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2023年5月

2023年5月31日 (水)

御堂筋 学校法人相愛学園 地上26階、高さ約124mの超高層複合ビル「(仮称)本町4丁目プロジェクト」 2023年5月16日の状況

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-(仮称)本町4丁目プロジェクト-

 「御堂筋」の西側の大阪市中央区本町四丁目に「学校法人相愛学園」があります。御堂筋に面する「第二有楽ビル」と西側に位置する「学校法人相愛学園」のD棟・E棟を建て替えます。

 計画名は「(仮称)本町4丁目プロジェクト」で、地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ124.12m、延床面積45,486.19㎡の超高層複合ビルが建設されます。用途は「学校、事務所、ホテル、物販店舗、飲食店、駐車場」となります。

● 2022年11月15日に新築工事に着工!
 「大成建設」は、大阪市中央区本町四丁目に所有している大阪第二有楽ビルの建て替えに伴い、隣接する学校法人相愛学園の体育施設等と一体的に建て替えを行う「(仮称)本町四丁目プロジェクト」の、新築工事に2022年11月15日に着手しました。

 引用資料 大成建設(2022/11/15)
 (仮称)本町四丁目プロジェクトにおける新築工事着工について

 本願寺津村別院(通称:北御堂)に隣接する計画地は、御堂筋本町北地区地区計画区域内に位置しており、大阪のシンボルストリートである御堂筋に面している建築物として、御堂筋デザインガイドラインにおいて、「風格あるビジネスゾーンの形成」や「上質なにぎわいのあるまちなみの形成」等が求められている地区です。

(仮称)本町4丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区本町四丁目27番11の一部、27番14(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅
◆ 階数-地上26階、塔屋2階、地下1階(法規上 地上25階、塔屋2階、地下2階)
◆ 高さ-124.12m
◆ 敷地面積-3,309.00㎡
◆ 建築面積-2,557.29㎡
◆ 延床面積-45,486.19㎡(容積対象面積41,693.96㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート積層構造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-学校、事務所、ホテル、物販店舗、飲食店、駐車場
◆ 客室数-客室数209室
◆ 建築主-学校法人相愛学園
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2022年11月15日
◆ 竣工-2026年03月31日予定


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「用途構成」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)本町4丁目プロジェクト」の建設予定地の2023年5月16日の状況です。


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東側から見た解体工事の様子です。


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南東側から見た解体工事の様子です。


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「(仮称)本町4丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「南側立面図」です。「御堂筋」から奥まった部分に、地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ124.12mの超高層ビルが建設されます。


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「配置図」です。東西に細長い敷地で、敷地面積3,309.00㎡です。



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2023年5月30日 (火)

「UD御堂筋ビル」と「UD御堂筋アネックスビル」の跡地 地上21階、高さ約100mの「アーバンネット御堂筋ビル」 2023年5月16日の建設状況

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-(仮称)御堂筋淡路町ビル新築工事-

 「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」として、「オービック御堂筋ビル」が2020年1月に竣工しました。

 竣工した「オービック御堂筋ビル」の南側に、「パソナグループビル(大阪本社)」がありましたが、パソナは2019年2月12日より、道修町の「武田御堂筋ビル」に移転しました。

 パソナの移転に伴って「UD御堂筋ビル」は閉鎖されました。西隣の「UD御堂筋アネックスビル」も閉鎖され、2020年3月~2021年6月末の工期で、「御堂筋淡路町計画解体工事」が行われました。

● アーバンネット御堂筋ビル
 「NTT都市開発」は、御堂筋淡路町敷地において開発中の計画建物の新築工事に着手し、建物名称を「アーバンネット御堂筋ビル」に決定しています。竣工は 2024年1月予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 アーバンネット御堂筋ビル

 建物規模は、地上21階、地下2 階、延床面積42,362.02㎡を予定しており、低層部には御堂筋将来ビジョン等の上位計画を踏まえた御堂筋の上質なにぎわいに貢献する店舗・多目的ホールを、中・高層部にはテナント専用ラウンジや屋上テラス等の充実した共用スペースを備えた賃貸オフィス(基準階面積400坪超)を計画しています。

アーバンネット御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)御堂筋淡路町ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区淡路町四丁⽬30番2(地番)
◆ 交通-Osaka Metro 御堂筋線「淀屋橋」駅から徒歩4分、Osaka Metro 御堂筋線「本町」駅から徒歩3分
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-100.0m
◆ 敷地面積-2,770.88㎡
◆ 建築面積-2,235.77㎡
◆ 延床面積-42,362.02㎡(容積対象延床面積35,968.31㎡) *賃貸オフィス面積約23,238㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT構造)、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、駐車場
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者-(基本設計)NTTファシリティーズ、(実施設計)鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2020年03月~2021年06月末
◆ 着工-2021年07月01日
◆ 竣工-2024年01月予定


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「外観イメージ」です。


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「ルーフトップテラスイメージ」です。


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「オフィスロビーイメージ」です。


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「フロア構成図」です。


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「フロア平面図」です。


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「位置図 」です。


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「アーバンネット御堂筋ビル」の2023年5月16日の建設状況です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「アーバンネット御堂筋ビル」は、「オービック御堂筋ビル」の南側に建設されています。


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「(仮称)御堂筋淡路町ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2023年5月29日 (月)

ソニーグループ 画像センサーの新工場 熊本県合志市に約27万㎡の土地を取得 投資額は数千億円規模に!

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-ソニーグループの画像センサー用の新工場-
 「ソニーグループ」は2023年5月25日に、熊本県合志市で約27万㎡の土地を取得することを正式に明らかにしました。画像センサー用の新工場を建設します。投資金額は未定としていますが、数千億円規模になる可能性があります。中長期での画像センサー需要の拡大を見据え、生産能力を増強して成長につなげます(Googleマップの衛星写真を引用)。

 ニュースイッチ(日刊工業新聞社) 2023/05/27
 ソニーGが画像センサー新工場、熊本に27万㎡の土地取得へ

 立地は、傘下の半導体事業会社である「ソニーセミコンダクタソリューションズ」の熊本県菊陽町にある既存の熊本工場や半導体受託製造大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」が建設中の新工場に近いです。

● 土地と地下水が足りない!
 「TSMC」が日本で検討している2番目の工場を熊本県菊陽町付近に建設する方向で調整に入ったと報道されています。相次ぐ熊本県進出で、深刻な土地不足で「土地争奪戦」の様相となっています。農地転用と言ってもこのあたりは「優良農地」のため転用が難しいです。他府県から見たらうらやましい悲鳴です。

 相次ぐ熊本県進出の理由に「豊富な地下水」があります。半導体の生産に大量の地下水を使います。「TSMC」の新工場の1日に採取する地下水の量は約1万2千立方メートルと言われています。相次ぐ半導体工場の進出により、「地下水」の確保も今後はネックになると思います。


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2023年3月期の連結業績
 「ソニーグループ」は、2023年4月28日に「2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)」の連結決算を発表しました。売上高11,539,837百万円(前期比16.3%増)、営業利益1,208,206百万円(前期比0.5%増)といずれも過去最高を記録しました。

 ソニーグループ(PDF:2023/04/28)
 2023年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高11,500,000百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益1,170,000百万円(前年同期比3.2%減)の業績予想をしています。

ソニーグループの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月     6,755,490百万円    520,210百万円
1999年3月     6,794,619百万円    338,649百万円
2000年3月     6,686,661百万円    223,204百万円
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2001年3月     7,314,824百万円    225,346百万円
2002年3月     7,578,300百万円    134,600百万円
2003年3月     7,473,600百万円    185,400百万円
2004年3月     7,496,400百万円      89,900百万円
2005年3月     7,159,600百万円     113,900百万円
2006年3月     7,510,600百万円     226,400百万円
2007年3月     8,295,700百万円      71,800百万円
2008年3月     8,871,400百万円     457,300百万円
2009年3月     7,730,000百万円  △227,800百万円
2010年3月     7,213,998百万円      31,772百万円
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2011年3月     7,181,273百万円     199,821百万円
2012年3月     6,492,312百万円    △67,275百万円
2013年3月     6,800,851百万円     230,100百万円
2014年3月     7,767,266百万円       26,495百万円
2015年3月     8,215,800百万円       68,548百万円
2016年3月     8,105,712百万円     294,197百万円
2017年3月     7,603,250百万円     288,702百万円
2018年3月     8,543,982百万円     734,860百万円
2019年3月     8,665,687百万円     894,235百万円
2020年3月     8,259,885百万円     845,459百万円
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2021年3月     8,999,360百万円     971,865百万円
2022年3月     9,921,513百万円   1,202,339百万円
2023年3月   11,539,837百万円   1,208,206百万円

2024年3月期予想
2024年3月   11,500,000百万円   1,170,000百万円(会)
2024年3月   11,931,560百万円   1,261,517百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年5月29日時点の数値です。


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イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)
 「ソニーグループ」は、6分野(ゲーム、音楽、映画、エレクトロニクス、半導体、金融)に分かれています。その中で半導体分野は「イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)」となります。

● 2022年度のイメージセンサーの市場シェアは51%!
 「ソニーグループ」と「サムスン電子」は、イメージセンサーの市場で激しいシェア争いを繰り広げています。2021年度における市場シェアは、金額ベースでソニーグループが45%、サムスン電子が26%でした。

 2022年度のソニーグループの市場シェアは51%に達しています。ソニーグループは、モバイルセンサーの大判化や高画質、高性能のトレンドを牽引しています。スマホ需要減で逆風下のイメージセンサー市場ですが、大判化でソニーグループが独り勝ち状態となりました。更に、2025年度には市場シェア60%まで拡大する計画を掲げています。

 2024年3月期の連結決算では、「イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)」の売上高1,600,000百万円、営業利益200,000百万円を計画しています。計画通りの売上高1兆6000億円を達成すると日本一の半導体メーカーとなります(ルネサスエレクトロニクスは、2023年12月期の売上高1兆5000億円弱を計画)。 

ルネサスエレクトロニクスの連結決算(売上高/営業利益)
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2021年12月      994,418百万円    183,601百万円
2022年12月    1,500,853百万円   424,170百万円

ソニー(I&SS)の連結決算(売上高/営業利益)
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2022年03月    1,076,400百万円   155,600百万円
2023年03月    1,402,200百万円   212,200百万円

キオクシアホールディングスの連結決算(売上高/営業利益)
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2022年03月   1,526,500百万円   216,200百万円
2023年03月   1,282,100百万円  △99,000百万円



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2023年5月28日 (日)

阪急阪神ホールディングス 曽根崎2丁目計画(梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの共同建替計画)に関する基本協定の締結!

