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2024年2月

2024年2月29日 (木)

グラングリーン大阪 地上47階、高さ約184mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」 「建築計画のお知らせ」掲示!

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 南街区分譲棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上47階、地下0階
◆ 高さ-最高部184.00m
◆ 敷地面積-5,174.47㎡
◆ 建築面積-2,683.20㎡
◆ 延床面積-87,685.20㎡(容積対象面積56,919.17㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-積水ハウス、三菱地所レジデンス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2024年03月中旬予定
◆ 竣工-2028年07月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「梅田スカイビル・空中庭園展望台」から見た様子です。 

● 先行まちびらき日を2024年9月6日に決定!
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』をまちづくりの目標とする「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」において、大阪府・大阪市・独立行政法人都市再生機構と連携し、先行まちびらき時期を約1年後となる2024年9月6日に決定するとともに、先行まちびらきを行う範囲を決定しました。

 三菱地所(2023/09/26)
 「グラングリーン大阪」 先行まちびらき日を2024年9月6日に決定! ~まちのマネジメントを担う一般社団法人うめきたMMOが「うめきた公園」の指定管理者に正式決定~


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街区の南西側が「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」の建設予定地です。「南街区分譲棟」は、地上47階、地下0階、高さ184.00mの超高層タワーマンションです。


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西側から見た「南街区分譲棟」の建設予定地です。


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南西側から見た「南街区分譲棟」の建設予定地です。


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東側から見た「南街区分譲棟」の建設予定地です。


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内部の様子です。


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内部の様子です。


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東側から見た「南街区分譲棟」の建設予定地です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」の建築計画のお知らせです。


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「東側立面図」です。


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「配置図」です。



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2024年2月28日 (水)

JR西日本 地上30階、高さ約156mの「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」 新しい「完成予想図」を公開 2024年4月以降新駅ビルの工事着手!

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-(仮称)JR三ノ宮新駅ビル-
 2021年10月5日に臨時会見があり、「神戸市、西日本旅客鉄道株式会社、独立行政法人都市再生機構の三者連携による協定締結 ~JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力~」が発表されました。

 「JR西日本(西日本旅客鉄道)、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)、神戸市」は、JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区の再整備の検討を進めています。新駅ビルにおいて、JR西日本グループ・UR都市機構との共同事業としての推進並びに開発方針の方向性がまとまりました。

 「JR西日本」は、JR三ノ宮駅前に計画する新駅ビル開発について、設計者・施工者を「竹中工務店・大鉄工業JV」に決定しました。現在は設計を進めており、2029年度の開業を目指しています。総事業費は約500億円です。

 「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の図書の縦覧が、2023年12月26日~2024年1月15日まで行われました。また住民説明会が、2024年1月9日に開催されました。

 概要が、地上32階、地下2階、高さ約160m、延床面積約100,000㎡から地上30階、地下2階、高さ156.2m、延床面積約91,528㎡に規模が縮小されています。

● (仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発の工事着手!
 「JR西日本、独立行政法人都市再生機構、JR西日本不動産開発」は 2023年6月より「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発」に向けた準備工事を進め、仮囲い拡幅による工事エリアの拡大をしてきましたが、2024年4月以降新駅ビルの工事着手を行うこととなりました。工事着手に先立ち、安全祈願祭及び起工式を予定しいます。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/02/26)
 (仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発の工事着手について

(仮称)JR三ノ宮新駅ビルの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通八丁目1番2号
◆ 交通-JR「三ノ宮」駅、阪急「神戸三宮」駅、阪神「神戸三宮」駅、ポートライナー「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮・花時計前」駅
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階(地上32階、塔屋2階、地下2階から変更)
◆ 高さ-最高部約156.2m(約160mから変更)
◆ 敷地面積-約8,583㎡
◆ 建築面積-約8,032㎡

◆ 延床面積-約91,528㎡(約100,000㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート)

◆ 用途-商業、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場、駅前広場
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発
◆ 設計者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 施工者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 準備工事-2023年06月(新駅ビル準備工事着手)
◆ 着工-2024年04月以降予定(新駅ビル本体工事着手)
◆ 開業-2029年度予定
◆ 総事業費-約500億円


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(変更後)「完成予想図」です。


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(変更前)ドレスを身にまとった優雅なデザイン
 「JR三ノ宮新駅ビル外観(全景)」です。外観は「ドレスを身にまとった優雅なデザイン」を採用します。地下1階~地上10階が「商業施設」、12階~17階が「オフィス」、18階~30階が「ホテル」、31階が「レストラン」、12階に「屋上広場」を設置します。隣接する複合ビル「ミント神戸」側には約2,500㎡の上空デッキを整備します。

◆ 商業施設(店舗面積約19,000㎡)
 神戸の産業や多様な食文化を背景とした付加価値の高い“モノ提案”や地域生活者の生活を豊かにする“コト・トキ提案”など、リアルとオンラインを組み合わせて「神戸ならでは」の価値を提供することにより、神戸の魅力を体感できる商業施設を目指します。

◆ ホテル(客室数約250室)
 上質で洗練された客室・ロビー空間を設えるとともに、食・アート・音楽イベントとの連動など、神戸ならではの多様な文化を体験できるホテルを目指します。

◆ オフィス(賃貸面積約6,000㎡)
 JR西日本グループが掲げる「ワークプレイスネットワーク」の中核の一つとして、コワーキングなどの人々が交錯・交流し、新たな価値を創造するオフィス空間や、フレキシブルな働き方を提案するワークプレイスの提供を検討するとともに、神戸市が掲げる医療産業都市との連携など、新たな価値の提供を目指します。

◆ 広場空間(駅前広場上空デッキ:面積約2,500㎡)
 駅前広場直上にデッキを整備することで、居心地の良い待合空間を形成するとともに、三宮クロススクエアと連動したエリアマネジメントの推進により恒常的なにぎわい創出を図ります。


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南東側から見た「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の建設予定地です。


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南西側から見た「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の建設予定地です。



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2024年2月27日 (火)

グラングリーン大阪 地上39階、高さ約181mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」 2024年2月21日の建設状況

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-(西棟)地上39階、地下3階、(東棟)地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部181.50m
◆ 敷地面積-25,262.07㎡
◆ 建築面積-17,586.72㎡
◆ 延床面積-317,249.30㎡(容積対象面積277,882.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-(ウォルドーフ・アストリア大阪)252室、(アップスケールホテル)482室
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2020年12月上旬
◆ 竣工-2024年11月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「南街区賃貸棟(完成予想イメージ)」です。


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「南街区賃貸棟低層部外観(完成予想イメージ)」です。


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「梅田スカイビル・空中庭園展望台」から見た2024年2月21日の建設状況です。 

● 先行まちびらき時期を2024年9月に決定!
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』をまちづくりの目標とする「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」において、大阪府・大阪市・独立行政法人都市再生機構と連携し、先行まちびらき時期を約1年後となる2024年9月に決定するとともに、先行まちびらきを行う範囲を決定しました。

 三菱地所(2023/09/25)
 「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定! ~「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画&MIDORIパートナー制度を創設~


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「南街区賃貸棟・西棟」は、地上39階、地下3階、高さ181.50mです。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南西側から見た様子です。右側の棟が「南街区賃貸棟・東棟」です。地上28階、地下3階の超高層ビルです。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2024年2月26日 (月)

大阪ステーションシティ 大阪駅西高架エリア開発 地上23階、高さ約121mの「イノゲート大阪」 2024年2月21日の建設状況

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-(仮称)大阪駅西北ビル開発事業-

 大阪駅周辺では、東海道線支線地下化・新駅設置事業や うめきた2期地区開発計画など、大阪駅西側地区を中心に、周辺地域との一体的なまちづくりが進められています。JR西日本グループでは、西日本最大のターミナルである大阪駅が将来にわたって大阪の玄関口にふさわしい、快適で利便性が高く、にぎわいのあるターミナル拠点となるべく、新たに「新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発」を行います。

