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2023年6月

2023年6月30日 (金)

なんばパークス サウス 地上34階、高さ約141mの「センタラグランドホテル大阪」 2023年7月1日にグランドオープン!

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-なんばパークス サウス-

 「南海電気鉄道、大成建設、関電不動産開発、Centara Osaka Japan、ホテル京阪、ニッピ」は、難波中二丁目計画として開発を進めているエリアの正式名称を「なんばパークス サウス」に決定し、2023年3月25日に一部開業、2023年7月1日にグランドオープンすることになりました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2023/03/01)
 新-街区「なんばパークス サウス」が誕生! ~日本初進出の高級ホテルやSHOPS&RESTAURANTSなど~

 総エリア面積約8,915.34㎡の新街区「なんばパークス サウス」は、日本初進出となるタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」、なんばエリアに新しいオフィス空間を提供する「パークス サウス スクエア」、自宅のようなくつろぎの空間を提供する「ホテル京阪 なんば グランデ」の主に3つの施設で構成された新エリアです。

● 2023年7月1日グランドオープン!
 なんばパークス南側に新街区「なんばパークスサウス」が2023年7月1日にグランドオープンします。グランドオープンに先立って6月28日にプレス内覧会と説明会が行われました。

 南海電鉄では、ターミナル駅のなんば駅周辺に「なんばCITY」や「なんばパークス」といった商業施設を展開していますが、飲食店や観光地が集中するこのエリアは宿泊施設やオフィスビルが少ないことから、さらに南側に新たな施設をオープンさせ、活性化を図ることになりました。

センタラグランドホテル大阪の概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番50号
◆ 交通-南海電鉄「なんば」駅、Osaka Metro各線「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅、JR「難波」駅
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-141.56m
◆ 敷地面積-4,404.72㎡
◆ 建築面積-3,600.83㎡
◆ 延床面積-39,131.08㎡
◆ 構造-鉄骨造(一部CFT造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-515室
◆ 建築主- Centara Osaka 特定目的会社(センタラ・ホテル&リゾート、大成建設、関電不動産開発が出資する特定目的会社)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 埋蔵文化財発掘調査-2019年10月01日~2020年03月31日
◆ 着工-2020年04月01日
◆ 竣工-2023年03月31日
◆ 開業-2023年07月01日

パークス サウス スクエアの概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画工事
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番18号
◆ 交通-南海電鉄「なんば」駅、Osaka Metro各線「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅、JR「難波」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-58.35m
◆ 敷地面積-2,505.78㎡
◆ 建築面積-2,179.47㎡
◆ 延床面積-19,683.10㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(7階~14階)、店舗(2階)、駐車場(1階及び3階~6階)
◆ 建築主-なんば開発特定目的会社(南海電気鉄道、双日、日本政策投資銀行)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成・南海辰村特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2020年11月16日
◆ 竣工-2023年01月10日

ホテル京阪 なんば グランデの概要
◆ 計画名-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちC敷地計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目11番13号、14号
◆ 交通-南海電車「難波」駅、Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-36.15m
◆ 敷地面積-2,004,84㎡
◆ 建築面積-1,142.15㎡
◆ 延床面積-9,377.55㎡(容積対象面積8,613.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-227室(ダブルルーム×49室、ツインルーム×154室、コンセプトルーム×21室、ユニバーサルルーム×3室)
◆ 建築主-大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道(運営会社 ホテル京阪)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年07月15日
◆ 竣工-2023年01月10日
◆ 開業-2023年03月25日


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「なんばパークス サウス」ロゴです。


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「位置図」です。



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2023年6月29日 (木)

夢洲の「カジノを含む統合型リゾート(IR)」に追い風 「オリックス」の2024年3月期連結決算(営業収益/営業利益)が過去最高を更新か?

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● IRの開業にはオリックスの経営安定が必須!
 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。

 2030年上半期の開業までには、あと約7年もあります。いままでも紆余曲折がありましたが、これからも紆余曲折が予想され、一筋縄ではいかないと思います。「MGMリゾーツ・インターナショナル」をつなぎとめておくには「オリックス」が大きなカギを握ります。

 日本と大阪を熟知した「オリックス」、なおかつ高収益で日本屈指の優良企業である「オリックス」がパートナーで「MGM」にとっては非常に心強いと思います。もしも「MGM」の単独だったら、コロナ禍で撤退していた可能性もあったのではないでしょうか?

 「オリックス」としても財務的に余裕が無いと「カジノを含む統合型リゾート(IR)」は非常に難しいです。そのためには「オリックス」の経営安定が何よりも大切です。幸いにも、コロナ禍で落ち込んだ業績もかなり回復しています。2024年3月連結決算では、過去最高だった2018年3月連結決算の営業収益・営業利益を上回る可能性が高いです。営業収益の3兆円突破も見えてきました。


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IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しました。最大の難関だった国の「区域整備計画の認定・公示」という壁を乗り越えました。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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オリックス
 「オリックス」は、1964年4月に「オリエント・リース」として設立されました。リース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきました。

 その結果、現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。

 オリックスには「東京本社」と「大阪本社」があります。「東京本社」は、東京都港区浜松町二丁目4番1号の「世界貿易センタービル南館(2021年5月6日より)、「大阪本社」は、大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号の「オリックス本町ビル」にあります。

オリックスの連結決算(営業収益/営業利益)
-----------------------------------------
1997年3月     347,784百万円    36,889百万円
1998年3月     380,510百万円    38,412百万円
1999年3月     593,941百万円    31,042百万円
2000年3月     616,513百万円    52,886百万円
-----------------------------------------
2001年3月     586,149百万円    57,148百万円
2002年3月     658,462百万円    75,369百万円
2003年3月     683,645百万円    38,083百万円
2004年3月     720,773百万円    84,775百万円
2005年3月     928,730百万円   131,713百万円
2006年3月     947,824百万円   217,338百万円
2007年3月   1,142,500百万円   282,166百万円
2008年3月   1,151,500百万円   187,990百万円
2009年3月   1,075,800百万円    54,739百万円
2010年3月     912,294百万円    28,710百万円
-----------------------------------------
2011年3月     946,878百万円    75,296百万円
2012年3月     970,821百万円   124,467百万円
2013年3月   1,065,638百万円   150,598百万円
2014年3月   1,375,292百万円   203,048百万円
2015年3月   2,174,283百万円   256,829百万円
2016年3月   2,369,202百万円   287,741百万円
2017年3月   2,678,659百万円   329,224百万円
2018年3月   2,862,771百万円   336,195百万円
2019年3月   2,434,864百万円   329,438百万円
2020年3月   2,280,329百万円   269,681百万円
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2021年3月   2,292,708百万円   258,814百万円
2022年3月   2,520,365百万円   302,083百万円
2023年3月   2,666,373百万円   313,988百万円

2024年3月期予想
2024年3月   2,866,620百万円   403,518百万円(コ)

(備考)2024年3月期予想は、オリックスが未発表のためコンセンサス(アナリスト予想)のみになります。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年6月29日時点の数値です。



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2023年6月28日 (水)

シリコンアイランド九州 ソニーグループ 熊本県合志市に約27万㎡の土地を取得 画像センサーの新工場を建設することを正式に表明! 

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-ソニーグループの画像センサー用の新工場-
 「ソニーグループ」は2023年5月25日に、熊本県合志市で約27万㎡の土地を取得することを正式に明らかにしました。画像センサー用の新工場を建設します。投資金額は未定としていますが、数千億円規模になる可能性があります。中長期での画像センサー需要の拡大を見据え、生産能力を増強して成長につなげます(Googleマップの衛星写真を引用)。

 ニュースイッチ(日刊工業新聞社) 2023/05/27
 ソニーGが画像センサー新工場、熊本に27万㎡の土地取得へ

 立地は、傘下の半導体事業会社である「ソニーセミコンダクタソリューションズ」の熊本県菊陽町にある既存の熊本工場や半導体受託製造大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」が建設中の新工場に近いです。

● 画像センサーの新工場を建設することを正式に表明!
 ソニーグループが熊本県合志市に取得する約27万㎡の土地に画像センサーの新工場を建設することを正式に表明しました。取得は2023年内に完了します。上位機種のスマートフォン用の画像センサー需要は堅調に伸びると予想され、2024年~2026年度の画像センサー向け設備投資額は約9000億円規模を見込みます。現在、世界首位の画像センサー事業を強化し、盤石なものにします。

 ニュースイッチ(日刊工業新聞社) 2023/06/27
 ソニーグループが世界首位「画像センサー」盤石に、2024-26年度も9000億円投資


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すぐ近くに「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング」の「熊本テクノロジーセンター」があります(写真提供@祥明氏)。


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2023年3月期の連結業績
 「ソニーグループ」は、2023年4月28日に「2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)」の連結決算を発表しました。売上高11,539,837百万円(前期比16.3%増)、営業利益1,208,206百万円(前期比0.5%増)といずれも過去最高を記録しました。

 ソニーグループ(PDF:2023/04/28)
 2023年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高11,500,000百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益1,170,000百万円(前年同期比3.2%減)の業績予想をしています。

ソニーグループの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月     6,755,490百万円    520,210百万円
1999年3月     6,794,619百万円    338,649百万円
2000年3月     6,686,661百万円    223,204百万円
-----------------------------------------
2001年3月     7,314,824百万円    225,346百万円
2002年3月     7,578,300百万円    134,600百万円
2003年3月     7,473,600百万円    185,400百万円
2004年3月     7,496,400百万円      89,900百万円
2005年3月     7,159,600百万円     113,900百万円
2006年3月     7,510,600百万円     226,400百万円
2007年3月     8,295,700百万円      71,800百万円
2008年3月     8,871,400百万円     457,300百万円
2009年3月     7,730,000百万円  △227,800百万円
2010年3月     7,213,998百万円      31,772百万円
-----------------------------------------
2011年3月     7,181,273百万円     199,821百万円
2012年3月     6,492,312百万円    △67,275百万円
2013年3月     6,800,851百万円     230,100百万円
2014年3月     7,767,266百万円       26,495百万円
2015年3月     8,215,800百万円       68,548百万円
2016年3月     8,105,712百万円     294,197百万円
2017年3月     7,603,250百万円     288,702百万円
2018年3月     8,543,982百万円     734,860百万円
2019年3月     8,665,687百万円     894,235百万円
2020年3月     8,259,885百万円     845,459百万円
-----------------------------------------
2021年3月     8,999,360百万円     971,865百万円
2022年3月     9,921,513百万円   1,202,339百万円
2023年3月   11,539,837百万円   1,208,206百万円

2024年3月期予想
2024年3月   11,500,000百万円   1,170,000百万円(会)
2024年3月   11,772,242百万円   1,256,271百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年6月28日時点の数値です。


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イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)
 「ソニーグループ」は、6分野(ゲーム、音楽、映画、エレクトロニクス、半導体、金融)に分かれています。その中で半導体分野は「イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)」となります。

● 2022年度のイメージセンサーの市場シェアは51%!
 「ソニーグループ」と「サムスン電子」は、イメージセンサーの市場で激しいシェア争いを繰り広げています。2021年度における市場シェアは、金額ベースでソニーグループが45%、サムスン電子が26%でした。

 2022年度のソニーグループの市場シェアは51%に達しています。ソニーグループは、モバイルセンサーの大判化や高画質、高性能のトレンドを牽引しています。スマホ需要減で逆風下のイメージセンサー市場ですが、大判化でソニーグループが独り勝ち状態となりました。更に、2025年度には市場シェア60%まで拡大する計画を掲げています。



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2023年6月27日 (火)

シリコンアイランド九州 TSMCの熊本進出で周辺が激変 「中九州横断道路」の整備加速、新インターチェンジの設置検討へ!