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-大阪日興ビル・梅田OSビル-

 「阪急阪神ホールディングス」は、「大阪日興ビル」と「梅田OSビル」の一体開発を検討しています。一体的な開発に向けて、テナントの退出が進んでいます。

 「大阪日興ビル」に入る「SMBC日興証券」の大阪支店は、2021年9月9日に「梅田阪急ビルオフィスタワー(現:大阪梅田ツインタワーズ・ノース)」の25階に移転しました。「梅田OSホテル」は、2021年12月30日の宿泊利用をもって営業を終了しました。

● 梅田セントラルビルも参画!
 「阪急電鉄、阪神電気鉄道、阪急阪神不動産」は、「平成ビルディング」を含む4社間で、大阪市北区曽根崎二丁目所在の「梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビル」の共同建替を行う「曽根崎2丁目計画」について、今後、具体的な検討を協力して推進していくため、基本協定を締結しました。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2023/05/26)
 曽根崎2丁目計画(梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの共同建替計画)に関する基本協定の締結について

 計画地は、大阪梅田エリアに位置しており、大阪メトロ東梅田駅に直結しているほか、大阪メトロ梅田駅及び阪神大阪梅田駅から徒歩約4分、JR大阪駅から徒歩約7分、阪急大阪梅田駅から徒歩約8分でそれぞれアクセスできるなど、非常に交通利便性の高い場所にあります。

 3棟のビルを一体で建て替えることで、3,085.69㎡の敷地を確保することができるので、大阪のメインストリートである御堂筋沿いに、シンボリックで視認性の高いビルを開発することが可能となります。


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「位置図」です。3棟の総敷地面積3,085.69㎡です。


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梅田セントラルビル

 「梅田セントラルビル」は、地上12階、地下4階、 敷地面積873.31㎡、延床面積9,582.31㎡となっています。1965年11月に竣工しました。

梅田セントラルビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曾根崎二丁目11-16(地番)
◆ 階数-地上12階、地下4階
◆ 敷地面積-873.31㎡
◆ 延床面積-9,582.31㎡
◆ 所有者(信託受益権者)-平成ビルディング
◆ 竣工-1965年11月


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大阪日興ビル

 「大阪日興ビル」は、地上10階、地下3階、 敷地面積1,259.60㎡、延床面積13,148.41㎡となっています。1972年9月に竣工しました。

大阪日興ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曾根崎二丁目51番(地番)
◆ 階数-地上10階、地下3階
◆ 敷地面積-1,278.40㎡
◆ 延床面積-13,148.41㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者(信託受益権者)-阪急電鉄67%(オーエスの34%を阪急電鉄に売却)、阪神電気鉄道33%
◆ 竣工-1972年09月


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梅田OSビル(梅田OSホテル)
 「梅田OSビル(梅田OSホテル)」は、地上19階、塔屋2階、地下2階、客室数283室(313人)です。敷地面積933.98㎡、延床面積9,387.65㎡となっています。「梅田OSホテル」は、2021年12月30日の宿泊利用をもって営業を終了しました。

梅田OSビル(梅田OSホテル)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曾根崎二丁目50番(地番)
◆ 階数-地上19階、塔屋2階、地下2階
◆ 敷地面積-933.98㎡
◆ 延床面積-9,387.65㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-283室(313人)
◆ 譲受人-阪急電鉄(譲渡人 オーエス)
◆ 竣工-1974年10月
◆ 開業-1974年10月17日


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清和梅田ビル

 すぐ北側の「清和梅田ビル」は、敷地面積1,941.27㎡で、地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ104.29mです。「梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビル」を一体的に再開発すると高さ100mを超えると思われます。



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2023年5月27日 (土)

「プロルート丸光」の本店跡地 地上44階、高さ約153mの「ローレルタワー堺筋本町」 2023年5月16日の建設状況 

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-ローレルタワー堺筋本町-
 総合衣料問屋の「プロルート丸光」は、堺筋本町の本店が入るビルと第2駐車場を2017年3月に売却しています。譲渡価額は84億円です。売却先と賃貸借契約を結び、引き続き使用していましたが、「大阪本店」は2019年3月20日を最後に営業を終了しました。6月2日に新しい「大阪本店」がプレオープンしています。

 既存建物は、「長谷工コーポレーション」により「(仮称)中央区久太郎町PJ既存建物解体工事」が行われました。跡地には「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産、JR九州(九州旅客鉄道)、総合地所(長谷工グループ)」により、超高層タワーマンション「(仮称)中央区久太郎町PJ」が建設されています。正式名称は「ローレルタワー堺筋本町」です。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルタワー堺筋本町 

ローレルタワー堺筋本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区久太郎町PJ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町二丁目35番(地番)
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅徒歩1分、Osaka Metro御堂筋線「本町」駅徒歩6
◆ 階数-地上44階、地下1階(建築確認申請上は2棟)
◆ 高さ-最高部153.00m
◆ 敷地面積-3,391.45㎡(建築確認申請上3,141.68㎡)
◆ 建築面積-1,604.72㎡
◆ 延床面積-51,978.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計36本)
◆ 地震対策-制振構造(低降伏点鋼製制震ダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-511戸
◆ 建築主-近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄都市開発、JR九州(九州旅客鉄道)、総合地所(長谷工グループ)
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年01月予定
◆ 入居-2024年03月予定


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「外観完成予想図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「エントランスアプローチ完成予想図」です。


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「エントランスホール完成予想図」です。


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「位置図」です。


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「ローレルタワー堺筋本町」の2023年5月16日の建設状況です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。



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2023年5月26日 (金)

名古屋駅前 ホテル「キャッスルプラザ」跡地 地上20階、高さ約100mの「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」 2023年6月1日に着工!

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-明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画-
 YouTubeの”YOASOBI「アイドル」 Official Music Video”が公開から1か月ちょっとで視聴回数が1億回を突破しましたが、新たに英語版が公開されました。公開からわずか6時間で視聴回数が134万回となっています。コメント欄はほとんど外国語です。日本のアニメは世界市場を取り込むと、大谷翔平選手のように全く違うステージに移行すると思います。

 YouTube
 YOASOBI / Idol (「アイドル」English Ver. )

 YouTube
 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video

 本題に戻って、名古屋駅前の老舗ホテル「ホテルナゴヤキャッスル」は、2021年3月末日で定期建物賃貸借契約が期間満了に伴い、2021年1月31日に営業を終了し、40年の歴史に幕を下ろしました。「ホテルナゴヤキャッスル」は、解体されました。

 明治安田生命保険は、ホテル「キャッスルプラザ」の跡地に、地上20階、塔屋1階、地下2階、高さ99.90m、延床面積39,570.41㎡の超高層オフィスビルを建設します。

● 2023年6月1日に着工!
 「明治安田生命保険」は、2023年6月1日付で「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」の新築工事に着手します。「旧明治安田生命名古屋駅前ビル」は、老朽化が進んだことから、環境に配慮した新たなオフィスビルへの建替えを実施します。着工に先立って、5月24日に「起工式」が執り行われました。

 引用資料 明治安田生命保険(PDF:2023/05/24)
 「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」新築工事着工のお知らせ ~環境に配慮した設備により、持続可能な社会の実現に貢献~

明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目301番他(地番)
◆ 交通-JR・名古屋市営地下鉄・名鉄・近鉄「名古屋」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-99.90m
◆ 敷地面積-3,466.81㎡
◆ 建築面積-2,295.32㎡
◆ 延床面積-39,570.41㎡(ニュースリリースでは約39,513㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、自動車倉庫
◆ 建築主-明治安田生命保険相互会社
◆ 設計者-(基本設計)三菱地所設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計
◆ 施工者―竹中工務店
◆ 着工-2023年05月24日(起工式)、2023年06月01日予定(着工)
◆ 竣工-2026年08月予定


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「位置図」です。


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「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」の建設予定地です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」の建築計画の概要です。



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2023年5月25日 (木)

JR西日本 地上32階、高さ約160mの「JR三ノ宮新駅ビル開発」 2023年6月に準備工事、2024年春に本体工事に着手!

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-JR三ノ宮新駅ビル開発-
 2021年10月5日に臨時会見があり、「神戸市、西日本旅客鉄道株式会社、独立行政法人都市再生機構の三者連携による協定締結 ~JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力~」が発表されました。

 「JR西日本(西日本旅客鉄道)、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)、神戸市」は、JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区の再整備の検討を進めています。新駅ビルにおいて、JR西日本グループ・UR都市機構との共同事業としての推進並びに開発方針の方向性がまとまりました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/03/30)
 JR三ノ宮新駅ビル開発について

 「JR西日本」は、JR三ノ宮駅前に計画する新駅ビル開発について、設計者・施工者を「竹中工務店・大鉄工業JV」に決定しました。現在は設計を進めており、2029年度の開業を目指しています。総事業費は約500億円です。

● 2023年6月より準備工事に着手!
 「JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発」が進めている(仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発の計画について、工事計画がまとまり、2023年6月より準備工事に着手します。

 引用資料 JR西日本(PDF:2023/05/23)
 (仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発の準備工事着手等について

 また神戸市でも、今後新駅ビル周辺において歩行者デッキの整備などの再整備を進めていきます。これらの工事期間中は、通路の幅員縮小・切替えや一部動線の閉鎖、周辺道路の車線切り替え・規制などを行います。

JR三ノ宮新駅ビル開発の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通八丁目1-2
◆ 交通-JR「三ノ宮」駅、阪急「神戸三宮」駅、阪神「神戸三宮」駅、ポートライナー「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮・花時計前」駅
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-約8,600㎡
◆ 延床面積-約100,000㎡
◆ 用途-商業、ホテル、オフィス
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発
◆ 設計者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 施工者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 準備工事-2023年06月(新駅ビル準備工事着手)
◆ 着工-2024年春予定(新駅ビル本体工事着手)
◆ 開業-2029年度予定
◆ 総事業費-約500億円


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ドレスを身にまとった優雅なデザイン
 「JR三ノ宮新駅ビル外観(全景)」です。外観は「ドレスを身にまとった優雅なデザイン」を採用します。地下1階~地上10階が「商業施設」、12階~17階が「オフィス」、18階~30階が「ホテル」、31階が「レストラン」、12階に「屋上広場」を設置します。隣接する複合ビル「ミント神戸」側には約2,500㎡の上空デッキを整備します。

◆ 商業施設(店舗面積約19,000㎡)
 神戸の産業や多様な食文化を背景とした付加価値の高い“モノ提案”や地域生活者の生活を豊かにする“コト・トキ提案”など、リアルとオンラインを組み合わせて「神戸ならでは」の価値を提供することにより、神戸の魅力を体感できる商業施設を目指します。

◆ ホテル(客室数約250室)
 上質で洗練された客室・ロビー空間を設えるとともに、食・アート・音楽イベントとの連動など、神戸ならではの多様な文化を体験できるホテルを目指します。

◆ オフィス(賃貸面積約6,000㎡)
 JR西日本グループが掲げる「ワークプレイスネットワーク」の中核の一つとして、コワーキングなどの人々が交錯・交流し、新たな価値を創造するオフィス空間や、フレキシブルな働き方を提案するワークプレイスの提供を検討するとともに、神戸市が掲げる医療産業都市との連携など、新たな価値の提供を目指します。

◆ 広場空間(駅前広場上空デッキ:面積約2,500㎡)
 駅前広場直上にデッキを整備することで、居心地の良い待合空間を形成するとともに、三宮クロススクエアと連動したエリアマネジメントの推進により恒常的なにぎわい創出を図ります。


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「JR 三ノ宮新駅ビル及びその周辺の乗換動線イメージ」です。


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「三宮クロススクエア(東側・第1段階)のイメージ」です。


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「JR三ノ宮新駅ビル外観」です。


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「駅前広場上空デッキ(ミント神戸前から南西を望む)」です。


