「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の跡地 面積約50ヘクタール 万博跡地(夢洲第2期)の開発事業者募集の方針!
-万博跡地(夢洲第2期)-
「大阪府、大阪市」では、2017年8月に「夢洲まちづくり構想」を、2019年12月に「夢洲まちづくり基本方針」を策定し、夢洲における国際観光拠点の形成に向けたまちづくりを進めています。
2025年大阪・関西万博開催の跡地となる夢洲第2期開発予定区域については、2022年12月よりサウンディング型市場調査(マーケット・サウンディング)を実施し民間事業者から広く意見・提案を受けています。
夢洲第2期開発予定区域の開発事業者募集の方針については1次募集と2次募集の2段階とすることとし、1次募集では夢洲第2期開発予定区域のマスタープラン案を募集し、2次募集では1次募集での提案を基に策定した府市マスタープランを踏まえた民間開発事業者の募集を行うことにしました。
引用資料 大阪市・公式HP(2024/01/29)
万博跡地(夢洲第2期)の開発事業者募集の方針について
夢洲第2期開発予定区域の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1番20内外
◆土地面積-約50ha
◆土地所有者-大阪市(大阪港湾局所管)
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催期間を2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間を想定しています(引用:2025年日本国際博覧会協会)。
大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業
大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。
大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。
引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について
「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。
大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。
● 2030年秋頃にIR施設開が開業!
「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。
大阪府・大阪市 IR推進局(PDF:2023/09/05)
大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備 関連協定(案)等について
大阪府と市の会議で公表された実施協定の案では、開業までの工程を当初から、約1年程度見直し、2025年春頃に建設工事などを着工、2030年夏頃に建設工事を完了させ、2030年秋頃に開業予定としました。事業者の初期投資額について、建設資材価格等の高騰の影響により、当初の約1兆800億円から1兆2700億円に増額となりました。
見直し後(2023年9月)
◆ 2023年秋頃-液状化対策工事の着手
◆ 2024年夏頃-IR準備工事の発注及び着手
◆ 2025年春頃-IR建設工事の発注及び着手
◆ 2030年夏頃-工事の完了
◆ 2030年秋頃-IR施設の開業
◆ 初期投資額-約1兆2,700億円
「IR区域の全体配置(イメージ)」です。
| 固定リンク
« トヨタ自動車 4年連続世界販売首位 2023年グループ全体(ダイハツ工業と日野自動車を含む)の世界販売台数1123万3039台! | トップページ | 旧大阪中央郵便局敷地 地上39階、高さ約188mの「JPタワー大阪」 「KITTE大阪」の77店舗を先行発表、2024年7月グランドオープン! »
「34 大阪市・湾岸部」カテゴリの記事
- 大阪IR(大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業) 現時点の総延床面積は約77万㎡ 躯体工事は2028年度半ば(2028年秋頃?)に完了!(2024.12.04)
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の新エリア「ドンキーコング・カントリー」 2024年12月11日にオープン!(2024.11.17)
- 大阪府・大阪市 大阪湾の人工島「夢洲」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線の整備を検討 JR桜島線延伸が一番有力?(2024.10.05)
- 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 海外パビリオン157か国分の配置固まる 独自に設計・建設する「タイプA」は47か国!(2024.09.12)
- 大阪IR「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」 事業撤退の権利を放棄へ! 2030年度秋頃に計画されている開業がほぼ確実に!(2024.09.08)