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-中九州横断道路-
 「中九州横断道路(なかきゅうしゅうおうだんどうろ)」は、大分市と熊本市を結ぶ延長約120kmの地域高規格道路として、1994年12月に計画路線に指定された道路です。

 「中九州横断道路」が整備されると、大分市、熊本市を中心としたそれぞれの都市圏を相互に連絡し、両県の交流を促進するとともに、沿道地域の産業発展、地域活性化が期待されます。

 また、九州縦貫自動車道及び東九州自動車道と連絡されることにより循環型ネットワークが形成され、地域間の交流が活性化されるとともに、災害時においても信頼性のある道路として地域の安全・安心に大きく貢献します。

● TSMCの熊本進出など受け政府が整備加速!
 半導体受託製造世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」など半導体関連企業が熊本県菊陽町一帯に進出することを受け、日本政府は熊本市北部と大分市を結ぶ「中九州横断道路」の整備を加速させています。

 政府は半導体事業を経済安全保障の観点から重視しており、早期に中九州道を九州自動車道と接続させることなどで、物流効率化や深刻化している周辺の渋滞緩和、地域振興を目指す方針です。


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中九州横断道路 大津熊本道路(大津西~熊本)

 特に整備が急がれているのが、「(仮称)熊本北JCT~(仮称)大津西IC」間です。計画延長13.8km(4.7km+9.1km)、設計速度80km/h、車線数4車線となっています。

 引用資料 国土交通省・公式HP
 中九州横断道路 大津熊本道路(大津西~熊本)


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「断面図」です。4車線で整備されます。

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中九州横断道路に新IC検討へ!

 熊本県の蒲島郁夫知事は2023年6月12日に、熊本県議会一般質問で、菊陽町への「TSMC(台湾積体電路製造)」の進出に伴う交通渋滞対策として、付近で国が整備を進めている「中九州横断道路」に新たなインターチェンジ(IC)の設置を目指す方針を示しました。

 引用資料 熊本日日新聞(2023/06/12)
 熊本県、中九州横断道路に新IC検討へ TSMC進出に伴う交通渋滞対策 新工場付近と結ぶ道路整備も

 TSMCの新工場付近には半導体企業が集まる「セミコンテクノパーク」もあり、朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が慢性化しています。TSMC以外にも、ソニーグループが合志市で工場建設に向けた用地取得を計画しています。関連企業のさらなる進出も予想されており、地元住民らから、さらなる道路整備を求める声が上がっています。

 中九州横断道路の「(仮称)大津西IC~(仮称)合志IC」間の中間付近に新たなIC設置を検討しています。新工場周辺まで結ぶ約1kmの道路も新たに整備したい考えです

● 激変する熊本県と千歳市(北海道)
 「熊本県」と「千歳市(北海道)」は非常に有望な金鉱を掘り当てました。「熊本県」は、「TSMC」の1番目の工場が建設中ですが、2番目の工場もほぼ確実になりました。「千歳市(北海道)」は、国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」に最初の工場を建設する事が決まりました。

 1つの工場でこんなに街が変わるのを初めて見ました。半導体工場の影響力の凄さを改めて実感しました。「熊本県」と「千歳市(北海道)」がどのように変わっていくのか? 見守っていきたいと思います。地下水問題や交通渋滞などの負の面もありますが、なんとか解決して日本の発展を牽引してほしいと思います。



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2023年6月26日 (月)

シリコンアイランド九州 シリコンウエハー世界シェア2位の「SUMCO(サムコ)」 佐賀県の吉野ヶ里町に約22haの新工場用地を取得!

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-SUMCO(サムコ)-
 半導体の材料となるシリコンウエハー製造大手の「SUMCO(サムコ)」は、2023年6月8日に、新工場の候補地として佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の「佐賀県営産業用地」の全用地を譲り受けを佐賀県に申し込んだと明らかにしました(Googleマップの衛星写真を引用)。

 SUMCO(PDF:2023/06/08)
 新工場候補地の譲受申込みに関するお知らせ

 「佐賀県営産業用地」は、JR吉野ヶ里公園駅から南へ約1kmの地点です。面積は約22ha、土地の売買価格は約60億円です。現在は農地ですが、2023年内に土地の造成工事がスタートする予定です。

 新工場開設となれば、伊万里市の久原と長浜、杵島郡江北町に続く佐賀県内4カ所目の製造拠点となります。SUMCOによると、まとまった土地、豊富な工業用水、安定した電力供給という条件を、吉野ヶ里の用地はバランスよく満たしているということです。

 吉野ヶ里町で製造を想定するのは、海外から引き合いが多い最先端の「300ミリシリコンウエハー」です。スマートフォンやパソコン用に使われており、今後はデータセンター向け、人工知能(AI)の広がりで需要が増えると期待します。


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SUMCO(サムコ)の連結決算

 「SUMCO(サムコ)」は、半導体用シリコンウエハーの製造・販売を行う専業メーカーです。旧住友金属と三菱マテリアルのシリコンウエハを統合して誕生しました。建機のコマツ系の「コマツ電子金属」を買収して合流しました。2005年11月に 東京証券取引所市場第1部に上場しました。

 シリコンウエハーの世界シェアは約3割と、トップの化学大手の「信越化学工業」に次いで世界2位となっています。本社は、東京都港区芝浦一丁目2番1号の「シーバンスN館」にあります。

 多くの企業が、リーマンショック前の売上高や営業利益を超えていますが、「SUMCO」は、 2008年1月期の売上高474,951百万円、営業利益140,385百万円を超える事が出来ていません。

SUMCOの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2004年01月   166,432百万円     7,351百万円
2005年01月   193,123百万円    31,467百万円
2006年01月   220,526百万円    44,340百万円
2007年01月   319,385百万円    84,390百万円
2008年01月   474,951百万円  140,385百万円
2009年01月   391,928百万円    45,069百万円
2010年01月   218,217百万円 △86,502百万円
-----------------------------------------
2011年01月   276,962百万円  △8,431百万円
2012年01月   247,177百万円        967百万円
2013年01月   206,691百万円   13,215百万円
2013年12月   185,105百万円    17,801百万円
2014年12月   225,329百万円    25,642百万円
2015年12月   236,826百万円    29,447百万円
2016年12月   211,361百万円    14,046百万円
2017年12月   260,627百万円    42,085百万円
2018年12月   325,059百万円    85,165百万円
2019年12月   299,460百万円    50,636百万円
2020年12月   291,333百万円    37,897百万円
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2021年12月   335,674百万円    51,543百万円
2022年12月   441,083百万円   109,683百万円

2023年12月期予想
2023年12月   442,329百万円    77,236百万円(コ)

(備考)2023年12月期予想は、SUMCOが未発表のためコンセンサス(アナリスト予想)のみになります。 



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2023年6月25日 (日)

第2六本木ヒルズ「(仮称)六本木五丁目西地区」の高さ制限が約126mも規制緩和 大阪との規制緩和の差はいったいなんなのか?

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-グラングリーン大阪-

 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」の延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です(引用:三菱地所)。

 「グラングリーン大阪」は巨大プロジェクトですが、東京に持っていくと霞んでいます。昨日(2023年6月24日)、第2六本木ヒルズとも言われている「(仮称)六本木五丁目西地区」のWEB説明動画が公開され、概要が判明しました。

 六本木五丁目西地区市街地再開発準備組合(2023/06/24)
 六本木五丁目西地区に係る開発計画(WEB 説明動画)

 メインの「A-1街区」は、地上66階、地下8階、高さ約327m、延床面積約794,500㎡(容積対象面積649,300㎡)の超高層複合ビルとなります。1棟の延床面積約794,500㎡は、「グラングリーン大阪」の総延床面積より大きいです。

 もう1棟の「B街区」は、地上70階、地下5階、高さ約288m、延床面積約239,100㎡(容積対象面積149,900㎡)の超高層タワーマンションとなります。

● 国家戦略特区は東京のためのもの!
 2023年6月19日に、「東京都 都市再生プロジェクトについて(東京圏国家戦略特別区域)」、事業の熟度が高まってきた2プロジェクトを新たに追加しました。従来までの49プロジェクトから51プロジェクトとなりました。

 「国家戦略特区」は、はっきり言って東京のために設けられたものです。過去からずっと「国家戦略特区」の資料を見ていますが、東京以外は「おまけ」みたいなものです。

 51プロジェクトの中で、「羽田空港」の航空法の高さ制限を大幅に上回る緩和されたプロジェクトがかなりあります。第2六本木ヒルズとも言われている「(仮称)六本木五丁目西地区」も大幅に緩和されています。

 メインの「A-1街区」は、地上66階、地下8階、高さGL+約327mです。建設予定地は、東京湾平均海面(Tokyo Peil:T.P.)+約25mです。「羽田空港高さ制限回答システム」によると制限高(標高):約226m(建築等可能高=制限高-照会地の地盤の高さ)となっています。約327m+約25m-約226m=約126mとなります。なんと高さ約126mも規制緩和された事になります。

 これらを見ると「グラングリーン大阪」の航空法の高さ制限もなんとかならなかったのか? と思います。グラングリーン大阪は、すぐ東側が空路である「延長進入表面」なので、「(仮称)六本木五丁目西地区」程の規制緩和は難しいと思いますが、タワークレーン先端の高さまでは緩和可能だと思います。


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大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● 大阪は圧倒的な2位を目指すべき!
 東京は、「司法・立法・行政・経済界・マスコミなど」のすべての権力が全面的にバックアップしているので、東京都知事がどんなポンコツになろうとも今後とも東京の圧倒的な一人勝ちの状態が続きます。他の都市は首長がポンコツだと一気に都市の勢いが減速しますが、東京はびくともしません。

 大阪はこの現実を受け入れて、「3位に圧倒的な差をつけて、圧倒的な2位を目指すべき!」だと私は思っています。そのために「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」は絶対に成功させなければなりません!