● 建物名称を「イノゲート大阪」に決定!
 「JR西日本」と「大阪ターミナルビル」が大阪駅西地区において開発を進めている、「大阪駅新駅ビル計画(仮称)」の建物名称が「イノゲート大阪」に決定しました。なお、2023年5月16日に地上の鉄骨工事が完了し上棟しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2023/05/16)
 大阪駅新駅ビル計画(仮称)の建物名称を「イノゲート大阪」に決定 ~多様な働き方に対応したオフィスサポート機能の概要を公開~

イノゲート大阪の概要
◆ 計画名-大阪駅西高架エリア開発
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19番10の一部 他
◆ 交通-JR大阪駅直結
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-121.6m
◆ 敷地面積-(施設全体)19,859.86㎡
◆ 建築面積-(施設全体)19,012.65㎡、(申請部分)3,690.46㎡<ニュースリリースでは約3,716㎡>
◆ 延床面積-(施設全体)76,341.28㎡、(申請部分)60,207.30㎡<ニュースリリースでは約60,440㎡>
◆ 容積対象面積-(施設全体)74,146.12㎡、(申請部分)58,012.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-駅施設、オフィス、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR西日本、大阪ターミナルビル
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大阪駅西北ビル外新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、大鉄工業JV)
◆ 着工-2021年03月02日
◆ 竣工-2024年07月31日予定
◆ 開業-2024年秋予定(新駅ビル開業)、2027年春まで(順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業)


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バルチカ 03

 地上3階~5階は、商業施設「バルチカ 03」です。「バルチカ 03」は、ルクア大阪で人気を博す、地下2階のバルゾーン「バルチカ」の派生ブランドです。

 「03」とは、梅田3丁目に立地し、ワーカーが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指すことに由来します。また、一部フロアでは30代後半から50代の男性をメインターゲットとした横丁ゾーンも配置することから、大阪では親しみを持って呼称される「おっさん(03)」の意味も併せ持っています。


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「オフィス内観イメージ」です。


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「フロア構成」です。


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「周辺施設からのアクセス」です。


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「イノゲート大阪」の2024年2月21日の建設状況です。


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西側から見た下層階の様子です。


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「梅田スカイビル・空中庭園展望台」から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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(仮称)大阪駅西北ビル開発事業である「大阪駅西高架エリア開発」の建築計画のお知らせです。



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2024年2月25日 (日)

グラングリーン大阪 大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模「うめきた公園」 2024年2月21日の建設状況

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-グラングリーン大阪-
 「TSMC」が2024年2月24日に熊本工場の開所式を行いました。マスコミは盛んに「熊本県菊陽町は半導体バブル」と報道していますが、バブルは実態のない経済の事です。実態があるので単なる好景気だと思います。バブルという表現はやめて欲しいです。 
 
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき 
 
 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

● 先行まちびらき時期を2024年9月に決定!
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』をまちづくりの目標とする「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」において、大阪府・大阪市・独立行政法人都市再生機構と連携し、先行まちびらき時期を約1年後となる2024年9月に決定するとともに、先行まちびらきを行う範囲を決定しました。

 引用資料 三菱地所(2023/09/25)
 「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定! ~「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画&MIDORIパートナー制度を創設~

 あわせて、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」で開設予定の「うめきた公園(UMEKITA PARK)」のロゴマークを決定しました。「うめきた公園」は、JR大阪駅前に誕生する約4.5haの公園で、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模を誇ります。


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「グラングリーン大阪 開業予定範囲図」です。


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「うめきた公園サウスパーク(大屋根イベントスペースと芝生広場)」です。


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「うめきた公園(UMEKITA PARK)ロゴマーク」です。


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多様なイベントに対応し、来街者が非日常体験を味わえる「大屋根イベントスペーズ」です。


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「青々とした天然芝を舞台に、来街者の日常を彩るプレイスメイキングを展開」です。


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「うめきた公園」の2024年2月21日の建設状況です。


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「ノースパーク」の東側です。


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うめきた公園内に開業する「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」です。正式名称を「VS.(ヴイエス)」に決定しています。


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「ノースパーク」の西側です。


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「サウスパーク」です。


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「歩行者デッキ」です。


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「芝生広場」です。


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「梅田スカイビル・空中庭園展望台」から見た「サウスパーク」です。


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「ノースパーク」と「サウスパーク」の間の道路をオーバーパスする「歩行者デッキ」です。


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「芝生広場」です。


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「大屋根イベントスペース」です。


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小さな建物は、写真左側の「パーティレストラン」、写真右側の「スポーツキューブ」です。


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梅北地下道が廃止

 「梅田スカイビル」方面とを結ぶ地下道「梅北地下道」が、2023年11月7日の夜をもって閉鎖となりました。そのためすべて地上から東西に抜ける事が出来るようになりました。

 私は、2011年3月11日の「東日本大震災」の揺れを「梅北地下道」を歩いている時に感じました。「梅田スカイビル・空中庭園展望台」は当然のごとく閉鎖になっており、「長周期地震動」で、「梅田スカイビル」は、「ギギギー、ギギギー」と物凄い音を立てて長時間に渡って揺れていました。



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2024年2月24日 (土)

グラングリーン大阪 地上26階、高さ約124mの「北街区賃貸棟」 「グランフロント大阪北館」と接続する歩行者デッキの工事 2024年2月21日の建設状況

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 北街区賃貸棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番40ほか(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部124.30m
◆ 敷地面積-8,402.88㎡
◆ 建築面積-5,350.00㎡
◆ 延床面積-65,421.20㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-308室(キャノピーby ヒルトン大阪梅田)
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-日建設計、竹中工務店
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2021年02月16日
◆ 竣工-2024年04月下旬予定


Kita201212
プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


Kita211112
ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「ホテル阪急グランレスパイア」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024 年度下期開業予定となっています。


Kita201213
狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「北街区賃貸棟外観(完成予想イメージ)」です。


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グラングリーン大阪「北街区賃貸棟」の2024年2月21日の建設状況です。


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「北街区賃貸棟」は、地上26階、地下3階、高さ124.30mです。


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「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」の「キャノピー」のロゴです。


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「グランフロント大阪北館」と接続する「歩行者デッキ」です。この部分の道路は歩道も含めるとかなり広くなりそうです。

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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

 

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「グランフロント大阪北館」とグラングリーン大阪「北街区賃貸棟」です。


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西側から見た様子です。



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2024年2月23日 (金)

うめきた2期区域 うめきた(大阪)駅がさらに進化 「うめきたグリーンプレイス」と「ノースゲートビルディング」が歩行者デッキで接続!

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-うめきた(大阪)地下駅-
 バブル期の1989年12月29日に「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均株価の終値が38,915円87銭、取引時間中の高値が38,957円44銭と史上最高値を付けました。それから約34年が経過した昨日(2024年2月22日)、史上最高値をついに更新しました。本当によかった!

