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2023年10月

2023年10月31日 (火)

神戸市役所本庁舎2号館の建て替え 地上24階、高さ約125mの「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」 2023年10月30日の状況

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-神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画(案)-

 神戸市役所の「本庁舎2号館」は建設から60年以上(竣工1957年4月26日)を過ぎており老朽化の問題だけでなく、阪神・淡路大震災においても被害を受けていることもあり、建て替えを検討していく時期に来ています。

 神戸市は、「神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画(案)」を公表しました。2号館跡に延床面積約55,000㎡の超高層の新庁舎・にぎわい施設を建設します。また、1号館にエネルギーを供給し、1号館や新庁舎・にぎわい施設を渡り廊下でつなぐ連絡ロビー・エネルギー施設を整備します。

● 神戸市役所本庁舎2号館再整備事業における落札者の決定!
 「神戸市」は2022年8月31日に、神戸市役所本庁舎2号館の建て替えの概要を正式に発表しました。落札者は「(代表企業)オリックス不動産、(構成企業)阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産、(協力企業)日建設計」となっています。

 引用資料 神戸市・公式HP(2022/08/31)
 神戸市役所本庁舎2号館再整備事業における落札者の決定

 引用資料 オリックス不動産(2022/08/31)
 「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の事業者公募 開発事業者に選定

 概要は、「神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画(案)」の時よりも 規模が拡大して、地上24階、地下2階、高さ約125m、 延床面積約73,000㎡(1号館等、同一敷地の施設を含む)となりました。地震対策として「中間階免震構造」を採用します。総工費は300億円以上になる見通しです。

神戸市役所本庁舎2号館再整備事業の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
◆ 交通-JR東海道本線「三ノ宮」駅、阪神電気鉄道本線「神戸三宮」駅、阪急電鉄神戸本線・神戸高速線「神戸三宮」駅、神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮」駅、神戸市営地下鉄海岸線「三宮・花時計前」駅、神戸新交通ポートアイランド線「三宮」駅
◆ 階数-地上24階、地下2階
◆ 高さ-約125m
◆ 敷地面積-(神戸市役所本庁舎敷地)9,512.87㎡、(本庁舎旧2号館跡地部分)約4,889㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡(建ぺい率約75%) ※1号館等、同一敷地の施設を含む
◆ 延床面積-約73,000㎡(容積率約1,200%) ※1号館等、同一敷地の施設を含む
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-(行政機能)市庁舎、市民利用空間、(民間機能)ホテル、オフィス、商業施設
◆ 落札者-(代表企業)オリックス不動産、(構成企業)阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産、(協力企業)日建設計
◆ 設計者-(協力企業)日建設計
◆ 施工者-(構成企業)竹中工務店
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工-2028年予定
◆ 開業-2029年予定


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「機能配置」です。上層部には、兵庫県内初となる「五つ星クラス」の国際的ラグジュアリーホテルを誘致する予定です。

行政機能
◆ 市庁舎-地下1階~5階(面積約15,400㎡)
◆ 市民利用空間-1階(面積約570㎡)

民間機能
◆ 商業施設-地下1階~2階(面積約2,700㎡)
◆ オフィスフロア-6階~14階(面積約22,300㎡)
◆ ホテル-16階~24階、8階一部(面積約18,100㎡)


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「北東上空からの外観イメージ」です。


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「東側歩道のイメージ」です。


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「レストラン」です。


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「レセプションロビー」です。


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「北東角から見た商業施設」です。


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「エントランスから見た商業エリア」です。


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(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事

 地上8階、地下1階の「(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事」の完成予想図です。「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」と「本庁舎1号館」の間に建設されています。

 引用資料 神戸市・公式HP(PDF)
 第 79 号議案 (仮称)連絡ロビー・エネルギー施設他空気調和設備工事請負契約締結の件


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「配置図」です。ビー」です。


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解体前の「本庁舎2号館」です。

本庁舎2号館の概要(解体済)
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部24.20m、軒高19.90m
◆ 敷地面積-9,512.87㎡(本庁舎1・2号館、電気・機械室棟)
◆ 建築面積-2,674.09㎡
◆ 延床面積-15,856.23㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造(地下1~4階)、鉄骨造(5階)
◆ 竣工-1957年04月26日(地震後の改修:1996年03月15日)

本庁舎1号館の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部132.00m、軒高125.00m
◆ 敷地面積-9,512.87㎡(本庁舎1・2号館、電気・機械室棟)
◆ 建築面積-1,862.40㎡
◆ 延床面積-52,288.87㎡
◆ 構造-鉄骨造(3階以上)、鉄骨鉄筋コンクリート造(1階~3階)、鉄筋コンクリート(地下3階~地下1階)
◆ 竣工-1989年08月31日


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「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の2023年10月30日の状況です。「神⼾国際会館こくさいホール」で行われた「P.T.A.15th&10th Anniversary “Perfumeとあなた”ホールトゥワー2023」を見に行く前に撮影しました。


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東側から見た様子です。


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南側では、先行して「(仮称)連絡ロビー・エネルギー施設建設他工事」が行われています。


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北側から見た様子です。


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「神戸市役所1号館24階展望ロビー」から見た様子です。


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高いところから見るのが一番分かりやすいですね。


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「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の建設予定地です。


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「神⼾国際会館こくさいホール」で行われたPerfumeファンクラブツアー「P.T.A.15th&10th Anniversary “Perfumeとあなた”ホールトゥワー2023」に行ってきました。


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グッズです。



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2023年10月30日 (月)

神戸阪急  約20年ぶりの全館リモデル完成 2023年10月11日全館リニューアルオープン!

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-神戸阪急-

 「阪急阪神百貨店」は、2022年3月から約1年半にわたり、阪急の大規模な改装工事を行ってきました。2023年10月11日に全館リニューアルオープンしました。

 引用資料 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2023/09/13)
 神戸阪急が 2023 年 10 月 11 日全館リニューアルオープン ~ 約20 年ぶりの全館リモデル完成 ~

 引用資料 阪急阪神百貨店(2023/10/05)
 お待たせしました!遂に![神戸阪急]全館リニューアルオープン! ~約20年ぶりの全館リモデル完成~

 今回の全館リモデルは、2019年10月にそごう神戸店から神戸阪急に屋号を変更後初めてであり、またそごう神戸店時代を含めると約20年ぶりとなります。都市型百貨店として求められるハレ型の品ぞろえの強化と、独自性のある地域密着型のライフスタイルを発信するために、全館の約 90%を改装しました。

 「『神戸阪急』ではない。『神戸の阪急』になるのだ。」をスローガンに、地元神戸の顧客と素敵な神戸暮らしを共創していく百貨店を目指します。


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「神戸阪急」です。


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「フロア構成図」です。


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「有隣堂」イメージです。


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「999.9」イメージです。



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2023年10月29日 (日)

大阪の超高収益企業「キーエンス」 東淀川区に研究所を増築 2023年7月〜9月期の連結決算は約3年ぶりの減益

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-キーエンス-
 「キーエンス」の本社は、大阪府大阪市東淀川区東中島一丁目3番14号にあります。社員の平均年収が非常に高い会社として有名です。事業内容は、「センサー、測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究・開発用解析機器、ビジネス情報機器」となっています。

 「キーエンス」は、工場を自前で持たない「ファブレス経営」です。そのため、設備関連費や労務費が極端に少ないのです。その分を研究開発に投資して、圧倒的な商品開発力を誇っています。

 「建設ニュース」によると、「キーエンス」は東淀川区に研究所を増築するようです。延床面積は約3,300㎡、着工は2024年2月初旬、完成は2025年2月末の予定です。

 建設ニュース(2023/09/13)
 東淀川区に研究所を増築/延床面積は3300平方㍍、24年2月に着工/キーエンス

● 2023年7月〜9月期は約3年ぶり減益
 3カ月前の「第1四半期」までは調子が良くて、2024年3月期通期の売上高1兆円超が見えていました。しかし、「キーエンス」が2023年10月27日発表した2023年7月〜9月期の連結決算は、売上高は3%減の2438億円、営業利益は9%減の1263億円でした。

 新型コロナウイルス禍により世界中で投資の先送りが相次いだ2020年10月〜12月期以来、四半期では約3年ぶりの減益となりました。中国などアジアの設備投資が減少し、FA(ファクトリーオートメーション)関連機器の販売が落ち込みました。

 日本経済新聞(2023/10/27)
 キーエンス約3年ぶり減益 23年7〜9月最終、中国減速で

 2023年4月〜9月期の地域別の売上高は、中国などアジアが5%減、日本は横ばい、アメリカは17%増でバラつきが見られました。アメリカはいろいろと問題を抱えながらも、それらを乗り越えて猛烈に成長しています。本当に凄いと思います。アメリカ市場で成功するのが日本企業成長の方程式になっています。


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2024年3月期第1四半期
 2024年3月期第2四半期(2023年3月21日~2023年9月20日)の連結決算では、売上高466,080百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益237,665百万円(前年同期比1.6%減)となりました。

 キーエンス 決算短信(PDF:2023/10/27)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年3月21日~2024年3月20日)は、「キーエンス」は発表していません。ちなみにアナリスト予想(コンセンサス)では、売上高965,374百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益498,914百万円(前年同期比1.2%減)と予想しています。

キーエンスの連結決算(売上高/営業利益)
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2011年3月    184,800百万円      86,600百万円
2012年3月    199,334百万円      91,145百万円
2013年3月    217,800百万円      99,200百万円
2014年3月    265,010百万円    130,689百万円
2015年3月    334,034百万円    175,719百万円
2016年3月    379,300百万円    201,300百万円
2017年3月    412,700百万円    218,900百万円
2018年3月    526,847百万円    292,890百万円
2019年3月    587,095百万円    317,868百万円
2020年3月    551,843百万円    277,631百万円 
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2021年3月    538,134百万円    276,758百万円 
2022年3月    755,174百万円    418,045百万円
2023年3月    922,422百万円    498,914百万円

2024年3月期予想
2024年3月    965,374百万円    493,052百万円(コ) 

(備考)2024年3月期予想は、キーエンスが未発表のためコンセンサス(アナリスト予想)のみになります。



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2023年10月28日 (土)

なんさん通沿い 難波千日前地区地区計画 「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡地、難波センタービル、YES・NAMBAビル」を再開発!

