大阪市此花区の酉島地区 「大阪ガス」が脱炭素の新研究開発施設を建設 2023年11月10日に起工式を挙行!
-新研究開発拠点-
「大阪ガス」は、SOECメタネーションなどのカーボンニュートラル技術をはじめとした研究開発や情報発信、社外との共創を推進するため、大阪・関西万博の開催が予定されている2025年の稼働開始を目指し、大阪市此花区の酉島地区に新たな研究開発拠点を設置します。
酉島地区は、大阪ガスの研究開発の発祥の地です。1947年に初の研究開発拠点を設立して以来、石炭や石油などから当時の都市ガスを製造する技術、コージェネレーションシステムや家庭用燃料電池エネファームといった天然ガスの高度利用技術などの研究開発を行ってきました。
酉島地区に、新たな研究棟と屋外フィールドを配置するもので、新たな研究棟には、社外との交流を深められる共創・展示エリアを、屋外フィールドには、カーボンニュートラル技術の試験設備を設置予定です。
● 2023年11月10日に起工式を挙行!
「大阪ガス」は2023年11月10日に、大阪市此花区の酉島地区にて「新研究開発拠点」の起工式を執り行いました。これより建築工事に着手し、大阪・関西万博の開催が予定されている2025年の7月末に竣工を目指します。
引用資料 大阪ガス(2023/11/10)
新研究開発拠点の起工式を行いました
産経新聞(2023/11/10)
大阪ガスが脱炭素の新研究開発施設 万博と連動も
大阪ガス 新研究開発拠点の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区酉島五丁目11-117
◆ 交通-阪神なんば線「伝法」駅、JRゆめ咲線「安治川口」駅
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-約207,370㎡
◆ 建築面積-約8,910㎡
◆ 延床面積-約17,030㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-研究所
◆ 建築主-大阪ガス
◆ 設計者-安井建築設計事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年11月10日(起工式)、2023年11月13日(着工)
◆ 竣工-2025年07月31日予定
「鳥観図」です。
「交流スペーズ」です。
「内観」です。
「屋外フィールドに設置予定のSOECメタネーションによるe-メタン製造試験装置のイメージ」です。
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