 「JR西日本」は2022年3月16日に、大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期区域」で建設中の地下新駅の地上部に駅ビルを建設する事を発表しました。隣接する都市公園と大阪駅方面への連絡デッキも設置し、駅周辺の回遊性を高めます。

 2023年3月18日に大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業し、関西エリアの「玄関口」である大阪駅の拠点性がさらに高まり、関西エリア全体のネットワークがより強化されました。新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置しました。

● うめきたグリーンプレイス
 「JR西日本」と「JR西日本不動産開発」、「JR西日本大阪開発」が開発を進めている、大阪駅(うめきたエリア)地上部の施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/02/14)
 大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定 ~うめきた2期エリアの玄関口にて、みどり豊かな都市型ショッピングセンターの誕生~」

 今回の開発は、「吹田グリーンプレイス(大阪府吹田市)」、「甲子園口グリーンプレイス(兵庫県西宮市)」、「夙川グリーンプレイス(兵庫県西宮市)」に続く、グリーンプレイスシリーズ第4弾となります。

うめきた(大阪)駅がさらに進化
◆ 2023年03月18日-うめきた(大阪)地下駅 開業
◆ 2024年夏頃-うめきた2期 先行まちびらき、JR大阪駅⇔うめきた2期間連絡デッキ供用開始
◆ 2025年春頃-地上部新駅ビル開業
◆ 2025年04月-大阪関西万博2025開幕
◆ 2031年春-なにわ筋線開業予定


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「うめきたグリーンプレイス」です。

うめきたグリーンプレイスの概要
◆ 計画名-西口広場整備事業
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部、210番の一部
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部20.30m
◆ 敷地面積-12,493.78㎡
◆ 建築面積-4,293.33㎡
◆ 延床面積-9,218.02㎡(容積対象面積8,339.27㎡)
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキ 等
◆ 店舗数-20店舗(予定)
◆ 建築主-JR西日本、三菱地所、三井住友信託銀行、他9社
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大鉄工業
◆ 着工-2023年12月15日予定
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 開業-2024年09月(歩行者デッキ供用開始)、2025年春頃(全面開業)


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「ノースゲートビルディング側より」です。


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「東側より(吹き抜け空間)」です。


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「西側より(ピロティ空間)」です。


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「北側より(大階段)」です。


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「位置図」です。


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「梅田スカイビル・空中庭園展望台」から見た「うめきたグリーンプレイス」の2024年2月21日の建設状況です。


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「うめきたグリーンプレイス」の鉄骨建方がかなり進んでいます。


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「うめきたグリーンプレイス」と「ノースゲートビルディング」が歩行者デッキで接続されました。


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地上から見た様子です。


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「うめきたグリーンプレイス」と「ノースゲートビルディング」が歩行者デッキで接続されました。


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歩行者デッキです。


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角度を変えて見た様子です。


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少し高い所から見た様子です。


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もう少し高い所から見た様子です。


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「建築計画のお知らせ」です。



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2024年2月22日 (木)

グラングリーン大阪 地上46階、高さ約172m、総戸数484戸の「THE NORTH RESIDENC」 2024年2月21日の建設状況

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-グラングリーン大阪

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定しました。 

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社が進めているうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」では、エリアで初めてとなる分譲マンションの名称を「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE(ザ ノースレジデンス)」とし、販売概要を決定しました。

 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」は、「積水ハウス」が売主の幹事社となって2024年2月の販売開始を予定しており、2023年10月12日より公式HPでのエントリー受付を開始しました。

 引用資料 積水ハウス(2023/10/12)
 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」初の分譲マンション誕生 販売概要決定 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」~大規模ターミナル駅直結では世界最大級規模の都市公園が眼前に広がるロケーション~

 引用資料 公式ホームページ
 グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC

 最上階の部屋は約300㎡の2LDKで25億円となり、関西の分譲マンションとしては過去最高額です。関西の分譲マンションのこれまでの最高額は「ブリリアタワー堂島」の10億8000万円でした。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCの概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番41の一部、1番18の一部(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩7分、阪急電鉄「大阪梅田」駅徒歩9分、Osaka Metro「梅田」駅徒歩9分
◆ 階数-地上46階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.55m
◆ 敷地面積-7,318.81㎡
◆ 建築面積-3,540.60㎡
◆ 延床面積-72,291.55㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-484戸(募集対象外住戸248戸を含む)
◆ 建築主-積水ハウス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-うめきた2期区域設計監理業務共同企業体(竹中工務店、日建ハウジングシステム)
◆ 監理者-うめきた2期区域設計監理業務共同企業体(日建ハウジングシステム)
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2022年04月初旬
◆ 竣工-2025年12月下旬予定
◆ 入居開始-2026年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「下層階のイメージ」です。


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「自然と共生する緑と水の外構 イメージ」です。


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「うめきた公園」が眼前に広がるロケーション イメージです。


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「コリドール完成予想CG」です。


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「ガーデンラウンジ完成予想CG」です。


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「ルーフトップガーデン完成予想CG」です。


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「梅田スカイビル・空中庭園展望台」から見た「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC」の2024年2月21日の建設状況です。


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2024年2月19日に抽選
 2024年2月19日に抽選が行われました。抽選倍率の平均は約17倍、抽選は「ガラガラ抽選機」で行われました。注目の25億円の部屋も「ガラガラ抽選機」で購入者を決定します(笑)。海外の方が買っているようなイメージがありますが、インバウンド需要は全く無くて、購入希望者は「関西在住の方がメイン」のようです。


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かなり高くなりました。


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タワークレーンは、手前の竹中工務店カラーの「
フロアークライミング方式」と奥の大林組カラーの「マストクライミング」の組み合わせになっています。


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北側の低層部分です。


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もう少し高い場所から見た様子です。


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アップです。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟」の建築計画のお知らせです。


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「東側立面図」です。隣の「グランフロント大阪オーナーズタワー」より少し低いです。

◆ グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC 地上46階、地下0階、高さ172.55m
◆ グランフロント大阪オーナーズタワー 地上48階、塔屋2階、地下1階、高さ174.200m


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「配置図」です。



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2024年2月21日 (水)

阪神電気鉄道「甲子園駅」 1番線ホーム(大阪梅田方面ゆき)及び4番線ホーム(神戸三宮方面ゆき) 2025年の完成に向けてホームドアを設置!

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-甲子園駅-

 「阪神電気鉄道」では、更なる安全性向上を図るため、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用して、ホームドアの整備を推進しています。尼崎駅2番線のホームドア設置工事が完了し、2024年2月17日から供用開始しました。なお、尼崎駅1番線のホームドアについても設置工事を進めており、2024年3月中旬頃に供用を開始する予定です。

 また、新たに「甲子園駅」の「1番線ホーム(大阪梅田方面ゆき)」及び「4番線北側及び南側ホーム(神戸三宮方面ゆき)」でホームドアの設置に着手し、2025年の完成に向けて工事を進めていきます。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2024/02/13)
 ホームドアの設置を推進しています ~2月17日(土)から尼崎駅(2番線)で供用を開始~ ~新たに甲子園駅(1・4番線)の設置に着手~


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「設置箇所」です。「1番線ホーム(大阪梅田方面ゆき)」と「4番線北側及び南側ホーム(神戸三宮方面ゆき)」に設置します。2025年の完成に向けて工事を進めていきます。


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甲子園駅の「1番線ホーム(大阪梅田方面ゆき)」です。


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甲子園駅の「4番線北側及び南側ホーム(神戸三宮方面ゆき)です。


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大開口(二重引き戸)型、一部の範囲は従来(一重引き戸)型も設置します(写真は阪神神戸三宮駅)。


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可動式ホーム柵(ホームドア)が開いた状態です(写真は阪神神戸三宮駅)。

 



 


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2024年2月20日 (火)

「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の玄関口 Osaka Metro中央線「夢洲駅」 2025年1月末開業へ 2カ月前倒し!