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-難波千日前地区地区計画-

 「大阪市」では、「難波千日前地区地区計画」の都市計画原案に関する公聴会を2023年10月25日に開催しました。所在地は、大阪市中央区難波千日前、難波五丁目及び浪速区難波中二丁目地内です(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。

 引用資料 大阪市・公式HP(2023/10/25)
 報道発表資料 令和5年度第3回大阪市都市計画公聴会の開催及び公述申出書の受付について

 「A地区」は、なんさん通沿いの「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡地」や「難波センタービル」がある一帯です。「難波センタービル」は、「なんばロフト、タワーレコード難波店、無印良品難波店」が2022年10月10日に営業を終了しており、全テナントの退去が完了しています。

 「B地区」は、三休橋千里前線沿いの「YES・NAMBAビル」です。なんばグランド花月向かいの「YES・NAMBAビル」の1~3階のジュンク堂跡地に、「ドン・キホーテ なんば千日前店」、4~7階には「上方演芸資料館(ワッハ上方)」が入っています。


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A地区の「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡地、難波センタービル」とB地区の「YES・NAMBAビル」で構成されています。


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「配置図」です。


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「なんさん通り」です。



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2023年10月27日 (金)

「The Kitahama(北浜タワー)」のすぐ北側 高麗橋一丁目特定街区 「三井住友銀行大阪中央支店」を高さ約150mの超高層ビルに建て替え!

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-高麗橋一丁目特定街区-

 「大阪市」では、「特定街区(高麗橋一丁目特定街区)」の都市計画原案に関する公聴会を2023年10月25日に開催しました。所在地は、大阪市中央区高麗橋一丁目内の堺筋沿いの「三井住友銀行大阪中央支店」を含む街区で面積は約3,000㎡です(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。

 容積率は1,050%で、高層部は150m、中層部は23m、低層部は16m・7m・4mです。歴史的建築物の保存・活用及び業務・交流機能の集積を図り、良好な環境、健全な形態を有する建物を建設し有効な空地を確保する計画です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2023/10/25)
 報道発表資料 令和5年度第3回大阪市都市計画公聴会の開催及び公述申出書の受付について

 配置図を見ると堺筋沿いの大阪市指定有形文化財に指定された「三井住友銀行大阪中央支店」の本館部分は保存し、敷地東側の増築部分を高さ約150mの超高層ビルに建て替えるようです。

麗橋一丁目特定街区の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区高麗橋一丁目8
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線「北浜」駅、京阪本線「北浜」駅
◆ 面積-約3,000㎡
◆ 容積対象面積-約31,500㎡(容積率1,050%) 管理人が容積率から推測
◆ 高さ-最高限度(高層部)約150m、(中層部)約23m、(低層部)16m、7m、4m


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「配置図(高さ27m未満の部分」です。


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「配置図(高さ27m以上の部分」です。高さの最高限度は、高層部約150mです。


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「位置図」です。


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三井住友銀行大阪中央支店(引用Wikipedia)

 「三井住友銀行大阪中央支店」は、1936年に三井銀行の店舗として竣工しました。大阪市中央区高麗橋の堺筋沿いに所在する銀行建築で、2023年現在でも現役の銀行店舗として使用されています。大阪市教育委員会では、大阪市文化財保護条例に基づき、2023年5月16日付けで、「大阪市指定有形文化財」に指定されました。

 引用資料 Wikipedia
 三井住友銀行大阪中央支店


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The Kitahama(北浜タワー)

 すぐ南側は「The Kitahama(北浜タワー)」です。地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ209.35m、延床面積79,605.68㎡(施設全体)で、2009年3月26日に竣工しました。



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2023年10月26日 (木)

シリコンアイランド九州 熊本県が「新大空港構想」を策定! 「TSMC(台湾積体電路製造)」の進出により熊本県が激変

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-TSMC-
 熊本県菊陽町の「TSMC」の新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です。

 「TSMC」が日本で検討している2番目の工場を熊本県菊陽町付近に建設する方向で調整に入ったと、2023年2月24日付の「日刊工業新聞」が報じました。

 2023年9月7日の「ニュースイッチ」を引用すると ”23年7月、台湾積体電路製造(TSMC)の経営幹部がひそかに来日し、経済産業省幹部らと会談した。主な目的は新工場への補助金の“確約”を得るためだが、対象の新工場は24年春にも着工予定の第2工場ではないという。「第3工場までの補助金確約はすでに得られているので、今回の来日は第4工場に関する交渉だったようだ」(事情通)。水面下の話し合いは想定以上の速さで進んでいる。” という内容です。

 引用資料 ニュースイッチ(2023/09/07)
 TSMCは早くも第4工場…「半導体狂想曲」に期待と不安、熱狂の陰で、奥が忍び寄る課題

 要約すると、「第2工場・第3工場」は、「第1工場」の隣接地もしくは近隣、「第4工場」は別の場所という事です。熊本県内か熊本県外かは不明です。いずれにしても「第4工場」は、凄まじい誘致合戦になりそうです。

● 新大空港構想
 1企業の進出でここまで変わるとは驚きです。「熊本県」は、巨大な金鉱を掘り当てた感じです。「熊本県」は、熊本空港周辺を核とした地域活性化策をまとめた「新大空港構想」を策定しました。構想では、台湾の「TSMC」進出を踏まえ「シリコンアイランド九州」の実現や空港アクセス鉄道の整備などを推進するとしています。

 引用資料 熊本県・公式HP(2023/10/24)
 新大空港構想を策定しました

 「新大空港構想」では、「地方創生の先進地域」の実現に向けて、「空港機能の強化」、「産業集積・産業力強化」、「交通ネットワークの構築」、「快適な生活ができる街づくり」の4つの柱で取り組みを推進し、空港周辺地域の活性化を、県全体、ひいては、九州全体の発展につなげていきます。


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「新大空港構想が目指す将来像のイメージ」です。


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「新大空港構想が目指す将来像のイメージ」です。「空港アクセス鉄道」のイメージだと思われます。

● 肥後大津ルート
 当初は「三里木ルート」で計画されていましたが、台湾の世界最大手半導体企業「TSMC」が、菊陽町(セミコンテクノパーク隣接)に進出することが決定したことにより状況が一変しました。「原水ルート」と「肥後大津ルート」についても調査を実施し、より効率的で効果の高いルートについて、比較検討を実施する事になりました。


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「新大空港構想が目指す将来像のイメージ」です。


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TSMC(台湾積体電路製造)
 TSMC(台湾積体電路製造)」の「第1工場」の建設現場です。「TSMC」の進出により、「熊本県」を取り巻く環境が激変しました。他の府県がうらやむ好循環を迎えています(写真提供@祥明氏)。



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2023年10月25日 (水)

グラングリーン大阪 安藤忠雄氏が設計監修 「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の施設名称を「VS.(ヴイエス)」に決定!

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-VS.(ヴイエス)-

 「トータルメディア開発研究所」と「野村卓也事務所」は、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の中核機能施設である「JAM BASE」の主要施設としてうめきた公園内に開業する「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の正式名称を「VS.(ヴイエス)」に決定しました。また、あわせてロゴマークを決定しました。

 引用資料 スーパーステーション(2023/10/23)
 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」内に2024年9月オープン「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の施設名称を「VS.(ヴイエス)」に決定

 「VS.(ヴイエス)」は訪れた人々の生き方や価値観に対して、変化と革新の入り口となる、新しい文化装置です。特定のテーマやコレクションをもたず、テクノロジーとリベラルアーツ、伝統的な文化と新しい発想、国内外の多様な文化や取り組みを結びつけ、今まで経験したことのない体験を提供します。

 独自企画による特別プログラムやイベントの他にも、企業向けの新しい人材育成プログラムの開発など、人をつなげ、事業を構想し、表現・発表する先進的なサービスを提供します。「VS.」という名前は、ビジョンを実現するステーション、スタジオ、ステージ、ソサエティの意味を持っています。

 「VS.(ヴイエス)」の運営は「トータルメディア開発研究所」と「野村卓也事務所」、設計・監理は「日建設計」、設計監修は「安藤忠雄建築研究所」が手がけています。


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「VS.」のロゴマーク

 VS.という二つのアルファベットをモチーフにしたデザインは、施設から生まれる可能性を表現しています。また、VS.は対比を表すバーサスの略語でもあります。例えば、先端ファッションと伝統工芸、食とメディアアート、スポーツと音楽など、多様な物事を結びつけ、新たな価値を生み出すための先進的なビジョンを牽引してゆく施設の在り様を表しています。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の内部イメージです。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の「配置図」です。施設の大部分を地下に配置します。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の「位置図」です。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の建設現場です。施設の大部分を地下に配置します。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の地上部分です。



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2023年10月24日 (火)

(仮称)堺東エリア市街地整備計画 3ゾーンを再開発 地上35階と地上29階の超高層タワーマンション、地上15階の「SAKAI HUB SQUARE」

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-(仮称)堺東エリア市街地整備計画-

 堺市では、「堺都心未来創造ビジョン」で示す堺東エリアの将来像の実現に向け事業計画やロードマップ等を示す「(仮称)堺東エリア市街地整備計画」を作成するため、2023年7月26日~9月22日、都市開発の事業実績やノウハウを持つ民間事業者をアドバイザーとして公募しました。

 応募のあった5者の中から、堺東エリア市街地整備に向けた民間アドバイザー選定庁内委員会の審査を経て、決定しました。今後、民間アドバイザーとの連携を図り、堺東エリアの将来像実現に向けた取組を進めます。民間アドバイザー候補者は「(代表企業)東急不動産、(構成員)清水建設、日建設計」となりました。

 引用資料 堺市・公式HP(PDF:2023/10/20)
 堺東エリア市街地整備に向けた民間アドバイザー候補者を決定しました


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3ゾーンの位置図です。

● 3ゾーンを再開発
 再開発は、「(1)瓦町公園周辺ゾーン、(2)行政街区西側ゾーン、(3)駅北口ストリートゾーン」の3つのゾーンに分けて開発する予定です。(1)と(2)を先行整備し2030年頃の完成予定、(3)は暫定活用を経て2020年代後半に都市計画を決定、2030年代後半の完成を目指しています。