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2023年6月24日 (土)

福岡市 地上18階、高さ88.20m、延床面積約62,950㎡の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-(仮称)天神ビジネスセンター2期計画-
 「福岡地所」は、西鉄福岡(天神)駅、福岡市地下鉄天神駅近くにある複合商業ビル「メディアモール天神(MMT)」が再開発のため閉鎖されることにともない「ジュンク堂書店福岡本店」が2020年6月30日に閉店しました。

 「福岡地所」は、天神ビジネスセンターの南側の「メディアモール天神(MMT)」の解体工事を行っています。更に街区東側の福岡市役所の「北別館」跡地の再開発は、優先交渉権者が「福岡地所株式会社を代表とするグループ」となりました。

 「メディアモール天神(MMT)」と福岡市役所の「北別館」の間に「第2明星ビル」がありました。「福岡地所」は、「第2明星ビル」を取得し、再開発区域を広げます。

 天神ビジネスセンターの南側の街区の3ビル(メディアモール天神、第2明星ビル、福岡市役所北別館)は、すべて「福岡地所」が再開発する事になります。

 「天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社)」及び「福岡地所」は、福岡市役所北別館跡地を含む福岡市中央区天神1丁目において推進中の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」に関し、福岡市から「天神ビッグバンボーナス」の認定を受けました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2023/06/07)
 (仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について

● 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
 「国土交通省」は、(仮称)天神ビジネスセンター2期プロジェクトを優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。

 引用資料 国土交通省(2023/06/23)
 天神の新たなランドマークとなる高質なオフィス・商業空間の創出 ~(仮称)天神ビジネスセンター2期プロジェクトを国土交通大臣が認定~

(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目76-1、76-2他(地番)
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部88.20m(天神ビッグバンにより航空法上の高さ規制約86m~90mに緩和)
◆ 敷地面積-4,085.08㎡
◆ 建築面積-3,513.70㎡
◆ 延床面積-62,950.59㎡
◆ 容積対象面積-57,183.69㎡(容積率1,399.82%)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、駐車場、駐輪場
◆ 建築主-天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社)、福岡地所
◆ 設計者・監理者-前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体(前田建設工業、俊設計)
◆ 施工者-前田・旭特定建設工事共同企業体(前田建設工業、旭工務店)
◆ 着工-2023年10月01日予定
◆ 竣工-2026年06月30日予定
◆ 開業-2026年08月頃予定(60年間の定期借地)


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「南西地上広場イメージ」です(引用:福岡地所)。


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「アクセラリウム」です(引用:福岡地所)。


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「施設概要図」です。地震対策として「免震構造」を採用しますが、地下2階床下に「免振層」がある事が分かります(引用:国土交通省)。

● アクセラリウム
 「アクセラリウム」は、低層部を「集客・交流・創造及び天神ビッグバンを加速化する(=アクセラレイト)」「開放的な空間(=アトリウム)」にするという想いで命名したものです。


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オフィスフロアは基準階面積2,500㎡(約750坪)以上です(引用:福岡地所)。


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「位置図」です(引用:福岡地所)。


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「事業スケジュール(予定)」です。着工は2023年10月1日予定~竣工は2026年6月30日予定です(引用:国土交通省)。



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2023年6月23日 (金)

世界で最も住みやすい都市ランキング2023 「ウィーン」が首位 大阪が2年連続10位にランクイン!

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-世界で最も住みやすい都市-
 イギリスの「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年実施している「世界の住みやすい都市」に関する調査の2023年度版が発表されました。今年はオーストリアの首都ウィーンがトップを維持しました。

 CNN(2023/06/23)
 23年版世界一住みやすい都市、ウィーンが首位維持 大阪10位

 ランキングは世界173都市について、医療、教育、安定性、インフラ、環境といった項目の評価に基づき、「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめています。首位のウィーンは信頼できるインフラや傑出した文化とエンターテインメント、非の打ちどころのない教育と医療が評価されました。

● 大阪が10位にランクイン!  
 大阪は新型コロナ関連の規制が撤廃されたことで文化と環境に関する評価がやや上昇し、2年連続10位に食い込みました。ちなみに東京は15位です。ベスト10に入る都市は、都市圏人口が1,000万人以下の都市がほとんどです。しかし、「大阪」は、都市圏人口はおよそ1,200万人の巨大都市です。巨大都市で住みやすい都市というのは、ある意味凄い事だと思います。

世界で最も住みやすい都市ランキング2023
01位 ウィーン(オーストリア)-98.4点
02位 コペンハーゲン(デンマーク)-98.0点
03
位 メルボルン(オーストラリア)-97.7点  
04位 シドニー(オーストラリア)-97.4点 
05位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
06位 チューリッヒ(スイス)-97.1点
07位 カルガリー(カナダ)-96.8点
07位 ジュネーブ(スイス)-96.8点
09
位 トロント(カナダ)-96.5点
10位 大阪(日本)-96.0点
10位 オークランド (ニュージーランド)-96.0点
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15位 東京(日本)

世界で最も住みやすい都市ランキング2022
01位 ウィーン(オーストリア)-99.1点
02位 コペンハーゲン(デンマーク)-98.0点
03位 チューリッヒ(スイス)-96.3点
03位 カルガリー(カナダ)-96.3点
05位 バンクーバー(カナダ)-96.1点
06位 ジュネーブ(スイス)-95.9点
07位 フランクフルト(ドイツ)-95.7点
08位 トロント(カナダ)-95.4点
09位 アムステルダム(オランダ)-95.3点
10位 大阪(日本)-95.1点
10位 メルボルン(オーストラリア)-95.1点

世界で最も住みやすい都市ランキング2021
01位 オークランド(ニュージーランド)-96.0点
02位 大阪(日本)-94.2点
03位 アデレード(オーストラリア)-94.0点
04位 ウェリントン(ニュージーランド)-93.7点
04位 東京(日本)-93.7点
06位 パース(オーストラリア)-93.3点
07位 チューリッヒ(スイス)-92.8点
08位 ジュネーブ(スイス)-92.5点
08位 メルボルン(オーストラリア)-92.5点 
10位 ブリスベン(オーストラリア)-92.4点

世界で最も住みやすい都市ランキング2020
 「世界で最も住みやすい都市ランキング2020」は、 「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大のため発表されていません。

世界で最も住みやすい都市ランキング2019
01位 ウィーン(オーストリア)-99.1点 
02位 メルボルン(オーストラリア)-98.4点 
03位 シドニー(オーストラリア)-98.1点 
04位 大阪(日本)-97.7点 
05位 カルガリー(カナダ)-97.5点 
06位 バンクーバー(カナダ)-97.3点 
07位 トロント(カナダ)-97.2点 
07位 東京(日本)-97.2点 
09位 コペンハーゲン(デンマーク)-96.8点 
10位 アデレード(オーストラリア)-96.6点 

世界で最も住みやすい都市ランキング2018
01位 ウィーン(オーストリア)-99.1点
02位 メルボルン(オーストラリア)-98.4点
03位 大阪(日本)-97.7点
04位 カルガリー(カナダ)-97.5点
05位 シドニー(オーストラリア)-97.4点
06位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
07位 トロント(カナダ)-97.2点
07位 東京(日本)-97.2点
09位 コペンハーゲン(デンマーク)-96.8点
10位 アデレード(オーストラリア)-96.6点

世界で最も住みやすい都市ランキング2017
01位 メルボルン(オーストラリア)-97.5点
02位 ウィーン(オーストリア)-97.4点
03位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
04位 トロント(カナダ)-97.2点
05位 カルガリー(カナダ)-96.6点
05位 アデレード(オーストラリア)-96.6点
07位 パース(オーストラリア)-95.9点
08位 オークランド(ニュージーランド)-95.7点
09位 ヘルシンキ(フィンランド)-95.6点
10位 ハンブルク(ドイツ)-95.0点

世界で最も住みやすい都市ランキング2016
01位 メルボルン(オーストラリア)-97.5点
02位 ウィーン(オーストリア)-97.4点
03位 バンクーバー(カナダ)-97.3点
04位 トロント(カナダ)-97.2点
05位 カルガリー(カナダ)-96.6点
05位 アデレード(オーストラリア)-96.6点
07位 パース(オーストラリア)-95.9点
08位 オークランド(ニュージーランド)-95.7点
09位 ヘルシンキ(フィンランド)-95.6点
10位 ハンブルク(ドイツ)-95.0点



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2023年6月22日 (木)

JR西日本 地上32階、高さ約160mの「JR三ノ宮新駅ビル開発」 2023年6月に準備工事着手、仮囲いに装飾を実施!

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-JR三ノ宮新駅ビル開発-
 2021年10月5日に臨時会見があり、「神戸市、西日本旅客鉄道株式会社、独立行政法人都市再生機構の三者連携による協定締結 ~JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力~」が発表されました。

 「JR西日本(西日本旅客鉄道)、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)、神戸市」は、JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区の再整備の検討を進めています。新駅ビルにおいて、JR西日本グループ・UR都市機構との共同事業としての推進並びに開発方針の方向性がまとまりました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/03/30)
 JR三ノ宮新駅ビル開発について

 「JR西日本」は、JR三ノ宮駅前に計画する新駅ビル開発について、設計者・施工者を「竹中工務店・大鉄工業JV」に決定しました。現在は設計を進めており、2029年度の開業を目指しています。総事業費は約500億円です。

● (仮称)JR三ノ宮新駅ビルの仮囲い装飾!
 「JR西日本、独立行政法人都市再生機構、JR西日本不動産開発」が進めている(仮称)JR三ノ宮新駅ビルについては、2029年度開業に向け、2023年6月から南側駅前広場の一部を閉鎖し、準備工事に着手する予定です。

 引用資料 JR西日本(PDF:2023/06/15)
 (仮称)JR三ノ宮新駅ビルの仮囲い装飾について

 開業までの約6年間、仮囲いで覆われるJR三ノ宮駅前広場を、地域の方や街を訪れる人々が、「神戸の魅力と出会い、街への今後の期待に胸を躍らす」きっかけとなる場にすべく、仮囲いに装飾を実施します。

JR三ノ宮新駅ビル開発の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通八丁目1-2
◆ 交通-JR「三ノ宮」駅、阪急「神戸三宮」駅、阪神「神戸三宮」駅、ポートライナー「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮・花時計前」駅
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-約8,600㎡
◆ 延床面積-約100,000㎡
◆ 用途-商業、ホテル、オフィス
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発
◆ 設計者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 施工者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 準備工事-2023年06月(新駅ビル準備工事着手)
◆ 着工-2024年春予定(新駅ビル本体工事着手)
◆ 開業-2029年度予定
◆ 総事業費-約500億円


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ドレスを身にまとった優雅なデザイン
 「JR三ノ宮新駅ビル外観(全景)」です。外観は「ドレスを身にまとった優雅なデザイン」を採用します。地下1階~地上10階が「商業施設」、12階~17階が「オフィス」、18階~30階が「ホテル」、31階が「レストラン」、12階に「屋上広場」を設置します。隣接する複合ビル「ミント神戸」側には約2,500㎡の上空デッキを整備します。

◆ 商業施設(店舗面積約19,000㎡)
 神戸の産業や多様な食文化を背景とした付加価値の高い“モノ提案”や地域生活者の生活を豊かにする“コト・トキ提案”など、リアルとオンラインを組み合わせて「神戸ならでは」の価値を提供することにより、神戸の魅力を体感できる商業施設を目指します。

◆ ホテル(客室数約250室)
 上質で洗練された客室・ロビー空間を設えるとともに、食・アート・音楽イベントとの連動など、神戸ならではの多様な文化を体験できるホテルを目指します。

◆ オフィス(賃貸面積約6,000㎡)
 JR西日本グループが掲げる「ワークプレイスネットワーク」の中核の一つとして、コワーキングなどの人々が交錯・交流し、新たな価値を創造するオフィス空間や、フレキシブルな働き方を提案するワークプレイスの提供を検討するとともに、神戸市が掲げる医療産業都市との連携など、新たな価値の提供を目指します。

◆ 広場空間(駅前広場上空デッキ:面積約2,500㎡)
 駅前広場直上にデッキを整備することで、居心地の良い待合空間を形成するとともに、三宮クロススクエアと連動したエリアマネジメントの推進により恒常的なにぎわい創出を図ります。


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「JR 三ノ宮新駅ビル及びその周辺の乗換動線イメージ」です。


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「三宮クロススクエア(東側・第1段階)のイメージ」です。