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2023年6月~

 (地上・地下)新駅ビルの準備工事にかかる箇所に仮囲いを設置します。(地上・地下)三宮センター交番東側の階段を閉鎖します。


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「中央幹線における車線切り替え及び車線規制」です。


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「JR三ノ宮新駅ビル開発」の建設予定地です。


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着工までの暫定広場として、2022年4月1日に「&3PARK(アンドスリーパーク)」がオープンしています。



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2023年5月24日 (水)

御堂筋 地上20階、高さ約97mの「(仮称)御堂筋ダイビル建替計画」 2023年5月16日の建設状況 

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-(仮称)御堂筋ダイビル建替計画-
 大阪府出身の乃木坂46の「早川聖来」が、NHKラジオ「らじらー!サンデー」で、演出家のパワハラを内部告発しました。演出家より辞任の申し出がありました。でも私は「早川聖来」も近いうちに卒業を選択すると予想しています。覚悟を決めて勇気出した人が報われる世界になって欲しいと心から思います。

 本題に戻って、「ダイビル」は、「御堂筋ダイビル」を建て替えに向けて2020年末に閉館しました。現在は既存ビルの解体工事を進めています。跡地には、地上20階、地下1階、延床面積約20,300㎡の超高層ビルを建設します。

 コンセプトは、「Your Premium, Your Work Place」ポストコロナ時代における多様な働き方に応えるワークプレイスです。ワーカーがその時々の気分や目的に合わせて最高の環境を選択できるように2階エントランス部に多様なスペースを設置します。

 ちなみに「ダイビル」は「商船三井グループ」です。東証プライム上場の日本の大手海運会社「商船三井(旧:大阪商船三井船舶)」が、株式の100%を所有しています。

● 2022年2月17日に起工式を挙行!
 「ダイビル」は、かねてより推進していた「御堂筋ダイビル建替計画」の新築工事に着手し、2022年2月17日に起工式を執り行いました。「御堂筋ダイビル建替計画」は、大阪のメインストリートである御堂筋に面し、難波神社の緑も望む好立地に新時代のオフィスビルを建設するものです。

 引用資料 ダイビル(PDF:2022/02/18)
 「御堂筋ダイビル建替計画」新築工事着工のお知らせ

(仮称)御堂筋ダイビル建替計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南久宝寺町四丁目5番1(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「本町」駅徒歩3分、Osaka Metro御堂筋線「心斎橋」駅徒歩5分、Osaka Metro中央線「本町」駅徒歩3分、Osaka Metro四つ橋線「本町」駅徒歩5分
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部97.32m(塔屋を含む)
◆ 敷地面積-1,491.92㎡
◆ 建築面積-1,101.88㎡
◆ 延床面積-20,296.55㎡(容積率対象面積17,902.01㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗(物販・飲食)
◆ 建築主-ダイビル(商船三井グループ)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 閉館-2020年12月末
◆ 着工-2021年12月中旬(着工)、2022年02月17日(起工式)
◆ 竣工-2024年01月末予定
 

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「完成予想パース」です。店舗も入る下層階はかなり階高が高いです。


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「完成予想パース」です。


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「本計画位置図」です。


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「(仮称)御堂筋ダイビル建替計画」の2023年5月16日の建設状況です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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イチョウ並木の緑がまぶしいです。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)御堂筋ダイビル建替計画」の建築計画のお知らせです。



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2023年5月23日 (火)

「心斎橋プラザビル、心斎橋フジビル」の建て替え 地上28階、高さ約132mの「(仮称)心斎橋プロジェクト」 2023年5月16日の建設状況 

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-(仮称)心斎橋プロジェクト-

 「ヒューリック」は、「心斎橋プラザビル新館、心斎橋プラザビル本館、心斎橋プラザビル東館、心斎橋フジビル」の4棟の一体的な建て替えを計画しています。

 「心斎橋プラザビル新館、心斎橋プラザビル本館、心斎橋プラザビル東館、心斎橋フジビル」の4棟の解体工事が行われました。解体工事の工事名は「心斎橋フジビルプラザビル解体」、発注者は「ヒューリック、竹中工務店、JR西日本不動産開発、パルコ」、施工者は「竹中工務店」でした。

●  2023年1月17日に起工式を挙行! 
 「ヒューリック、心斎橋開発特定目的会社、竹中工務店、JR西日本不動産開発」は、現在4社で推進している「(仮称)心斎橋プロジェクト」について、建築工事に着手し、2023年1月17日に起工式を執り行いました。

 引用資料 ヒューリック(PDF:2023/01/17)
  「(仮称)心斎橋プロジェクト」建築工事着手のお知らせ -大阪「心斎橋」に新たなランドマークとなるエリア最大級の複合施設を開発-

 地下2階~地上6階が「店舗」、8階~14階が「オフィス」、16階~28階が「宿泊施設」となります。宿泊施設はヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」が、関西エリア旗艦店として、また京都に続く関西2軒目として開業します。

(仮称)心斎橋プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場三丁目8番4他(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・Osaka Metro長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅直結
◆ 階数-地上28階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-132.6m
◆ 敷地面積-約3,289㎡(船場建築線後退後の面積)
◆ 建築面積-約3,004㎡
◆ 延床面積-約46,241㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振デバイスおよび座屈補剛ブレースを設置)
◆ 用途-店舗(地下2階~地上6階)、オフィス(8階~14階)、宿泊施設(16階~28階)
◆ 客室数-220室超(ザ・ゲートホテル)
◆ 建築主-ヒューリック、竹中工務店、JR西日本不動産開発、L Catterton Real Estate、パルコ(2023年3月1日付でJ.フロント都市開発株式会社が承継)
◆ 設計者-(基本設計)日建設計・竹中工務店 基本設計共同企業体、(実施設計)竹中工務店
◆ 技術コンサルティング-日建設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年10月01日〜2022年09月30日
◆ 着工-2023年01月17日(起工式)
◆ 竣工-2026年02月予定
◆ 総事業費-約700億


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「建物外観(夜間)」です。


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「屋外テラス」です。


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「フロア構成」です。地下2階~地上6階が「店舗」、8階~14階が「オフィス」、16階~28階が「宿泊施設」となります。構造切替階の7階と15階は「機械室」になると思われます。


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「位置図」です。


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「(仮称)心斎橋プロジェクト」の2023年5月16日の建設状況です。


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南西側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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西側から見た様子です。


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内部の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。南東角に「安定液タンク」が設置されています。


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「(仮称)心斎橋プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「配置図」です。



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2023年5月22日 (月)

御堂筋の玄関口にランドマークビル 地上31階、高さ約149mの「淀屋橋駅東地区都市再生事業」 2023年5月16日の状況

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-淀屋橋駅東地区都市再生事業-
 「日本土地建物(現:中央日本土地建物)」と「京阪ホールディングス」は、淀屋橋駅東地区都市再生事業の都市計画案が、大阪市の都市計画審議会で、都市再生特別地区として可決されたことを発表しました。

 日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で、地上31階、地下3階、高さ149.205mの超高層ビルに建て替え、新たなランドマーク形成を目指します。

● 2022年7月8日に新築工事に着手!
 「中央日本土地建物」と「京阪ホールディングス」は、淀屋橋駅東地区都市再生事業について、2022年7月8日に新築工事に着手しました。竣工は、2025年5月の予定です。

 引用資料 中央日本土地建物(PDF:2022/07/12)
 御堂筋の玄関口に、高さ約150mのランドマークビル 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」着工

淀屋橋駅東地区都市再生事業の概要
◆ 計画名-(仮称)淀屋橋プロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番1他(地番)
◆ 交通-京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部149.205m
◆ 敷地面積-3,940.82㎡
◆ 建築面積-2,686.83㎡
◆ 延床面積-72,910.04㎡(容積対象面積62,978.99㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、物販店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-中央日本土地建物、京阪ホールディングス、みずほ銀行
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 監理者-竹中工務店
◆ 施工者―竹中工務店
◆ 解体工事-2020年10月10日~2022年04月30日
◆ 着工-2022年07月08日
◆ 竣工-2025年05月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2025年夏頃予定


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ(北西上空より)」です。


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「完成イメージ(北西角地上空より)」です。


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「完成イメージ(立体多目的広場)」です。


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「完成イメージ(VOID 空間内のリフレッシュスペース)」です。


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「完成イメージ(ビジネスラウンジ)」です。


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「完成イメージ(自然換気)」です。


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「完成イメージ(駅コンコース接続部)」です。


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「用途構成」です。


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「基準階平面計画」です。基準階面積約1,600㎡(約480坪)となっています。


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「位置図」です。


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北西側から見た「淀屋橋駅東地区都市再生事業」の2023年5月16日の建設状況です。


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「クローラークレーン」が稼働しています。


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このタイプの「クローラークレーン」が稼働しているという事は、地下躯体の構築が始まっている事が予想されます。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「(仮称)淀屋橋プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2023年5月21日 (日)

七宝山大福院 三津寺(大阪・ミナミの観音さん) (仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事 2023年5月16日の建設状況 

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-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事-

 「七宝山大福院 三津寺(しっぽうざんだいふくいん みつてら)」は、大阪市中央区心斎橋筋二丁目にあり、「大阪・ミナミの観音さん」として親しまれています。

 「七宝山大福院 三津寺」は、本堂庫裏の全面改築・改修が行われています。今回の改築の大きな目的は文化5年(1808年)に建てられた本堂をそのままの状態で次世代に引き継ぎ、より多くの方に参拝してもらえるようにすることです。そのため改築後も現在の本堂はそのままの状態でのこり、さらに、大阪のメインストリート御堂筋からのアプローチも可能となります。

● カンデオホテルズ大阪心斎橋
 「宗教法人三津寺、東京建物、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」は、“大阪ミナミ”の三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」を2023年11月26日(日)より開業します。

 引用資料 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(2022/12/14)
 寺院と一体化した“大阪ミナミ”の「カンデオホテルズ大阪心斎橋」 2023年11月26日(日)より開業

 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」は、地下鉄御堂筋線心斎橋駅・なんば駅の中間地点であり、”大阪ミナミの観音さん”として地元に愛される七宝山 大福院 三津寺が位置する地そのものに誕生します。

カンデオホテルズ大阪心斎橋の概要
◆ 所在地-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目7番12号
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線「なんば」駅、Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、近鉄「大阪難波」駅、南海「難波」駅
◆ 階数-地上15階、棟屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-893.61㎡
◆ 建築面積-828.99㎡
◆ 延床面積-9,529.41㎡(容積対象面積8,925.73㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-複合用途(ホテル、寺院、物販店舗)
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年01月06日
◆ 竣工-2023年09月予定
◆ 開業-2023年11月26日予定


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下層階の外観イメージです。


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「ホテルエントランスイメージ」です。


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「七宝山大福院 三津寺 外観イメージ」です。


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「(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事」の2023年5月16日の建設状況です。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「防音シート」で囲われていて内部が見えません。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「西立面図」です。「ホテル、寺院、物販店舗」の複合ビルとなります。下層階に「本堂」が見えますが、「本堂」はビル内部に取り込まれた構造となります。


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「配置図」です。



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2023年5月20日 (土)

淀屋橋駅直結のランドマークビル 地上29階、高さ約135mの「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」 2023年5月16日の建設状況