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瓦町公演周辺ゾーン

 「瓦町公演周辺ゾーンの整備イメージ」です。「北側街区」には、地上35階、延床面積約50,000㎡、総戸数約380戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。

北側街区の概要
◆ 階数-地上35階
◆ 敷地面積-3,890㎡
◆ 延床面積-50,000㎡
◆ 用途-共同住宅、広場(1000㎡)
◆ 総戸数-380戸

南側街区の概要
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-2,830㎡
◆ 延床面積-4,500㎡
◆ 用途-事務所(コワーキングスペース、郵便局など)、商業(スーパーマーケット、カフェなど)、公共駐輪場(400台)、広場(1,100㎡)


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「瓦町公演周辺ゾーンの用途構成図」です。


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行政街区西側ゾーン

 「行政街区西側ゾーンの整備イメージ」です。「西側施設用地」には、地上15階、延床面積約19,000㎡の複合ビルが建設される予定です。

西側施設用地の概要
◆ 階数-地上15階
◆ 敷地面積-4,200㎡
◆ 延床面積-19,000㎡
◆ 用途-事務所、商業(飲食、物販、エンターテイメント)、ホテル、広場

東側公園用地の概要
◆ 敷地面積-2,105㎡
◆ 用途-都市公園(瓦町公園周辺ゾーンより移設)


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「SAKAI HUB SQUARE の主な導入施設例」です。


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駅北口ストリートゾーン

 「駅北口ストリートゾーンの整備イメージ」です。地上29階、延床面積約29,000㎡、総戸数約200戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。

駅北口ストリートゾーンの概要
◆ 階数-地上29階
◆ 敷地面積-3,590㎡
◆ 延床面積-29,000㎡(容積率400%→550%に緩和)
◆ 用途-共同住宅、商業、公共駐輪場(400台)
◆ 総戸数-200戸


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「駅北口ストリートゾーン」の土地利用計画図です。



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2023年10月23日 (月)

うめきた2期区域 うめきた(大阪)駅がさらに進化 「うめきた(大阪)地下駅」の地上部分 2023年10月18日の建設状況

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-うめきた(大阪)地下駅-
 「JR西日本」は2022年3月16日に、大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期区域」で建設中の地下新駅の地上部に駅ビルを建設する事を発表しました。隣接する都市公園と大阪駅方面への連絡デッキも設置し、駅周辺の回遊性を高めます。

 引用資料 JR西日本(2022/03/16)
 うめきた(大阪)駅がさらに進化します 地下駅と地上部での新駅ビルを共創フィールドとした新たな価値創造への挑戦~ 『JR WEST LABO』 始動 ~

 「JR西日本」は地下駅と駅ビルをイノベーションの実験場「JR WEST LABO」に位置付け、デジタル技術などを活用した近未来の駅空間の実現を目指します。実証実験を希望する「共創パートナー」の募集も始めました。

 2023年3月18日に大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業し、関西エリアの「玄関口」である大阪駅の拠点性がさらに高まり、関西エリア全体のネットワークがより強化されました。新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置しました。

うめきた(大阪)駅がさらに進化
◆ 2023年03月18日-うめきた(大阪)地下駅 開業
◆ 2024年夏頃-うめきた2期 先行まちびらき、JR大阪駅⇔うめきた2期間連絡デッキ供用開始
◆ 2025年春頃-地上部新駅ビル開業
◆ 2025年04月-大阪関西万博2025開幕
◆ 2031年春-なにわ筋線開業予定


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地上部分~」です。

西口広場整備事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部、210番の一部
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部20.30m
◆ 敷地面積-12,493.78㎡
◆ 建築面積-4,293.33㎡
◆ 延床面積-9,218.02㎡(容積対象面積8,339.27㎡)
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駅、飲食店舗、物販店舗
◆ 建築主-JR西日本、三菱地所、三井住友信託銀行、他9社
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大鉄工業
◆ 着工-2023年12月15日予定
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 開業(一部供用開始)-2024年夏頃予定(駅前広場・連絡デッキなど)
◆ 全面開業(商業施設含む)-2025年春頃予定


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「うめきた(大阪)駅」の連絡通路です。


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「地下新駅の地上部の駅ビル」の2023年10月18日の状況です。「地上駅舎」の着工は、2023年12月15日予定です。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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アップです。


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「エレベーター」です。ノースゲートビルディングと結ぶ「歩行者デッキ」が一部姿を現しています。


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地上から見た様子です。


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ノースゲートビルディングと結ぶ「歩行者デッキ」の工事が行われています。


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この部分は「駅前広場」となります。観光バスやタクシーの乗降場等が設けられます。


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植樹がかなり進んでいます。


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南側から見た様子です。


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「建築計画のお知らせ」です。



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2023年10月22日 (日)

旧大阪中央郵便局敷地 地上39階、高さ約188mの「JPタワー大阪」 & 接続する歩行者デッキの工事 2023年10月18日の建設状況

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 「日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB」は、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区を開発しています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ188.00m、延床面積約229,000㎡です。JR大阪駅に整備される新改札口と直結します。

 「ジェイアール西日本ホテル開発」が、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で開発している「梅田3丁目計画(仮称)」に、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する新たなホテルブランドをオープンします。開業時期は2024年夏を予定しています。

● JPタワー大阪(KITTE大阪)
 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田 3 丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」に決定しました。併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」にしました。

 引用資料 日本郵便(2023/03/07)
 梅田3丁目計画(仮称)の建物名称および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」および「KITTE大阪」に決定

 「梅田 3 丁目計画(仮称)」は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは 2024年7月を予定しています。事務所貸室面積約68,000㎡、商業施設貸室面積約16,000㎡となっています。

JPタワー大阪の概要
◆ 計画名-梅田3丁目計画(仮称)建設工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神電鉄「大阪梅田」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.00m
◆ 敷地面積-12,893.31㎡(ニュースリリースでは約12,920㎡)
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡(ニュースリリースでは約227,000㎡)
◆ 容積対象面積-約193,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
◆ 客室数-418室(客室フロア30階~38階)
◆ 建築主-日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(竹中工務店・西松建設・錢高組JV)
◆ 解体工事-2020年07月01日
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 開業-2024年07月予定(商業施設)、2024年夏(ホテル)


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「南東広場イメージ(JR大阪駅南側から)」です。


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「アトリウムイメージ」です。


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「アトリウムイメージ(商業フロアから)」です。

● KITTE大阪
 「KITTE大阪」は、JR大阪駅からの抜群のアクセス性という立地を生かした商業施設として、日本のいいものや地域の食文化など、日本各地のさまざまなヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所として2024年7月に誕生します。 


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「THE OSAKA STATION HOTEL」のホテルエントランスイメージです。

● オートグラフ コレクション
 JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初めて提携し、個性あふれる独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」
ブランドのホテルを出店。初代大阪駅の跡地でもあるこの土地の記憶を継承し、地域の歴史や文化を未来へ紡ぎ、驚きや新たな価値を提供する、唯一無二の時空(とき)を超える旅の基点として、愛されるホテルを目指します。


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「SkyシアターMBS」です。

● 劇場
 自由度の高い舞台機構と最新設備を備えた劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテインメントをお届けするほか、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指します(運営はMBSライブエンターテインメント)。


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「屋上庭園イメージ」です。


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「フロアマップ」です。


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「位置図」です。


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「JPタワー大阪(KITTE大阪)」の2023年10月18日の建設状況です。


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南東側から見た様子です。


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ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL」、劇場「SkyシアターMBS」、商業フロア「KITTE」のロゴです。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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南側の歩道の整備が行われています。


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「JPタワー大阪」と「サウスゲートビルディング」を接続する歩行者デッキの「JPタワー大阪」側の接続部分です。


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歩行者デッキはほぼ完成しています。


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「JPタワー大阪」と「サウスゲートビルディング」を接続する歩行者デッキを南東側から見た様子です。


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「イノゲート大阪」の南面です。


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「サウスゲートビルディング」側の接続部分です。



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2023年10月21日 (土)

グラングリーン大阪 地上39階、高さ約181mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」 2023年10月18日の建設状況

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-(西棟)地上39階、地下3階、(東棟)地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部181.50m
◆ 敷地面積-25,262.07㎡
◆ 建築面積-17,586.72㎡
◆ 延床面積-317,249.30㎡(容積対象面積277,882.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-(ウォルドーフ・アストリア大阪)252室、(アップスケールホテル)482室
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2020年12月上旬
◆ 竣工-2024年11月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「南街区賃貸棟(完成予想イメージ)」です。


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「南街区賃貸棟低層部外観(完成予想イメージ)」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」の2023年10月18日の建設状況です。思いっきり逆光だったので、今回は「南街区賃貸棟・東棟」の写真が中心となります。


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「南街区賃貸棟・西棟」は、地上39階、地下3階、高さ181.50mです。


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南東側から見た様子です。


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手前の2棟が「南街区賃貸棟・東棟」です。地上28階、地下3階の超高層ビルが建設される予定です。


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「南街区賃貸棟・東棟」の北側の棟を南東側から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・東棟」の北側の棟を南西側から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・東棟」の南側の棟を南東側から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・東棟」の南側の棟を南西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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低層の棟です。



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2023年10月20日 (金)

グラングリーン大阪 大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模「うめきた公園」 2023年10月18日の建設状況

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-グラングリーン大阪-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき 
 
 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

● 先行まちびらき時期を2024年9月に決定!
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』をまちづくりの目標とする「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」において、大阪府・大阪市・独立行政法人都市再生機構と連携し、先行まちびらき時期を約1年後となる2024年9月に決定するとともに、先行まちびらきを行う範囲を決定しました。

 引用資料 三菱地所(2023/09/25)
 「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定! ~「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画&MIDORIパートナー制度を創設~

 あわせて、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」で開設予定の「うめきた公園(UMEKITA PARK)」のロゴマークを決定しました。「うめきた公園」は、JR大阪駅前に誕生する約4.5haの公園で、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模を誇ります。


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「グラングリーン大阪 開業予定範囲図」です。


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「うめきた公園サウスパーク(大屋根イベントスペースと芝生広場)」です。


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「うめきた公園(UMEKITA PARK)ロゴマーク」です。