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「JR三ノ宮新駅ビル外観」です。


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「駅前広場上空デッキ(ミント神戸前から南西を望む)」です。


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2023年6月~

 (地上・地下)新駅ビルの準備工事にかかる箇所に仮囲いを設置します。(地上・地下)三宮センター交番東側の階段を閉鎖します。


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「中央幹線における車線切り替え及び車線規制」です。


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仮囲い装飾の掲出イメージです。


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第一弾の掲出期間、掲出位置、掲出範囲です。期間は、2023年6月18日~2023年12月頃予定です。


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「JR三ノ宮新駅ビル開発」の建設予定地です。



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2023年6月21日 (水)

Osaka Metoro初の本格的な賃貸オフィスビル 御堂筋線なんば駅に直結する複合ビル「(仮称)Osaka Metoro なんばビル」

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-(仮称)Osaka Metoro なんばビル-

 「(仮称)Osaka Metoro なんばビル」は、 「髙島屋大阪店(大阪タカシマヤ)」の西側にあった「イチエイ総合ビル」の建替え計画です。建築主は「大阪メトロ」です。

 「(仮称)Osaka Metoro なんばビル」の概要は、地上10階、地下1階、高さ42.53m、延床面積7,264.04㎡で、2024年3月31日の竣工を予定しています(引用:Osaka Metoro)。

(仮称)Osaka Metoro なんばビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中一丁目6-5、6-6、6-7、6-8(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metoro御堂筋線「なんば」駅直結
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-42.53m
◆ 敷地面積-1,008.30㎡
◆ 建築面積-778.56㎡
◆ 延床面積-7,264.04㎡(容積率対象面積6,046.65㎡)
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-Osaka Metoro(大阪市高速電気軌道)
◆ 設計者-大建設計
◆ 施工者-淺沼組
◆ 着工-2022年09月01日
◆ 竣工-2024年03月31日予定


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「(仮称)Osaka Metoro なんばビル」の建設現場です。


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アップです。


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建設現場は、阪神高速道路の高架橋のすぐ西側になります。


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「(仮称)Osaka Metoro なんばビル」の建設地です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2023年6月20日 (火)

大阪市中央区道頓堀二丁目 サウナ「ニュージャパンなんば店」の跡地 「信和不動産」が地上30階の超高層複合ビルを計画!

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-ニュージャパンなんば店跡地-

 大阪府大阪市中央区道頓堀二丁目にあったサウナの「ニュージャパンなんばビル」は、老朽化のために2019年3月31日で営業終了しました。その後、建物を解体しました。

 「リーガル不動産」が所有していた約2,500㎡の敷地は東西2区画に分けられ、約2,000㎡の土地を「信和不動産」が購入しました。約2,000㎡の敷地には、地上30階の超高層複合ビルが計画されています。


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大阪府大阪市中央区道頓堀二丁目の「信和不動産」が購入した敷地面積約2,000㎡です。


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「道頓堀ホテル」の隣接地になります。「道頓堀ホテル」は、正面玄関の柱に巨大な「四体像」があるホテルとして有名です。


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「信和不動産」の看板です。


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東側から見た様子です。


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敷地東側の駐車場(敷地面積約500㎡)は対象外です。



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2023年6月19日 (月)

京都のハイテク企業十傑(10社) 2023年3月期の連結決算 「ニデック(旧:日本電産)」と「京セラ」が初めて売上高2兆円突破!

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-京都のハイテク企業十傑(10社)-

 京都のハイテク企業の業績が比較的好調です。かつては京都のハイテク企業は、業績が好調でも規模が小さかったですが、2023年3月期には「ニデック(旧:日本電産)」と「京セラ」が売上高2兆円を突破しました。更に、「ジーエス・ユアサコーポレーション」と「ローム」が、新たに売上高が5,000億円を突破しました。

 残念なのが絶好調だった「村田製作所」の成長に急ブレーキがかかった事です。「好事魔多し(物事がうまく進んでいる時ほど、意外なところに落とし穴があるという事)」という言葉を改めて実感します。

 京都のハイテク企業は、東京に本社を移転しません。市場のほとんどが海外のため移転するメリットが少ないのと「京都大学」など優秀な学生を確保しやすいためだと言われています。

 「京都のハイテク企業十傑(10社)」は、単純に売上高順ですが、いずれの企業も高い技術力を誇っています。「京都のハイテク企業十傑(10社)」が成長すると京都経済に大きなプラスの影響が出てきます。 

京都ハイテク企業売上ランキング(2023年3月期)
01 ニデック 2,242,824百万円(100,0817百万円) 
02 京セラ 2,025,332百万円(128,517百万円)
03 村田製作所 1,686,796百万円(297,887百万円)
04 任天堂 1,601,677百万円(504,375百万円)
05 オムロン 876,082百万円(100,686百万円)
06 GSユアサ 517,735百万円(31,500百万円)
07 ローム 507,882百万円(92,316百万円)
08 島津製作所 482,240百万円(68,219百万円)
09 村田機械 466,133百万円(63,847百万円)
10 SCREEN 460,834百万円(76,452百万円)

京都ハイテク企業売上ランキング(2022年3月期)
01 日本電産 1,918,174百万円(171,487百万円) 
02 京セラ 1,838,938百万円(148,910百万円)
03 村田製作所 1,812,521百万円(424,060百万円)
04 任天堂 1,695,344百万円(592,760百万円)
05 オムロン 762,927百万円(89,316百万円)
06 ローム 452,124百万円(71,479百万円)
07 GSユアサ 432,133百万円(22,664百万円)
08 島津製作所 428,175百万円(63,806百万円)
09 SCREEN 411,865百万円(61,273百万円)
10 村田機械 391,826百万円(60,435百万円)

(備考) カッコ内は営業利益です。


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1位 ニデック(東証プライム上場)

 
「ニデック(旧:日本電産)」の本社は、京都府京都市南区久世殿城町338番地にあります。モーター世界大手です。精密小型から産業用など中大型シフトしています。EV向けなど車載用を主柱に育成中です。

売上高(営業利益)
2023年3月期-2,242,824百万円(100,0817百万円)
2024年3月期予想-2,200,000百万円(220,000百万円)


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2位 京セラ(東証プライム上場)

 「京セラ」の本社は、京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。コンデンサーなど電子部品大手です。太陽電池モジュール、通信機器、複写機など多角化経営を行っています。

売上高(営業利益)
2023年3月期-2,025,332百万円(128,517百万円)
2024年3月期予想-2,100,000百万円(147,000百万円)


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3位 村田製作所(東証プライム上場)

 「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。高い技術力を背景に驚異的な利益率を誇っています。

売上高(営業利益)
2023年3月期-1,686,796百万円(297,887百万円)
2024年3月期予想-1,640,000百万円(220,000百万円)


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4位 任天堂(東証プライム上場)
 
「任天堂」の本社は、京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1にあります。ゲーム機ハード・ソフトで総合首位、海外シェア高いです。もはや説明の必要も無い誰もが知っている超有名企業です。

売上高(営業利益)
2023年3月期-1,601,677百万円(504,375百万円)
2024年3月期予想-1,450,000百万円(450,000百万円)


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5位 オムロン(東証プライム上場)
 
「オムロン」の本社は、京都駅近くの京都府京都市下京区塩小路通堀川東入にあります。稼ぎ頭は制御機器で、リレー等電子部品やヘルスケアも展開しています。

売上高(営業利益)
2023年3月期-876,082百万円(100,686百万円)
2024年3月期予想-890,000百万円(102,000百万円)


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6位 ジーエス・ユアサコーポレーション(東証プライム上場)
 「ジーエス・ユアサコーポレーション」の本社は、JR京都線(東海道本線)の「西大路駅」より徒歩7分の京都府京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地にあります。

 「ジーエス・ユアサコーポレーション」は、「旧:日本電池(GS)」と「旧:ユアサコーポレーション(YUASA)」が2004年4月に経営統合して誕生しました。車載用鉛電池、産業用電池電源が主力です。鉛蓄電池で世界2位、リチウムイオン電池の育成注力中です。

売上高(営業利益)
2023年3月期-517,735百万円(31,500百万円)
2024年3月期予想-580,000百万円(33,000百万円)


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7位 ローム(東証プライム上場)
 
「ローム」の本社は、京都府京都市右京区西院溝崎町21にあります。カスタムLSI、ダイオードなど半導体素子や抵抗器などが有力です。近年は「炭化ケイ素(SiC)パワー半導体」に注力しています。

売上高(営業利益)
2023年3月期-507,882百万円(92,316百万円)
2024年3月期予想-540,000百万円(75,000百万円)


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8位 島津製作所(東証プライム上場)
 「島津製作所」の本社は、京都府京都市中京区西ノ京桑原町1にあります。分析・計測機器大手で、医用機器、航空機器にも強いです。ノーベル化学賞の「田中耕一氏」を生んだことで一気に有名になりました。

売上高(営業利益)
2023年3月期-482,240百万円(68,219百万円)
2024年3月期予想-500,000百万円(71,000百万円)


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9位 村田機械(未上場)
 「村田機械」の本社は、京都府京都市伏見区竹田向代町136にあります。ブランド名は「Muratec(ムラテック)」です。「村田製作所」とは資本・人材を含めて関連性はありません。ちなみに「村田機械」は未上場です。

 繊維機械、工作機械などの産業機械やデジタル複合機等の情報機器の他、自動倉庫や無人搬送システムを中核としたFAシステムやロジスティクスシステム、その中でも半導体工場向けのクリーンルーム対応FAシステムが急成長しています。

売上高(営業利益)
2023年3月期-466,133百万円(63,847百万円)
2024年3月期予想-525,300百万円(56,200百万円)


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10位 SCREENホールディングス(東証プライム上場)
 「SCREENホールディングス(旧:大日本スクリーン製造)」の本社は、京都府京都市上京区堀川通寺之内上る四丁目天神北町1番地の1にあります。半導体製造装置の大手です。「ウエハ洗浄装置」では世界で断トツの1位です。

売上高(営業利益)
2023年3月期-460,834百万円(76,452百万円)
2024年3月期予想-495,000百万円(85,000百万円)



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2023年6月18日 (日)

滋賀県守山市 高さ約100m、延床面積約6万㎡の「株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業」 環境影響評価準備書の縦覧・説明会!

