大阪に本社があるライバル企業 大和ハウス工業 VS 積水ハウス 2023年期は、「大和ハウス工業」が売上高5兆円超、「積水ハウス」は3兆円超
-大和ハウス工業 VS 積水ハウス-
「アサヒ VS キリン」や「凸版印刷 VS 大日本印刷」や 「大和ハウス工業 VS 積水ハウス」など切磋琢磨しているライバル企業があります。ライバル企業の戦いを見るのは面白いです。
「大和ハウス工業 VS 積水ハウス」でも、2000年頃までは「積水ハウス」が「大和ハウス工業」にかなりの差をつけていました。しかし、2000年以降は売上高が接近して、2006年1月期に積水ハウスが売上高1,501,857百万円、2006年3月期に大和ハウス工業が売上高1,528,983百万円と遂に逆転しました。現在は売上高に大きな差がついています。
● 大和ハウス工業はM&Aや多角化で急成長!
大和ハウス工業が急成長したのは、M&A(企業の合併・買収)や多角化です。買収で一番大きかったのは、準大手ゼネコンの「フジタ」です。多角化では、「健康余暇、インテリア建材、物流、ホームセンター、都市型ホテル、環境エネルギー、損害保険代理店・クレジットカード、オートリース・パーキング・カーシェア」などを行っています。
大和ハウス工業
「大和ハウス工業」の本社・本店は、大阪府大阪市北区梅田三丁目3番5号の「大和ハウス大阪ビル」にあります。「大和ハウス工業」の元となった会社は、1947年に奈良県奈良市で設立され、1955年4月5日に「大和ハウス工業株式会社」が創業しました。
「大和」は創業者の出身地・奈良県の旧国名からとったものです。「ヤマト」ではなく「ダイワ」と読ませたのは「大いなる和をもって経営に当たりたい」という意味を持たせるため、また「ハウス工業」は建築物を工業化しようという創業理念を示しています。
大和ハウス工業の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月 1,069,789百万円 42,305百万円
1999年3月 896,005百万円 40,215百万円
2000年3月 951,072百万円 47,497百万円
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2001年3月 1,016,236百万円 44,289百万円
2002年3月 1,197,924百万円 46,031百万円
2003年3月 1,184,543百万円 45,271百万円
2004年3月 1,224,647百万円 59,660百万円
2005年3月 1,365,913百万円 67,849百万円
2006年3月 1,528,983百万円 80,072百万円
2007年3月 1,618,450百万円 85,678百万円
2008年3月 1,709,254百万円 89,120百万円
2009年3月 1,690,956百万円 73,580百万円
2010年3月 1,609,883百万円 62,714百万円
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2011年3月 1,690,151百万円 87,697百万円
2012年3月 1,848,797百万円 114,955百万円
2013年3月 2,007,989百万円 128,024百万円
2014年3月 2,700,318百万円 163,576百万円
2015年3月 2,810,714百万円 180,352百万円
2016年3月 3,192,900百万円 243,100百万円
2017年3月 3,512,909百万円 310,092百万円
2018年3月 3,795,992百万円 347,141百万円
2019年3月 4,143,505百万円 372,195百万円
2020年3月 4,380,209百万円 381,114百万円
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2021年3月 4,126,769百万円 357,121百万円
2022年3月 4,439,536百万円 383,256百万円
2023年3月 4,908,199百万円 465,370百万円
2024年3月予想
2024年3月 5,020,000百万円 385,000百万円(会)
2024年3月 5,004,100百万円 395,633百万円(コ)
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年11月14日時点の数値です。
積水ハウス
「積水ハウス」の本社は、大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号の「梅田スカイビル タワーイースト」にあります。「積水ハウス」は、1960年3月に「積水化学工業」にハウス事業部を設置した事により始まります。
1960年8月に積水化学工業ハウス事業部を母体とし、「積水ハウス産業」を設立、1963年10月に「積水ハウス」に商号変更しました。かつての親会社だった「積水化学工業」ですが、出資比率がどんどん下がって、2023年1月31日現在では3.35%しか出資していません。
積水ハウスの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年1月 1,457,719百万円 87,635百万円
1999年1月 1,314,696百万円 59,250百万円
2000年1月 1,330,284百万円 76,137百万円
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2001年1月 1,364,800百万円 96,085百万円
2002年1月 1,305,468百万円 74,624百万円
2003年1月 1,300,237百万円 72,737百万円
2004年1月 1,326,039百万円 80,333百万円
2005年1月 1,372,243百万円 76,638百万円
2006年1月 1,501,857百万円 79,980百万円
2007年1月 1,596,183百万円 111,570百万円
2008年1月 1,597,807百万円 109,727百万円
2009年1月 1,514,172百万円 73,960百万円
2010年1月 1,353,186百万円 △38,754百万円
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2011年1月 1,488,369百万円 56,354百万円
2012年1月 1,530,577百万円 70,897百万円
2013年1月 1,613,816百万円 86,196百万円
2014年1月 1,805,102百万円 131,930百万円
2015年1月 1,912,721百万円 146,595百万円
2016年1月 1,858,879百万円 149,645百万円
2017年1月 2,026,931百万円 184,164百万円
2018年1月 2,159,363百万円 195,540百万円
2019年1月 2,160,316百万円 189,223百万円
2020年1月 2,415,186百万円 205,256百万円
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2021年1月 2,446,904百万円 186,519百万円
2022年1月 2,589,579百万円 230,160百万円
2023年1月 2,928,835百万円 261,489百万円
2024年1月予想
2024年1月 3,080,000百万円 265,000百万円(会)
2024年1月 3,101,004百万円 268,798百万円(コ)
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年11月14日時点の数値です。
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