関西国際空港 2025年度には国際線旅客数が2,500万人を突破 「第2ターミナルビル」の拡張を本格的に検討 拡張用地は確保済み!
-関西国際空港-
関西3空港を運営する関西エアポートの山谷佳之社長は、関西国際空港の国際線旅客数について「2025年度に初めて2,500万人を超える可能性が高い」と述べました。大阪・関西万博に訪れる外国人が見込まれ、過去最多だった2018年度の2,289万人を上回ることになります。
毎日新聞(2024/01/03)
関空国際線旅客「25年度は万博で2500万人超に」運営会社社長
関西国際空港の国際線旅客数は西日本を訪問する外国人旅行者数の目安となります。新型コロナウイルスによる影響が1年間を通じて無くなる2024年度は「2018年度と同水準の約2,300万人に回復する」との見通しを示しました。
2025年度は「EXPO 2025 大阪・関西万博」の開催が加わります。万博の計画では2,820万人の来場者のうち外国人は350万人と見込んでおり、山谷社長は「関空で出入国する外国人が100万人を超える規模で増える」と期待しました。
● 第2ターミナルビルの拡張を本格的に検討!
2030年度以降には「4,000万人を超えることも視野に入っている」とも述べました。このため格安航空会社(LCC)向けの第2ターミナルについて、どのように拡張するか2026年以降に需要を見極めながら本格的に検討します。
「第3ターミナルビル(T3)」の建設時に公開された配置図です。LCC専用の「第2ターミナルビル(国際線)」として供用開始されました。南東側には、将来の需要増に備えて「拡張用地」を確保しています(引用:新関西国際空港)。
第2ターミナルビル(国際線)
「第3ターミナルビル(T3)」として建設され、2017年1月28日から供用開始されたLCC専用の「第2ターミナルビル(国際線)」です。
第2ターミナルビル(国内線)
2012年10月28日から供用開始したLCC専用の「第2ターミナルビル(T2)」です。「第2ターミナルビル(国際線)」の完成後は、国内線用となり「第2ターミナルビル(国内線)」に改称されました。
拡張用地
「第2ターミナルビル(国際線)」の南東側には、将来の需要増に備えて「拡張用地」を確保しています。現在は「駐車場」となっています。
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