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-夢洲駅-

 「大阪市」では、大阪・関西万博開催に向け、Osaka Metro中央線の延伸となる北港テクノポート線(コスモスクエア駅~夢洲駅間)の整備を進めているところです。

 大阪・関西万博開催時は万博会場の東エントランスと夢洲駅を結び、大阪・関西万博後は夢洲国際観光拠点の玄関口となる「夢洲駅の南東出入口」の建築デザインを含む施設の仕様を決定しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2023/08/25)
 報道発表資料 「夢洲駅の南東出入口」(大阪・関西万博東エントランスへの出入口)の建築デザイン等を決定しました

● 2025年1月末開業へ!
 大阪市の横山英幸市長は2024年2月15日に、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会場の最寄り駅となる「夢洲(ゆめしま)駅」について、開業時期を2025年1月末と当初計画から2カ月前倒しするとの見通しを示しました。

 日本経済新聞(2024/02/15)
 大阪メトロ夢洲駅、2025年1月末開業へ 2カ月前倒し

 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」は2025年4月13日から半年間の日程で開催されます。開催前から準備作業のために多くのスタッフらが会場を訪れることが予想され、運営主体の日本国際博覧会協会は夢洲駅の早期開業を大阪市側に要請していました。

 万博の会期中には、1日最大20万人以上の来場が見込まれています。協会は鉄道とシャトルバスを主要な来場手段として位置づけており、夢洲駅は多い日で約25万人が利用する計画です。

施設概要
◆ 規模-(長さ)約65m、(幅)約19m、(地上からの高さ)約9.7m
◆ 構造-鉄骨造(膜屋根構造)
◆ 階段幅-約10m
◆ 昇降機設備-エスカレーター×4基、エレベーター×2基(24人乗り、二方向出入口)


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「外観2」です。


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「外観3」です。


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「外観4」です。


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「内観(地上部)」です。


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「内観(地下部)」です。



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2024年2月19日 (月)

岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業 地上31階、高さ約114mの「プラウドタワー岡山」 公式ホームページがオープン!

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-JR岡山駅前市街地再開発事業-
 
駅前町一丁目2番3番4番地区は、2016年9月に市街地再開発準備組合を設立、2019年3月には「駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」に関する都市計画の決定を受け、再開発計画を進めています。

 この地区は、商業や業務施設が高度に集積し、鉄道・路面電車・バスなどの乗継拠点としての交通の要所「JR岡山駅」の真正面に位置していますが、低利用もしくは未使用の土地も多く見受けられ、既存建物の老朽化も進んでいます。コミュニティが弱化し、商店街もかつてほどの賑わいをなくしているなど、多くの課題を抱えています。

 こうした状況下、優れた立地に相応しい再開発に取り組み、ホテル、コンベンション施設、商業施設、市街型住居などの都市機能を備えたエリア整備を進めています。岡山の正面玄関にふさわしい発信機能を持った「都心拠点」となることを目指しています。

 「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者として「野村不動産」を代表企業とするグループ「野村不動産、JR西日本不動産開発、奥村組」が参画しています。

 「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合」は、岡山市北区駅前町一丁目で推進している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」において、2022年11月8日に起工式を執り行いました。

● プラウドタワー岡山
 「野村不動産」と「JR西日本不動産開発」は、ともに参加組合員として推進している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」において、住宅棟である岡山県最大級総戸数422戸の新築分譲マンション「プラウドタワー岡山」を発表しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2024/02/14)
 JR 岡山駅前の新たなランドマークとなる大規模複合再開発 新築分譲マンションシリーズ「プラウド」岡山県初進出、「プラウドタワー岡山」発表

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー岡山

プラウドタワー岡山の概要
◆ 計画名-岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-岡山県岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番(地番)
◆ 交通-JR山陽新幹線「岡山」駅より徒歩3分、JR山陽線「岡山」駅より徒歩3分
◆ 階数-(住宅棟)地上31階、地下2階、(ホテル棟)地上16階、地下1階、(駐車場棟)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)約114m、(ホテル棟)約60m、(駐車場棟)約23m
◆ 敷地面積-(西街区)約6,700㎡、(東街区)約3,900㎡
◆ 建築面積-(西街区)約4,400㎡、(東街区)約2,700㎡
◆ 延床面積-(西街区)約67,600㎡、(東街区)約14,600㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-(西街区)共同住宅、ホテル、店舗、(東街区)駐車場、店舗
◆ 総戸数-422戸(非分譲55戸含む)
◆ 建築主-岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、JR西日本不動産)
◆ 特定業務代行者-奥村組、美樹工業、北川鉄工所、大建設計
◆ 施工者-奥村組
◆ 解体工事-2022年02月
◆ 着工-2022年11月08日(起工式)
◆ 竣工-2025年12月中旬予定(住宅棟)
◆ 竣工-2026年03月下旬予定(住宅棟)


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「外観完成予想図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「フロア概念図」です。


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「立地概念図」です。


Okayamajr240216
「位置図[」です。



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2024年2月18日 (日)

クボタ 農機・農業機器メーカーとしては世界3位(国内首位) 2023年12月期の連結決算 売上高が3兆円突破!

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-クボタ-
 日本の新たな主力ロケット「H3」の2号機は、2024年2月17日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。昨年3月に打ち上げた初号機では2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗していて、正に「背水の陣」でした。

 JAXAのプレスセンターで広報の女性職員が、心配そうに眺めていていましたが、成功が分かってうれし泣きしているのを見てもらい泣きした方も多いと思います。私ももらい泣きしてしまいました。ロケットの打ち上げはいつ見ても本当に感動しますね!

 本題に戻って、「クボタ」の本社は、大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号にあります。東京本社は、東京都中央区京橋二丁目1番3号の「京橋トラストタワー」にあります。

 「クボタ」は、1890年2月に「大出鋳造所」として創業しました。1953年に「久保田鉄工」に社名変更、1990年に創業100周年に伴い「クボタ」に社名変更しました。産業機械(農業機械、建設機械等)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのなどを製造しています。

 農機・農業機器メーカーとしては国内首位、世界で3位です。市場シェアは2021年時点で、1位はアメリカに本社を置く「ディア・アンド・カンパニー」、2位はイギリスに本社(登記上の本籍地はオランダ)を置く「CNHインダストリアル」、3位は「クボタ」、4位はアメリカに本社を置く「アグコ」、5位は「ヤンマー」となっています。

 ちなみに、稲作が盛んなアジアでトップシェアを誇り、現地の農業を支えています。日本は農業大国でもないのに、世界のベスト5に2社も入っているのが凄いですね。いずれも大阪に本社があるのがうれしい限りです。


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クボタの連結決算

 「クボタ」は日本の企業では珍しい12月決算を採用しています。2023年2月14日に「2023年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2023年1月1日~2023年12月31日までの売上高3,020,711百万円(前年同期比12.8%増)、営業利益328,829百万円(前年同期比53.4%増)となりました。

 最大市場のアメリカではバイデン政権の巨額インフラ投資を背景に小型建機が好調を維持しました。インドでも農機が堅調に推移しました。そのため、売上高2,950,000百万円、営業利益295,000百万円の予想を大幅に上回りました。

 クボタ 決算短信(PDF:2024/02/14)
 2023年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2024年12月期の連結業績予想
 2024年12月期の連結業績予想(2024年1月1日~2024年12月31日)は、売上高3,050,000百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益320,000百万円(前年同期比2.7%減)を予想をしています。

クボタの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1997年03月   1,141,510百万円     64,089百万円
1998年03月   1,029,437百万円     47,504百万円
1999年03月     976,652百万円     32,803百万円
2000年03月     987,265百万円     35,670百万円
-----------------------------------------
2001年03月     994,493百万円     43,193百万円
2002年03月     976,097百万円     34,424百万円
2003年03月     926,145百万円     29,613百万円
2004年03月     930,237百万円     21,849百万円
2005年03月     983,226百万円     86,773百万円
2006年03月   1,051,040百万円   113,500百万円
2007年03月   1,127,456百万円   130,347百万円
2008年03月   1,154,574百万円   136,875百万円
2009年03月   1,107,482百万円   102,815百万円
2010年03月     930,644百万円     69,702百万円
-----------------------------------------
2011年03月     933,685百万円     86,111百万円
2012年03月   1,008,019百万円   105,680百万円
2013年03月   1,167,628百万円   113,161百万円
2014年03月   1,508,590百万円   202,431百万円
2015年03月   1,586,937百万円   204,145百万円
2015年12月   1,244,775百万円   166,874百万円(9ヶ月決算)
2016年12月   1,596,091百万円   188,777百万円
2017年12月   1,751,038百万円   199,952百万円
2018年12月   1,850,316百万円   189,314百万円
2019年12月   1,920,042百万円   201,654百万円
2020年12月   1,853,234百万円   175,284百万円
-----------------------------------------
2021年12月   2,196,766百万円   246,207百万円
2022年12月   2,678,772百万円   218,942百万円
2023年12月   3,020,711百万円   328,829百万円

