カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 MGMのCEOが発言 開業時期は2030年1月~6月頃!
-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。
大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。
引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について
開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。
事業期間は35年間(延長30年間)です。MGMとオリックスに加え、関西電力やJR西日本など関西ゆかりの出資企業20社で構成する「大阪IR株式会社(予定)」を設立します。
「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。
● 開業時期は2030年1月~6月頃!
大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。MGMの日本法人によると、これは現地時間の5月1日に、アメリカで開かれたMGMの決算会見で、「ビル・ホーンバックルCEO」が明らかにしました。
日本経済新聞(2023/05/02)
大阪IR開業「2030年1〜6月に」 実施協定案は今秋に
読売テレビ(2023/05/02)
IR 大阪の開業時期2030年1~6月頃か 事業者CEOが発言 横山市長「早期実現に取り組む」
ホーンバックル氏はこの中で「おそらく2030年の第1クオーターか第2クオーターにオープンすることになると思う」と述べ、大阪でのIRの開業時期が、2030年の上半期ごろになるという認識を示しました。
誘致を進めている大阪府と大阪市は、2029年の秋から冬ごろの開業を目指していますが、整備計画の政府の認定が当初より半年遅れの今年4月になったことで、開業時期が後ろ倒しになるという懸念が出ていました。
IR開業までのプロセス
MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しました。最大の難関だった国の「区域整備計画の認定・公示」という壁を乗り越えました。
引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について
「イメージパース:全景」です。
「IR区域の全体配置(イメージ)」です。
「イメージパース:夢洲の道路インフラ整備イメージ」です。
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