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-村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業-

 滋賀県の「守山市」と「村田製作所」は2021年8月11日に、JR守山駅東口の市有地で、「村田製作所」が新しい研究開発拠点を整備することに合意したと発表しました。現在立地しているホテル「ライズヴィル都賀山」は宿泊事業から撤退し、機能の見直しを行った上で隣接地に新築移転します。

 研究開発拠点は、ホテルや駐車場、駅前東口スポーツ広場、JR貨物用地の合計敷地面積9,999.41㎡です。「守山市」は、「村田製作所」がJR沿線の徒歩圏内で新たな研究開発拠点の整備を検討しているとの情報を入手し、協議・検討を重ねてきました。

 引用資料 村田製作所(PDF:2022/04/25)
 株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業に係る計画段階環境配慮書

● 環境影響評価準備書の縦覧・説明会
 滋賀県環境影響評価条例に基づき、「株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業に係る環境影響評価準備書の縦覧・説明会」が行われています。縦覧期間は、2023年6月15日(木)~7月14日(金)までです。

 守山市 広報もりやま(2023/06/01)
 株式会社村田製作所 (仮称)守山新事業所拠点整備事業

株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業の概要
◆ 所在地-滋賀県守山市浮気町300番地24ほか
◆ 交通-JR東海道本線(琵琶湖線)「守山」駅すぐ
◆ 高さ-100m未満
◆ 敷地面積-9,999.41㎡
◆ 敷地面積-最大約5,525㎡
◆ 延床面積-最大59,996.46㎡
◆ 施設機能-業務、研究開発、会議・展示スペース、食堂、駐車場等
◆ 構造-鉄骨造
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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株式会社村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター

 「村田製作所」は、横浜市西区の「みなとみらい21地区47街区」に、「村田製作所みなとみらいイノベーションセンター」を建設しました。概要は、地上18階、地下2階、高さ99.95m、延床面積65,335.35㎡です。2020年10月に竣工し、2020年12月に開業しました。「株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業」は、ほぼ同じ規模になります。

株式会社村田製作所 みなとみらいイノベーションセンターの概要
◆ 計画名-株式会社村田製作所みなとみらいイノベーションセンター建設工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目3-8
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩約5分、横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅より徒歩約12分、JR「横浜」駅・「桜木町」駅より徒歩約15分
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-99.95m
◆ 敷地面積-7,414.88㎡
◆ 建築面積-5,490.71㎡
◆ 延床面積-65,335.35㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-事務所、飲食店、駐車場
◆ 建築主-村田製作所
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2018年05月18日(本体着工)、2018年06月05日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2020年10月
◆ 開業-2020年12月16日(Mulabo!「ムラーボ!」)
◆ 投資総額- 約400億円(土地・建物費用のみ)


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村田製作所
 「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。

村田製作所の連結決算(売上高/営業利益)

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1998年3月       362,252百万円     67,618百万円
1999年3月       367,048百万円     57,061百万円
2000年3月       459,125百万円    100,767百万円
-----------------------------------------
2001年3月       584,011百万円    174,248百万円
2002年3月       394,775百万円     51,001百万円
2003年3月       394,955百万円     59,187百万円
2004年3月       414,247百万円     74,210百万円
2005年3月       424,468百万円     69,515百万円
2006年3月       490,784百万円     89,839百万円
2007年3月       566,805百万円    113,365百万円
2008年3月       631,655百万円    115,752百万円
2009年3月       523,946百万円  ▲16,287百万円
2010年3月       530,819百万円     26,730百万円
-----------------------------------------
2011年3月       617,954百万円     77,485百万円
2012年3月       584,662百万円     44,973百万円
2013年3月       681,021百万円     58,636百万円
2014年3月       846,716百万円    125,891百万円
2015年3月    1,043,542百万円    214,535百万円
2016年3月    1,210,841百万円    275,406百万円
2017年3月    1,135,524百万円    201,215百万円
2018年3月    1,371,842百万円    163,254百万円
2019年3月    1,575,026百万円    266,807百万円
2020年3月    1,534,045百万円    253,247百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,630,193百万円    313,240百万円
2022年3月    1,812,521百万円    424,060百万円
2023年3月    1,686,796百万円    297,887百万円

2024年3月期予想
2024年3月    1,640,000百万円    220,000百万円(会)
2024年3月    1,651,180百万円    257,000百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年6月18日時点の数値です。



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2023年6月17日 (土)

御堂筋将来ビジョン 御堂筋における側道歩行者空間化 「長堀通~道頓堀川の区間の側道(新橋交差点~道頓堀橋北詰交差点)」の工事

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-御堂筋における側道歩行者空間化に向けた側道閉鎖-

 大阪市は、2019年3月に策定した「御堂筋将来ビジョン」に基づき、御堂筋を車中心から人中心のストリートへと空間再編を進めています。この将来ビジョンの実現に向けて、側道の歩行者空間化を進めることで、段階的に人中心の空間に広げていくこととしています。

 長堀通~道頓堀川の区間の側道(新橋交差点~道頓堀橋北詰交差点)の区間の側道について、歩行者空間化に向けた整備を実施するため、2022年10月4日から閉鎖しています。御堂筋の車道のうち側道2車線を全て歩道として開放します。

 引用資料 大阪市・公式HP(2022/08/25)
 御堂筋における側道歩行者空間化に向けた側道閉鎖について


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閉鎖区間

 閉鎖区間は、「長堀通~道頓堀川の区間の側道(新橋交差点~道頓堀橋北詰交差点)」です。


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「御堂筋における側道歩行者空間化」のイメージです。


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「側道歩行者空間化」の工事の様子です。


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「側道歩行者空間化」の工事の様子です。


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「側道歩行者空間化」の工事の様子です。


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「側道歩行者空間化」の工事の様子です。



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2023年6月16日 (金)

大阪駅前地下道東広場改築その他工事 工事箇所・施工手順 「古くなった地下構造物」が新しく生まれ変わります!

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-大阪駅前地下道東広場改築その他工事-

 「神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。

 大阪駅前地下道東広場は、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工事期間中は、広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させ、東広場の地下空間も一部通行を制限しながら工事を行うことになります。工期は、2019年7月1日~2025年3月31日までの終日を予定しています。


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「工事箇所」です。


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「施工手順の一例」です。柱と天井のリニューアル工事だけではなく、「新設躯体構築」を行っています。


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「神百貨店梅田本店」です。


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「大阪駅前地下道東広場改築その他工事」を南西側から見た様子です。


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大規模に工事を行っています。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。天井のコンクリートが新しいです。天井を新しく作り変えていることが分かります。


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北西側から見た様子です。


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地上の工事の様子です。



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2023年6月15日 (木)

「サンポート高松」の隣接地 中四国最大級約1万人の「新香川県立体育館(仮称)建築工事」  愛称が「あなぶきアリーナ香川」に決定!

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-新香川県立体育館(仮称)建築工事-

 「香川県」は、高松市臨海エリアの再開発地区「サンポート高松」に、地上2階、地下1階の多目的アリーナ「新香川県立体育館(仮称) 」を建設する計画です。

 「メインアリーナ」は、固定席5,024席(最大収容人数10,000人)で、中四国最大級となります。全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会の開催、トップアーティストによるコンサートアリーナツアー、MICEなどに利用可能です。2022年4月21日に「安全祈願祭・起工式」が執り行われ着工しました。

 引用資料 公式ホームページ
 新香川県立体育館(仮称)建築工事

● 愛称が「あなぶきアリーナ香川」に決定!
 香川県教育委員会は、県立アリーナの命名権・ネーミングライツのスポンサー企業を不動産関連事業を展開する高松市の「穴吹興産」に決定しました。愛称は「あなぶきアリーナ香川」です。中四国最大級のメインアリーナなどを備える県立アリーナは、2024年11月に工事を終え、2025年3月に開館予定です。

あなぶきアリーナ香川の概要
◆ 計画名-新香川県立体育館(仮称)建築工事
◆ 所在地-香川県高松市サンポート
◆ 交通-JR「高松」駅
◆ 階数-地上2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約28m
◆ 建築面積-約18,925㎡
◆ 延床面積-約29,794㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 施設構成-(メインアリーナ)固定席5,024席、(サブアリーナ)固定席1,002席、(武道施設兼多目的ルーム)固定席327席
◆ 建築主-香川県
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)SANAA事務所
◆ 施工者-大林・合田・菅特定建設工事共同企業体(大林組、合田工務店、菅組JV)
◆ 着工-2022年04月21日(安全祈願祭・起工式)
◆ 竣工-2024年11月29日
◆ 開館-2025年03月予定


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「敷地北側の海上より」です。


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「敷地南側上空より」です。右側から「メインアリーナ、サブアリーナ、武道施設兼多目的ルーム」で構成されます。


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メインアリーナ

 「メインアリーナ」は、固定席5,024席(最大収容人数10,000人)で、中四国最大級となります。全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会の開催、トップアーティストによるコンサートアリーナツアー、MICEなどに利用可能です。


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コンサートアリーナツアーの開催

 メインアリーナは、「コンサート(エンドステージ)」では、収容人数約7,300人です。


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平面図(1階:アリーナレベル)

 「メインアリーナ、サブアリーナ、武道施設兼多目的ルーム」で構成されます。


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配置図

 「新香川県立体育館」は、「サンポート高松」の北側の建築面積約18,925㎡に建設予定です。


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「工事全体工程表」です。



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2023年6月14日 (水)

(仮称)新なんばタワープロジェクト 地上30階、高さ約100mの「THE CROSS CITY TOWER」 外観がほぼ完成!

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-THE CROSS CITY TOWER-

 「大阪木津卸売市場」のすぐ西側に「サンヨーホームズ、住友不動産」により、地上30階、高さ約100m、総戸数190戸の超高層タワーマンション「(仮称)大国町タワープロジェクト」が建設されています。

 「(仮称)大国町タワープロジェクト」は、「(仮称)新なんばタワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「THE CROSS CITY TOWER」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 THE CROSS CITY TOWER

THE CROSS CITY TOWERの概要
◆ 計画名-(仮称)大国町タワープロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区敷津東二丁目4番8(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線「大国町」駅から徒歩2分、南海本線・高野線「なんば」駅から徒歩12分
◆ 階数-地上30階、地下0階
◆ 高さ-軒高99.95m(塔屋を含む最高部はもう少し高い)
◆ 敷地面積-1,927.28㎡
◆ 建築面積-938.62㎡
◆ 延床面積-19,956.40㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(ダンパーなど)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-190戸
◆ 建築主-サンヨーホームズ、住友不動産
◆ 設計社-日企設計
◆ 施工者-日本国土開発
◆ 着工-2021年04月01日
◆ 竣工-2023年07月下旬予定
◆ 入居開始-2023年09月下旬予定


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「エントランスホール完成予想」です。


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「スカイラウンジ完成予想図」です。


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「屋内廊下(15〜19階)完成予想図」です。


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「位置図」です。


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「THE CROSS CITY TOWER」です。外観がほぼ完成しています。2023年7月下旬に竣工予定です。


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下層階の様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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「(仮称)大国町タワープロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2023年6月13日 (火)

広島市中央公園 観客席3万人規模の「サッカースタジアム等整備事業」 呼称が「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)」に決定!

