京都駅の周辺エリア 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用 契約候補事業者の選定!
-京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)-
「京都市」では、京都の玄関口であり、悠久の歴史と暮らしが今なお息づく京都駅の周辺エリアにおいて、「京都市立芸術大学・京都市立銅駝美術工芸高等学校(京都市立美術工芸高等学校に改称予定)」の移転・開校を控えて、「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンを創出する取組を進めています。
この京都市立芸術大学新キャンパスに隣接する約4,000㎡の市有地(将来活用地)を活用し、SDGsの理念の下、京都市民や企業と共に、京都の未来を創造し、日本・世界に発信する新たな拠点を生み出すプロジェクトを始動します。
● 契約候補事業者の選定!
「京都市」では、京都市立芸術大学新キャンパスに隣接する約4,000㎡の市有地において、SDGsの理念の下、民間の知恵と活力を最大限発揮してもらい、京都の未来を創造し、日本・世界に発信する新たな拠点を生み出すプロジェクトに取り組んでいます。
2023年2月に将来活用地の活用に係る契約候補事業者選定委員会を設置し、民間の事業者から将来活用地を活用する事業の提案を広く募集のうえ、京都市と優先的に交渉する契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。選定委員会における審査を経て、契約候補事業者を選定しました。延床面積は約13,000㎡を予定しています。
引用資料 京都市情報館(2023/09/25)
京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用に係る契約候補事業者の選定について
「中央広場に拡大図」です。
「将来活用地の位置図」です。正確な面積は、4,002.10㎡(仮換地地積)です。
「将来活用地」です。京都市立芸術大学「C地区」の南側に隣接する約4,000㎡の市有地です。
京都市立芸術大学の移転
「京都市立芸術大学」は、1880年に日本初の公立の絵画専門学校として創設された「京都府画学校」を起源とし、今日まで自由で独創的な研究を行うとともに、次世代の芸術文化を先導する創造的な人物を生み出し、国内外の芸術文化の発展に寄与してきました。
1980年には、それまで別々の地にあった美術学部と音楽学部を一つのキャンパスとして、洛西ニュータウン付近の京都市西京区大枝沓掛に移転し、教育研究活動に取り組んできました。
しかし、移転から歳月が経過する中で、立地条件や建物の耐震性、バリアフリーの問題など各種の課題が顕在化したことから、これらの課題を解消するため、京都市に対し、「崇仁地域への移転・整備に関する要望書」を提出しました。
これを受け、京都市では、芸術大学として一層飛躍するため、京都の玄関口・京都駅の東に位置する崇仁地域へ移転整備する方針を決定し、移転整備の基本的な方向性を明らかにする「京都市立芸術大学移転整備基本構想」が策定されました。
● 2023年10月1日に開校!
「京都市立銅駝美術工芸高等学校(旧:京都市立美術工芸高等学校)」が2023年4月に開校、「京都市立芸術大学」が2023年10月に開校しました。
2023年10月1日には「記念式典」が開かれました。京都市立芸大の生徒ら約1,000人は、10月2日から新しい校舎で授業を開始しました。移転の総事業費は約270億円です。
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