« 広島駅ビルの建替え計画 地上20階、延床面積約113,000㎡の「広島駅南口ビル新築他工事」 2023年11月3日の建設状況 | トップページ | (仮称)三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画 延床面積が約36,100㎡から約74,000㎡と約2倍に拡大 2023年10月30日の建設状況 »

2023年11月 7日 (火)

広島市中央公園 観客席3万人規模のサッカースタジアム「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)」 2023年11月3日の建設状況

Hiroshimastadium220412
-サッカースタジアム等整備事業-
 「広島県、広島市、広島商工会議所」は、サッカースタジアムの建設候補地となっている「広島みなと公園、旧広島市民球場跡地、中央公園広場」の建設候補地3案を比較検討していました。

 J1の「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地となる広島市中心部でのサッカースタジアム建設を巡り、「広島市、広島県、広島商工会議所、サンフレッチェ広島」の4者トップ会談が開かれ、建設候補地3案の中でアクセス性や経費面、都市活性化の観点から最も適しているとして、「中央公園広場」とすることで一致しました。

 2021年3月31日に、「広島市サッカースタジアム整備等事業者選定審議会」から審議結果が答申され、事業主体である広島市により、優先交渉権者が選定されました。
 優先交渉権者は、大成・フジタ・広成・東畑・EDI・復建・あい・シーケィ共同企業体「(代表者)大成建設、(構成員)フジタ 、広成建設、東畑建築事務所、環境デザイン研究所、復建調査設計、あい設計、シーケィ・テック」です。

 「広島市」は2021年10月25日に、サッカースタジアム等整備事業の基本設計を公表しました。資料により階数・高さ・建築面積・延床面積などの詳細な概要が判明しました。

 引用資料 広島市・公式HP(2021/10/25)
 サッカースタジアム等整備事業の基本設計

 広島市が中央公園広場に建設するサッカースタジアムの起工式が2022年1月26日に現地で執り行いました。起工式は、設計と建設を担う「大成建設」を代表とする8社でつくる企業グループが主催しました。

● エディオンピースウイング広島
 2024年2月開業する「サンフレッチェ広島」の新スタジアムの名称が2023年6月12日に、「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)」に決定したと発表されました。家電量販店大手「エディオン」が命名権を取得しています。

 引用資料 エディオン(PDF:2023/06/12)
 広島サッカースタジアムの命名権契約締結のお知らせ

 名称の使用期間は2024年2月から10年間で、命名権料は年1億円です。「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地として、広島市中心部のにぎわい創出を後押します。

エディオンピースウイング広島の概要
◆ 計画名-サッカースタジアム等整備事業
◆ 所在地-広島県広島市中区基町15(中央公園広場)ほか
◆ 交通-アストラムライン「県庁前」駅、広島電鉄本線「紙屋町西」駅(電停)
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部約42m
◆ 敷地面積-(中央公園広場全体)約85,600㎡、(サッカースタジアム部分)約49,900㎡、(広場エリア)約35,700㎡
◆ 建築面積-(サッカースタジアム部分)約26,700㎡
◆ 延床面積-(サッカースタジアム部分)約60,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-既製杭(耐震性の高い鋼管コンクリート杭を採用)
◆ 地震対策-耐震構造(屋根部:張弦梁構造、付加制振構造) 
◆ 用途-サッカースタジアム等
◆ 座席数-約30,000席(車いす席300席)
◆ 優先交渉権者-(代表者)大成建設、(構成員)フジタ 、広成建設、東畑建築事務所、環境デザイン研究所、復建調査設計、あい設計、シーケィ・テック
◆ 埋蔵文化財発掘調査-2020年07月01日~2022年03月31日
◆ 着工-2022年01月26日(起工式)、2022年02月初旬(着工)
◆ 竣工-2023年12月頃予定
◆ 開業-(一部開業)2024年02月予定、(全体開業)2024年07月~09月予定


Hiroshimastadium230611
「ロゴ」です。呼称が「EDION PEACE WING HIROSHIMA(日本語表記:エディオンピースウイング広島)に決定しました。


Hiroshimastadium211112
「南側ペデストリアンデッキから見たイメージ」です。


Hiroshimastadium211113
「旧太田川(本川)に架かる空鞘橋(そらざやばし)から見たイメージ」です。


Hiroshimastadium211114
「内観イメージ」です。

● 世界基準のサッカースタジアム(観客席3万人規模)
 観客席は、前後左右に十分な余裕が感じられる快適なシートで、約30,000席(車いす席300席)です。 スタンドとピッチが近接し、臨場感・躍動感・一体感が感じられる観戦環境の提供します。雨の日にも濡れることなく観戦ができる屋根の設置します。


Hiroshimastadium211115
「立面図」です。


Hiroshimastadium211116
「全体配置計画」です。


Hiroshimastadium211117
「整備計画のエリア図」です。


Hiroshimastadium231151
「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)」の2023年11月3日の建設状況です。

 

Hiroshimastadium231152
西側の「旧太田川(本川)」に架かる「空鞘橋(そらざやばし)」から見た様子です。

 

Hiroshimastadium231153
西側のスタンドの下です。


Hiroshimastadium231154
西面です。


Hiroshimastadium231155
南西側から見た様子です。


Hiroshimastadium231156
南面です。


Hiroshimastadium231157
南東端です。


Hiroshimastadium231158
「EDION PEACE WING HIROSHIMA」のロゴです。


Hiroshimastadium231159
南東側から見た様子です。


Hiroshimastadium231160
「南側ペデストリアンデッキ」です。


Hiroshimastadium231161
南東側から引いて見た様子です。


Hiroshimastadium231162
北西側から見た様子です。


Hiroshimastadium231163
北東側から見た様子です。


Hiroshimastadium231164
北東側から引いて見た様子です。



|

« 広島駅ビルの建替え計画 地上20階、延床面積約113,000㎡の「広島駅南口ビル新築他工事」 2023年11月3日の建設状況 | トップページ | (仮称)三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画 延床面積が約36,100㎡から約74,000㎡と約2倍に拡大 2023年10月30日の建設状況 »

78 広島県・島根県」カテゴリの記事