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-サッカースタジアム等整備事業-
 「広島県、広島市、広島商工会議所」は、サッカースタジアムの建設候補地となっている「広島みなと公園、旧広島市民球場跡地、中央公園広場」の建設候補地3案を比較検討していました。

 J1の「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地となる広島市中心部でのサッカースタジアム建設を巡り、「広島市、広島県、広島商工会議所、サンフレッチェ広島」の4者トップ会談が開かれ、建設候補地3案の中でアクセス性や経費面、都市活性化の観点から最も適しているとして、「中央公園広場」とすることで一致しました。

 2021年3月31日に、「広島市サッカースタジアム整備等事業者選定審議会」から審議結果が答申され、事業主体である広島市により、優先交渉権者が選定されました。
 優先交渉権者は、大成・フジタ・広成・東畑・EDI・復建・あい・シーケィ共同企業体「(代表者)大成建設、(構成員)フジタ 、広成建設、東畑建築事務所、環境デザイン研究所、復建調査設計、あい設計、シーケィ・テック」です。

 「広島市」は2021年10月25日に、サッカースタジアム等整備事業の基本設計を公表しました。資料により階数・高さ・建築面積・延床面積などの詳細な概要が判明しました。

 引用資料 広島市・公式HP(2021/10/25)
 サッカースタジアム等整備事業の基本設計

 広島市が中央公園広場に建設するサッカースタジアムの起工式が2022年1月26日に現地で執り行いました。起工式は、設計と建設を担う「大成建設」を代表とする8社でつくる企業グループが主催しました。

● エディオンピースウイング広島
 2024年2月開業する「サンフレッチェ広島」の新スタジアムの名称が2023年6月12日に、「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)」に決定したと発表されました。家電量販店大手「エディオン」が命名権を取得しています。

 引用資料 エディオン(PDF:2023/06/12)
 広島サッカースタジアムの命名権契約締結のお知らせ

 名称の使用期間は2024年2月から10年間で、命名権料は年1億円です。「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地として、広島市中心部のにぎわい創出を後押します。

エディオンピースウイング広島の概要
◆ 計画名-サッカースタジアム等整備事業
◆ 所在地-広島県広島市中区基町15(中央公園広場)ほか
◆ 交通-アストラムライン「県庁前」駅、広島電鉄本線「紙屋町西」駅(電停)
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部約42m
◆ 敷地面積-(中央公園広場全体)約85,600㎡、(サッカースタジアム部分)約49,900㎡、(広場エリア)約35,700㎡
◆ 建築面積-(サッカースタジアム部分)約26,700㎡
◆ 延床面積-(サッカースタジアム部分)約60,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-既製杭(耐震性の高い鋼管コンクリート杭を採用)
◆ 地震対策-耐震構造(屋根部:張弦梁構造、付加制振構造) 
◆ 用途-サッカースタジアム等
◆ 座席数-約30,000席(車いす席300席)
◆ 優先交渉権者-(代表者)大成建設、(構成員)フジタ 、広成建設、東畑建築事務所、環境デザイン研究所、復建調査設計、あい設計、シーケィ・テック
◆ 埋蔵文化財発掘調査-2020年07月01日~2022年03月31日
◆ 着工-2022年01月26日(起工式)、2022年02月初旬(着工)
◆ 竣工-2023年12月頃予定
◆ 開業-(一部開業)2024年02月予定、(全体開業)2024年07月~09月予定


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「ロゴ」です。呼称が「EDION PEACE WING HIROSHIMA(日本語表記:エディオンピースウイング広島)に決定しました。


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「南側ペデストリアンデッキから見たイメージ」です。


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「旧太田川(本川)に架かる空鞘橋(そらざやばし)から見たイメージ」です。


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「内観イメージ」です。

● 世界基準のサッカースタジアム(観客席3万人規模)
 観客席は、前後左右に十分な余裕が感じられる快適なシートで、約30,000席(車いす席300席)です。 スタンドとピッチが近接し、臨場感・躍動感・一体感が感じられる観戦環境の提供します。雨の日にも濡れることなく観戦ができる屋根の設置します。


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「立面図」です。


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「全体配置計画」です。


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「整備計画のエリア図」です。



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2023年6月12日 (月)

世界最大級のホスピタリティグループ・アコー スイート含む264室 五感を通して奈良の魅力を感じる「ノボテル奈良」を2024年秋に開業!

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-ノボテル奈良-

 フランス・パリを拠点とする世界最大級の「ホスピタリティグループ・アコー」と「公共投資顧問」は、PGIMリアルエステートと提携し、2024年秋に「ノボテル奈良」を開業することを決定しました。

 引用資料 アコー(2023/05/24)
 五感を通して奈良の魅力を感じる「ノボテル奈良」が2024年秋に開業

 60カ国以上に530以上のホテルを持つノボテルは、110カ国以上で5,400以上の施設を展開しているホスピタリティグループ・アコーのアッパーミッドスケールブランド。"Your time, your way"をコンセプトに、大切な家族、友人、同僚、そして自分自身と充実した時間を過ごせる場所を提供しているデスティネーションホテルです。

 ビジネスにもレジャーにも最適な「ノボテル奈良」は、スイートを含む264の客室、ロビー・ウェルカムエリア、ソーシャルラウンジ、レストラン、4つの宴会場、ウェルネスエリアと奈良の景色を望む広大な屋外テラスとバーを備えた最上階のプレミアムラウンジを備えています。奈良の歴史と文化を五感で感じられるデザインで、ゲストを迎えます。


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「8F バー・テラスイメージ」です。


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「大浴場イメージ」です。


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「スイートイメージ」です。


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「宴会場イメージ」です。


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「1階のロビーとウェルカムエリア」です。


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「プレミアムラウンジ」です。



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2023年6月11日 (日)

ジャパネットホールディングス 長崎スタジアムシティプロジェクト 「スタジアムシティホテル長崎」のコンセプトと特徴、フロアを初公開!

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-長崎スタジアムシティプロジェクト-
 長崎市の「三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地(約7ha)」の再開発事業の優先交渉権者に選ばれた企業グループの中心となる通信販売大手「ジャパネットホールディングス」が、球技専用スタジアムなどを整備する計画を発表しています。

 スタジアムを核とした新しいまちから新しい長崎の風景をつくりだします。サッカースタジアムを中心に、アリーナ・オフィス・商業施設・ホテルなどの周辺施設を民間主導で開発するプロジェクトです。

 サッカーやバスケットボールなどのプロスポーツを一年間通じて楽しめるほか、音楽コンサートなど文化イベントも開催できるサッカースタジアムとアリーナを主体とした複合施設を開発することで、長崎の都市再生への貢献を図ります。 

 2022年6月26日に、2024年完成予定のV・ファーレン長崎のホームスタジアムとその周辺施設の建設による新しい街づくり 計画である「⻑崎スタジアムシティプロジェクト」の起工式が行われました。総工費は約800億円です。

 「ジャパネットホールディングス」が2024年の開業を目指し建設を進める「長崎スタジアムシティプロジェクト」の安全祈願祭が、着工以来初めて2023年1月6日に行われました。

● ホテル棟の完成予想図を公開!
 ジャパネットのグループ会社で地域創生事業を担う「リージョナルクリエーション長崎」は、2024年秋頃の開業を目指す長崎スタジアムシティプロジェクトのホテル棟「STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI(スタジアムシティホテル長崎)」のコンセプトと特徴、フロアを初公開しました。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(2023/05/29)
 日本初のスタジアムビューホテル!新たな体験型ホテルが長崎に誕生 ~【第一弾】ホテルのコンセプトと特徴、フロアを初公開~

長崎スタジアムシティプロジェクトの概要
◆ 所在地-長崎県長崎市幸町86番2、茂里町8番1
◆ 交通-JR「長崎」駅徒歩10分
◆ 階数
◇ スタジアム棟・ホテル棟・南商業棟(Ⅰ工区)-地上16階、塔屋1階、地下0階
◇ アリーナ・サブアリーナ棟・エネルギーセンター棟(Ⅱ工区)-地上4階、塔屋1階、地下0階
◇ オフィス棟(Ⅲ工区)-地上13階、塔屋1階、地下0階
◇ 駐車場棟(Ⅳ工区)-地上6階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-約60m
◆ 敷地面積-74,752.78㎡
◆ 延床面積-約199,772㎡(施設全体)
◇ スタジアム棟・ホテル棟・南商業棟(Ⅰ工区)-約111,559㎡
◇ アリーナ・サブアリーナ棟・エネルギーセンター棟(Ⅱ工区)-約30,803㎡
◇ オフィス棟(Ⅲ工区)-約35,127㎡
◇ 駐車場棟(Ⅳ工区)-約22,283㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、プレキャストコンクリート造
◆ 用途-サッカースタジアム、アリーナ、ホテル、商業施設、オフィス、駐車場等
◆ 概要-スタジアム約20,000席、アリーナ約6,000席、ホテル約270室
◆ 建築主-ジャパネットホールディングス(企画運営 リージョナルクリエーション長崎)
◆ 基本設計-環境デザイン研究所、安井建築設計事務所
◆ 実施設計-長崎スタジアムシティプロジェクト設計共同企業体
◆ 施工者
◇ スタジアム棟・ホテル棟・南商業棟(Ⅰ工区)-竹中工務店
◇ アリーナ・サブアリーナ棟・エネルギーセンター棟(Ⅱ工区)-戸田建設
◇ オフィス棟(Ⅲ工区)-戸田建設
◇ 駐車場棟(Ⅳ工区)-松尾建設
◆ 着工-2022年06月26日(起工式)、2022年07月01日(着工)
◆ 竣工-2024年09月予定
◆ 開業-2024年中予定
◆ 総工費-約800億


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「ホテル全体フロア図」です。


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「エントランス」です。


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「ブロンズスイート」です。


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「プール」です。


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「ジャグジー」です。



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2023年6月10日 (土)

地上39階、 高さ約144mの「ジオタワー大阪十三」 長周期地震動に対して揺れを大幅に低減する制御層制震構造(KaCLASS)」を初導入!

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-もと淀川区役所跡地等活用事業-

 大阪市は、もと淀川区役所跡地等活用事業(市有地不動産の貸付等)に関する開発事業者予定者募集プロポーザルにおける価格提案審査を実施し、最も高い価格提案を行った「(代表事業者)阪急阪神不動産、(共有事業者)髙松建設」を事業予定者として、2020年6月3日に決定しました。

  地上40階、地下0階、高さ142.000mの「複合施設棟」には、約660戸の分譲マンション、市立図書館、スーパーマーケット、保育・学童施設などが入り、線路側の「西側敷地」には専門学校が入る地上7階建ての「学校施設棟」を整備する計画です。

● ジオタワー大阪十三
 正式名称が「ジオタワー大阪十三」に決定し、公式HPがオープンしています。概要が、地上39階、地下1階、高さ約144m、総戸数712戸(うち非分譲住戸1戸含む)に変更されています。

 引用資料 公式ホームページ
 ジオタワー大阪

ジオタワー大阪十三の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市淀川区十三東計画 東敷地
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区十三東一丁目21番3他(地番)
◆ 交通-阪急神戸本線・宝塚本線・京都本線「十三」駅徒歩3分
◆ 階数-地上39階、地下1階
◆ 高さ-約144m
◆ 敷地面積-7,274.38㎡  
◆ 建築面積-4,472.53㎡   
◆ 延床面積-84,490.71㎡ 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制御層制震構造(KaCLASS)    
◆ 用途-共同住宅、店舗、市立図書館、学校図書館、郵便局、保育・学童施設、民営駐輪場、事務所
◆ 総戸数-712戸(うち非分譲住戸1戸含む)
◆ 建築主-阪急阪神不動産
◆ 設計者-(意匠-住宅部分・設備)鹿島建設、(意匠-低層施設部分)類設計室、(構造)鹿島建設
◆ 施工者-鹿島・髙松共同企業体(鹿島建設、高松建設)
◆ 着工-2022年08月上旬
◆ 着工-2026年01月予定
◆ 入居開始-2026年04月予定


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「複合開発」です。


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「エントランス」です。


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「ガーデン」です。


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超高層建物全体の揺れを大幅に低減する「KaCLASS」

 「鹿島建設」は、巨大地震に伴い発生する長周期地震動による超高層建物全体の揺れを、従来の耐震・制震架構と比べ大幅に低減する制御層制震構造「KaCLASS」を開発しました(引用:鹿島建設)。

 引用資料 鹿島建設(2023/06/06)
 巨大地震による長周期地震動に対し、超高層建物全体の揺れを大幅に低減する「KaCLASS®」を初導入 ~より安全・安心で、自由度の高い開放的な居室空間を実現~

 KaCLASSは、同調質量ダンパ(Tuned Mass Damper)の原理を応用した制免震技術です。建物高さの70%程度の位置に設けた制御層が地震時に変形することで、制御層から上の躯体には免震効果を、下の躯体にはTMD制震効果を与え、建物全体に大きな制御効果を付与します。

 また、制御層が地震エネルギーを大きく吸収し、建物全体の揺れを大幅に低減できるため、巨大地震による長周期地震動に対しても、従来の耐震・制震架構と比較して少ない柱梁で高い安全性を確保でき、開放的な空間が実現可能です。

 このたびKaCLASSを、阪急阪神不動産が事業を進める超高層タワーレジデンス「ジオタワー大阪十三」に初導入しました。高耐力・高靭性を備えた既開発の超高層鉄筋コンクリート造技術「HiRC工法」に、このKaCLASSを搭載することで、開放的な居室空間を提供しながら、より高い安全性を確保した建物を実現します。


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「KaCLASS導入により、柱梁の少ない自由度の高い空間を実現」です(引用:鹿島建設)。


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「位置図」です。

 



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2023年6月 9日 (金)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 美しい「壁面緑化」、どのようにメンテナンスしているのか?

