カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 実施協定案の策定は2023年秋を見込む!
-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-
大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。
大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。
引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について
「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。
大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。
● 実施協定案の策定は2023年秋を見込む!
「MGMリゾーツ・インターナショナル」のビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)は2023年8月2日(米国時間)、大阪市内で運営を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)を巡り、着工時期など具体的な計画を定めた実施協定案の策定は「今秋(2023年秋)を見込む」と述べました。
日本経済新聞(2023/08/03)
大阪IRの実施協定案策定「今秋見込む」 米MGMのCEO
「イメージパース:全景」です。
「IR区域の全体配置(イメージ)」です。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催期間を2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間を想定しています。
海外パビリオン建設が遅れている問題で、2025年4月13日に開幕出来るのか? 開催期間が延期されるのか? 現時点では分かりません。マスコミはこの状態を嬉々として嬉しそうに報道しています。
嬉しそうに報道する理由は、マスコミが「維新」が大嫌いだからだと思います。そもそも「2025年日本国際博覧会」は国の事業なのに、マスコミが「維新」の大失点として叩くのはなんだかなあ・・・と思います。
ただ、半年もしくは1年延期されるという最悪の状態も想定しておく必要があります。仮に開催期間が延期されて場合でも、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」への影響を最小限にとどめる必要があります。
● 2つの用地は重複しない!
上記の図を見ると、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の用地は、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の用地と重複していない事が分かります。
仮に開催期間が1年延期された場合、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の開催中に、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」が着工するという事態になるかもしれません。
用地が重複していなくても境界線付近では、景観や騒音の問題で工事が出来ないという事態は充分考えられますが、そのほかの部分では影響は最小限に抑える事が出来ると思います。
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