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-淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事-
 大阪市は、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の大阪都市計画第一種市街地再開発事業を決定しています。「淀屋橋駅西地区市街地再開発組合」は、大阪市中央区北浜四丁目で事業を推進する「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」において、2020年7月17日に市街地再開発組合の設立認可を受け、2020年8月6日に総会を開催し、組合を設立しました。

 市街地再開発事業の施行により敷地及び建物を共同化し、大阪の国際競争力の強化に資するハイグレードなオフィスを整備するとともに、低層部には御堂筋の上質なにぎわいを創出する商業機能の導入や、水辺の新たなにぎわいを創出する環境整備を行い、環境負荷低減や防災性の向上に資する建物を整備します。

 「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」には、「大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発」が地権者かつ参加組合員として参画しており、今後も引き続き再開発組合とともに事業を推進していきます。

● 2022年11月1日に着工!
 「淀屋橋駅西地区市街地再開発組合」とその参加組合員である「大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発」は、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」について、2022年11月1日に着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2022/11/01)
 御堂筋・玄関口の新たなランドマークとなるオフィスビルが誕生 「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」着工

淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜四丁目1番他
◆ 交通-京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-最高部134.99m
◆ 施行区域面積-約17,000㎡
◆ 敷地面積-7,206.23㎡
◆ 建築面積-5,169.89㎡
◆ 延床面積-132,331.56㎡
◆ 容積対象面積-115,249.18㎡(容積率約1,600%)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、、飲食店、物販店舗、サービス店舗ほか
◆ 建築主-淀屋橋駅西地区市街地再開発組合(参加組合員 大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2021年08月20日
◆ 着工-2022年11月01日
◆ 竣工-2025年12月予定
◆ 開業-2026年予定
◆ 概算事業費-約668億円


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「夜景イメージ」です。


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「空撮イメージ」です。


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地上50mの眺望テラス

 御堂筋に面した高さ50mの基壇部屋上階(地上11階)に、一般の人も利用できる眺望空間(基壇部屋上庭園、カフェラウンジ等)を整備し、中之島を一望できる新たなVIEW SPOTを創出します。


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「完成イメージ」です。


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基準階平面図
 敷地の共同化・大街区化により、「大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅」直結の好立地において、ワンフロア貸室面積が約940~1,110坪、総貸室面積が約23,500坪のハイグレードオフィスを整備します。平面計画はセンターコア方式を採用することで、ワンプレートとしても分割してもレイアウトしやすく、東西南北・四方向が窓に面した快適な執務空間を提供します。


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「断面構成」です。


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「配置図」です。


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「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の2023年5月16日の建設状況です。


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解体工事が完了して、「山留め壁」 の構築が行われています。


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TRD工法機
 多くのビルの建設現場では、「三点式パイルドライバ」により 「ソイルセメント柱列壁工法」による「山留め壁」の構築が行われていますが、この現場では「TRD工法機」により、「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築します。

 地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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「セメントミルクプラント」です。


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この角度から中之島の超高層ビル群が見えるのは新鮮です。


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南東側から見た様子です。


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「TRD工法機」です。


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「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです。


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「北立面図」です。



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2023年5月19日 (金)

「大阪三菱ビル」の跡地 地上32階、高さ約147mの「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」 2023年5月16日の建設状況

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-大阪三菱ビル-
 「大阪三菱ビル」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」の建て替えプロジェクトの受け皿として使用されていましたが、「三菱UFJ銀行大阪ビル」の竣工により、三菱UFJ銀行の「大阪営業部、大阪中央支店」が、2018年8月27日に移転したため建て替えが可能になりました。

 御堂筋に面して建つオフィスビル「大阪三菱ビル」の再開発が動き出します。大阪市は2020年1月30日に、都市計画都市再生特別地区に「堂島浜1丁目地区」の約0.5haを追加するため、都市計画案を公告しました。容積率の最高限度は800%程度から1,600%に引き上げます。建物高さの最高限度は高層部が147mとなります。

(仮称)大阪三菱ビル建替え計画
 「三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、三菱UFJリース」の4社は、大阪市北区堂島浜一丁目において、「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」を推進します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/01/25)
  「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」について ~2024年、水都大阪の新たなランドマークとなる複合ビルが誕生~ 

 長らく地域のシンボルであった「大阪三菱ビル」を、その地域性、歴史性を踏まえ、周辺の水辺空間と一体となった水都大阪の新たなランドマークを目指し、地上32階、延床面積約67,000㎡のオフィス・ホテル主体の複合ビルへ建て替えるものです。

 ホテルゾーンには、唯一無二の4つ星ホテルを掲げる「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」のフラッグシップホテル「カンデオホテルズ大阪堂島浜(仮称)」が出店します。

(仮称)大阪三菱ビル建替え計画の概要
◆ 計画名-(仮称)OM計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目 1-5(住居表示)
◆ 交通-京阪中之島線「大江橋」駅徒歩2分、京阪本線「淀屋橋」駅徒歩4分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩4分
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部147.00m
◆ 敷地面積-3,571.88㎡
◆ 建築面積-2,550.00㎡
◆ 延床面積-67,000.00㎡(容積対象面積57,150.00㎡)  
◆ 構造-鉄骨造、地下一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(3階~15階)、ホテル(17階~31階)
店舗(1階・2階)駐車場(地下2階)
◆ 客室数-548室
◆ 建築主-オーエム4特定目的会社(三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、MULリアルティインベストメント(三菱UFJリースの100%子会社))
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・竹中工務店設計監理共同体
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年02月15日~2021年10月14日
◆ 着工-2021年10月15日
◆ 竣工-2024年04月14日予定
◆ 開業-2024年夏予定(ホテル)


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「建物イメージ(南東から)」です。


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カンデオホテルズ大阪堂島浜(仮称)

 最上階に大阪が一望できるスカイスパを備えた、カンデオホテルズのフラッグシップホテル「カンデオホテルズ大阪堂島浜(仮称)」が出店します。「4つ星ホテル」というコンセプトを掲げます。客室数は548室です。


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「1階オフィスロビー イメージ」です。


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「オフィスフロア イメージ」です。


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「17階ホテルロビー イメージ」です。


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「客室 イメージ」です。


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「高さの最高限度」です。最高限度は147mです(引用:大阪市)。


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(仮称)大阪三菱ビル建替え計画である「(仮称)OM計画」の2023年5月16日の建設状況です。


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「日本銀行大阪支店」越しに見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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塔屋を含め最高部に到達しているようです。


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「堂島川」越しに見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見上げた様子です。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)OM計画」の建築計画のお知らせです。



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2023年5月18日 (木)

西日本最大客室数全2,060室  地上40階、高さ約136mの「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」 2023年5月16日の建設状況

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-(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉-

 アパホテルネットワークとして全国最大のホテルネットワークを展開する総合都市開発のアパグループは、「OCAT(大阪シティエアターミナル)」の隣接地に西日本最大の客室数となるタワーホテル開発用地を取得しました。取得会社は「アパホーム」です。

 「アパグループ」は、2022年3月1日に「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」起工式を執り行いました。今回の起工式を経て、大阪府下において30棟目の新築ホテルが着工となります。

 引用資料 アパグループ(2022/03/01)
 西日本最大客室数 全2,060室 (仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉 起工式 開催

 「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」は、西日本最大客室数となる全2,060室、地上40階の超高層タワー型ホテルとなります。客室構成はシングル、ダブル、ツインといった標準客室のほか、スイートルーム、デラックスツインルーム、トリプルルームやコネクティングルームなどを計画し、幅広い層の需要に対応します。

 館内設備として、最上階に展望レストランや展望プールを設け、大浴殿・露天風呂、大型レストラン、フィットネス施設のほかに、カフェやエステ、コンビニ等を計画しています。

(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区湊町一丁目5番33(地名地番)
◆ 交通-JR関西本線「難波」駅より徒歩1分、Osaka Metro四ツ橋線・御堂筋線・千日前線「大阪難波」駅より徒歩2分、近鉄奈良線・阪神なんば線「大阪難波」駅より徒歩2分、南海本線「なんば」駅 より徒歩5分
◆ 階数-地上40階、地下0階
◆ 高さ-最高部135.98m
◆ 敷地面積-3,306.07㎡
◆ 建築面積-約2,000㎡
◆ 延床面積-38,264.03㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 構造-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパーなど)
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全2,060室(ダブル1,676室、ツイン368室(内身障者対応21室)、トリプル14室、スイート2室)
◆ 建築主-アパホーム、アパマンション(管理・運営 アパホテル)
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2022年03月01日(起工式)
◆ 竣工-2024年09月下旬予定
◆ 開業-2024年10月下旬予定


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「 (仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」の2023年5月16日の建設状況です。


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北東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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南東側から見た様子です。


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南側のゲートが開いていました。


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内部の様子です。


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地震対策として「制振構造」を採用しています。「ブレース+オイルダンパー」の一般的な「制振装置」が置かれています。


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鉄骨建方を行う時に、柱を自立させるための「建入れ直し治具」がたくさん準備されています。


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南東側から引いて見た様子です。


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西側から見た様子です。敷地西側に「タワーパーキング」があります。


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「仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2023年5月17日 (水)

大阪ステーションシティ 地上23階、高さ約121mの「大阪駅西高架エリア開発」 建物名称を「イノゲート大阪」に決定!

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-(仮称)大阪駅西北ビル開発事業-

 大阪駅周辺では、東海道線支線地下化・新駅設置事業や うめきた2期地区開発計画など、大阪駅西側地区を中心に、周辺地域との一体的なまちづくりが進められています。JR西日本グループでは、西日本最大のターミナルである大阪駅が将来にわたって大阪の玄関口にふさわしい、快適で利便性が高く、にぎわいのあるターミナル拠点となるべく、新たに「新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発」を行います。

● 建物名称を「イノゲート大阪」に決定!
 「JR西日本」と「大阪ターミナルビル」が大阪駅西地区において開発を進めている、「大阪駅新駅ビル計画(仮称)」の建物名称が「イノゲート大阪」に決定しました。なお、2023年5月16日に地上の鉄骨工事が完了し上棟しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2023/05/16)
 大阪駅新駅ビル計画(仮称)の建物名称を「イノゲート大阪」に決定 ~多様な働き方に対応したオフィスサポート機能の概要を公開~

 私を含む多くのビルヲタが建物名称は「ウエストゲートビルディング」になると予想していましたが、全くの想定外の「イノゲート大阪」に決定しました(笑)。

イノゲート大阪の概要
◆ 計画名-大阪駅西高架エリア開発
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19番10の一部 他
◆ 交通-JR大阪駅直結
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-121.6m
◆ 敷地面積-(施設全体)19,859.86㎡
◆ 建築面積-(施設全体)19,012.65㎡、(申請部分)3,690.46㎡<ニュースリリースでは約3,716㎡>
◆ 延床面積-(施設全体)76,341.28㎡、(申請部分)60,207.30㎡<ニュースリリースでは約60,440㎡>
◆ 容積対象面積-(施設全体)74,146.12㎡、(申請部分)58,012.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-駅施設、オフィス、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR西日本、大阪ターミナルビル
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大阪駅西北ビル外新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、大鉄工業JV)
◆ 着工-2021年03月02日
◆ 竣工-2024年07月31日予定
◆ 開業-2024年秋予定(新駅ビル開業)、2027年春まで(順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業)


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バルチカ 03

 地上3階~5階は、商業施設「バルチカ 03」です。「バルチカ 03」は、ルクア大阪で人気を博す、地下2階のバルゾーン「バルチカ」の派生ブランドです。

 「03」とは、梅田3丁目に立地し、ワーカーが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指すことに由来します。また、一部フロアでは30代後半から50代の男性をメインターゲットとした横丁ゾーンも配置することから、大阪では親しみを持って呼称される「おっさん(03)」の意味も併せ持っています。


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「オフィス内観イメージ」です。


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「フロア構成」です。


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「周辺施設からのアクセス」です。


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「イノゲート大阪」です(撮影日2023年5月3日)。


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2023年5月16日に地上の鉄骨工事が完了し上棟しました。


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地上から見た様子です。


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ビルの裏側です。


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(仮称)大阪駅西北ビル開発事業である「大阪駅西高架エリア開発」の建築計画のお知らせです。



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2023年5月16日 (火)

住友電気工業 「ワイヤーハーネス」で世界3強の1社 2023年3月期の連結決算 売上高4,005,561百万円、ついに売上高4兆円突破!

