JR西日本 地上32階、高さ約160mの「三ノ宮駅ビル新築他工事」 2023年12月~ 2024年3月までの工事計画、2024年春に本体工事着工!
-JR三ノ宮新駅ビル開発-
2021年10月5日に臨時会見があり、「神戸市、西日本旅客鉄道株式会社、独立行政法人都市再生機構の三者連携による協定締結 ~JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力~」が発表されました。
「JR西日本(西日本旅客鉄道)、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)、神戸市」は、JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区の再整備の検討を進めています。新駅ビルにおいて、JR西日本グループ・UR都市機構との共同事業としての推進並びに開発方針の方向性がまとまりました。
引用資料 JR西日本(PDF:2022/03/30)
JR三ノ宮新駅ビル開発について
「JR西日本」は、JR三ノ宮駅前に計画する新駅ビル開発について、設計者・施工者を「竹中工務店・大鉄工業JV」に決定しました。現在は設計を進めており、2029年度の開業を目指しています。総事業費は約500億円です。
● 2024年春に本体工事着工!
「JR西日本」は、「UR都市機構、JR西日本不動産」とともに2023年6月より「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発」に向けた準備工事を進めていますが、今回、2023年12月から 2024年3月までの工事計画がまとまりました。2024年春に本体工事着工予定です。
引用資料 JR西日本(PDF:2023/11/15)
(仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発の準備工事について
JR三ノ宮新駅ビル開発の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通八丁目1-2
◆ 交通-JR「三ノ宮」駅、阪急「神戸三宮」駅、阪神「神戸三宮」駅、ポートライナー「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮・花時計前」駅
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-約8,600㎡
◆ 延床面積-約100,000㎡
◆ 用途-商業、ホテル、オフィス
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発
◆ 設計者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 施工者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 準備工事-2023年06月(新駅ビル準備工事着手)
◆ 着工-2024年春予定(新駅ビル本体工事着手)
◆ 開業-2029年度予定
◆ 総事業費-約500億円
ドレスを身にまとった優雅なデザイン
「JR三ノ宮新駅ビル外観(全景)」です。外観は「ドレスを身にまとった優雅なデザイン」を採用します。地下1階~地上10階が「商業施設」、12階~17階が「オフィス」、18階~30階が「ホテル」、31階が「レストラン」、12階に「屋上広場」を設置します。隣接する複合ビル「ミント神戸」側には約2,500㎡の上空デッキを整備します。
◆ 商業施設(店舗面積約19,000㎡)
神戸の産業や多様な食文化を背景とした付加価値の高い“モノ提案”や地域生活者の生活を豊かにする“コト・トキ提案”など、リアルとオンラインを組み合わせて「神戸ならでは」の価値を提供することにより、神戸の魅力を体感できる商業施設を目指します。
◆ ホテル(客室数約250室)
上質で洗練された客室・ロビー空間を設えるとともに、食・アート・音楽イベントとの連動など、神戸ならではの多様な文化を体験できるホテルを目指します。
◆ オフィス(賃貸面積約6,000㎡)
JR西日本グループが掲げる「ワークプレイスネットワーク」の中核の一つとして、コワーキングなどの人々が交錯・交流し、新たな価値を創造するオフィス空間や、フレキシブルな働き方を提案するワークプレイスの提供を検討するとともに、神戸市が掲げる医療産業都市との連携など、新たな価値の提供を目指します。
◆ 広場空間(駅前広場上空デッキ:面積約2,500㎡)
駅前広場直上にデッキを整備することで、居心地の良い待合空間を形成するとともに、三宮クロススクエアと連動したエリアマネジメントの推進により恒常的なにぎわい創出を図ります。
「JR 三ノ宮新駅ビル及びその周辺の乗換動線イメージ」です。
「三宮クロススクエア(東側・第1段階)のイメージ」です。
「JR三ノ宮新駅ビル外観」です。
「駅前広場上空デッキ(ミント神戸前から南西を望む)」です。
2023年12月~
(地上)南駅前広場ロータリーを閉鎖します。閉鎖に伴いタクシー乗り場の位置を変更します。(地上)ポートライナー三宮南側の仮設階段を閉鎖します。
「地下」です。
2024年1月~3月
(地上)南駅前広場を全て閉鎖し、神戸阪急百貨店へ向かう歩道橋への動線を切替えます。(地上)三宮交差点北東でスロープの整備を行います。
(地下)南北地下道(至 味ののれん街)を閉鎖します。
「三ノ宮駅ビル新築他工事」の2023年10月30日の状況です。
南東側から見た様子です。
東側から見た様子です。
● 南駅前広場・ロータリー・駐車場の閉鎖
2023年12月1日付で、南駅前広場・ロータリー・駐車場を閉鎖します。
本体工事前の準備工事が行われています。
「スラッシュタンク」です。安定液等を貯水したり、排出される安定液等を回収するために使用します。
西側です。
「油圧ショベル」です。
壁の向こうはポートライナーの「三宮駅」です。
「中央幹線における車線切り替え及び車線規制」が行われます。
● 施工ヤード整備
「中央幹線における車線切り替え及び車線規制」が行われ、2023年12月中旬に中央幹線を使用して「施工ヤード整備」が行われます。
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