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多様なイベントに対応し、来街者が非日常体験を味わえる「大屋根イベントスペーズ」です。


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「青々とした天然芝を舞台に、来街者の日常を彩るプレイスメイキングを展開」です。


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「うめきた公園」の2023年10月18日の建設状況です。


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「ノースパーク」の建設現場です。


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「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の建設現場です。


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「うめきたの森」の建設予定地です。


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街区を南北に分ける道路の建設現場です。


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道路の上に「歩行者デッキ」が建設されています。


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「サウスパーク」の建設現場です。


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アップです。


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「大屋根イベントスペース」建設現場です。


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アップです。


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「大屋根」のアップです。


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「芝生広場」の建設現場です。



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2023年10月19日 (木)

グラングリーン大阪 地上26階、高さ約124mの「北街区賃貸棟」 「グランフロント大阪北館」と接続する歩行者デッキの工事 2023年10月18日の建設状況

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 北街区賃貸棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番40ほか(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部124.30m
◆ 敷地面積-8,402.88㎡
◆ 建築面積-5,350.00㎡
◆ 延床面積-65,421.20㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-308室(キャノピーby ヒルトン大阪梅田)
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-日建設計、竹中工務店
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2021年02月16日
◆ 竣工-2024年04月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024 年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「北街区賃貸棟外観(完成予想イメージ)」です。


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グラングリーン大阪「北街区賃貸棟」の2023年10月18日の建設状況です。


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甲子園球場に「クライマックスシリーズ」を見に行く前に撮影しました。


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「北街区賃貸棟」は、地上26階、地下3階、高さ124.30mです。


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少し角度を変えた様子です。


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南東側から見た様子です。


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「グランフロント大阪北館」と接続する「歩行者デッキ」の工事が行われています。


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「歩行者デッキ」です。


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「北街区賃貸棟」側の接続部分です。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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クライマックスシリーズ

 クライマックスシリーズのファイナルステージが10月18日に「甲子園球場」で始まりました。


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18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神が広島に4-1で逆転勝利を飾りました。


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阪神タイガースオリジナルペンライト「VICTORY DISCO LIGHT」による「Panasonic presents VICTORY DISCO」の演出が乃木坂のライブみたいで綺麗でした。



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2023年10月18日 (水)

愛知県豊橋市 愛知大学豊橋キャンパス整備 「新棟(アカデミック棟)」の地鎮祭を挙行 2026年春にフルオープン!

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-愛知大学豊橋キャンパス整備-

 愛知大学豊橋キャンパスは、1946年に旧制大学として日本で49番目に創立した愛知大学発祥の地です。創立80周年にむけ、豊橋キャンパスの施設整備事業を進めています。

 歴史と伝統に向き合い、未来につなぐサスティナブルキャンパスの実現を目指し「緑溢れる木の温もりのあるキャンパス」「アクティブな学び、交流の場をもつキャンパス」「広域に立地する建物間を繋ぎ、一体感をもつキャンパス」という3つのコンセプトのもと、新棟建設および既存建物改修を行っています。

 新棟は、天然芝を望む中心地に立地し、地上4階、延床面積約12,000㎡です。2025年3月の竣工、2025年秋に1階・2階オープン2026年春に3階・4階オープンを予定しています。また、「愛知大学前駅」隣接の副門から本館に向かう一帯のランドスケープ工事を行い2023年12月末までに刷新されます。

 引用資料 愛知大学(2023/05/08)
 愛知大学豊橋キャンパス整備(新棟建設) 2025未来movie

● 2023年10月6日に地鎮祭を挙行!
 愛知大学豊橋キャンパスで2023年10月6日、新校舎の建設工事地鎮祭を挙行しました。2026年春にフルオープンします。2025年の創立80周年に向け、緑豊かで交流拠点となり、一体感のあるキャンパスづくりを目指して施設整備を進めます。

 新棟は、図書館やコミュニケーションスペースなどが集まる「アカデミック棟」です。1階は「コミュニケーションラウンジ」や教室、2階はパソコンが並ぶ「情報メディアセンター」と学生同士で会議や勉強ができる「ラーニングコモンズ」、3~4階は蔵書数100万冊を収蔵予定の図書館となります


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「アカデミック棟」の完成イメージです。


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「アカデミック棟」の内部です。


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「愛知大学豊橋キャンパス」のキャンパスマップです。


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「愛知大学豊橋キャンパス」の位置図です。



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2023年10月17日 (火)

愛知県3施設目となるららぽーと 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」の建築着工 2025年春開業予定!

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-(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城-

 「三井不動産」は、愛知県安城市にて開発を推進しているリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」の建築着工しました。開業は2025年春を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2023/10/16)
 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」建築着工 愛知県3施設目となるららぽーとが2025年春開業予定

 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」は、「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」、「三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷」に続き、愛知県3施設目のららぽーととなります。

 また、東海3県では、ららぽーと以外に「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」、「RAYARD Hisaya-odori Park」といった施設も展開しています。

(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城の概要
◆ 所在地-愛知県安城市大東町1058-2
◆ 交通-JR東海道本線「安城」駅徒歩約10分、名古屋鉄道西尾線「北安城」駅徒歩約13分
◆ 階数-(店舗棟)地上4階、(立体駐車場棟)地上6階×3棟
◆ 敷地面積-約105,500㎡
◆ 延床面積-約171,000㎡(店舗棟約101,000㎡、立体駐車場棟約69,900㎡)
◆ 店舗面積-約60,300㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設
◆ 店舗数-約220店舗
◆ 駐車台数-約3,500台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)熊谷組
◆ 監理者-熊谷組
◆ 施工者-(店舗棟・外構工事)熊谷組、(立体駐車場棟工事)IHI運搬機械
◆ 着工-2023年10月
◆ 竣工-2025年春予定
◆ 開業-2025年春予定


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「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと安城」内観CGです。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「広域図」です。



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2023年10月16日 (月)

箕面市 川合・山之口地区 「コストコ」が出店するかも? 「大阪モノレール彩都線」の新駅設置構想も!

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-川合・山之口地区及び彩都粟生地区-

 大阪府箕面市は、川合・山之口地区の都市計画の変更などに必要な市民の意見を聞くパブリックコメントの手続きに着手しました。公表した土地区画整理事業素案によると、場所は粟生間谷東1、2で、面積は約20.3haです。市街化調整区域から市街化区域に変更することで、商業施設や物流施設、データセンターなどが立地する市街地の形成を計画しています。

 川合・山之口地区では、1995年~から2000年まで、モノレール彩都線の延伸に伴う(仮称)川合駅新設と連動させた駅周辺地区の土地区画整理事業が地元まちづくり協議会において検討されていましたが、地権者合意が整わず最終的にはまちづくりを断念しました。

 しかし、2018年に川合・山之口地区を含む粟生間谷全地区の自治会長連名で、「新駅設置」と「周辺地区のまちづくりの再開への市の支援」を項目に含む要望書が市へ提出されたことを皮切りに、まちづくりに対する検討は再開され、2021年8月には箕面市川合・山之口土地区画整理準備組合が設立され、2022年3月には業務代行予定者が決定しました。

● コストコが出店するかも?
 読者の方から「川合・山之口地区」にコストコが出店する可能性があるとメールを頂きました。ありがとうございました。イメージパースに複数の大型物流倉庫や店舗が描かれています。

 引用資料 箕面市・公式HP(PDF:2023/03)
 川合・山之口地区における都市計画等の変更について


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2022年3月時点のイメージパースです(業務代行予定者提案資料)。どう見ても「コストコ」のような店舗が描かれています。「コストコ」が出店する可能性があります。間違っていたらゴメンナサイ・・・


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「土地利用計画案」です。「大阪モノレール彩都線」の新駅設置構想もあります。


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「川合・山之口地区」です。


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コストコ・ホールセール

 「コストコ・ホールセール」は、アメリカ合衆国ワシントン州イサクアに本社を置くホールセールクラブ(会員制倉庫型卸売・小売)チェーンです。設立は1983年9月15日と意外に新しく、設立からまだ40年しか経過していませんが、世界では「ウォルマート(Walmart)」に次ぐ総合小売企業に急成長しています。

 「コストコ・ホールセール」の決算期は、ちょっと不定期で、毎年8月下旬から9月上旬に決算日を迎えます。2023年9月3日期の連結決算の売上高242,290,000千ドル 、営業利益8,114,000千ドル、2023年10月13日終値時点での時価総額は、250,992,784.00千ドルとなっています。1ドル149円で計算すると、売上高約36.1兆円、営業利益約1兆2000億円、時価総額約37.4兆円と桁違いの巨大企業です。

コストコ・ホールセールの連結決算(売上高/営業利益) 
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2010年8月     77,946,000千ドル   2,077,000千ドル
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2011年8月     88,915,000千ドル   2,439,000千ドル
2012年9月     99,137,000千ドル   2,759,000千ドル
2013年9月   105,156,000千ドル   3,053,000千ドル
2014年8月   112,640,000千ドル   3,220,000千ドル
2015年8月   116,199,000千ドル   3,624,000千ドル
2016年8月   118,719,000千ドル   3,672,000千ドル
2017年9月   129,025,000千ドル   4,111,000千ドル 
2018年9月   141,576,000千ドル   4,480,000千ドル
2019年9月   152,703,000千ドル   4,737,000千ドル
2020年8月   166,761,000千ドル   5,435,000千ドル
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2021年8月   195,929,000千ドル   6,708,000千ドル
2022年8月   226,954,000千ドル   7,793,000千ドル
2023年9月   242,290,000千ドル   8,114,000千ドル

● 世界のコストコ店舗(世界で861倉庫店)
 「コストコ」は2023年8月26日現在 、世界で861倉庫店を展開しています。世界中に店舗展開しているイメージがありますが、進出している国は意外と少なく、本社がある北米大陸が圧倒的に多いです。

世界のコストコ店舗 (2023年8月26日現在)
01 アメリカ合衆国およびプエルトリコ-591倉庫店
02 カナダ-107倉庫店
03 メキシコ-40倉庫店
04 日本 -33倉庫店
05 イギリス-29倉庫店
06 韓国-18倉庫店
07 オーストラリア-15倉庫店
08 台湾-14倉庫店
09 中国-5倉庫店
10 スペイン-4倉庫店
11 フランス-2倉庫店
12 アイスランド-1倉庫店
12 スウェーデン-1倉庫店
12 ニュージーランド-1倉庫店