2024年12月期予想
2024年12月   3,050,000百万円   320,000百万円(会)
2024年12月   2,997,065百万円   286,586百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月18日時点の数値です。


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製品別売上高

 製品別売上高は、「農機・エンジン」が1,995,603百万円で約66%です。意外に多いのが「建設機械」で641,124百万円です。日本企業では「小松製作所」、「日立建機」に次ぐ3位グループに位置すると思われます。

● ミニバックホー販売台数21年連続世界一位
 クボタのミニバックホー(小型の油圧ショベル、ミニショベルはすべて同じ建機)は業界に先駆けて欧州や北米に進出し、グローバル市場を席捲しました。2002年以降、ミニバックホー販売台数で21年連続となる世界第1位を獲得しています。


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地別別売上高

 「地別別売上高」です。「クボタ」にとって最大の市場は、日本ではなく、アメリカを中心とする「北米」です。

● 圧倒的に巨大なアメリカ市場
 日本のいろいろな企業の決算を見ているとアメリカで強い企業は軒並み好決算です。アメリカは経済力や軍事力を見ても圧倒的な大国です。貧富の格差は非常に激しいですが、圧倒的に豊かな国である事は事実です。



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2024年2月17日 (土)

うめきた2期区域 うめきた(大阪)駅がさらに進化 大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定!

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-うめきた(大阪)地下駅-
 「JR西日本」は2022年3月16日に、大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期区域」で建設中の地下新駅の地上部に駅ビルを建設する事を発表しました。隣接する都市公園と大阪駅方面への連絡デッキも設置し、駅周辺の回遊性を高めます。

 2023年3月18日に大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業し、関西エリアの「玄関口」である大阪駅の拠点性がさらに高まり、関西エリア全体のネットワークがより強化されました。新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置しました。

● うめきたグリーンプレイス
 「JR西日本」と「JR西日本不動産開発」、「JR西日本大阪開発」が開発を進めている、大阪駅(うめきたエリア)地上部の施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/02/14)
 大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定 ~うめきた2期エリアの玄関口にて、みどり豊かな都市型ショッピングセンターの誕生~」

 今回の開発は、「吹田グリーンプレイス(大阪府吹田市)」、「甲子園口グリーンプレイス(兵庫県西宮市)」、「夙川グリーンプレイス(兵庫県西宮市)」に続く、グリーンプレイスシリーズ第4弾となります。

うめきた(大阪)駅がさらに進化
◆ 2023年03月18日-うめきた(大阪)地下駅 開業
◆ 2024年夏頃-うめきた2期 先行まちびらき、JR大阪駅⇔うめきた2期間連絡デッキ供用開始
◆ 2025年春頃-地上部新駅ビル開業
◆ 2025年04月-大阪関西万博2025開幕
◆ 2031年春-なにわ筋線開業予定


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「うめきたグリーンプレイス」です。

うめきたグリーンプレイスの概要
◆ 計画名-西口広場整備事業
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部、210番の一部
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部20.30m
◆ 敷地面積-12,493.78㎡
◆ 建築面積-4,293.33㎡
◆ 延床面積-9,218.02㎡(容積対象面積8,339.27㎡)
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキ 等
◆ 店舗数-20店舗(予定)
◆ 建築主-JR西日本、三菱地所、三井住友信託銀行、他9社
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大鉄工業
◆ 着工-2023年12月15日予定
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 開業-2024年09月(歩行者デッキ供用開始)、2025年春頃(全面開業)


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「ノースゲートビルディング側より」です。


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「東側より(吹き抜け空間)」です。


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「西側より(ピロティ空間)」です。


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「北側より(大階段)」です。


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「位置図」です。


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「建築計画のお知らせ」です。



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2024年2月16日 (金)

滋賀県守山駅前 「村田製作所」の新たな研究開発拠点 地上18階、高さ約100mの「守山イノベーションセンター」 完成イメージ公開!

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-村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業-

 滋賀県の「守山市」と「村田製作所」は2021年8月11日に、JR守山駅東口の市有地で、「村田製作所」が新しい研究開発拠点を整備することに合意したと発表しました。現在立地しているホテル「ライズヴィル都賀山」は宿泊事業から撤退し、機能の見直しを行った上で隣接地に新築移転します。

 研究開発拠点は、ホテルや駐車場、駅前東口スポーツ広場、JR貨物用地です。「守山市」は、「村田製作所」がJR沿線の徒歩圏内で新たな研究開発拠点の整備を検討しているとの情報を入手し、協議・検討を重ねてきました。

● 守山イノベーションセンター
 「村田製作所」は、滋賀県守山駅前に新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」を設立します。2024年2月より準備工事を着手し、竣工は2026年5月を予定しています。

 引用資料 村田製作所(2024/02/14)
 滋賀県守山駅前に新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」を2026年5月に竣工~社内外連携の促進による革新的な価値創出を目指す~

 2021年8月11日の発表では、延床面積約32,000~50,000㎡、総投資額約128~200億円(建物・償却資産含む)でしたが、延床面積64,850.24㎡、総投資額約460億円(土地・建物費用のみ)となり、従来計画から大幅に規模が拡大しました。

 「村田製作所」は、主力市場の中国が不景気のため不振で、2023年3月期は減収減益、2024年3月期も減収減益の見込みです。そのため、滋賀県守山駅前の新たな研究開発拠点の建設は凍結もしくは延期されるかも? と心配していましたが、無事に着工されるようでホッとしました。苦しい時の未来への投資は大切だと思います。

守山イノベーションセンターの概要
◆ 計画名-株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業
◆ 所在地-滋賀県守山市浮気町300番地24ほか
◆ 交通-JR東海道本線(琵琶湖線)「守山」駅すぐ
◆ 階数-地上18階+塔屋
◆ 高さ-99.70m
◆ 敷地面積-9,966.77㎡
◆ 延床面積-64,850.24㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ フロア構成-(高層階)研究開発フロア、厚生施設、機械室、(中層階)研究開発フロア、(低層階)社外交流フロア、科学体験施設、機械室
◆ 建築主-村田製作所
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年03月(先行して2024年02月より準備工事に着手)
◆ 竣工-2026年05月予定)
◆ 投資総額-約460億円(土地・建物費用のみ)
◆ 従業員数-約1,000~1,600名


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「位置図」です。


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滋賀県に建設する理由は?
 「どうして滋賀県に建設するのか?」と不思議に思う方も多いと思います。滋賀県には「村田製作所」にとって非常に重要な拠点である「野洲事業所」と「八日市事業所」があるためです。

● 村田製作所の事業所

 「村田製作所」は、西日本の研究開発拠点を「既存製品、原材料開発」、東日本の研究開発拠点を「新規市場」と位置付けています。西日本にはJR長岡京駅前の「本社」、滋賀県野洲市大篠原2288番地の「野洲事業所」、滋賀県東近江市東沖野四丁目4番1号の「八日市事業所」の3大拠点があります。JR守山駅前の研究開発拠点は、滋賀県で3番目の研究開発拠点となります。


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株式会社村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター

 「村田製作所」は、横浜市西区の「みなとみらい21地区47街区」に、「村田製作所みなとみらいイノベーションセンター」を建設しました。概要は、地上18階、地下2階、高さ99.95m、延床面積65,335.35㎡です。2020年10月に竣工し、2020年12月に開業しました。「守山イノベーションセンター」は、ほぼ同じ規模になります。