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 「阪神電気鉄道」 と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」では、2014年10月1日の工事着手以来 、「梅田1丁目1番地計画」を進めてきましたが、2022年2月25日にⅡ期工事部分が竣工し、全体竣工を迎えました。

● 壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有!
 「阪神園芸」では、2022年2月25日に全体竣工を迎えた「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」において、壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有し、必要な緑量やデザイン・品質を長期的に維持するとともに、情報発信などを通じて本建物の資産価値を高めることを目的とした「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。

 引用資料 阪神園芸(2022/03/25)
 大阪梅田ツインタワーズ・サウスにおいて 壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年02月25日(全体竣工)

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工-2021年09月07日(竣工)、2021年10月08日(新百貨店部分先行オープン)
⑧ 全体竣工-2022年02月25日
⑨ オフィスゾーン開業-2022年03月24日
⑩ グランドオープン-2022年04月06日(阪神梅田本店のグランドオープン)


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「壁面緑化、屋上緑化」などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。


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基壇部の「阪神梅田本店」の外壁は、「阪神園芸」により「壁面緑化」が行われています。


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Ⅰ期工事部分の「壁面緑化」です。


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このところ雨の日が続いたので、「壁面緑化」の植物が大きく育っていい感じになっています。今の季節の「アジサイの花」もあります。


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甲子園球場のツタで覆われるというウワサがありましたが、実現しませんでした。


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Ⅱ期工事部分の「壁面緑化」です。


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「阪神園芸」は、このような狭い場所で、雑草の除去や剪定(せんてい)などのメンテナンスをどのように行っているのか? 私は興味津々です。


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よく見ると、ビルに直接では無く、白いプランターのようなもので植栽を行っているようです。これだと枯れり、育ちすぎたりしたらすぐに交換できます。



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2023年6月 8日 (木)

福岡市 地上18階、高さ88.20m、延床面積約62,932㎡の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」 「天神ビッグバンボーナス」の認定!

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-天神ビジネスセンターの南側-
 「福岡地所」は、西鉄福岡(天神)駅、福岡市地下鉄天神駅近くにある複合商業ビル「メディアモール天神(MMT)」が再開発のため閉鎖されることにともない「ジュンク堂書店福岡本店」が2020年6月30日に閉店しました。

 「福岡地所」は、天神ビジネスセンターの南側の「メディアモール天神(MMT)」の解体工事を行っています。更に街区東側の福岡市役所の「北別館」跡地の再開発は、優先交渉権者が「福岡地所株式会社を代表とするグループ」となりました。

 「メディアモール天神(MMT)」と福岡市役所の「北別館」の間に「第2明星ビル」がありました。「福岡地所」は、「第2明星ビル」を取得し、再開発区域を広げます。

 天神ビジネスセンターの南側の街区の3ビル(メディアモール天神、第2明星ビル、福岡市役所北別館)は、すべて「福岡地所」が再開発する事になります。

● (仮称)天神ビジネスセンター2期計画
 「天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社)」及び「福岡地所」は、福岡市役所北別館跡地を含む福岡市中央区天神1丁目において推進中の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」に関し、福岡市から「天神ビッグバンボーナス」の認定を受けました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2023/06/07)
 (仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について

 「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」は、福岡市が進める「都心の森1万本プロジェクト」や「Fukuoka Art Next」、「感染症対応シティ」などの取組みを実施し、天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」を推進するとともに、天神地区の国際競争力向上に貢献できるものと考えています。

(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目76-1、76-2他(地番)
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部88.20m(天神ビッグバンにより航空法上の高さ規制約86m~90mに緩和)
◆ 敷地面積-4,085.08㎡
◆ 建築面積-約3,514㎡
◆ 延床面積-約62,932㎡
◆ 容積対象面積-容積率1,400%
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社)、福岡地所
◆ 設計者・監理者-前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体(前田建設工業、俊設計)
◆ 施工者-前田・旭特定建設工事共同企業体(前田建設工業、旭工務店)
◆ 着工-2023年10月頃予定
◆ 竣工-2026年06月頃予定
◆ 開業-2026年08月頃予定(60年間の定期借地)


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「南西地上広場イメージ」です。


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「アクセラリウム」です。


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オフィスフロアは基準階面積2,500㎡(約750坪)以上です。


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「位置図」です。



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2023年6月 7日 (水)

阪神電気鉄道 大阪梅田駅改良工事 廃止された「旧3番線」と改良工事中の「4番線」 2023年6月1日の建設状況

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-大阪梅田駅改良工事-

 「阪神電気鉄道」では、2015年3月から実施している大阪梅田駅改良工事において、改良工事の進捗に伴い、2021年10月30日から、現在の1番線降車ホームの北側で構築していた新1番線の供用を開始しました。

 また、新1番線の供用開始に併せて、ホームからの転落事故等の防止策として、国、大阪府及び大阪市の補助を得て整備している新1番線ホームの可動式ホーム柵も供用を開始しています。

● 新2番線と新3番線が供用開始!
 
「阪神電気鉄道」では、2015年3月から実施している大阪梅田駅改良工事において、改良工事の進捗に伴い、2023年1月28日(土)から、「新2番線」が供用開始、2023年5月27日(土)から、「新3番線」が供用開始されました。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2023/05/16)
 大阪梅田駅 新3番線の供用を開始します ~2023年5月27日(土)から~

 また、「新2番線」と「新3番線」の供用開始に併せて、ホームからの転落事故等の防止策として整備している「新2番線」と「新3番線」の
番線のホームドアも供用開始しました。

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「新1番線供用開始前(2022年10月29日まで)」です。


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「新1番線供用開始後(2022年10月30日から)」です。


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「新2番線供用開始後(2023年1月28日(土)から」です。


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「新3番線供用開始後(2023年5月27日(土)から)」です。


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「改良工事完了後(2024年春頃予定)」です。


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「断面図」です。東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。


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2023年5月27日(土)からが閉鎖された「旧3番線」です。


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「旧3番線」は、閉鎖されてホームが拡幅されます。


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改良工事中の「4番線」です。2024年春頃には、位置はそのままで「新4番線」に生まれ変わる予定です。


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「4番のりば」を東側から見た様子です。「4番のりば」には転落事故等の防止策としてホームドアが設置されます。


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「4番降車専用ホーム」を東側から見た様子です。「4番降車専用ホーム」には、ホームドアが設置されません。



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2023年6月 6日 (火)

阪神電気鉄道 大阪梅田駅改良工事 「新2番線」と「新3番線」が供用開始 Part2:「ホームドア」が設置された新3番線ホーム編!

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-大阪梅田駅改良工事-

 「阪神電気鉄道」では、2015年3月から実施している大阪梅田駅改良工事において、改良工事の進捗に伴い、2021年10月30日から、現在の1番線降車ホームの北側で構築していた新1番線の供用を開始しました。

 また、新1番線の供用開始に併せて、ホームからの転落事故等の防止策として、国、大阪府及び大阪市の補助を得て整備している新1番線ホームの可動式ホーム柵も供用を開始しています。

● 新2番線と新3番線が供用開始!
 
「阪神電気鉄道」では、2015年3月から実施している大阪梅田駅改良工事において、改良工事の進捗に伴い、2023年1月28日(土)から、「新2番線」が供用開始、2023年5月27日(土)から、「新3番線」が供用開始されました。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2023/05/16)
 大阪梅田駅 新3番線の供用を開始します ~2023年5月27日(土)から~

 また、「新2番線」と「新3番線」の供用開始に併せて、ホームからの転落事故等の防止策として整備している「新2番線」と「新3番線」の
番線のホームドアも供用開始しました。

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「新1番線供用開始前(2022年10月29日まで)」です。


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「新1番線供用開始後(2022年10月30日から)」です。


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「新2番線供用開始後(2023年1月28日(土)から」です。


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「新3番線供用開始後(2023年5月27日(土)から)」です。


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「改良工事完了後(2024年春頃予定)」です。


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「断面図」です。東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。


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2023年5月27日(土)からが供用開始された「新3番線」です。


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「新3番線」を東端から見た様子です。


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「新3番線」は、ホームからの転落事故等の防止策としてホームドアが供用開始されました。


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「2番降車専用ホーム」と「3番降車専用ホーム」を東側から見た様子です。供用開始されていますが、天井や床はまだ工事中です。


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「3番のりば」を東側から見た様子です。供用開始されていますが、天井や床はまだ工事中です。


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「新3番線」を西側から見た様子です。


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「2番降車専用ホーム」と「3番降車専用ホーム」を西側から見た様子です。


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「3番のりば」を西側から見た様子です。



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2023年6月 5日 (月)

阪神電気鉄道 大阪梅田駅改良工事 「新2番線」と「新3番線」が供用開始 Part1:「ホームドア」が設置された新2番線ホーム編!

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-大阪梅田駅改良工事-

 「阪神電気鉄道」では、2015年3月から実施している大阪梅田駅改良工事において、改良工事の進捗に伴い、2021年10月30日から、現在の1番線降車ホームの北側で構築していた新1番線の供用を開始しました。

 また、新1番線の供用開始に併せて、ホームからの転落事故等の防止策として、国、大阪府及び大阪市の補助を得て整備している新1番線ホームの可動式ホーム柵も供用を開始しています。

● 新2番線と新3番線が供用開始!
 