日本国内のコストコ店舗(2023年10月16日現在)
 日本国内のコストコ店舗は、2023年10月16日時点で33店舗あります。1号店の「久山倉庫店(福岡県)」が1999年4月23日にオープン、33号店の「門真倉庫店(大阪府)」が2023年8月24日にオープンしています。

 「カルフール」や「テスコ」など外資系小売会社は、日本独特の商習慣に馴染めず日本進出後に撤退しています。しかし、「コストコ」は、日本の消費者の支持を集め成功しています。

日本国内のコストコ店舗(33店舗)
01 コストコ札幌倉庫店(北海道)
02 コストコ石狩倉庫店(北海道)
03 コストコ富谷倉庫店(宮城県)
04 コストコかみのやま倉庫店(山形県)
05 コストコつくば倉庫店(茨城県)
06 コストコひたちなか倉庫店(茨城県)
07 コストコ壬生倉庫店(栃木県)
08 コストコ前橋倉庫店(群馬県)
09 コストコ群馬明和倉庫店(群馬県)
10 コストコ入間倉庫店(埼玉県)
11 コストコ新三郷倉庫店(埼玉県)
12 コストコ幕張倉庫店(千葉県)
13 コストコ千葉ニュータウン倉庫店(千葉県)
14 コストコ木更津倉庫店(千葉県)
15 コストコ多摩境倉庫店(東京都)
16 コストコ川崎倉庫店(神奈川県)
17 コストコ座間倉庫店(神奈川県)
18 コストコ金沢シーサイド倉庫店(神奈川県)
19 コストコ射水倉庫店(富山県)
20 コストコ野々市倉庫店(石川県)
21 コストコ浜松倉庫店(静岡県)
22 コストコ中部空港倉庫店(愛知県)
23 コストコ守山倉庫店(愛知県)
24 コストコ岐阜羽島倉庫店(岐阜県)
25 コストコ京都八幡倉庫店(京都府)
26 コストコ和泉倉庫店(大阪府)
27 コストコ門真倉庫店(大阪府)
28 コストコ尼崎倉庫店(兵庫県)
29 コストコ神戸倉庫店(兵庫県)
30 コストコ広島倉庫店(広島県)
31 コストコ北九州倉庫店(福岡県)
32 コストコ久山倉庫店店(福岡県)
33 コストコ熊本御船庫店店(熊本県)



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2023年10月15日 (日)

鳥取砂丘西側市有地活用促進事業 「マリオット」最高級ブランドホテルの「ラグジュアリーコレクション」 鳥取砂丘西側エリアに2026年開業へ!

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-鳥取砂丘西側市有地活用促進事業-

 2020年2月に「dhp都市開発」と「鳥取市」との間で、鳥取砂丘西側市有地活用促進事業に係る基本協定と鳥取市有財産売買仮契約を締結しました。「dhp都市開発」には、鳥取市として長期にわたり課題であった砂丘西側市有地の開発、活用について、鳥取県初のハイグレード4つ星リゾートホテルの建設提案を受けました。

 鳥取砂丘西側の土地を購入した大阪の不動産開発会社とともに、外国人の宿泊客をメインにした高級リゾートホテルを誘致する計画を進めていましたが、新型コロナの影響で当初の計画から2年延期しました。

 引用資料 鳥取市(PDF:2023/05/12)
 鳥取砂丘西側市有地活用促進事業(リゾートホテル誘致)の進捗について

● 「マリオット」最高級ブランドホテルを誘致!
 
鳥取砂丘西側への高級リゾートホテルの誘致で、アメリカに本社を置く「マリオット・インターナショナル」の最高級ホテルの進出が、2023年10月13日に明らかになりました。2026年の開業予定です。

 NHK(2023/10/13)
 鳥取砂丘西側に「マリオット」の最高級ブランドのホテル開業へ

 進出するのは、アメリカに本社を置き、世界各地に「マリオット」や「リッツカールトン」など様々なホテルブランドを展開している「マリオット・インターナショナル」で、このうち誘致が決まったのは「ラグジュアリーコレクション」と呼ばれる最高級ホテルブランドだということです。

 建設されるホテルは、客室数は100室~110室で、プールや大浴場をはじめ、様々な施設を備えます。主に海外の富裕層をターゲットにしていて、砂丘に近い北棟では全ての階層から馬の背を眺めることができる造りになります。鳥取県初の「4つ星ホテル」になります。

鳥取砂丘西側市有地活用促進事業の概要
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-約18,263㎡
◆ 建物面積-約5,158㎡
◆ 延床面積-約14,328㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-116室(北棟60室、南棟56室) ※1室約50㎡
◆ 開業-2026年予定


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「夜景」です。


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「(仮称)星取テラス」とし、星を見るスペースです。


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「施設配置図」です。


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「鳥取砂丘周辺施設との連携イメージ」です。



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2023年10月14日 (土)

外国人観光客に人気の「奈良市」 外国人観光客に奈良市内で宿泊してもらえるにはどうしたらいいのでしょうか?

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-奈良公園の鹿は物凄い観光コンテンツ-

 奈良市が舞台だったテレビドラマ「鹿男あおによし(2008年1月17日~3月20日)」が放送されて15年が過ぎました。「奈良公園の鹿」は外国人観光客にも大人気です。外国人観光客に人気になる前は、「神の使い」くらいにしか思っていませんでしたが、警戒心の強い鹿がこんなに慣れているのは、物凄い観光コンテンツだと思います。

 訪日外国人観光客の受入れが再開されて、「YouTube」では、日本在住の白人の綺麗なお姉さんなどが、訪日外国人観光客に英語(日本語字幕付き)でインタビューする動画をたくさん見かけるようになりました。ほとんどのインタビューのロケ地は東京ですが、外国人が訪日外国人観光客にインタビューするので本音が聞けて面白いです。

 日本のどこを訪れたのかの質問には「東京、京都、大阪」が非常に多いですが、「東京、京都、大阪、(奈良)」や「東京、京都、大阪、(広島)」も非常に多いです。広島は「広島平和記念資料館」や「厳島神社」を訪れているようです。

 奈良市に来る外国人観光客の目的は、ほとんどが「興福寺、東大寺、奈良公園の鹿」ですが、メインイベントは「奈良公園の鹿」という感じです。これなら大阪市内や京都市内のホテルから電車で来ても余裕で1日で周れます。そのため宿泊は「大阪」や「京都」というケースがほとんです。

 同じ奈良市内にある世界文化遺産である「薬師寺、唐招提寺、平城宮跡」にはあまり足を延ばしていないようです。特に「薬師寺」は「インスタ映え」も素晴らしいので本当にもったいないです。

● 奈良市内で宿泊してもらえるには?
 奈良市内で宿泊してもらうにはどうしたらいいのでしょうか? 奈良公園周辺以外にもう1ヶ所~2ヶ所訪れてもらって1日では周れないようにすればいいのです。「言うは易く行うは難し」ですが、幸いにも奈良市内は観光地の宝庫です。

 奈良市の中心市街地南東部の「(1)元興寺や奈良町」、西ノ京の「(2)薬師寺と唐招提寺」、広大な「(3)平城宮跡」にも足を延ばしてもらって奈良市内で最低でも1泊してもらえるように積極的にアピールする必要があります。追い風もあります。奈良市内のホテルが、高級ホテルも含めて急速に充実しつつあることです。


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元興寺

 世界文化遺産の「元興寺(がんごうじ)」は、奈良市にある寺院です。奈良時代には近隣の「東大寺、興福寺」と並ぶ大寺院でしたが、中世以降次第に衰退して規模を縮小しています。


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ならまち

 「ならまち」は、「元興寺」近くの奈良市の中心市街地南東部に位置する歴史的町並みを有する地域です。狭い街路に、江戸時代以降の町屋が数多く建ち並びます。

 日本を訪れる外国人観光客が「着物」や「浴衣」を着ている場所と言えば、京都市内の「清水寺周辺、祇園周辺、嵐山周辺」、東京都内では「浅草周辺」です。

 「ならまち」は、「着物」や「浴衣」が非常に映える街並みとなっています。近くには「着物・浴衣レンタル・着付け体験」もあるので、外国人観光客に認知されると、人気観光地になると思います。


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薬師寺

 世界文化遺産の「薬師寺(やくしじ)」は、奈良県奈良市西ノ京町に所在する大寺院です。非常に美しい寺院でなので、「インスタ映え」は間違いないです。


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唐招提寺

 世界文化遺産の「唐招提寺(とうしょうだいじ)」は、世界文化遺産の「薬師寺」のすぐ北側にあります。「鑑真(がんじん)」が晩年を過ごした寺として有名です。


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平城宮跡

 世界文化遺産の「平城宮跡」は、710年に藤原京より遷都された平城京の中心であった「平城宮(へいじょうきゅう)」の宮跡で、長期間にわたって調査や復原整備が進められており、東西1.3km、南北1kmの広大な敷地に「第一次大極殿」や「朱雀門」などが復原されています。



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2023年10月13日 (金)

グラングリーン大阪 地上46階、高さ約172m、総戸数484戸の「THE NORTH RESIDENC」 最も高い部屋は25億円と関西圏過去最高!