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-住友電気工業-

 「住友電気工業」の本社(大阪)は、大阪府大阪府大阪市中央区北浜四丁目5-33の「住友ビル本館」にあります。本社(東京)は、東京都港区元赤坂一1丁目3-13の「赤坂センタービルディング」にあります。

 かつては、住友グループの本社の多くが大阪にありましたが、ほとんどが東京に本社を移転しています。その中でも「住友電気工業」は、大阪に本社を置いています。

 1897年に大阪で創業した「住友電気工業」は、自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの事業分野を世界約40カ国で展開しています。

● 主力製品はワイヤーハーネス
 「住友電気工業」の主力製品は「ワイヤーハーネス」です。ワイヤーハーネスは、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線の束と、端子やコネクタで構成された集合部品です。

 自動車の車内配線など、高性能かつ多機能な機械装置の内部に数多く張り巡らされており、ワイヤーハーネスは人間でいえばいわば神経や血管に相当する非常に重要な部品です。

 また、モーターを動力として使用する「(EV(電気自動車)」は、バッテリーからモーターなどに高い電圧を安全・確実に供給する高電圧ワイヤーハーネスが必要です。


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住友電気工業の連結決算

 「住友電気工業」は、2023年5月12日に「2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結決算では、売上高4,005,561百万円(前年同期比18.9%増)、営業利益177,443百万円(前年同期45.2%増)と、売上高・営業利益共に過去最高となりました。

 住友電気工業 決算短信(PDF:2023/05/12)
 2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高4,100,000百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益180,000百万円(前年同期比1.4%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

住友電気工業の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月   1,297,082百万円     61,214百万円
1999年3月   1,281,099百万円     54,083百万円
2000年3月   1,308,563百万円     63,690百万円
-----------------------------------------
2001年3月   1,478,740百万円     95,169百万円
2002年3月   1,485,021百万円     46,165百万円
2003年3月   1,488,914百万円     29,832百万円
2004年3月   1,542,402百万円     48,203百万円
2005年3月   1,740,198百万円     81,429百万円
2006年3月   2,007,134百万円   105,495百万円
2007年3月   2,384,395百万円   128,745百万円
2008年3月   3,107,027百万円   127,216百万円
2009年3月   2,918,580百万円   113,926百万円
2010年3月   1,836,352百万円     51,728百万円
-----------------------------------------
2011年3月   2,033,827百万円   103,810百万円
2012年3月   2,059,344百万円     86,946百万円
2013年3月   2,159,942百万円     76,790百万円
2014年3月   2,568,779百万円   120,058百万円
2015年3月   2,822,811百万円   134,457百万円
2016年3月   2,933,089百万円   143,476百万円
2017年3月   2,814,483百万円   150,583百万円
2018年3月   3,082,247百万円   173,139百万円
2019年3月   3,177,985百万円   166,260百万円
2020年3月   3,107,027百万円   127,216百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,918,580百万円   113,926百万円
2022年3月   3,367,863百万円   122,195百万円
2023年3月   4,005,561百万円   177,443百万円

2024年3月予想
2024年3月   4,100,000百万円   180,000百万円(会)
2024年3月   4,104,420百万円   198,500百万円(コ)
 
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年5月16日時点の数値です。


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事業セグメント別売上高
 「住友電気工業」と言えば、電線や光ファイバーのイメージがありますが、主力はワイヤーハーネスを中心とする「自動車部品」です。ワイヤハーネスの世界市場は、「住友電気工業、矢崎総業、アプティブ(アメリカ)」が3強です。自動車部品が売上高の5割を超えており、もはや自動車部品メーカーと言っても過言ではありません(引用:住友電工)。



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2023年5月15日 (月)

神戸空港 「海に浮かび、森を感じる」構造 新ターミナルの概要発表 2025年3月末に供用開始予定!

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-神戸空港 新ターミナルの整備-

 さらなる利用者拡大に向けて、国際線の運行計画やミュージアムの併設など、次々と新プロジェクトを手がける「神戸空港」ですが、新たに「サブターミナル」の設置計画が発表されました。

 「神戸空港」は、「サブターミナル」の設置計画が発表されました。「2025年日本国際博覧会」が予定されている2025年に受け入れを目指す国際チャーター便と国内線の増便に対応するための施設となります。さらに2030年頃には国際定期便の就航を予定しており、現在のメインターミナルはリニューアルされる予定です。

● 落札事業者が決定!
 神戸空港では、2025年大阪・関西万博、その先の航空需要の拡大を見据え、将来の神戸のまちの成長・発展につながる取り組みを進めています。2025年の国際チャーター便の運用や国内線発着枠の拡大に向け、新たな神戸の空の玄関口にふさわしい国内・国際一体型ターミナルの整備事業の概要が決まりました。

 引用資料 神戸市・公式HP(2023/05/10)
 神戸空港 新ターミナルの整備

 落札事業者は、「竹中工務店・湊建設工業・TC 神鋼不動産建設・梓設計グループ(代表企業 竹中工務店)」です。2025年2月末に 完成予定、2025年3月末に供用開始予定となっています。


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「外観イメージ」です。鉄骨造、地上2階、延床面積約14,600㎡です。


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「出発・到着ロビーイメージ」です。


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「展望デッキイメージ」です。


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「配置外構図」です。


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「空港全体配置図」です。


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「神戸空港」です。



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2023年5月14日 (日)

大和ハウス工業 2023年3月期の連結決算 売上高4兆9081億円・営業利益4653億円 売上高5兆円突破が目前!

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-大和ハウス工業-

 「大和ハウス工業」の本社・本店は、大阪府大阪市北区梅田三丁目3番5号の「大和ハウス大阪ビル」にあります。「大和ハウス工業」の元となった会社は、1947年に奈良県奈良市で設立され、1955年4月5日に「大和ハウス工業株式会社」が創業しました。

 「大和」は創業者の出身地・奈良県の旧国名からとったものです。「ヤマト」ではなく「ダイワ」と読ませたのは「大いなる和をもって経営に当たりたい」という意味を持たせるため、また「ハウス工業」は建築物を工業化しようという創業理念を示しています。

● M&Aや多角化で急成長!
 下記の不動産大手5社と比べると「大和ハウス工業」の売上高の大きさが分かると思います。大和ハウス工業が急成長したのは、M&A(企業の合併・買収)や多角化です。

 買収で一番大きかったのは、準大手ゼネコンの「フジタ」です。多角化では、「健康余暇、インテリア建材、物流、ホームセンター、都市型ホテル、環境エネルギー、損害保険代理店・クレジットカード、オートリース・パーキング・カーシェア」などを行っています。

不動産大手5社の2023年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,269,103百万円(305,405百万円)
2位 三菱地所-1,377,827百万円(296,702百万円)
3位 東急不動産HD-1,005,836百万円(110,410百万円)
4位 住友不動産-939,904百万円(241,274百万円)
5位 野村不動産HD-654,735百万円(99,598百万円)

参考
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** 大和ハウス工業-4,908,199百万円(465,370百万円)
** 積水ハウス-2,928,835百万円(261,489百万円)

(備考)不動産大手5社と大和ハウス工業は2023年3月期連結決算、積水ハウスは2023年1月期連結決算です。


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大和ハウス工業の連結業績

 「大和ハウス工業」は、2023年5月12日に「2023年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結決算では、売上高4,908,199百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益465,370百万円(前年同期比21.4%増)となりました。アメリカなど海外事業が好調だったことや、新型コロナウイルス禍で打撃を受けたホテル事業の回復などが要因です。

 大和ハウス工業 決算短信(PDF:2023/05/12)
 2023年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高4,920,000百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益380,000百万円(前年同期比18.3%減)と予想をしています。

大和ハウス工業の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月   1,069,789百万円     42,305百万円
1999年3月      896,005百万円     40,215百万円
2000年3月      951,072百万円     47,497百万円
-----------------------------------------
2001年3月   1,016,236百万円     44,289百万円
2002年3月   1,197,924百万円     46,031百万円
2003年3月   1,184,543百万円     45,271百万円
2004年3月   1,224,647百万円     59,660百万円
2005年3月   1,365,913百万円     67,849百万円
2006年3月   1,528,983百万円     80,072百万円
2007年3月   1,618,450百万円     85,678百万円
2008年3月   1,709,254百万円     89,120百万円
2009年3月   1,690,956百万円     73,580百万円
2010年3月   1,609,883百万円     62,714百万円
-----------------------------------------
2011年3月   1,690,151百万円     87,697百万円
2012年3月   1,848,797百万円   114,955百万円
2013年3月   2,007,989百万円   128,024百万円
2014年3月   2,700,318百万円   163,576百万円
2015年3月   2,810,714百万円   180,352百万円
2016年3月   3,192,900百万円   243,100百万円
2017年3月   3,512,909百万円   310,092百万円
2018年3月   3,795,992百万円   347,141百万円
2019年3月   4,143,505百万円   372,195百万円
2020年3月   4,380,209百万円   381,114百万円
-----------------------------------------
2021年3月   4,126,769百万円   357,121百万円
2022年3月   4,439,536百万円   383,256百万円
2023年3月   4,908,199百万円   465,370百万円

2024年3月予想
2024年3月   4,920,000百万円   380,000百万円(会)
2024年3月   4,842,713百万円   386,375百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年5月14日時点の数値です。



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2023年5月13日 (土)

「JR高槻駅北駅前広場」が供用開始 完成したエスカレーターの整備・デッキ上屋の設置・ロータリー及び駅前広場の拡幅など

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-JR高槻駅北駅前広場-

 JR高槻駅の北駅前広場において、高槻市の玄関口にふさわしい良好な空間とするため、JR高槻駅北駅前広場の整備工事を行っています。主な工事内容は、エスカレーターの整備、デッキ上屋の設置、公衆トイレの更新、ロータリー及び駅前広場の拡幅を行いました。JR高槻駅北駅前広場で進めてきた整備工事が完了し、エスカレーターなどの供用が2023年3月25日から開始されました。


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2023年3月25日から供用開始された「JR高槻駅北駅前広場」です。