「阪神電気鉄道」では、2015年3月から実施している大阪梅田駅改良工事において、改良工事の進捗に伴い、2023年1月28日(土)から、「新2番線」が供用開始、2023年5月27日(土)から、「新3番線」が供用開始されました。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2023/05/16)
 大阪梅田駅 新3番線の供用を開始します ~2023年5月27日(土)から~

 また、「新2番線」と「新3番線」の供用開始に併せて、ホームからの転落事故等の防止策として整備している「新2番線」と「新3番線」の
ホームドアも供用開始しました。

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「新1番線供用開始前(2022年10月29日まで)」です。


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「新1番線供用開始後(2022年10月30日から)」です。


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「新2番線供用開始後(2023年1月28日(土)から」です。


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「新3番線供用開始後(2023年5月27日(土)から)」です。


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「改良工事完了後(2024年春頃予定)」です。


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「断面図」です。東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。


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2023年1月28日(土)からが供用開始された「新2番線」です。


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「新2番線」は、ホームからの転落事故等の防止策としてホームドアが供用開始されました。


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「1番のりば」と「2番のりば」を東側から見た様子です。


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「1番のりば」と「2番のりば」は、かなり広いです。


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柱が非常に太いです。


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「1番のりば」と「2番のりば」を西側から見た様子です。


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「新2番線」を西側から見た様子です。


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「2番降車専用ホーム」と「3番降車専用ホーム」を西側から見た様子です。供用開始されていますが、天井や床はまだ工事中です。



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2023年6月 4日 (日)

地上39階、高さ約188mの「JPタワー大阪」 地下道「ガーデンアベニュー」の部分 2023年6月1日の建設状況

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 「日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB」は、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区を開発しています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ188.00m、延床面積約229,000㎡です。JR大阪駅に整備される新改札口と直結します。

 「ジェイアール西日本ホテル開発」が、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で開発している「梅田3丁目計画(仮称)」に、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する新たなホテルブランドをオープンします。開業時期は2024年夏を予定しています。

● JPタワー大阪(KITTE大阪)
 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田 3 丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」に決定しました。併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」にしました。

 引用資料 日本郵便(2023/03/07)
 梅田3丁目計画(仮称)の建物名称および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」および「KITTE大阪」に決定

 「梅田 3 丁目計画(仮称)」は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは 2024年7月を予定しています。事務所貸室面積約68,000㎡、商業施設貸室面積約16,000㎡となっています。

JPタワー大阪の概要
◆ 計画名-梅田3丁目計画(仮称)建設工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神電鉄「大阪梅田」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.00m
◆ 敷地面積-12,893.31㎡(ニュースリリースでは約12,920㎡)
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡(ニュースリリースでは約227,000㎡)
◆ 容積対象面積-約193,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
◆ 客室数-418室(客室フロア30階~38階)
◆ 建築主-日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(竹中工務店・西松建設・錢高組JV)
◆ 解体工事-2020年07月01日
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 開業-2024年07月予定(商業施設)、2024年夏(ホテル)


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「南東広場イメージ(JR大阪駅南側から)」です。


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「アトリウムイメージ」です。


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「アトリウムイメージ(商業フロアから)」です。

● KITTE大阪
 「KITTE大阪」は、JR大阪駅からの抜群のアクセス性という立地を生かした商業施設として、日本のいいものや地域の食文化など、日本各地のさまざまなヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所として2024年7月に誕生します。 


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「ホテルエントランスイメージ」です。

● オートグラフ コレクション
 JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初めて提携し、個性あふれる独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」
ブランドのホテルを出店。初代大阪駅の跡地でもあるこの土地の記憶を継承し、地域の歴史や文化を未来へ紡ぎ、驚きや新たな価値を提供する、唯一無二の時空(とき)を超える旅の基点として、愛されるホテルを目指します。


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「劇場客席イメージ」です。

● 劇場
 自由度の高い舞台機構と最新設備を備えた劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテインメントをお届けするほか、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指します(運営はMBSライブエンターテインメント)。


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「屋上庭園イメージ」です。


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「フロアマップ」です。


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「位置図」です。


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「JPタワー大阪(KITTE大阪)」の2023年6月1日の建設状況です。


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下層階の様子です。


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敷地南側の地下でも工事が行われています。


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内部の様子です。この部分の地下で工事が行われています。


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地下1階部分です。


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地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」です。


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「ガーデンアベニュー」の北側を狭めて工事を行っています。


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地下歩行者道路がかなり狭くなっています。


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東側に振り返った様子です。


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西端部分です。


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西端にはドアが設置さてれいます。



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2023年6月 3日 (土)

「JPタワー大阪」と「サウスゲートビルディング」を接続する歩行者デッキ 「サウスゲートビルディング」の接続部分 2023年6月1日の建設状況

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 「日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB」は、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区を開発しています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ188.00m、延床面積約229,000㎡です。JR大阪駅に整備される新改札口と直結します。

 「ジェイアール西日本ホテル開発」が、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で開発している「梅田3丁目計画(仮称)」に、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する新たなホテルブランドをオープンします。開業時期は2024年夏を予定しています。

● JPタワー大阪(KITTE大阪)
 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田 3 丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」に決定しました。併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」にしました。

 引用資料 日本郵便(2023/03/07)
 梅田3丁目計画(仮称)の建物名称および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」および「KITTE大阪」に決定

 「梅田 3 丁目計画(仮称)」は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは 2024年7月を予定しています。事務所貸室面積約68,000㎡、商業施設貸室面積約16,000㎡となっています。

JPタワー大阪の概要
◆ 計画名-梅田3丁目計画(仮称)建設工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神電鉄「大阪梅田」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.00m
◆ 敷地面積-12,893.31㎡(ニュースリリースでは約12,920㎡)
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡(ニュースリリースでは約227,000㎡)
◆ 容積対象面積-約193,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
◆ 客室数-418室(客室フロア30階~38階)
◆ 建築主-日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(竹中工務店・西松建設・錢高組JV)
◆ 解体工事-2020年07月01日
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 開業-2024年07月予定(商業施設)、2024年夏(ホテル)


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「南東広場イメージ(JR大阪駅南側から)」です。


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「アトリウムイメージ」です。


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「アトリウムイメージ(商業フロアから)」です。

● KITTE大阪
 「KITTE大阪」は、JR大阪駅からの抜群のアクセス性という立地を生かした商業施設として、日本のいいものや地域の食文化など、日本各地のさまざまなヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所として2024年7月に誕生します。 


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「ホテルエントランスイメージ」です。

● オートグラフ コレクション
 JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初めて提携し、個性あふれる独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」
ブランドのホテルを出店。初代大阪駅の跡地でもあるこの土地の記憶を継承し、地域の歴史や文化を未来へ紡ぎ、驚きや新たな価値を提供する、唯一無二の時空(とき)を超える旅の基点として、愛されるホテルを目指します。


Jp230316
「劇場客席イメージ」です。

● 劇場
 自由度の高い舞台機構と最新設備を備えた劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテインメントをお届けするほか、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指します(運営はMBSライブエンターテインメント)。


Jp230317
「屋上庭園イメージ」です。


Jp230318
「フロアマップ」です。


Jp230319
「位置図」です。


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「JPタワー大阪(KITTE大阪)」の2023年6月1日の建設状況です。


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「サウスゲートビルディング」から見た「JPタワー大阪」と接続する歩行者デッキです。


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「JPタワー大阪」側の歩行者デッキの接続部分です。


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屋根付きの歩行者デッキとなっています。


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北側を見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」の2階西端の接続部分です。「仮囲い」で内部が見えないようになっています。


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少し東側部分です。


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「サウスゲートビルディング」の西端から東側を見た様子です。


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「スターバックス コーヒー 大丸梅田店(2階)」の奥(西側)が接続部分となります。



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2023年6月 2日 (金)

「古河大阪ビル」の跡地 地上40階、高さ162mの「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」 2023年6月1日に着工!

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-(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画-
 
「三井不動産レジデンシャル」は、「古河大阪ビル」と隣接する「古河大阪ビル西館」の2棟が建つ土地の持ち分の6割超を取得しました。「三井不動産レジデンシャル」は、三井不動産グループの住宅分譲会社です。

 「古河大阪ビル」と「古河大阪ビル西館」は、解体工事が行われました。「地上躯体解体工事」および「地下躯体解体工事」の工期は、2020年3月1日~2022年10月31日となっています。

 跡地には、 地上40階、地下1階、高さ161.85m、延床面積約75,102㎡の超高層複合ビル「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」が建設されます。用途は「共同住宅、ホテル、飲食店舗、事務所」となります。

● 2023年6月1日に着工!
 「三井不動産レジデンシャル」と「三井不動産」および「三井不動産ホテルマネジメント」は、大阪市北区堂島浜二丁目において事業を推進している「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」が、2023年6月1日に着工しました。建物竣工およびホテル開業は2027年春を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2023/06/01)
 三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」着工

 「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」は、三井不動産グループ初である分譲マンションとホテルの大規模複合開発となり、水都大阪を象徴する堂島川のリバーフロントという好立地において、大阪の未来を担う革新的なプロジェクトになることを目指しています。

 ホテルについては三井不動産ホテルマネジメントが「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営を行います。大阪府内で三井不動産グループが運営するホテルとしては「三井ガーデンホテル大阪プレミア」に続き、2施設目となります。

(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜二丁目4番1外(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「大阪」駅徒歩11分、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅徒歩6分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩10分、JR東西線「北新地」駅徒歩6分、京阪電気鉄道中之島線「渡辺橋」駅徒歩3分
◆ 階数-(高層棟) 地上40階、地下1階、(低層棟) 地上4階、地下1階、(ANNEX棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(高層棟) 最高部161.85m
◆ 敷地面積-5,755.23㎡(主敷地5,282.86㎡、従敷地472.37㎡)
◆ 建築面積-3,250.00㎡
◆ 延床面積-75,102.00㎡(容積対象面積53,500.00㎡)
◆ 構造-(高層棟) 鉄筋コンクリート造、(低層棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(ANNEX棟)鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、飲食店舗、事務所
◆ 総戸数-513戸
◆ 客室数-220室
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者-清水建設
◆ 外観デザイン監修-ホシノアーキテクツ
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体-2020年03月01日~2022年10月31日
◆ 着工-2023年06月01日
◆ 竣工-2027年05月末予定
◆ 開業-2027年春予定(ホテル)


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「立面イメージ」です。


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「敷地配置イメージ」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」の建設予定地です。

 


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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「南側立面図」です。



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2023年6月 1日 (木)

なんば駅周辺における空間再編推進事業 歩行者空間化に向けた工事 2023年5月16日の建設状況

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-なんば駅周辺における空間再編推進事業-

 「南海電気鉄道」では、大阪市・地域団体等と共に、官民合同で2017年3月にとりまとめた「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」に基づき、世界を惹きつける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出に向け、より歩行者にとって安全で安心な空間となるよう、なんば駅周辺道路空間の再編に向けた検討を官民連携で進めています。

 周辺町会・商店街・企業27団体で構成する「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」2021年11月から12月にかけて、道路空間再編(歩行者空間拡大)の社会実験を実施し、交通や経済活動への影響、及び歩行者空間の回遊性の向上について検証しました。

 2022年9月20日(火)から歩行者空間化に向けた工事に着手し、2022年11月8日(火)からなんば駅前広場周辺(なんば駅前広場~なんさん通り)を車両通行止めとします。本事業は2025年3月下旬の完了を予定しています。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2022/08/25)
 【なんば駅周辺における空間再編推進事業】11月8日(火)から、なんば駅前広場周辺を車両通行止めにします


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「なんさん通りの将来イメージ」です。


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「主な取組み内容」です。


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「閉鎖区間」です。


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なんばエリアの1⽇乗降客数約90万⼈の流れが広場整備により、⼤きく変化する可能性があります。


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「なんば駅周辺における空間再編推進事業」の2023年5月16日の建設状況です。


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西側から見た様子です。


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この樹木は残すようです。


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東側から見た様子です。


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髙島屋大阪店(大阪タカシマヤ)前です。


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東側から引いて見た様子です。


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「なんさん通り」です。


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「早く電線類地中化してくれ!」と叫びたい気持ちです。



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