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-グラングリーン大阪

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定しました。 

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社が進めているうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」では、エリアで初めてとなる分譲マンションの名称を「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE(ザ ノースレジデンス)」とし、販売概要を決定しました。

 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」は、「積水ハウス」が売主の幹事社となって2024年2月の販売開始を予定しており、2023年10月12日より公式HPでのエントリー受付を開始しました。

 引用資料 積水ハウス(2023/10/12)
 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」初の分譲マンション誕生 販売概要決定 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」~大規模ターミナル駅直結では世界最大級規模の都市公園が眼前に広がるロケーション~

 引用資料 公式ホームページ
 グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC

 最上階の部屋は約300㎡の2LDKで25億円となり、関西の分譲マンションとしては過去最高額です。関西の分譲マンションのこれまでの最高額は「ブリリアタワー堂島」の10億8000万円でした。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCの概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番41の一部、1番18の一部(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩7分、阪急電鉄「大阪梅田」駅徒歩9分、Osaka Metro「梅田」駅徒歩9分
◆ 階数-地上46階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.55m
◆ 敷地面積-7,318.81㎡
◆ 建築面積-3,540.60㎡
◆ 延床面積-72,291.55㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-484戸(募集対象外住戸248戸を含む)
◆ 建築主-積水ハウス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-うめきた2期区域設計監理業務共同企業体(竹中工務店、日建ハウジングシステム)
◆ 監理者-うめきた2期区域設計監理業務共同企業体(日建ハウジングシステム)
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2022年04月初旬
◆ 竣工-2025年12月下旬予定
◆ 入居開始-2026年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「下層階のイメージ」です。


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「自然と共生する緑と水の外構 イメージ」です。


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「うめきた公園」が眼前に広がるロケーション イメージです。


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「コリドール完成予想CG」です。


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「ガーデンラウンジ完成予想CG」です。


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「ルーフトップガーデン完成予想CG」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟」の建築計画のお知らせです。


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「東側立面図」です。隣の「グランフロント大阪オーナーズタワー」より少し低いです。

◆ グラングリーン大阪北街区分譲棟 地上46階、地下0階、高さ172.55m
◆ グランフロント大阪オーナーズタワー 地上48階、塔屋2階、地下1階、高さ174.200m


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「配置図」です。



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2023年10月12日 (木)

七宝山大福院 三津寺(大阪・ミナミの観音さん) 「東京建物三津寺ビルディング」が竣工 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」が2023年11月26日に開業!

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-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事-

 「七宝山大福院 三津寺(しっぽうざんだいふくいん みつてら)」は、大阪市中央区心斎橋筋二丁目にあり、「大阪・ミナミの観音さん」として親しまれています。

 「七宝山大福院 三津寺」は、本堂庫裏の全面改築・改修が行われています。今回の改築の大きな目的は文化5年(1808年)に建てられた本堂をそのままの状態で次世代に引き継ぎ、より多くの方に参拝してもらえるようにすることです。そのため改築後も現在の本堂はそのままの状態でのこり、さらに、大阪のメインストリート御堂筋からのアプローチも可能となります。

● 東京建物三津寺ビルディングが竣工 
 「東京建物、宗教法人三津寺」との共同事業により、寺院・ホテル・商業施設一体型複合施設「東京建物三津寺ビルディング」が2023年9月29日に竣工しました。テナントとして入居する「カンデオホテルズ大阪心斎橋」は、2023年11月26日の開業を予定しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/10/11)
 寺院・ホテル・商業施設一体型複合施設 「東京建物三津寺ビルディング」竣工 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」が 11 月 26 日開業予定 

東京建物三津寺ビルディングの概要
◆ 所在地-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目7番12号
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線「なんば」駅、Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、近鉄「大阪難波」駅、南海「難波」駅
◆ 階数-地上15階、棟屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-893.61㎡
◆ 建築面積-828.99㎡
◆ 延床面積-9,529.41㎡(容積対象面積8,925.73㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-寺院、ホテル、物販店舗
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年01月06日
◆ 竣工-2023年09月29日
◆ 開業-2023年11月26日(カンデオホテルズ大阪心斎橋)


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下層階の外観イメージです。


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「ホテルエントランスイメージ」です。


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「七宝山大福院 三津寺 外観イメージ」です。


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「位置図」す。



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2023年10月11日 (水)

ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなった高校 伏見工業高等学校跡地及び元南部配水管理課用地の活用に係る優先交渉事業者の選定!

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-伏見工業高等学校跡地及び元南部配水管理課用地の活用-

 「京都市」は、国が進める「脱炭素先行地域」に選定され、京都の文化・暮らしの脱炭素化で地域力を向上させるゼロカーボン古都モデルの創出に取り組んでいます。

 その取組の一つとして住まいの脱炭素転換を進めるに当たり、2024年3月末に閉校となる伏見工業高等学校の跡地及び隣接する元南部配水管理課用地を活用して、民間活力により、脱炭素仕様の住宅街区の創出を予定しており、「伏見工業高等学校跡地及び元南部配水管理課用地の活用に係る優先交渉事業者選定委員会」を設置し、公募型プロポーザル方式による優先交渉事業者の選定に向けた審議を行ってきました。

 選定委員会における審査を経て、優先交渉事業者を「(優先交渉事業者)阪急阪神不動産、(構成員)京阪電鉄不動産、積水ハウス」に選定しました。所在地は京都府京都市伏見区深草六反田町ほか、敷地面積40,379.09㎡です。

 引用資料 京都市情報館(2023/10/10)
 伏見工業高等学校跡地及び元南部配水管理課用地の活用に係る優先交渉事業者の選定結果について

● スクール☆ウォーズのモデルとなった高校
 「京都市立伏見工業高等学校」は、1984年10月6日~1985年4月6日に放送されたTBS系ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなったラグビー部が全国屈指の強豪校です。

 2021年4月に伏見工業高等学校の校地に、京都市立西京高等学校定時制との統合のための新設校である「京都市立京都奏和高等学校」が開校し、同じ校舎で教育活動を始めました。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「位置図」です。



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2023年10月10日 (火)

福岡市 地上18階、高さ88.20m、延床面積約62,950㎡の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」 2023年10月6日に起工式を挙行!

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-(仮称)天神ビジネスセンター2期計画-
 「福岡地所」は、西鉄福岡(天神)駅、福岡市地下鉄天神駅近くにある複合商業ビル「メディアモール天神(MMT)」が再開発のため閉鎖されることにともない「ジュンク堂書店福岡本店」が2020年6月30日に閉店しました。

 「福岡地所」は、天神ビジネスセンターの南側の「メディアモール天神(MMT)」の解体工事を行っています。更に街区東側の福岡市役所の「北別館」跡地の再開発は、優先交渉権者が「福岡地所株式会社を代表とするグループ」となりました。

 「メディアモール天神(MMT)」と福岡市役所の「北別館」の間に「第2明星ビル」がありました。「福岡地所」は、「第2明星ビル」を取得し、再開発区域を広げます。

 天神ビジネスセンターの南側の街区の3ビル(メディアモール天神、第2明星ビル、福岡市役所北別館)は、すべて「福岡地所」が再開発する事になります。

 「天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社)」及び「福岡地所」は、福岡市役所北別館跡地を含む福岡市中央区天神1丁目において推進中の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」に関し、福岡市から「天神ビッグバンボーナス」の認定を受けました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2023/06/07)
 (仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について

 「国土交通省」は、(仮称)天神ビジネスセンター2期プロジェクトを優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。

 引用資料 国土交通省(2023/06/23)
 天神の新たなランドマークとなる高質なオフィス・商業空間の創出 ~(仮称)天神ビジネスセンター2期プロジェクトを国土交通大臣が認定~

● 2023年10月6日に起工式を挙行!
 「天神一丁目761プロジェクト合同会社」と「福岡地所」は、2023年10月6日に、福岡市中央区天神で計画する「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」の起工式を現地で執り行いました。

 福岡市 公式ホームページ(PDF:2023/09/29)
 (仮称)天神ビジネスセンター2 期計画 起工式について

(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目76-1、76-2他(地番)
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部88.20m(天神ビッグバンにより航空法上の高さ規制約86m~90mに緩和)
◆ 敷地面積-4,085.08㎡
◆ 建築面積-3,513.70㎡
◆ 延床面積-62,950.59㎡
◆ 容積対象面積-57,183.69㎡(容積率1,399.82%)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、駐車場、駐輪場
◆ 建築主-天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社)、福岡地所
◆ 設計者・監理者-前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体(前田建設工業、俊設計)
◆ 施工者-前田・旭特定建設工事共同企業体(前田建設工業、旭工務店)
◆ 着工-2023年10月06日(起工式)
◆ 竣工-2026年06月30日予定
◆ 開業-2026年08月頃予定(60年間の定期借地)


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「南西地上広場イメージ」です(引用:福岡地所)。


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「アクセラリウム」です(引用:福岡地所)。


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「施設概要図」です。地震対策として「免震構造」を採用しますが、地下2階床下に「免振層」がある事が分かります(引用:国土交通省)。

● アクセラリウム
 「アクセラリウム」は、低層部を「集客・交流・創造及び天神ビッグバンを加速化する(=アクセラレイト)」「開放的な空間(=アトリウム)」にするという想いで命名したものです。


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オフィスフロアは基準階面積2,500㎡(約750坪)以上です(引用:福岡地所)。


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「位置図」です(引用:福岡地所)。


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「事業スケジュール(予定)」です。着工は2023年10月1日予定~竣工は2026年6月30日予定です。2023年10月6日に起工式を挙行したのでほぼ計画通りです(引用:国土交通省)。



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2023年10月 9日 (月)

1963年に開通 宝の持ち腐れ状態の「四条通地下道」 四条通地下道活性化事業 「スーパーマリオ」の世界が四条通地下道に出現!

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四条通地下道活性化事業- 

 「四条通地下道」は1963年に「阪急電鉄」が大宮駅と河原町駅の延伸工事の際に設け、その後京都市が整備した通路約90mを含めた総延長約1,100mです(烏丸通~木屋町通)。

 「四条通地下道」の地上部分は京都随一の繁華街ですが、「四条通地下道」は両側に店舗があるわけではなく単なる通路になっています。雨の日には便利ですが、ただの通路なので人通りがそれ程多くありません。

 現状は、写真展やパネル展など作品発表の場を提供することで一定評価を得てきましたが、まだまだ単発のイベント実施にとどまっており、テーマ性を持たせた活用や、ブランディングができていない状況です。正に宝の持ち腐れ状態です。

 この状態を打開すべく、「四条通地下道活性化事業」として、「京都市、阪急電鉄、四条繁栄会商店街振興組合」が四条通地下道の活性化について協議を行っています。

 本来なら地下道から両側に店舗を開設して「地下街」にするのが理想ですが、「四条通地下道」の真下には「阪急京都本線」が走っているので、店舗を開設するような構造の変更する大規模な工事は不可能です。

● スーパーマリオの世界が四条通地下道に出現!
 「四条繁栄会商店街振興組合、阪急電鉄」及び「京都市」で構成する四条通地下道活性化推進会議では、これまでから絵画や写真の展示を行うなどの文化的な活用により、四条通地下道の活性化に取り組んでいます。

 四条通地下道をより一層明るく彩り豊かな空間へと変化させることを目指す一環として、この度、「任天堂」が地下道において世界的な人気を誇るゲームコンテンツ「スーパーマリオ」の世界を表現した装飾を展示されることになりました。2023年10月5日から開始されています。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2023/09/19)
 スーパーマリオの世界が四条通地下道に出現!


