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2023年6月29日 (木)

夢洲の「カジノを含む統合型リゾート(IR)」に追い風 「オリックス」の2024年3月期連結決算(営業収益/営業利益)が過去最高を更新か?

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

● IRの開業にはオリックスの経営安定が必須!
 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。

 2030年上半期の開業までには、あと約7年もあります。いままでも紆余曲折がありましたが、これからも紆余曲折が予想され、一筋縄ではいかないと思います。「MGMリゾーツ・インターナショナル」をつなぎとめておくには「オリックス」が大きなカギを握ります。

 日本と大阪を熟知した「オリックス」、なおかつ高収益で日本屈指の優良企業である「オリックス」がパートナーで「MGM」にとっては非常に心強いと思います。もしも「MGM」の単独だったら、コロナ禍で撤退していた可能性もあったのではないでしょうか?

 「オリックス」としても財務的に余裕が無いと「カジノを含む統合型リゾート(IR)」は非常に難しいです。そのためには「オリックス」の経営安定が何よりも大切です。幸いにも、コロナ禍で落ち込んだ業績もかなり回復しています。2024年3月連結決算では、過去最高だった2018年3月連結決算の営業収益・営業利益を上回る可能性が高いです。営業収益の3兆円突破も見えてきました。


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IR開業までのプロセス
 MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体が正式な事業者に決定しました。最大の難関だった国の「区域整備計画の認定・公示」という壁を乗り越えました。

 引用資料 国土交通省・観光庁(2021/07/20)
 特定複合観光施設区域整備計画審査委員会の設置について


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オリックス
 「オリックス」は、1964年4月に「オリエント・リース」として設立されました。リース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきました。

 その結果、現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。

 オリックスには「東京本社」と「大阪本社」があります。「東京本社」は、東京都港区浜松町二丁目4番1号の「世界貿易センタービル南館(2021年5月6日より)、「大阪本社」は、大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号の「オリックス本町ビル」にあります。

オリックスの連結決算(営業収益/営業利益)
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1997年3月     347,784百万円    36,889百万円
1998年3月     380,510百万円    38,412百万円
1999年3月     593,941百万円    31,042百万円
2000年3月     616,513百万円    52,886百万円
-----------------------------------------
2001年3月     586,149百万円    57,148百万円
2002年3月     658,462百万円    75,369百万円
2003年3月     683,645百万円    38,083百万円
2004年3月     720,773百万円    84,775百万円
2005年3月     928,730百万円   131,713百万円
2006年3月     947,824百万円   217,338百万円
2007年3月   1,142,500百万円   282,166百万円
2008年3月   1,151,500百万円   187,990百万円
2009年3月   1,075,800百万円    54,739百万円
2010年3月     912,294百万円    28,710百万円
-----------------------------------------
2011年3月     946,878百万円    75,296百万円
2012年3月     970,821百万円   124,467百万円
2013年3月   1,065,638百万円   150,598百万円
2014年3月   1,375,292百万円   203,048百万円
2015年3月   2,174,283百万円   256,829百万円
2016年3月   2,369,202百万円   287,741百万円
2017年3月   2,678,659百万円   329,224百万円
2018年3月   2,862,771百万円   336,195百万円
2019年3月   2,434,864百万円   329,438百万円
2020年3月   2,280,329百万円   269,681百万円
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2021年3月   2,292,708百万円   258,814百万円
2022年3月   2,520,365百万円   302,083百万円
2023年3月   2,666,373百万円   313,988百万円

2024年3月期予想
2024年3月   2,866,620百万円   403,518百万円(コ)

(備考)2024年3月期予想は、オリックスが未発表のためコンセンサス(アナリスト予想)のみになります。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年6月29日時点の数値です。



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