茨木の建物・設備の老朽化にともない、2008年7月より建替えの検討を開始し、2014年12月の管理組合臨時総会にて建替え推進決議が可決され、ソシオ茨木建替え推進委員会が発足して現在に至ります。
「阪急不動産・大林組グループ」は、阪急茨木駅前ソシオ管理組合やユーデーコンサルタンツ、茨木市とパートナーシップを形成し、今後、ソシオ茨木及び市営駐車場、駅前広場を含む区域における都市再開発法に基づく市街地再開発の事業化に向け、阪急茨木市駅西地区の新たなまちづくりに取り組みます。
一番上のイメージ図は、2020年6月に茨木市が公開した「整備後(概ね10年後)のイメージ」です。あくまでもイメージで、確定したものではありませんが、大規模な超高層タワーマンションが描かれています。
● 市営駐車場を事業エリアから除外!
大阪府茨木市は、阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画で、住宅保留床を抑制するモデルケースを取りまとめ、商業施設の所有・運営などに関するサウンディング(対話)型市場調査を行うと公表しました。
住宅保留床を確保する超高層マンションを計画していた「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外し、事業面積を約2haから約1.6haに縮小しました。
日刊建設工業新聞(2023/02/27)
大阪府茨木市/阪急茨木市駅西口再々開発、商業施設所有・運営で対話調査
「駅舎北側自由通路から阪急本通り商店街方向を望む(概ね10年後)」です(引用:茨木市)。
「商店街前の広場のイメージ(概ね10年後)」です(引用:茨木市)。
「対象地区」です。「駅前広場」と「「茨木市阪急茨木西口駐車場」のあたりに超高層タワーマンションを配置するようです。(引用:茨木市)。
阪急茨木市駅西地区の「ソシオ茨木(ソシオ1茨木ビル、ソシオ2永代ビル)」です。
駅前広場の北側にある「ソシオ1茨木ビル」です。
「ソシオ1茨木ビル」のアップです。「ソシオ1茨木ビル」は、地上6階、地下2階、敷地面積3,963.09㎡、延床面積16,990.64㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。
「ソシオ2永代ビル」を南東側から見た様子です。「ソシオ2永代ビル」は、地上4階、地下2階、敷地面積1,417.88㎡、延床面積4,632.29㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。
「ソシオ2永代ビル」を南西側から見た様子です。
駅前広場の南側にある「茨木市阪急茨木西口駐車場」です。
「茨木市阪急茨木西口駐車場」のアップです。「茨木市阪急茨木西口駐車場」は、地上3階、敷地面積2,273.22㎡、延床面積5,409.91㎡です。1979年4月に竣工しました。
「駅前広場」です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に整備されました。
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