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ロータリーです。


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ロータリーです。


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「歩行者デッキ」です。


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既存の歩行者デッキに幕素材の屋根が取り付けられました。


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歩行者デッキは、「高槻阪急」などと結ばれています。


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地上に降りる部分です。


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東側から西側を見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。



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2023年5月12日 (金)

地上39階、高さ約188mの「JPタワー大阪」と「サウスゲートビルディング」を接続する歩行者デッキ 2023年5月3日の建設状況

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 「日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB」は、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区を開発しています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ188.00m、延床面積約229,000㎡です。JR大阪駅に整備される新改札口と直結します。

 「ジェイアール西日本ホテル開発」が、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で開発している「梅田3丁目計画(仮称)」に、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する新たなホテルブランドをオープンします。開業時期は2024年夏を予定しています。

● JPタワー大阪(KITTE大阪)
 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田 3 丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」に決定しました。併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」にしました。

 引用資料 日本郵便(2023/03/07)
 梅田3丁目計画(仮称)の建物名称および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」および「KITTE大阪」に決定

 「梅田 3 丁目計画(仮称)」は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは 2024年7月を予定しています。事務所貸室面積約68,000㎡、商業施設貸室面積約16,000㎡となっています。

JPタワー大阪の概要
◆ 計画名-梅田3丁目計画(仮称)建設工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神電鉄「大阪梅田」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.00m
◆ 敷地面積-12,893.31㎡(ニュースリリースでは約12,920㎡)
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡(ニュースリリースでは約227,000㎡)
◆ 容積対象面積-約193,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
◆ 客室数-418室(客室フロア30階~38階)
◆ 建築主-日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(竹中工務店・西松建設・錢高組JV)
◆ 解体工事-2020年07月01日
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 開業-2024年07月予定(商業施設)、2024年夏(ホテル)


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「南東広場イメージ(JR大阪駅南側から)」です。


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「アトリウムイメージ」です。


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「アトリウムイメージ(商業フロアから)」です。

● KITTE大阪
 「KITTE大阪」は、JR大阪駅からの抜群のアクセス性という立地を生かした商業施設として、日本のいいものや地域の食文化など、日本各地のさまざまなヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所として2024年7月に誕生します。 


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「ホテルエントランスイメージ」です。

● オートグラフ コレクション
 JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初めて提携し、個性あふれる独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」
ブランドのホテルを出店。初代大阪駅の跡地でもあるこの土地の記憶を継承し、地域の歴史や文化を未来へ紡ぎ、驚きや新たな価値を提供する、唯一無二の時空(とき)を超える旅の基点として、愛されるホテルを目指します。


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「劇場客席イメージ」です。

● 劇場
 自由度の高い舞台機構と最新設備を備えた劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテインメントをお届けするほか、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指します(運営はMBSライブエンターテインメント)。


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「屋上庭園イメージ」です。


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「フロアマップ」です。


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「位置図」です。


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「JPタワー大阪(KITTE大阪)」です。


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「JPタワー大阪」と「サウスゲートビルディング」を接続する歩行者デッキの2023年5月3日の建設状況です。


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「JPタワー大阪」側の歩行者デッキの接続部分です。


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角度を変えて見た様子です。


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「歩行者デッキ」を南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「歩行者デッキ」を南側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「歩行者デッキ」を南東側から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」側の歩行者デッキの接続部分です。



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2023年5月11日 (木)

ダイキン工業 2023年3月期の連結決算 売上高3兆9815億円・営業利益3770億円 2024年3月期の連結売上高は4兆1000億円となる見通し!

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-ダイキン工業-
 大阪に本社を置く「ダイキン工業」は、1924年に「大阪金属工業所」として創業されました。1963年には「ダイキン工業」に社名を変更しています。世界首位級の「エアコン」が主力商品です。価格競争から距離を置き、高品質を前面に打ち出しているので、「空調のベンツ」とも呼ばれています。

 大阪に本社を置く製造業ではトップクラスとなった「ダイキン工業」の業績が絶好調です。この四半世紀で売上高が12倍弱に増えています。私は企業の決算を見るのが大好きですが、こんなに一直線に急成長した日本の会社はあまり記憶にありません。25年前は普通の大企業でしたが、今や超優良企業に変身しました。

 「ダイキン工業」の本社は、1987年から「梅田センタービル」に入居していましたが、2022年11月24日より本社を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」へ移転しました。新本社では、顧客との交流を活性化するため応接室やプロジェクトルームを充実させるほか、壁を取り払ったオープンなオフィス空間で部門を超えた活発なコミュニケーションを促し、アイデアやイノベーションの創出を目指します。

● 2024年3月期は売上高4兆1000億円となる見通し!
 「ダイキン工業」の2024年3月期連結業績予想は、売上高が4兆1000億円となる見通しです。売上高の4兆円超えは初めてです。営業利益も初の4000億円となる見通しです。売上高・営業利益共に3期連続の過去最高を見込みます。


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ダイキン工業(DAIKIN)

 「ダイキン工業」は、2023年5月9日に「2023年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結決算では、売上高3,981,578百万円(前年同期比28.1%増)、営業利益377,032百万円(前年同期比19.2%増)となりました。

 ダイキン工業 決算短信(PDF:2023/05/09)
 2023年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

 期初の予想では、売上高3,380,000百万円、営業利益340,000百万円でしたが、1回目の上方修正で、売上高3,480,000百万円、営業利益350,000百万円、2回目の上方修正で、売上高3,760,000百万円、営業利益363,000百万円、3回目の上方修正で、売上高3,910,000百万円、営業利益372,000百万円、最終的には、売上高3,981,578百万円、営業利益377,032百万円となりました。

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高4,100,000百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益400,000百万円(前年同期比6.1%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

 計画通りなら、売上高が2兆円台から3兆円台になるのに6年かかったのに、3兆円台から4兆円台になるのにわずか2年ということになります。ここ数年の成長スピードは驚異的です。

ダイキン工業の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月      462,519百万円    20,303百万円
1999年3月      464,332百万円    23,004百万円
2000年3月      463,069百万円    25,888百万円
-----------------------------------------
2001年3月      531,098百万円    39,814百万円
2002年3月      538,790百万円    41,967百万円
2003年3月      572,413百万円    47,788百万円
2004年3月      625,717百万円    47,987百万円
2005年3月      728,880百万円    60,896百万円
2006年3月      792,857百万円    67,077百万円
2007年3月      912,128百万円    80,939百万円
2008年3月   1,291,081百万円   128,098百万円
2009年3月   1,202,419百万円    61,394百万円
2010年3月   1,023,964百万円    44,037百万円
-----------------------------------------
2011年3月   1,160,330百万円    75,455百万円
2012年3月   1,218,700百万円    81,192百万円
2013年3月   1,290,903百万円    88,627百万円
2014年3月   1,787,679百万円   156,537百万円
2015年3月   1,915,013百万円   190,587百万円
2016年3月   2,043,691百万円   217,872百万円
2017年3月   2,043,968百万円   230,769百万円
2018年3月   2,290,560百万円   253,739百万円
2019年3月   2,481,109百万円   276,254百万円
2020年3月   2,550,305百万円   265,513百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,493,386百万円   238,623百万円
2022年3月   3,109,106百万円   316,350百万円
2023年3月   3,981,578百万円   377,032百万円

2024年3月予想 
2024年3月   4,100,000百万円   400,000百万円(会)
2024年3月   4,065,756百万円   419,039百万円(コ)
   
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年5月11日時点の数値です。

米国グッドマンの買収で成長が加速!
 「ダイキン工業」は、2012年8月29日、アメリカの住宅向けエアコン大手の「グッドマン・グローバル」を総額37億ドル(当時の為替レートで約2960億円)で買収すると発表しました。

 アメリカで高いシェアを持つ「グッドマン・グローバル」を傘下に持つことで、手薄だったアメリカでの住宅用空調機器事業を強化しました。業績の推移を見ても「グッドマン・グローバル」の買収により成長が加速した事が分かります。


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当連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)

 アメリカ市場での売上高が圧倒的に大きいです。「グッドマン・グローバル」の買収効果が大きい事が分かります。最近の日本企業の決算を見ているとアメリカで強い企業は軒並み好決算となっています。



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2023年5月10日 (水)

旧大阪中央郵便局敷地 地上39階、高さ約188mの「JPタワー大阪(KITTE大阪)」 2023年5月3日の建設状況

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 「日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB」は、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区を開発しています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ188.00m、延床面積約229,000㎡です。JR大阪駅に整備される新改札口と直結します。

 「ジェイアール西日本ホテル開発」が、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で開発している「梅田3丁目計画(仮称)」に、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する新たなホテルブランドをオープンします。開業時期は2024年夏を予定しています。

● JPタワー大阪(KITTE大阪)
 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田 3 丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」に決定しました。併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」にしました。

 引用資料 日本郵便(2023/03/07)
 梅田3丁目計画(仮称)の建物名称および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」および「KITTE大阪」に決定

 「梅田 3 丁目計画(仮称)」は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは 2024年7月を予定しています。事務所貸室面積約68,000㎡、商業施設貸室面積約16,000㎡となっています。

JPタワー大阪の概要
◆ 計画名-梅田3丁目計画(仮称)建設工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神電鉄「大阪梅田」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.00m
◆ 敷地面積-12,893.31㎡(ニュースリリースでは約12,920㎡)
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡(ニュースリリースでは約227,000㎡)
◆ 容積対象面積-約193,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
◆ 客室数-418室(客室フロア30階~38階)
◆ 建築主-日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(竹中工務店・西松建設・錢高組JV)
◆ 解体工事-2020年07月01日
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 開業-2024年07月予定(商業施設)、2024年夏(ホテル)


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「南東広場イメージ(JR大阪駅南側から)」です。


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「アトリウムイメージ」です。


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「アトリウムイメージ(商業フロアから)」です。

● KITTE大阪
 「KITTE大阪」は、JR大阪駅からの抜群のアクセス性という立地を生かした商業施設として、日本のいいものや地域の食文化など、日本各地のさまざまなヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所として2024年7月に誕生します。 


Jp230315
「ホテルエントランスイメージ」です。

● オートグラフ コレクション
 JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初めて提携し、個性あふれる独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」
ブランドのホテルを出店。初代大阪駅の跡地でもあるこの土地の記憶を継承し、地域の歴史や文化を未来へ紡ぎ、驚きや新たな価値を提供する、唯一無二の時空(とき)を超える旅の基点として、愛されるホテルを目指します。


Jp230316
「劇場客席イメージ」です。

● 劇場
 自由度の高い舞台機構と最新設備を備えた劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテインメントをお届けするほか、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指します(運営はMBSライブエンターテインメント)。


Jp230317
「屋上庭園イメージ」です。


Jp230318
「フロアマップ」です。


Jp230319
「位置図」です。


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「JPタワー大阪(KITTE大阪)」の2023年5月3日の建設状況です。


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東側から見た様子です。


Jp230513
南東側から見た様子です。


Jp230514
少し角度を変えた様子です。


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見上げた様子です。


Jp230516
南西側から見た様子です。


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下層階の様子です。


Jp230518
少し角度を変えた様子です。


Jp230519
少し角度を変えた様子です。


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北東側から見た様子です。



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2023年5月 9日 (火)