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「四条通地下道略図」です。場所は 四条通地下道の10番出入口(四条寺町通付近)から11番出入口(四条麩屋町通付近)までの間約100mです。


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「四条通」の地上部分です。「四条通」は京都随一の繁華街です。


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歩道幅が6.5mに拡幅されて格段に歩きやすくなっています。



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2023年10月 8日 (日)

阪急電鉄 京都線の新型特急車両「2300系」、神戸線・宝塚線の新型通勤車両「2000系」 2024年夏から順次運用を開始!

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-新型車両2300系・2000系-

 「阪急電鉄」では、京都線の新型特急車両として「2300系」を、また神戸線・宝塚線の新型通勤車両として「2000系」をそれぞれ新造し、2024年夏から順次運用を開始します。車両のモデルチェンジを行うのは、2013年以来11年ぶりです。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2023/10/06)
 新型車両2300系・2000系を2024年夏より導入します

 開発コンセプトは「安心と快適、そして環境に配慮した新しい阪急スタイル」とし、伝統のマルーンカラーの車体、木目調の化粧板、ゴールデンオリーブ色の座席など、2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞した「阪急電車」のイメージを継承しつつ、前面の窓ガラスに曲線を取り入れて「疾走感」を醸し出したデザインに変更します。

 車内では、すべての乗降客にとってやさしい移動空間を提供できるよう、先頭車両の車いすスペースを拡大し、吊り手の高さを下げ、吊革の色を色覚の多様性にも配慮したものに変更するなど、バリアフリー設備を充実させます。加えて、省エネルギー性能・静音性に優れたインバータ式空調装置や空気清浄機を当社で初めて採用するほか、防犯カメラを設置し、また握り棒を増設するなど、より安心かつ快適な車内空間を実現します。

 さらに、最新の高効率な半導体素子を用いた制御装置を採用することにより、既存車両と比較して消費電力量を約60%削減します。なお、京都線の特急車両「2300系」では、大阪方から4両目に阪急電鉄初の座席指定サービスを導入します。


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京都線の新型特急車両「2300系車両の内装イメージ」です。


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神戸線・宝塚線の新型通勤車両「2000系車両の内装イメージ」です。


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「大阪方の先頭車両の車いすスペース・優先座席のイメージ」です。


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「車種車両番号」です。



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2023年10月 7日 (土)

グランフロント大阪 10周年のクリスマス GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter〜 開催期間は、2023年11月9日(木)~12月25日(月)

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-グランフロント大阪 10周年のクリスマス-

 「グランフロント大阪」は、クリスマスイベント「GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter〜」を2023年11月9日(木)~12月25日(月)まで開催します。

 2023年4月にまちびらき10周年を迎えたグランフロント大阪。アニバーサリーイヤーとなる今年は、「Joyful Winter」と題し、すべての人たちが笑顔になるような、よろこび溢れるクリスマスを届けます。

 引用資料 三菱地所(2023/09/28)
 グランフロント大阪10周年のクリスマス 開催決定!「GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter~」メリーゴーラウンドをモチーフにした、高さ約12mの巨大クリスマスツリーが登場!

 北館1階のナレッジプラザには、メリーゴーラウンドをモチーフとした高さ約12mの巨大なクリスマスツリー「Joyful-Go-Round Tree」が登場。ツリー中央部分のオブジェが回転し、幻想的できらびやかなライティングショーを実施します。

 また、世界中で愛されるレゴブランドとコラボレーションした「レゴホリデーフェスティバル in グランフロント大阪」を開催。レゴが持つ遊びの力を通して、大人から子どもまで楽しめる企画を展開します。


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「GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter〜」のイメージです。


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「GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter〜」のイメージです。


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「GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter〜」のイメージです。


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「GRAND WISH CHRISTMAS 2023~Joyful Winter〜」のイメージです。



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2023年10月 6日 (金)

グラングリーン大阪 中核機能施設の名称を「JAM BASE」に決定! 大学やベンチャー企業など多様なパートナーが参画!

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-グラングリーン大阪・JAM BASE-

 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、JR大阪駅前で開発を進めるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」において、中核機能施設の名称を「JAM(ジャム) BASE(ベース)」に決定しました。「JAM BASE」は、2024年9月の先行まちびらき時に開業予定です。

 引用資料 三菱地所(2023/09/28)
 "みどり"と人々が交わり"イノベーション"を創出する拠点が大阪駅前に誕生 「グラングリーン大阪」の中核機能施設の名称を「JAM BASE」に決定 ~大学やベンチャー企業など多様なパートナーが参画、まち全体で化学反応を生む仕掛けを配置〜

 「JAM BASE」は、多様な人々が集い交わることで、アイデアやイノベーションが生まれることを目指す、プロジェクトの中核を担う施設の総称です。「まざまざ と さまざま が まざるさま」をコンセプトに、北街区賃貸棟1階~9階を中心として、まち全体にさまざまな施設を配置します。
 
 駅前かつうめきた公園との一体開発という利点を生かし、多くの人々が交われるよう、あえてさまざまな用途・機能を"ごちゃごちゃ"に混ぜ合わせ、一体感(つながり)を感じられるような施設配置や空間構成としていることが特長です。

 施設名称「JAM BASE」には、音楽の即興演奏を"JAMMING"と表すことから、施設で巻き起こる独自の共創(コ・クリエーション)が、音楽を作るかのように楽しくエキサイティングなものとなってほしいとの思いを込めています。

 施設のロゴマークは、そこに集うさまざまな人々とともに変化していくさまをデザインしました。それぞれの個性が混ざり合い、協奏することでいろいろな形に変化する様子をダイナミックアイデンティティ(可変するロゴビジュアル)で表現しています。


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「JAM BASE」施設ロゴっです。


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「JAM BASE」の施設配置です。


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「北街区賃貸棟1階~9階」のイメージです。


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「北街区賃貸棟1階~9階」のイメージです。


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「公園内施設」のイメージです。



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2023年10月 5日 (木)

京都駅の周辺エリア 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用 契約候補事業者の選定!

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-京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)-

 「京都市」では、京都の玄関口であり、悠久の歴史と暮らしが今なお息づく京都駅の周辺エリアにおいて、「京都市立芸術大学・京都市立銅駝美術工芸高等学校(京都市立美術工芸高等学校に改称予定)」の移転・開校を控えて、「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンを創出する取組を進めています。

 この京都市立芸術大学新キャンパスに隣接する約4,000㎡の市有地(将来活用地)を活用し、SDGsの理念の下、京都市民や企業と共に、京都の未来を創造し、日本・世界に発信する新たな拠点を生み出すプロジェクトを始動します。

● 契約候補事業者の選定!
 「京都市」では、京都市立芸術大学新キャンパスに隣接する約4,000㎡の市有地において、SDGsの理念の下、民間の知恵と活力を最大限発揮してもらい、京都の未来を創造し、日本・世界に発信する新たな拠点を生み出すプロジェクトに取り組んでいます。

 2023年2月に将来活用地の活用に係る契約候補事業者選定委員会を設置し、民間の事業者から将来活用地を活用する事業の提案を広く募集のうえ、京都市と優先的に交渉する契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。選定委員会における審査を経て、契約候補事業者を選定しました。延床面積は約13,000㎡を予定しています。

 引用資料 京都市情報館(2023/09/25)
 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用に係る契約候補事業者の選定について


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「中央広場に拡大図」です。


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「将来活用地の位置図」です。正確な面積は、4,002.10㎡(仮換地地積)です。


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「将来活用地」です。京都市立芸術大学「C地区」の南側に隣接する約4,000㎡の市有地です。


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京都市立芸術大学の移転
 「京都市立芸術大学」は、1880年に日本初の公立の絵画専門学校として創設された「京都府画学校」を起源とし、今日まで自由で独創的な研究を行うとともに、次世代の芸術文化を先導する創造的な人物を生み出し、国内外の芸術文化の発展に寄与してきました。

 1980年には、それまで別々の地にあった美術学部と音楽学部を一つのキャンパスとして、洛西ニュータウン付近の京都市西京区大枝沓掛に移転し、教育研究活動に取り組んできました。

 しかし、移転から歳月が経過する中で、立地条件や建物の耐震性、バリアフリーの問題など各種の課題が顕在化したことから、これらの課題を解消するため、京都市に対し、「崇仁地域への移転・整備に関する要望書」を提出しました。

 これを受け、京都市では、芸術大学として一層飛躍するため、京都の玄関口・京都駅の東に位置する崇仁地域へ移転整備する方針を決定し、移転整備の基本的な方向性を明らかにする「京都市立芸術大学移転整備基本構想」が策定されました。

● 2023年10月1日に開校!
 「京都市立銅駝美術工芸高等学校(旧:京都市立美術工芸高等学校)」が2023年4月に開校、「京都市立芸術大学」が2023年10月に開校しました。

 2023年10月1日には「記念式典」が開かれました。京都市立芸大の生徒ら約1,000人は、10月2日から新しい校舎で授業を開始しました。移転の総事業費は約270億円です。



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2023年10月 4日 (水)

神戸市 JR・山陽電鉄垂水駅前 地上32階、高さ約115mの「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」 2023年10月3日に起工式を挙行!

