「カルビー」創業の地である広島 設備投資額約520億円で新工場建設 2023年4に着工、2024年12月より順次稼働開始予定!
-カルビー-
「カルビー」は、1949年に広島県広島市にて、「松尾糧食工業株式会社」として設立しました。1955年に会社名を「カルビー製菓株式会社」に、1973年に「カルビー株式会社」に変更しました。
「カルビー」は広島県広島市佐伯区に新工場を建設する計画を決め、2020年5月20日に広島県と立地協定を締結しました。将来的には、広島県内の既存2工場の機能を新工場に移転・集約する計画です。この新工場は、広島港五日市地区の新規造成地に所在し、面積はカルビー最大規模の約100 000㎡となります。
2023年4月にスタートする第1期計画で建設する新工場は、2024年4月の操業開始を予定しており、現在の広島西工場の機能が移転します。既存施設の老朽化への対応に加え、商品需要の拡大や労働力不足に対応すべく、設備の自働化や生産効率の向上を進めるほか、省エネルギーによる環境負荷の低減を図ります。
● 2023年4月に着工予定!
新工場は、デジタルトランスフォーメーション(DX)や地球環境に配慮した設備の導入により、環境負荷の低減や生産効率の向上を実現します。投資額は約520億円を予定しています。
引用資料 カルビー(2023/02/21)
創業の地・広島での新工場建設計画のお知らせ ~優れた環境性能・生産性向上・作業環境改善を実現する最新鋭マザー工場~
既存商品の供給能力拡大にとどまらず、将来的な新規技術・事業展開も視野に入れながら、次世代型生産体制の確立に向けた人財育成を進める拠点としての役割を担います。
カルビーは新たな成長戦略のもと、創業の地である広島において、事業環境の変化に対応した強固な基盤を確立し、変革と挑戦による持続的な成長の実現に取り組んでいきます。
新広島工場(仮称)の概要
◆ 所在地- 広島県広島市佐伯区五日市港1-2-3
◆ 交通-JR西日本山陽本線「五日市」駅、広島電鉄宮島線「広電五日市」駅
◆ 階数-(生産棟)地上4階、(原料供給棟)平屋建て
◆ 敷地面積-約100,010㎡
◆ 延床面積-(生産棟)約51,164㎡、(原料供給棟)約3,675㎡
◆ 構造-(生産棟)鉄骨造、(原料供給棟)鉄骨造
◆ 主な製造商品-ポテトチップス、Jagabee、小麦系スナック
◆ 生産能力-年間約280億円
◆ 着工-2023年04月予定
◆ 操業開始-2024年12月より順次稼働開始予定(現在の広島西工場を移転・拡張、2037年以降に現在の広島工場を移転・集約予定)
◆ 設備投資額-約520億円(内訳 土地38億円、建物及び構築物245億円、機械装置及び運搬具220億円、ソフトウエア他17億円)
「新工場(完成イメージ)」です。
「新広島工場(仮称)」の予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。
「位置図」です。
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