うめきた2期区域 うめきた(大阪)駅がさらに進化 「うめきた(大阪)地下駅」の地上部分 2023年5月3日の建設状況

Kita220811
-うめきた(大阪)地下駅-
 「B'z」の全国ツアー「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023」で 、「沖縄アリーナ」での開催があります。乃木坂46の「真夏の全国ツアー2023」の開催が決定しましたが、乃木坂46にとって初となる「沖縄公演(沖縄アリーナ)」の開催も決定しました。優れたアリーナ会場の建設効果絶大だと思います。出来れば沖縄出身の「安室ちゃん」の現役時代に完成してほしかった・・・

 本題に戻って、「JR西日本」は2022年3月16日に、大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期区域」で建設中の地下新駅の地上部に駅ビルを建設する事を発表しました。隣接する都市公園と大阪駅方面への連絡デッキも設置し、駅周辺の回遊性を高めます。

 引用資料 JR西日本(2022/03/16)
 うめきた(大阪)駅がさらに進化します 地下駅と地上部での新駅ビルを共創フィールドとした新たな価値創造への挑戦~ 『JR WEST LABO』 始動 ~

 「JR西日本」は地下駅と駅ビルをイノベーションの実験場「JR WEST LABO」に位置付け、デジタル技術などを活用した近未来の駅空間の実現を目指します。実証実験を希望する「共創パートナー」の募集も始めました。

 2023年3月18日に大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業し、関西エリアの「玄関口」である大阪駅の拠点性がさらに高まり、関西エリア全体のネットワークがより強化されました。新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置しました。

うめきた(大阪)駅がさらに進化
◆ 2023年03月18日-うめきた(大阪)地下駅 開業
◆ 2024年夏頃-うめきた2期 先行まちびらき、JR大阪駅⇔うめきた2期間連絡デッキ供用開始
◆ 2025年春頃-地上部新駅ビル開業
◆ 2025年04月-大阪関西万博2025開幕
◆ 2031年春-なにわ筋線開業予定


Kita220322
「『JR WEST LABO』のフィールド ~地上部分~」です。

うめきた駅の駅ビル(地上部分)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階
◆ 敷地面積-約12,500㎡
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 駅前広場主要用途-観光バス・タクシー乗降場等
◆ ビル主要用途-歩行者広場、商業施設、連絡デッキなど
◆ 建物設置者-JR西日本不動産開発
◆ 商業施設運営者-JR西日本大阪開発
◆ 開業(一部供用開始)-2024年夏頃予定(駅前広場・連絡デッキなど)
◆ 全面開業(商業施設含む)-2025年春頃予定


Kita220324
「うめきた(大阪)駅」の連絡通路です。


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「地下新駅の地上部の駅ビル」の2023年5月3日の建設状況です。


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アップです。


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更にアップです。


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「エレベーター」です。ノースゲートビルディングと結ぶ「歩行者デッキ」の支柱が姿を現しています。


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現時点では、地下新駅の地上部の唯一の出入口です。


Osakajr230536
角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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この部分も地下新駅の地上部の出入口になると思われます。

 

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2023年5月 8日 (月)

グラングリーン大阪 地上39階、高さ約181mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」 2023年5月3日の建設状況

Kita230211
(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-(西棟)地上39階、地下3階、(東棟)地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部181.50m
◆ 敷地面積-25,262.07㎡
◆ 建築面積-17,586.72㎡
◆ 延床面積-317,249.30㎡(容積対象面積277,882.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-(ウォルドーフ・アストリア大阪)252室、(アップスケールホテル)482室
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2020年12月上旬
◆ 竣工-2024年11月下旬予定


Kita201212
プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


Kita211112
ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024年度下期開業予定となっています。


Kita201213
狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「南街区賃貸棟(完成予想イメージ)」です。


Kita201215
「南街区賃貸棟低層部外観(完成予想イメージ)」です。


Kita230551
「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」の2023年5月3日の建設状況です。


Kita230552
「南街区賃貸棟・西棟」は、地上39階、地下3階、高さ181.50mです。


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「南街区賃貸棟・東棟」の建設現場です。地上28階、地下3階の超高層ビルが建設される予定です。


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少し角度を変えた様子です。


Kita230555
「南街区賃貸棟・西棟」の建設現場です。5基のタワークレーンが稼働しています。


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「南街区賃貸棟・東棟」の建設現場です。4基のタワークレーンが稼働しています。


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「南街区賃貸棟・東棟」のアップです。


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「南街区賃貸棟・西棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・西棟」の建設現場を東側から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・東棟」の建設現場を東側から見た様子です。



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2023年5月 7日 (日)

グラングリーン大阪 大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる「(仮称)うめきた公園」 2023年5月3日の建設状況

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-グラングリーン大阪  (仮称)うめきた公園-

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、「うめきた 2 期地区開発事業」において、大阪府・大阪市、独立行政法人都市再生機構構」とも連携して取り組んでいますが、今般、大阪市・UR都市機構によるベースグレードの公園整備に、事業者JVによるまち全体の魅力を高めるアップグレードを加えた都市公園「(仮称)うめきた公園」の工事について、公民連携により本格着手することとなりました。

 三菱地所 公式HP(PDF:2022/05/16)
 「(仮称)うめきた公園」工事本格着手 ~西日本最大のターミナル駅「JR大阪駅」直結&オフィス・中核機能等の民間宅地とシームレスに隣接! QOL向上&イノベーション創出を実現するサステナブルな都心型パブリックスペース・エコシステムを公民連携で整備~ 

 「(仮称)うめきた公園」は、西日本最大のターミナル駅「JR大阪駅」前において、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の面積を誇り、オフィス・商業施設・中核機能・ホテル・分譲住宅等で構成する民間宅地と一体的かつシームレスに整備します。

 2025年の大阪・関西万博の開催に先立つ2024年夏頃の先行開園、2027年春頃の全体開園に向け、「市民・来街者の QOL 向上」と「企業・研究機関等によるイノベーション創出」により豊かな未来生活を実現する“Osaka MIDORI LIFE”の創造という計画コンセプトの下、新たな都心型パブリックスペース・持続可能なエコシステムの構築を目指し、プロジェクトを推進していきます。


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公園施設配置計画

 南北公園の中心に確保された大きな緑地空間の周縁に、「① 賑わい創出機能、② イノベーション機能、③ 飲食機能」を有した各公園施設を配置することで、公園の広がりとアクティビティのつながりを楽しめる施設配置計画とします。


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公園全体計画図

 「南街区」の北側と「北街区」の南側に合計約45,000㎡の「都市公園」が整備される予定です。日本国内に限っても巨大ターミナルの駅前にこんなに広い「都市公園」が整備される例は極めて珍しいです。


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南公園の空間イメージ
 上質な天然芝と水盤のある「リフレクション広場」です。大屋根イベントスペースとの一体利用により1万人規模のイベント開催も可能です。


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(南公園)木陰で思い思いに過ごせる段丘状の丘や、水遊びのできる薄層の水盤。南公園では多様なアクティビティの展開が可能です。


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(南公園)四季折々の草花に囲まれながら、ゆったりと寛ぐことができる庭園空間「エントリーガーデン」です。


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北公園の空間イメージ
 豊かな緑とダイナミックな水景(池・滝)のある憩いの空間「うめきたの森」です。滝の上部では春には桜が楽しめます。


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(北公園)北公園南西入口部に位置する、さまざまな水の表情が楽しめる水景施設です。


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(北公園)繊細な日本の職人文化を表現した石壁と滝。秋には紅葉が楽しめます。


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ネクストイノベーションミュージアム

 新しい製品や技術、サービス、アートなど、ライフデザイン・イノベーションに資する「モノ」や、イベント・プログラム等のさまざまな「コト」に触れられる、天井高さ15mを誇る大展示室を擁したミュージアムです。


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「(仮称)うめきた公園」の北側の2023年5月3日の建設状況です。植栽も行われています。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の建設現場です。


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北側の東側の「(仮称)うめきたの森」の建設予定地です。


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街区を南北に分ける道路の建設現場です。


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街区を南北に分ける道路の西側部分はかなり工事が進んでいます。道路の南側部分は歩道や街路樹も姿を現しています。ひょっとすると街びらき前に道路部分が先行して開通するかも知れません。


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街区を南北に分ける道路の東側部分もなんとなく想像できるようになりました。


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「(仮称)うめきた公園」を南北に貫く歩行者デッキ「ひらめきの道」の工事も始まっています。


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「大屋根施設」の工事も本格的に行われています。


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「大屋根施設」のアップです。


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「大屋根施設」を角度を変えて見た様子です。


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「大屋根施設」のアップです。


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奥の小さな建物は「スポーツキューブ」と「パーティレストラン」です。



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2023年5月 6日 (土)

グラングリーン大阪 地上26階、高さ約124mの「北街区賃貸棟」 「グランフロント大阪北館」と接続する歩行者デッキの工事 2023年5月3日の建設状況

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 北街区賃貸棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番40ほか(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部124.30m
◆ 敷地面積-8,402.88㎡
◆ 建築面積-5,350.00㎡
◆ 延床面積-65,421.20㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-308室(キャノピーby ヒルトン大阪梅田)
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-日建設計、竹中工務店
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2021年02月16日
◆ 竣工-2024年04月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024 年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「北街区賃貸棟外観(完成予想イメージ)」です。


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グラングリーン大阪「北街区賃貸棟」の2023年5月3日の建設状況です。


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少し角度を変えた様子です。


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地上から見た様子です。早くも植栽が行われています。


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少し角度を変えた様子です。


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「北街区賃貸棟」は、地上26階、地下3階、高さ124.30mです。


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南東側から見た様子です。


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「グランフロント大阪北館」と接続する「歩行者デッキ」の工事が行われています。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2023年5月 5日 (金)

大阪ステーションシティ 地上23階、高さ約121mの「大阪駅西高架エリア開発」 2023年5月3日の建設状況

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-(仮称)大阪駅西北ビル開発事業-

 大阪駅周辺では、東海道線支線地下化・新駅設置事業や うめきた2期地区開発計画など、大阪駅西側地区を中心に、周辺地域との一体的なまちづくりが進められています。JR西日本グループでは、西日本最大のターミナルである大阪駅が将来にわたって大阪の玄関口にふさわしい、快適で利便性が高く、にぎわいのあるターミナル拠点となるべく、新たに「新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発」を行います。

 引用資料 JR西日本(PDF:2021/03/17)
 社会変容に対応した新しいライフスタイル「鉄道のある暮らし」の取り組み

 「国土交通省」は、(仮称)大阪駅西北ビル開発事業を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。

 引用資料 国土交通省(2021/03/25)
 大阪駅西側を再整備し、国際水準の都市機能集積を目指す ~(仮称)大阪駅西北ビル開発事業を国土交通大臣が認定~

(仮称)大阪駅西北ビル開発事業の概要
◆ 計画名-大阪駅西高架エリア開発
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19番10の一部 他
◆ 交通-JR大阪駅直結
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-121.6m
◆ 敷地面積-(施設全体)19,859.86㎡
◆ 建築面積-(施設全体)19,012.65㎡、(申請部分)3,690.46㎡
◆ 延床面積-(施設全体)76,341.28㎡、(申請部分)60,207.30㎡
◆ 容積対象面積-(施設全体)74,146.12㎡、(申請部分)58,012.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-駅施設、オフィス、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR西日本、大阪ターミナルビル
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大阪駅西北ビル外新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、大鉄工業JV)
◆ 着工-2021年03月02日
◆ 竣工-2024年07月31日予定
◆ 開業-2024年秋予定(新駅ビル開業)、2027年春まで(順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業)


