ニデック(旧:日本電産) 2023年3月期の連結決算で売上高2,242,824百万円 京都の上場企業で初の売上高2兆円超え!
-Nidec(ニデック)-
「ニデック(旧:日本電産)」の本社は、京都市南区久世殿城町338番地にあります。世界首位のHDD用など精密小型モーターから車載、産業用など中大型モーターまで展開しています。現在はEV向けなど車載用を主柱に育成中です。
「日本電産」は2023年4月1日に社名を「Nidec(ニデック)」に変更しました。創業50周年を迎えるのに合わせて、海外などで広く浸透している製品ブランド名ねんの「Nidec」と統一し、世界的な企業としてグループの統一感を高めます。
「川口春奈」が、1975年発売の「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」のヒット曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のメロディーに合わせて、「♪ ニデック、ニデック、名前覚えてねー ♪」と替え歌で企業名を連呼するCMが流れています。
YouTube Nidec(ニデック)
NIDEC/ニデック企業CM「ニデックってなんなのさ?名前覚えてね篇」15秒(2023)
● 京都の上場企業で初の売上高2兆円超え!
「ニデック(旧:日本電産)」は、2023年4月24日に「2023年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結決算では、売上高2,242,824百万円(前年同期比16.9%増)、営業利益100,081百万円(前年同期比41.3%減)となりました。
京都の上場企業で初の売上高2兆円超えとなりました。当初計画では、2021年3月期の2兆円突破を計画していたので、2年遅れになります。営業利益は、中国でのEV(電気自動車)の関連製品の生産が停滞したほか、車載事業の構造改革費用が膨らみ大幅な減益となりました。
2023年3月期の連結業績
2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結決算では、売上高2,242,824百万円(前年同期比16.9%増)、営業利益100,081百万円(前年同期比41.3%減)となりました。
日本電産 決算短信(PDF:2023/04/24)
2023年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
● 2024年3月期の連結業績予想
2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高2,200,0000百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益220,000百万円(前年同期比119.8%増)の業績予想をしています。
ニデックの連結決算(売上高/営業利益)
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2000年3月 138,504百万円 14,425百万円
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2001年3月 249,238百万円 16,033百万円
2002年3月 281,069百万円 16,206百万円
2003年3月 298,641百万円 22,861百万円
2004年3月 329,003百万円 31,078百万円
2005年3月 485,861百万円 53,665百万円
2006年3月 536,851百万円 53,426百万円
2007年3月 629,667百万円 64,009百万円
2008年3月 742,126百万円 76,833百万円
2009年3月 613,458百万円 51,806百万円
2010年3月 587,459百万円 78,342百万円
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2011年3月 688,530百万円 90,527百万円
2012年3月 682,320百万円 73,070百万円
2013年3月 709,270百万円 17,627百万円
2014年3月 875,109百万円 85,068百万円
2015年3月 1,028,385百万円 111,218百万円
2016年3月 1,178,290百万円 124,538百万円
2017年3月 1,191,311百万円 140,331百万円
2018年3月 1,488,090百万円 167,637百万円
2019年3月 1,518,320百万円 138,620百万円
2020年3月 1,534,800百万円 110,326百万円
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2021年3月 1,618,064百万円 160,011百万円
2022年3月 1,918,174百万円 171,487百万円
2023年3月 2,242,824百万円 100,081百万円
2024年3月期予想
2024年3月 2,200,000百万円 220,000百万円(会)
ニデックパークC棟
「ニデック(旧:日本電産)」は、京都府向日市の新拠点の名称を「ニデックパーク」に決定しました。また、2020年12月より建設を進めていた拠点の新社屋 「C棟」の建設工事が完了し、2022年7月4日に竣工式を実施しました。
引用資料 日本電産(2022/07/04)
向日市新拠点の名称決定と新棟の竣工について
「ニデックパーク」は、2030年度10兆円というグループ売上高目標の達成に向け、グループ企業間の連携を一層高めるための新拠点として計画を進めてきました。
竣工したニデックパークC棟には、事業の規模拡大に伴い、「ニデック」の小型モータ事業本部の機能を移すとともに、「ニデックアドバンステクノロジー(旧:日本電産リード)」の本社・研究開発機能及び「ニデックドライブテクノロジー(旧:日本電産シンポ)」の本社が入居します。更に、「ニデックパーク」では、A棟、B棟、第二本社の建設計画も2030年を目標に事業環境を見極めながら、順次進めていきます。
ニデックパークC棟の概要
◆ 所在地-京都府向日市森本町東ノ口1番地1
◆ 交通-JR京都線「向日」駅より徒歩10分
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-建物高さ51m
◆ 敷地面積-32,011.92㎡
◆ 建築面積-8,318.51㎡
◆ 延床面積-48,571.58㎡
◆ 用途-オフィス
◆ 人員規模-最大1,500名
◆ 建築主-日本電産
◆ 基本構想・設計監修-都市居住文化研究所
◆ CM・設計監修-安井建築設計事務所
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2020年12月04日(起工式)
◆ 竣工-2022年07月04日
◆ 操業開始-2022年07月19日
ニデックパーク
「ニデック(旧:日本電産)」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。
引用資料 日本電産(PDF:2019/01/08)
日本電産グループ新拠点の建設構想について
現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みで、総投資額は約2,000億円、関西でも屈指の規模となる企業拠点が整備されます。新設される予定のJR向日町駅の東口は、「ニデック」の新拠点の玄関口になります。
新拠点概要
◆ 所在地-京都府向日市森本町
◆ 敷地面積-約60,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約154,700㎡(施設全体)
◆ 投資予定額-土地・建物、設備等 総額約2,000億円
竣工時期(予定)
◆ 第一期-2022年07月04日(C棟)
◆ 第二期-2025年~2026年予定
◆ 第三期-2030年予定
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