株式会社村田製作所 みなとみらいイノベーションセンターの概要
◆ 計画名-株式会社村田製作所みなとみらいイノベーションセンター建設工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目3-8
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩約5分、横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅より徒歩約12分、JR「横浜」駅・「桜木町」駅より徒歩約15分
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-99.95m
◆ 敷地面積-7,414.88㎡
◆ 建築面積-5,490.71㎡
◆ 延床面積-65,335.35㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-事務所、飲食店、駐車場
◆ 建築主-村田製作所
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2018年05月18日(本体着工)、2018年06月05日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2020年10月
◆ 開業-2020年12月16日(Mulabo!「ムラーボ!」)
◆ 投資総額- 約400億円(土地・建物費用のみ)


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村田製作所
 「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。

村田製作所の連結決算(売上高/営業利益)

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1998年3月       362,252百万円     67,618百万円
1999年3月       367,048百万円     57,061百万円
2000年3月       459,125百万円    100,767百万円
-----------------------------------------
2001年3月       584,011百万円    174,248百万円
2002年3月       394,775百万円     51,001百万円
2003年3月       394,955百万円     59,187百万円
2004年3月       414,247百万円     74,210百万円
2005年3月       424,468百万円     69,515百万円
2006年3月       490,784百万円     89,839百万円
2007年3月       566,805百万円    113,365百万円
2008年3月       631,655百万円    115,752百万円
2009年3月       523,946百万円  ▲16,287百万円
2010年3月       530,819百万円     26,730百万円
-----------------------------------------
2011年3月       617,954百万円     77,485百万円
2012年3月       584,662百万円     44,973百万円
2013年3月       681,021百万円     58,636百万円
2014年3月       846,716百万円    125,891百万円
2015年3月    1,043,542百万円    214,535百万円
2016年3月    1,210,841百万円    275,406百万円
2017年3月    1,135,524百万円    201,215百万円
2018年3月    1,371,842百万円    163,254百万円
2019年3月    1,575,026百万円    266,807百万円
2020年3月    1,534,045百万円    253,247百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,630,193百万円    313,240百万円
2022年3月    1,812,521百万円    424,060百万円
2023年3月    1,686,796百万円    297,887百万円

2024年3月期予想
2024年3月    1,620,000百万円    270,000百万円(会)
2024年3月    1,627,538百万円    273,050百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月16日時点の数値です。



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2024年2月15日 (木)

「大阪城ホール」より大規模! 大阪城東部地区1・5期街づくり 「B地区」に収容人数1万人以上のアリーナ・ホール等の整備を明記!

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-アリーナ・ホール等の整備-
 
第6回大阪城東部地区まちづくり検討会では、1.5期開発の具体的な土地利用・基盤整備の方針を示す1.5期開発の開発方針について意見交換を行いました。

 大阪城の東側に広がる「大阪城東部地区」の街づくりで、大阪メトロが2028年春の完成を目指す「1.5期」事業としてB地区(2ha)に「収容人数1万人以上のアリーナ・ホール等の整備」が明記されました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/02/13)
 第6回大阪城東部地区まちづくり検討会

● 大阪城ホールより大規模!
 大阪メトロのアリーナは近くにある「大阪城ホール」と連携し、差別化していきます。大阪城ホールより「もっと大きくする」方針です。多様なイベントに対応するために可動式観客席の導入も検討しています。2025年度以降に設計に着手する見通しです。

 「大阪城公園駅」を挟んで西側に「大阪城ホール」があります。「B地区」にアリーナが建設されると横浜市のようにアリーナ集積のメリットが発揮されます。少しでも関西のライブ過疎化を止めて欲しいです。

● 関西はライブ過疎地になってしまった!
 東京ドームで7公演を行った「ブルーノ・マーズ」も東京ドームで4公演を行った「テイラー・スウィフト」も「京セラドーム大阪」でのライブはありませんでした。昔なら外国人アーティストは、東京ドームで4公演を行ったら「京セラドーム大阪」では2公演くらい行っていました。

 しかし、世界の国々は豊かになりどこでもライブが開けるようになりました。競合都市が増えたため、日本では「東京」だけになりました。逆にアジアのハブになっている「シンガポール」では、「テイラー・スウィフト」は2024年3月に6公演も行う予定です。

 首都圏では猛烈なアリーナの建設ラッシュになっています。特に横浜市は、1万人以上を収容出来るのアリーナ会場が、「Kアリーナ横浜(座席数20,033席)、横浜アリーナ(収容人数17,000人)、ぴあアリーナMM(収容人員12,141人」の3カ所になりました。

 実際にいろいろなアーティストやアイドルのアリーナクラスのライブ(コンサート)の日程を見ると横浜市が独占しそうな勢いです。アリーナが集積する強味を存分に発揮しています。正に「アリーナの聖地」と言ってもいい状況です。

 ライブを頻繁に見る人は全国を渡り鳥のように旅します。私の友人は大阪からライブに頻繁に首都圏に行っています。ここ最近は、ほぼ毎月、多い時は月に2回首都圏に行っています。中でも横浜市が非常に多いです。この事からも首都圏、特に横浜市にライブが集中している状況が分かります。

 すでにアリーナクラスのライブでは、全国アリーナツアー以外は、首都圏でのみライブが開催されている状況になっています。首都圏以外の人は、「交通費・宿泊費を払ってライブを観に行く」という悲しい状況になっています。


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大阪城ホール
 「大阪城ホール」は、1983年10月の開館しました。最大収容人数は約16,000人(アリーナ席が最大4,500席、スタンド席が8,928席、立ち見が2,500人)です。

大阪城ホールの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城3番1号
◆ 交通-JR「大阪城公園」駅より徒歩5分、Osaka Metro「大阪ビジネスパーク」駅より徒歩5分、JR・Osaka Metro「京橋」駅より徒歩15分、JR・Osaka Metro「森ノ宮」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-36,351.60㎡
◆ 建築面積-19,351.22㎡
◆ 延床面積-36,173.80㎡
◆ 最大収容人数-約16,000人
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、プレストレスコンクリ-ト造)
◆ 用途-興行場
◆ 建築主-財団法人大阪城ホール(現:株式会社大阪城ホール)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設・松村組共同企業体
◆ 着工-1982年04月
◆ 竣工-1983年09月
◆ 開業-1983年10月01日


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神戸アリーナプロジェクト

 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「神戸ストークス」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

 「NTT都市開発」が開発を行い、「One Bright KOBE」が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」は、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、2023年4月18日に起工し、「地鎮祭」を執り行いました。

● ジーライオンアリーナ神戸
 神戸港の新港第2突堤に2025年春に開業するアリーナについて、運営会社は2024年2月8日に、名称を「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」とすると発表しました。

 引用資料 GLIONグループ(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」新アリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に決定!株式会社One Bright KOBEと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結

 「ネーミングライツ(命名権)」を、自動車小売業などを手がける「ジーライオン(神戸市中央区)」が獲得しました。内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備します。また周辺にはテラス付きの飲食店などを開設する予定です。

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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万博記念公園駅前周辺地区活性化事業

 「大阪府」は2019年9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。

 大阪府は、「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」を公募し、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体を事業予定者に決定しました。最大18,000人を収容するアリーナを中心に、「商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅」を整備します。

● 新しい「外観イメージパース」を公開!
 
大阪府は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点」を実現するため、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体との間で、万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書を締結しました。

 2023年9月22日に「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」からリリースがあり、新しい「外観イメージパース」が公開されました。 

 引用資料 三菱商事都市開発(2023/09/22)
 「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」に関する大阪府との基本協定締結

 2025年6月末までに造成工事に着手し、2029年1月末までにアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、住宅棟の第Ⅰ期をオープンし、2037年3月末までにすべて開業する予定です。

アリーナ棟の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2029年01月末予定


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「イメージパース(アリーナ棟)」です。



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2024年2月14日 (水)

西鉄天神大牟田線連続立体交差事業 西鉄天神大牟田線14年ぶりの新駅誕生 「桜並木駅」が2024年3月16日(土)供用開始!