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-垂水中央東地区第一種市街地再開発事業-

 「野村不動産」は、神戸市で推進している「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」が、市街地再開発組合設立について神戸市から認可を受け2020年8月30日開催の総会を経て再開発組合を設立しました。

 これまで垂水中央東地区は、本地区を含む「垂水駅前中央地区」として2010年6月に市街地再開発準備組合を設立、2017年1月には準備組合が本地区を先行して事業化することを決定し、2019年7月の都市計画決定を経て、再開発組合を設立する運びとなりました。

● 2023年10月3日に起工式を挙行!
 「垂水中央東地区市街地再開発組合」と、参加組合員として参画している「野村不動産」が事業推進している「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」が、2019年7月に都市計画決定、2020年8月に組合設立認可、2022年9月に権利変換計画認可を経て、2023年10月3日に「起工式」を執り行い、新築工事が着工しました。竣工は2026年3月を予定しています。

 引用資料 野村不動産(PDF:2023/10/03)
 JR「垂水」駅前商店街に面する約0.7haの複合開発 『垂水中央東地区第一種市街地再開発事業』着工~ 32階建て・垂水駅前のランドマークとなる商業施設併設の複合開発 ~

垂水中央東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市垂水区神田町159番(地番)
◆ 交通-JR・山陽電鉄「垂水」駅 徒歩1分
◆ 階数-地上32階、地下0階
◆ 高さ-最高部114.893m、最高部114.653m
◆ 敷地面積-約6,024㎡
◆ 建築面積-約3,381㎡
◆ 延床面積-約38,707㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、商業施設、共同住宅
◆ 総戸数-315戸
◆ 建築主-垂水中央東地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2023年10月03日(起工式)
◆ 竣工-2026年03月予定
◆ 入居開始-2026年05月以降予定


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「建物完成予想図」です。地震対策として「免震構造」を採用します(引用:野村不動産)。


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「南西角イメージ」です(引用:野村不動産)。


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「北東角イメージ」です(引用:野村不動産)。


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「南立面図」です(引用:神戸市)。


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「東立面図」です(引用:神戸市)。


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「断面図」です(引用:神戸市)。


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「周辺図」です。第一種市街地再開発事業」の予定地です(引用:野村不動産)。


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「垂水駅周辺の再配置・再整備予定の公共公益施設」です(引用:野村不動産)。



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2023年10月 3日 (火)

地上20階、 延床面積約72,000㎡の「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」 2024年7月に再開発ビルに着工!

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-三田駅南側の市街地再開発事業-
 
兵庫県の「三田駅南側の市街地再開発事業」は、1982年に三田市が約5haをA~Dの4区画に分ける構想を打ち出しました。Aブロックは商業施設「キッピーモール」や駐車場、Bブロックは住居や高齢者施設など、Dブロックはホテルとし、2017年までに整備を終えました。

 「Cブロック」のみが最後まで残されていました。「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR・神戸電鉄三田駅の南に位置していますが、脆弱な都市基盤に老朽化した低層建築物が密集し、かつ空閑地が混在していることから、再開発事業により合理的かつ安全な土地利用を図り、商業、業務、住宅等の複合的な都市機能の立地を誘導することを目的とします。

 「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」の再開発準備組合は2021年9月下旬に三田市を経由して兵庫県知事に再開発組合設立を申請し、11月15日に認可を受けました。事業主体となる組合の設立総会が12月18日に開かれました。

 「三田駅前Cブロック地区市街地再開発組合」が計画する第1種市街地再開発事業が2022年11月10日に、兵庫県から事業計画変更の認可を受けました。

 引用資料 公式ホームページ
 三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業

● 2024年7月に再開発ビルに着工!
 「三田駅前Cブロック地区市街地再開発組合」は2023年9月30日の総会で特定業務代行者を「熊谷組」に決定しました。2023年10月中旬に既存建物の解体工事に着手し、2024年7月に再開発ビルに着工、2027年1月に住宅棟1期(337戸)と商業棟、2027年10月の住宅棟2期(204戸)の完成を目指します。

 日刊建設工業新聞(2023/10/03)
 三田駅前C再開発(兵庫県三田市)特定業務代行者に熊谷組、近く解体着手/組合

三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県三田市駅前町内
◆ 交通-JR福知山線「三田」駅、神鉄三田線「三田」駅
◆ 階数-(敷地1)地上20階、地下0階、(敷地2)地上3階、地下0階、(敷地3)地上2階、地下0階
◆ 高さ-60.0m(住宅棟)
◆ 敷地面積-(敷地1)約11,650㎡、(敷地2)約1,390㎡、(敷地3)約300㎡
◆ 建築面積-(敷地1)約8,700㎡、(敷地2)約1,020㎡、(敷地3)約75㎡
◆ 延床面積-(敷地1)約68,440㎡、(敷地2)約3,050㎡、(敷地3)約120㎡
◆ 容積対象面積-(敷地1)約49,840㎡、(敷地2)約3,050㎡、(敷地3)約120㎡
◆ 構造-(敷地1)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(敷地2)鉄骨造、(敷地3)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(敷地1)共同住宅、店舗・業務、駐車場、(敷地2)駐車場、(敷地3)交番
◆ 総戸数-541戸(住宅棟1期337戸+住宅棟2期204戸)
◆ 建築主-三田駅前Cブロック地区市街地再開発組合(事業協力者 阪急阪神不動産、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者-大建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2023年10月中旬
◆ 着工-2024年07月予定
◆ 竣工-2027年01月予定(住宅棟1期、商業棟)、2027年10月予定(住宅棟2期)


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「完成イメージ」です。


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地区の概況

 「三田駅前地区」は、三田市の玄関口であるJR・神鉄三田駅の南側に位置し、中心商業地として発展してきたことから都市拠点区域に位置づけられています。

 三田市では三田駅前再開発整備構想を定め、三田駅前地区の約5haを「A、B、C、D」の4ブロックに区分し、順次、市街地再開発事業を実施し、すでに「A、B、D」の3ブロックが事業完了しています。


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「位置図」です。



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2023年10月 2日 (月)

JR長崎駅ビルの7階~13階 九州初のマリオットブランド「長崎マリオットホテル」  2024年初頭に開業!

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-長崎マリオットホテル-

 2024年初めにJR長崎駅の隣に開業する「長崎マリオットホテル」の施設概要が2023年9月28日発表されました。高級ホテルブランド「マリオットホテル」としては、九州で初開業、外観は港町長崎らしい「客船」をモチーフに館内はモダンなデザインが採用されました。開業日は、2024年初頭の予定です。

 引用資料 JR九州(PDF:2023/09/28) 
 長崎マリオットホテル 施設概要について

 九州初のマリオットブランドとして長崎駅隣に開業する「長崎マリオットホテル」は、JR長崎駅ビルの7階~13階に入居し、長崎港や稲佐山を臨む抜群のロケーションに、179室のゲストルームと28室のスイート(合計207室)を用意、ホテル外観は港町長崎らしく「客船」をモチーフとし、館内のインテリアデザインやアートには、マリオットブランドらしいモダンなデザインの中に、長崎の地形や自然、街並みや風土に根付いた異国文化のエッセンスを加えています。


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「レセプションロビー(イメージ図)」です。


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「プレミアムキング バルコニー(イメージ図)」です。


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「レストラン(イメージ図)」です。


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「エグゼクティブラウンジ「M Club」(イメージ図)」です。


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「カンファレンスルーム「波千鳥」(イメージ図)」です。



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2023年10月 1日 (日)

総事業費約870億円 地上32階、高さ約163mの「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」 2023年9月27日の建設状況

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-神戸三宮雲井通5丁目地区-

 「三菱地所(代表事業者)、三菱倉庫、神鋼不動産、東畑建築事務所、再開発評価」の5社は、「雲井通5丁目再開発株式会社」が神戸市中央区の三宮駅前で検討を進めている「雲井通5丁目地区再整備事業」における事業協力者の募集に応募し、事業協力者の候補となる優先交渉権者に選定されています。

 「雲井通5丁目再開発株式会社」では、神戸市が策定した「新たな中・長距離バスターミナルの整備に向けた雲井通5・6丁目再整備基本計画」に基づき、雲井通5丁目地区において、市街地再開発事業の事業化に向けた準備を進めています。

 「雲井通5丁目再開発株式会社、神戸市」、特定事業参加者として参画している「三菱地所、三菱倉庫、TC神鋼不動産」、特定業務代行者として参画している「大林組」は、ともに進めている「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」が、権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 雲井通5丁目再開発株式会社(2022/11/02)
 雲井通5丁目再開発ビルの計画概要について

● 2023年9月7日(木)に起工式を挙行!
 「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2022年6月より、従前建物の解体工事を進めていましたが、2023年9月より再開発ビル建設工事に本格着工、事業関係者においては、2023年9月7日に「起工式」を執り行いました。

 引用資料 神戸市・公式HP(2023/09/01)
 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業再開発ビル建設工事の本格着工及び起工式の開催

神戸三宮雲井通5丁目地区の概要
◆ 計画名-神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部、346番、347番の一部、五丁目301番、302番、303番、317番、18番、319番、320番の一部、322番の一部、323番、324番
◆ 交通-JR線「三ノ宮」駅、阪神線「神戸三宮」駅、阪急線「神戸三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下3階(第1期)
◆ 高さ-最高部約163m(最高部約165mの可能性あり)
◆ 敷地面積-約8,228㎡(第1期)
◆ 建築面積-約7,636㎡(第1期)
◆ 延床面積-約99,422㎡(第1期)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-バスターミナル施設、公益施設、商業施設、業務施設、宿泊施設、駐車場
◆ 施行者-雲井通5丁目再開発株式会社
◆ 特定事業参加者-三菱地所、三菱倉庫、TC神鋼不動産
◆ 設計者-大林組、坂茂建築設計、東畑建築事務所、三菱地所設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2022年06月
◆ 竣工-2023年09月07日(起工式)
◆ 竣工-2027年12月予定
◆ 総事業費-約870億円


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「立面図」です。


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「断面図」です。


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「竹籠をモチーフとしたデザイン(北西より)」です。


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「六甲山の山並みを眺望できる屋上庭園」です。


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「歩行者デッキとつながる屋外歩廊空間(南西より)」です。


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「あじさい通り側の屋外歩廊空間(北西より)」です。


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「雲井通5丁目再開発ビルの構成」です。


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「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」の2023年9月27日の建設状況です。


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南東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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敷地北側です。


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多数の「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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「親杭横矢板工法」の「山留め壁」です。


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少し南側です。


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敷地南側です。


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「スラッシュタンク」です。安定液等を貯水したり、排出される安定液等を回収するために使用します。


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「スラッシュタンク」です。


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一部ではまだ解体工事を行っています。


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敷地の南東側でも「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」の撤去を行っています。



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