神戸市 王子公園再整備基本計画(素案) 公園とスポーツ施設のリノベーションと魅力向上 2030年度まで約260億円を投資!
-王子公園-
神戸市の久元喜造市長は2021年1月に、神戸市灘区の王子公園内に大学の誘致を目指す事を発表しました。「王子公園」は約19.4haです。「王子動物園約8.1ha」や「王子スタジアム(約2.6ha」をはじめ、補助競技場、体育館、テニスコート、プールなどがあります。
神戸市は、大半の施設が老朽化している現状などを踏まえ、再整備に乗り出します。既存のスポーツ施設を再編し、現在のスタジアム周辺を公園区域から外して大学用地にする考えです。公園内には新たなスタジアムや芝生広場なども整備する方針です。
神戸市灘区の王子公園の再整備を巡り、神戸市は2023年6月29日に、大学誘致の公募に名乗り出ていた「学校法人関西学院」が選考委員会の審査を通過し、優先交渉権者に決定したと発表しました。
引用資料 神戸市・HP(2023/06/29)
王子公園再整備にかかる大学設置・運営事業者公募 結果の公表
提案では、国内外から学生約4,000人を集め、文理融合の教育を展開する予定です。六甲の山並みと調和する緑地空間を設け、公園内のキャンパスにふさわしく誰でも出入りできる空間を創出します。
● 王子公園再整備基本計画素案
「神戸市」は、「王子公園再整備基本計画」の素案をまとめ、2023年9月15日に開いた神戸市議会の建設防災委員会で報告しました。「公園とスポーツ施設のリノベーションと魅力向上」などの目標を掲げ、2030年度まで約260億円を投じて、動物園、スポーツ施設、公園施設の整備を実施し、魅力向上を図ります。
引用資料 神戸市・HP(2023/09)
王子公園再整備
「各ゾーンの主な計画概要図」です。
「緑の広場 整備イメージ」です。
「シンボルプロムナード 整備イメージ」です。
「スポーツゾーン 計画図」です。
「駐車場 整備イメージ」です。
「大学ゾーン」の全景です。跡地の売却価格は100億円で「学校法人関西学院」に、2026年度末の土地の引き渡しを予定です。「関西学院」は、キャンパス開設時期は、2029年~2031年頃を予定しています。
関西学院の「グラウンドレベル(施設配置図)」です。緑の広場から芝生の丘、中庭、散策の庭を緑のネットワークでつなぎ、一体感を創出します。
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