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-西鉄天神大牟田線連続立体交差事業-

 「西鉄天神大牟田線連続立体交差事業」は、西鉄天神大牟田線の井尻~都府楼前間のうち、福岡市博多区の南八幡町から春日市を経て大野城市下大利三丁目まで約5.2kmの線路を高架化するものです。事業主体は福岡市内の1.86kmが「福岡市」、大野城・春日両市内の3.30kmが「福岡県」となっています。

 そのため福岡市の事業は「西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(雑餉隈駅付近)」、福岡県の事業は「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業」と呼ばれています。2つの事業により福岡市内の「雑餉隈駅」、春日市内の「春日原駅」、大野城市内の「白木原駅」と「下大利駅」の4駅が高架駅になります。

 「西日本鉄道」では、2022年8月28日の始発電車より、西鉄天神大牟田線の雑餉隈駅から下大利駅間において、電車の運行を高架に切り替えました。「西鉄天神大牟田線連続立体交差事業」は、福岡県および福岡市が主体となり、2003年から事業を開始しています。高架化により、19箇所の踏切が無くなり、踏切による交通渋滞が解消します。

● 桜並木駅が2024年3月16日(土)供用開始!
 「西日本鉄道」では、西鉄天神大牟田線の新駅「桜並木駅(福岡市博多区竹丘町)」を、2024年3月16日(土)に開業します。また、同日に春のダイヤ改正を実施します。

 引用資料 西日本鉄道(PDF:2024/01/19)
 西鉄天神大牟田線 14年ぶりの新駅誕生! T08 桜並木駅 3月16日(土)供用開始 ~同日、春のダイヤ改正を実施します

 2010年3月開業の「紫駅(筑紫野市紫)」から14年ぶりの新駅となる桜並木駅は、雑餉隈駅~春日原駅間に位置し、駅周辺には住宅地や生活利便施設が多く立地する住環境に優れた地域です。


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「完成イメージ」です。「桜並木」という駅名にちなみ、駅舎や路線図(桜並木駅設置)等に桜をデザインとなっています。

 

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「駅舎図面」です。


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「西鉄天神大牟田線連続立体交差事業」は、福岡市の1.86km「西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(雑餉隈駅付近)」と福岡県の3.30km「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業」の2つの事業で構成されています(引用資料:福岡市)。



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2024年2月13日 (火)

「大阪モード学園」とコラボレーションしたアート企画の第2弾 UMEDA WAVE 2024年2月12日(月)~2月18日(日)に実施!

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-UMEDA WAVE-

 「一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント」は、居心地が良く、歩きたくなる空間づくりと梅田エリアの価値向上を目指し、昨年に引き続き梅田1丁目地区においてアート企画を実施します。

 引用資料 一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント(PDF:2024/01/31)
 大阪モード学園とコラボレーションしたアート企画の第2弾 UMEDA WAVE 梅田は、世界が振り向く無限の可能性であふれてる。 2024年2月12日(月・祝)~18日(日)

 2024年2月12日(月・祝)~2月18日(日)までの1週間にわたり、大阪駅前地下道の中央エリア東側の壁面とイベントスペースを活用し、未来を担う若手クリエイター(大阪モード学園)たちの感性と梅田の街を融合させたコラボレーション企画の第2弾として実施するものです。


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「UMEDA WAVE」の実施場所です。

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Osaka Metro 梅田駅構内

 「何物にも左右されない、唯一無二の“セカイ”を、梅田から世界へ。」


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ホワイティうめだ 泉の広場

 「あなたが梅田のラストピース。新感覚アートの登場」


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大阪ステーションシティ 南ゲート広場

 「熱狂的で煌びやかなサードバブルが梅田に弾け出す。」


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大阪駅前第 4 ビル ダイヤモンド地区・モニュメント前

 「梅田ストリータ ~ただ Kawaii だけじゃない!!~」


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大阪梅田ツインタワーズ・サウス 西側周辺歩道

 「サブカルチャーが梅田のメインストリートヘ!アクティブゴシック誕生」



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2024年2月12日 (月)

「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」の南側 港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP) 「海から臨む緑の丘」を整備!

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-港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP)-

 「神戸アリーナプロジェクト」を運営する「One Bright KOBE(本社:兵庫県神戸市)は、アリーナ周辺エリアにおいて、港湾緑地の借り受けの国内第一号事例として、神戸市より「港湾環境整備計画」の認定を受けました。アリーナとアリーナ周辺の港湾緑地を一体運営することにより、日常的なにぎわいを創出する神戸の新たな魅力づくり(まちづくり)に取り組んでいきます。

 引用資料 株式会社One Bright KOBE(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」運営会社One Bright KOBEが国内初・港湾緑地の管理とにぎわい創出について「港湾環境整備計画」の認定を受ける

 第二突堤内の「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」周辺空間(港湾緑地)の活用計画が、「港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP)」の国内第一号案件として認定されました。本制度を用いて官民連携でみなとのにぎわい空間を創出する日本初の事例として、神戸ウォーターフロントに世界でも類を見ない海沿いの新たなスポットが誕生します。


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「海から臨む緑の丘イメージ」です。


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「神戸の海を一望できる緑の丘よりの眺望イメージ」です。


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「緑の丘の内部イメージ」です。


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「海から臨む緑の丘」の建設予定地です。


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神戸アリーナプロジェクト

 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「神戸ストークス」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

 「NTT都市開発」が開発を行い、「One Bright KOBE」が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」は、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、2023年4月18日に起工し、「地鎮祭」を執り行いました。

● ジーライオンアリーナ神戸
 神戸港の新港第2突堤に2025年春に開業するアリーナについて、運営会社は2024年2月8日に、名称を「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」とすると発表しました。

 引用資料 GLIONグループ(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」新アリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に決定!株式会社One Bright KOBEと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結

 「ネーミングライツ(命名権)」を、自動車小売業などを手がける「ジーライオン(神戸市中央区)」が獲得しました。内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備します。また周辺にはテラス付きの飲食店などを開設する予定です。

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定



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2024年2月11日 (日)

JR西日本(西日本旅客鉄道) コロナ禍からの奇跡の復活 2024年3月期の連結業績予想を上方修正 売上高は過去最高を予想! 

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-コロナ禍からの復活-
 最近いろいろな「大阪ディスり」記事を見かけますが、本当に反吐が出ます。大阪衰退の原因を大阪に原因があるように書いていますが、国(中央官庁)が東京に一極集中させる政策をとったのが一番の原因なのは明らかです。記者や著者の知識不足なのか? それとも分かったうえで単に大阪をディスりたいだけなのか?

 本題に戻って、人間の素晴らしい特性の1つは「忘れる事」だと思います。今から4年前に、横浜港に停泊していたクルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が発生しました。あの頃は私にはクルーズ船そのものが「悪魔の船」に見えました。もうクルーズ船での船旅が元に戻ることは無いと思っていました。

 2024年1月27日に、最大収容人数9,950名、総トン数250,800トンの世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ(Icon of the Seas)」がデビューしました。アメリカのフロリダ州のマイアミ港を出港し、大きな話題になりました。世界のクルーズ船での船旅もすっかり元に戻りました。

 「インバウンド(訪日外国人)」もあっという間に回復し、「JTB」の2024年の年間旅行動向見通しでは、新型コロナウイルス禍前の2019年を3.8%上回る3,310万人となり、過去最高となる見通しです。

● JR西日本(西日本旅客鉄道)が奇跡の復活!
 「JR西日本(西日本旅客鉄道)」の、コロナ禍の2021年3月期決算は本当に悲惨でした。売上高898,172百万円(前年比40.4%減)、営業利益は245,544百万円の赤字でした。民間企業に勤めた事がある方だと分かると思いますが、売上高が4割も減ると経営が成り立たず、会社存続すらも危うくなります。

 コロナ禍の渦中にはJR西日本の経営陣も「経営が元に戻ることは無い」と断言していました。確かにコロナ禍の時期の決算を見ると誰でもそう思うと思います。私も元に戻ることは無いと思いました。

