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2024年1月12日 (金)

「日経平均株価」が3万5000円を突破! 「任天堂」の時価総額が約16年ぶりに10兆円を突破 「オイルマネー」が流入か?

Kyotonintendo220415
-日本株が堅調-
 日本株が堅調です。昨日(2024年1月11日)に「日経平均株価」が心理的節目の3万5000円を突破しました。3万5000円を1990年2月以来、約34年ぶりに回復しました。「TOPIX(東証株価指数)」もバブル崩壊後の戻りの最高値を更新しています。

 株価の上昇により日本株の時価総額も増えています。昨日(2024年1月11日)終値時点の「時価総額(普通株式ベース)」が、プライム8,823,584億円、スタンダード280,345億円、グロース67,781億円とトータルで900兆円を突破しています。

 1989年12月29日には3万8915円87銭と終値として史上最高値を記録しました。私が生きている間には、この記録を超える事は無いと思っていましたが、希望が出てきました。

● 任天堂の時価総額が10兆円を突破!
 「任天堂」の株価も堅調です。2024年1月10日に時価総額が10兆円を突破しました。時価総額が10兆円を突破したのは約16年ぶりです。IT(情報技術)が日進月歩で変貌を遂げる時代にあって「枯れた技術」で面白みを出す独創性など、ブレない姿勢が評価されています。

 高値を更新している背景の一つに、「オイルマネー」の存在が指摘されています。日本のゲームやアニメへの関心が高いサウジアラビアなどから「任天堂」などへの資金の流れが強まっている可能性があります。

時価総額ランキング(2024年1月11日終値時点)
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01 トヨタ自動車-46,399,824百万円
02 ソニーグループ-18,086,065百万円
03 日本電信電話-16,353,387百万円
04 キーエンス-15,959,288百万円
05 三菱UFJフィナンシャル・グループ-15,804,608百万円
06 東京エレクトロン-12,300,182百万円
07 ファーストリテイリング-11,653,252百万円
08 信越化学工業-11,347,233百万円
09 KDDI-11,170,457百万円
10 任天堂-10,298,612百万円
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11 日立製作所-10,240,569百万円
12 三菱商事-10,227,051百万円
13 伊藤忠商事-10,087,822百万円
14 リクルートホールディングス-10,063,827百万円
15 オリエンタルランド-9,932,378百万円
16 中外製薬-9,797,301百万円
17 三井住友フィナンシャルグループ-9,679,698百万円
18 ソフトバンクグループ-9,453,539百万円
19 ソフトバンク-9,029,338百万円
20 第一三共-8,759,706百万円


Kyotonintendo220413
任天堂本社開発棟
 
「任天堂」の研究開発の総本山は、「任天堂本社開発棟」です。本社のすぐ北西側の元ゴルフ練習場跡地に建設され、2014年6月18日から業務を開始しています。

 地上7階、地下1階、延床面積約50,229㎡、総工費約190億円で、本社の開発部門の全社員約1,000人と東山区のソフト開発拠点「京都リサーチセンター」の約100人を集約しました。

 約4haの広大な敷地の中で、北西側に建物を配置し、南側、東側にまとまった空地を確保し、外構面積のおよそ50%を緑化することで周辺環境に緑の潤いをもたらしています。本社との景観的な関係に配慮し、シンプルで深みのある外観としています。

任天堂本社開発棟の概要
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条南松田町2番地1
◆ 所在地-京都市営地下鉄烏丸線「十条駅」と近鉄京都線「十条駅」もしくは「上鳥羽口駅」
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 敷地面積-約40,000㎡
◆ 延床面積-約50,229㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-オフィス(研究開発施設)
◆ 建築主-任天堂
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2012年01月
◆ 竣工-2014年01月
◆ 業務開始-2014年06月18日
◆ 総工費-約190億円


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任天堂 本社第二開発棟(仮称)

 「京都市」では、市有地(元創業支援工場及び元資器材・防災センター西側用地)について、企業の事業用地として有効活用を図るため、公募型プロポーザルにより有効活用事業者の募集を行ったところ、4社から申し込みがありました。

 「京都市市民等提案制度による市有地有効活用事業者選定委員会」における審査を経て、有効活用事業者を「任天堂」に選定しました。入札額は50億円でした。

 引用資料 任天堂(2022/04/12)
 本社隣接市有地の取得について

本社第二開発棟(仮称)の概要
◆ 所在地-京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番2外5筆
◆ 所在地-京都市営地下鉄烏丸線「十条駅」と近鉄京都線「十条駅」もしくは「上鳥羽口駅」
◆ 階数-地上12階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-約72m
◆ 敷地面積-10,028.55㎡(元創業支援工場3,110.91㎡、元資器材・防災センター西側用地6,917.64㎡)
◆ 延床面積-約38,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(研究開発施設)
◆ 建築主-任天堂
◆ 竣工-2027年12月予定



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