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「多様な利用シーンにフレキシブルに対応(小割にしやすい施設形状)」です(引用:JR西日本)。


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「新たな価値を生み出し続ける出発点(交流や情報発信拠点整備)」です(引用:JR西日本)。


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「周辺鳥瞰図」です(引用:JR西日本)。


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フロア構成

 新改札口に隣接して、うめきた2期地区をはじめとした大阪駅西側地区の玄関口にふさわしい新たな駅ビルを整備します。新たなビジネス活動拠点を整備するとともに、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを中層部に展開し、にぎわいや交流、憩いの場を創出します。低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図ります(引用:JR西日本)。


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「(仮称)大阪駅西北ビル開発事業」の2023年5月3日の建設状況です。「阪神甲子園球場」に野球観戦に行く前に撮影しました。


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「塔屋」も含め最高部に到達している事が分かります。


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地上から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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見上げた様子です。


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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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ビルの裏側です。見る方向によってはこちらもビルの表側になるので、裏側感満載のデザインがちょっと残念です。


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(仮称)大阪駅西北ビル開発事業である「大阪駅西高架エリア開発」の建築計画のお知らせです。


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阪神8-7中日

 阪神が最大6点差をはね返して、今季3度目のサヨナラ勝ちをしました。試合開始が14時(デーゲーム)だったので、試合終了時はまだ明るかったです。



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2023年5月 4日 (木)

京都府京田辺市 シーアールイー 延床面積155,878.19㎡の大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」を着工!

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-ロジスクエア京田辺 A-
 ゴールデンウィークの激混みの様子がテレビで流れますが、全国ネットでは東京(首都圏)の観光地の映像ばかりです。ちょっぴり
京都の映像もありますが、いつものことながら、東京(首都圏)以外は無視かよ・・・ と悲しくなります。

 本題に戻って、「シーアールイー」は、京都府京田辺市において開発を進める大型のマルチテナント型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」に関して、2023年4月14日に関係者出席の上、地鎮祭を執り行い、2023年4月17日に着工しました。竣工は2025年2月15日を予定しています。

 引用資料 シーアールイー(PDF:2023/04/17)
 大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」を着工

 プロジェクトにおいては、「ロジスクエア京田辺 A」の竣工後に「ロジスクエア京田辺 B」を順次開発していく予定であり、2棟合計の総延べ面積は約24万㎡超と、開発規模としては「シーアールイー」の最大の開発プロジェクトとなります。

 京都府南部にある京田辺エリアは、人口集積地である大阪北摂エリアや京都都心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地として優位性を備えています。また、開発予定地は多くの工場・倉庫が立地する大住工業団地に隣接しており、都市計画道路3・3・18松井大住線(府道22号線)を経由して第二京阪道路と新名神高速道路の八幡京田辺 JCT(「八幡京田辺」IC・「京田辺松井」IC)まで約3.5km、「八幡東」IC(上り)まで約3.5km、京奈和自動車道「田辺北」ICまで約1kmと、高速道路へのアクセスにも優れ、広域道路の結節点として交通ネットワークの利便性に恵まれている立地です。

ロジスクエア京田辺 Aの概要
◆ 所在地-京都府京田辺市大住門田、他
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-66,253.76㎡
◆ 延床面積-155,878.19㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-倉庫(倉庫業を営む倉庫)
◆ 建築主-シーアールイー
◆ 設計者-錢高組
◆ 施工者-錢高組
◆ 着工-2023年04月17日
◆ 竣工-2025年02月15日予定


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「共用棟 完成イメージ」です。


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「ロジスクエア京田辺 プロジェクト全景(左側がロジスクエア京田辺 A、右側がロジスクエア京田辺 B)」です。


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「ロジスクエア京田辺プロジェクト 全体配置図」です。



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2023年5月 3日 (水)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 MGMのCEOが発言 開業時期は2030年1月~6月頃!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 事業期間は35年間(延長30年間)です。MGMとオリックスに加え、関西電力やJR西日本など関西ゆかりの出資企業20社で構成する「大阪IR株式会社(予定)」を設立します。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● 開業時期は2030年1月~6月頃!
 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。MGMの日本法人によると、これは現地時間の5月1日に、アメリカで開かれたMGMの決算会見で、「ビル・ホーンバックルCEO」が明らかにしました。

 日本経済新聞(2023/05/02)
 大阪IR開業「2030年1〜6月に」 実施協定案は今秋に

 読売テレビ(2023/05/02)
 IR 大阪の開業時期2030年1~6月頃か 事業者CEOが発言 横山市長「早期実現に取り組む」

 ホーンバックル氏はこの中で「おそらく2030年の第1クオーターか第2クオーターにオープンすることになると思う」と述べ、大阪でのIRの開業時期が、2030年の上半期ごろになるという認識を示しました。

 誘致を進めている大阪府と大阪市は、2029年の秋から冬ごろの開業を目指していますが、整備計画の政府の認定が当初より半年遅れの今年4月になったことで、開業時期が後ろ倒しになるという懸念が出ていました。


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IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しました。最大の難関だった国の「区域整備計画の認定・公示」という壁を乗り越えました。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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「イメージパース:夢洲の道路インフラ整備イメージ」です。



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2023年5月 2日 (火)

石川県能美市 「東芝デバイス&ストレージ」傘下の「加賀東芝エレクトロニクス」 300mmウエハー対応のパワー半導体の新製造棟を着工!

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-加賀東芝エレクトロニクス-

 我が世の春を謳歌していた半導体業界ですが、急速な市場の悪化で、今は厳冬期を迎えています。アメリカの「インテル」の2023年1〜3月期決算は、赤字が四半期ベースで過去最大となりました。パソコン販売の冷え込みが響きました。韓国の「サムスン電子」の2023年1〜3月期の事業別業績で、半導体部門の営業損益は4兆5800億ウォン(約4600億円)の赤字となりました。

 このように半導体業界は、シリコンサイクルの波が激しくて、絶好調-絶不調の波を交互に繰り返します。しかし、今までと違っているのは、半導体業界のすべてが不調というのではなく、「車載半導体」や「パワー半導体」は比較的好調です。半導体市場がとてつもなく巨大になった証でしょう。日本でも「パワー半導体」の新工場の着工が相次いでいます。

 「
東芝デバイス&ストレージ」は、傘下の「加賀東芝エレクトロニクス」で、300mmウエハー対応のパワー半導体の新製造棟を着工しました。市場動向を見極めながら生産スペースを確保するため、2期に分けており、今回は第1期分の建設となります。2024年度中の稼働を予定しています。第1期分がフル稼働すればパワー半導体の生産能力は2021年度比で2.5倍に拡大する見込みです。

 引用資料 東芝デバイス&ストレージ(2023/04/24)
 300mmウエハー対応パワー半導体新製造棟の建設を開始

 新製造棟は、「免震構造」の採用や電源などの二重化で事業継続計画(BCP)対応を強化するとともに、使用電力を100%再生可能エネルギー由来でまかなう計画です。また、人工知能(AI)を活用し、製品品質や生産効率を向上させます。


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「加賀東芝エレクトロニクス」は、石川県能美市岩内町1番地1にあります。東芝は経営悪化で、NAND型フラッシュメモリは「キオクシア(旧:東芝メモリ)」に切り離しましたが、パワー半導体などのを受け持つ「東芝デバイス&ストレージ」は、東芝の100%出資です(Googleマップの衛星写真を引用)。

加賀東芝エレクトロニクス株式会社の概要
◆ 所在地-石川県能美市岩内町1番地1
◆ 設立-1984年12月
◆ 生産品目-ディスクリート半導体(パワー半導体、小信号デバイス、オプトデバイス)
◆ 従業員数-約1,000名(2023年3月末時点)


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三菱電機
 「三菱電機」は、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の8インチウエハー生産に対応する新工場棟を熊本県菊池市に建設し、2026年4月に稼働します。熊本県合志市のSiC6インチ対応の既存工場も増強します。

 SiCのウエハー枚数ベースの生産能力は2026年度に2022年度比約5倍に増やします。2021年~2025年度のパワー半導体の設備投資計画は従来比2倍の約2,600億円に引き上げ、脱炭素社会に向けた省エネルギーや電動車向けのニーズを取り込みます。

 引用資料 三菱電機(2023/03/14)
 三菱電機 SiCパワー半導体の生産体制強化に向け新工場棟を建設 従来計画から倍増し、2021年度から2025年度でパワーデバイス事業へ2,600億円を投資
 
 新工場棟は液晶モジュールを生産していた拠点の敷地内に建設すします。拠点の既存の2棟も活用します。合志市の6インチ対応の既存工場の能力増強と合わせた投資額は約1,000億円を見込みます。その他に、福岡市西区の拠点は約100億円を投資して後工程の新工場棟を建て、海外も中国安徽省合肥市などの後工程の増強に約200億円を投資します。



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2023年5月 1日 (月)

名古屋市 地上33階、高さ約159mの超高層複合ビル「中日ビル」 公式ホームページがオープン!

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-(仮称)中日ビル建替計画-

 「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月31日に「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館しました。新ビルに建て替えることを決定しています。

 「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。

 耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。

 「(仮称)中日ビル建替計画」の 起工式が、2021年1月30日に執り行われました。オフィス・商業の機能に加え、国際性を高めるホテルや多目的ホール・会議室の導入、地下通り抜け通路の整備等を通じて国際賑わい拠点の創造を図るとともに、地域冷暖房設備の更新・防災対策等も推進します。

● 公式ホームページがオープン!
 「(仮称)中日ビル建替計画」の公式ホームページが2023年4月25日にオープンしました。ビルの正式名称は「中日ビル」です。新たな完成イメージが公開されています。

 引用資料 公式ホームページ
 中日ビル

中日ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)中日ビル建替計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目101番(地番)他
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-158.877m
◆ 敷地面積-6,852.35㎡(公式HPでは約6,862㎡)
◆ 建築面積-5,927.07㎡
◆ 延床面積-117,300.12㎡(公式HPでは117,293.1㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設、ホール、駐車場、地域冷暖房施設(DHC)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-中日新聞社、中部日本ビルディング
◆ プロジェクトマネジメント-三菱地所
◆ コンストラクションマネジメントー三菱地所設計
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体-2019年04月01日~2022年2月28日予定
◆ 着工-2021年01月30日(起工式)、2021年02月01日(着工)
◆ 竣工-2023年07月31日予定
◆ 開業-2024年春予定


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完成イメージです。


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完成イメージです。

● 屋上広場(7階)
 7階の屋上には、憩いの開放空間が誕生します。緑豊かな栄の街並みを一望できるウッドデッキの中央には芝生広場を配置。壁面いっぱいに施した四季の草木が、栄の空に美しい緑化景観を生み出します。屋内外一体となったルーフトップテラスダイニングでは、美味しいお食事とドリンクとともに眼下に広がる久屋大通公園を眺めながら、唯一無二のひとときを過ごすことができます。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「フロア構成図」です。


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「位置図」です。



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