 「JR西日本」は、コロナ禍からの奇跡の復活を遂げています。2024年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高は過去最高を予想しています。改めて「忘れることは人間にとって大切」だと思いました。勿論、絶対も忘れてはいけないことがある事を理解した上で書いています。


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西日本旅客鉄道の連結決算
 「西日本旅客鉄道」は、2024年1月31日に「2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高1,632,500百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益160,000百万円(前年同期比90.5%増)と、売上高は過去最高の業績予想をしています。

 西日本旅客鉄道 決算短信(PDF:2024/01/31)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 上方修正!
 売上高1,585,000百万円、営業利益140,000百万円からの上方修正です。修正の理由は、国内外の乗降客の利用や個人消費の回復が堅調に推移しているためです。

西日本旅客鉄道の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月   1,229,137百万円   118,111百万円
1999年3月   1,205,078百万円   117,941百万円
2000年3月   1,191,009百万円   107,758百万円
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2001年3月   1,195,516百万円   111,877百万円
2002年3月   1,190,610百万円   117,649百万円
2003年3月   1,165,571百万円   122,636百万円
2004年3月   1,215,735百万円   126,930百万円
2005年3月   1,220,847百万円   133,100百万円
2006年3月   1,240,098百万円   135,218百万円
2007年3月   1,262,935百万円   135,341百万円
2008年3月   1,290,190百万円   137,413百万円
2009年3月   1,275,308百万円   122,519百万円
2010年3月   1,190,135百万円     76,530百万円
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2011年3月   1,213,506百万円     95,988百万円
2012年3月   1,287,679百万円   109,799百万円
2013年3月   1,298,913百万円   129,497百万円
2014年3月   1,331,019百万円   134,593百万円
2015年3月   1,350,336百万円   139,774百万円
2016年3月   1,451,300百万円   181,539百万円
2017年3月   1,441,411百万円   176,392百万円
2018年3月   1,500,445百万円   191,365百万円
2019年3月   1,529,308百万円   196,946百万円
2020年3月   1,508,201百万円   160,628百万円
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2021年3月      898,172百万円 △245,544百万円
2022年3月   1,031,103百万円 △119,091百万円
2023年3月   1,395,531百万円     83,970百万円

2024年3月予想
2024年3月   1,632,500百万円   160,000百万円(会)
2024年3月   1,637,950百万円   163,375百万円(コ)
 
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月11日時点の数値です。



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2024年2月10日 (土)

隈研吾氏デザインの「樹形アリーナ」 最大収容人数17,000人「愛知国際アリーナ」 名称を「IGアリーナ」に決定!

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-愛知国際アリーナ-

 現在の「愛知県体育館」は1964年に完成しました。愛知県を代表するアリーナですが、老朽化に加え、使い勝手の悪い動線など、国際大会の水準を満たしていません。愛知県は2026年夏季アジア大会などに向け、現在地から約800m北側への移転新築を検討してきました。

 愛知県は「愛知県新体育館整備・運営等事業」の落札者を、前田建設工業とNTTドコモが代表の8社コンソーシアム「Aichi Smart Arenaグループ」に決定しました。

 構成企業は、「前田建設工業、NTTドコモ、Anschutz Sports Holdings(AEG)、三井住友ファイナンス&リース、東急、中部日本放送、日本政策投資銀行、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド」の8社となっています。

 計画地は「名城公園北園」の一部で、メインアリーナとサブアリーナ、多目的ホールで構成します。外観デザインは、隈研吾氏デザインの「樹形アリーナ」です。最大収容人数17,000人(現体育館の2.3倍)で、国内だけでなく、世界最高クラスのアリーナへ生まれ変わります。

 「愛知県」は2022年7月7日に、名古屋市北区の名城公園内に建設する新体育館の起工式を挙行しました。2025年7月に開館し、2026年夏季アジア競技大会の会場となる予定です。

 愛知県 公式ホームページ
 愛知県新体育館整備・運営等事業について

● 名称をIGアリーナに決定!
 「愛知国際アリーナ」は、2025年7月に開業する愛知県新体育館の名称を「IGアリーナ」に決定しました。IG証券など日本を含む世界19拠点で事業を展開する「IGグループ」がネーミングライツを取得しました。IGグループはイギリスのロンドンに本社を置くグローバル・フィンテック企業です。

 引用資料 愛知国際アリーナ(2024/02/08)
 グローバルアリーナ「IGアリーナ」が誕生

 グランドオープンは、2024年7月13日に初日を迎える「大相撲名古屋場所」です。Bリーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」の本拠地となるほか、2026年9月から10月に実施される名古屋アジア・アジアパラ競技大会の会場となります。

IGアリーナ(愛知国際アリーナ)の概要
◆ 所在地-愛知県新体育館整備・運営等事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市北区名城一丁目4-1名城公園内(名城公園北園の一部)
◆ 交通-名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅すぐ、名古屋市営地下鉄名城線「名古屋城」駅より徒歩11分、新幹線・JR線・名古屋市営地下鉄・私鉄各線「名古屋」駅より徒歩13分
◆ 階数-地上5階
◆ 高さ-最高部約41m、アリーナ内天井約30m
◆ 敷地面積-約46,000㎡
◆ 建築面積-約26,500㎡
◆ 延床面積-約63,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 施設の構成-メインアリーナ、サブアリーナ・多目的ホール
◆ 最大収容人数-約17,000人(立ち見含む、着席は15,000人)
◆ コンソーシアム-Aichi Smart Arenaグループ(前田建設工業、NTTドコモ、Anschutz Sports Holdings(AEG)、三井住友ファイナンス&リース、東急、中部日本放送、日本政策投資銀行、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド)
◆ 事業の範囲-統括マネジメント業務・設計建設業務・維持管理業務・運営業務 等
◆ 設計・建設期間-2021年06月~2025年03月まで
◆ 維持管理・運営期間-2025年04月~2055年03月まで(30年間)
◆ オープン-2025年07月13日予定(グランドオープン)


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「完成イメージ」です(引用:愛知国際アリーナ)。


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隈研吾氏デザインの「樹形アリーナ」
 外観デザインは、隈研吾氏デザインの「樹形アリーナ」です。名古屋城の城跡に広がる名城公園の自然との一体感を創出し、歴史と風格を感じるデザインとなっています(引用:愛知県)。


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「メインエントランスの外観イメージ」です(引用:愛知県)。


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「メインエントランス」も、「隈研吾氏」のデザインによるものです(引用:愛知県)。


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コンサート開催時のイメージ

 コンサート開催時のイメージです。立ち見席を含め最大17,000人が収容できる計画となっています(引用:愛知県)。


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メインアリーナの内観イメージ

 メインアリーナの内観イメージです。バスケットボールの国際大会を想定したイメージとなります。観客席は15,000席確保できる計画です(引用:愛知県)。


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相撲開催時のイメージ

 相撲開催時のイメージです。観客席は11,000席確保できる計画となっています(引用:愛知県)。

 
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「計画地」です。「名古屋城」のすぐ北側の名城公園北園内です(引用:愛知県)。



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2024年2月 9日 (金)

新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 収容人数約10,000人規模の「神戸アリーナプロジェクト」 名称が「ジーライオンアリーナ神戸」に決定!

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-神戸アリーナプロジェクト-

 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「神戸ストークス)」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

 「NTT都市開発」が開発を行い、「One Bright KOBE」が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」は、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、2023年4月18日に起工し、「地鎮祭」を執り行いました。

 引用資料 NTT都市開発(2023/04/18)
 「神戸アリーナプロジェクト」における新築工事着工についてB.LEAGUE「西宮ストークス」本拠地、多様なイベントに対応する次世代アリーナ

● ジーライオンアリーナ神戸
 神戸港の新港第2突堤に2025年春に開業するアリーナについて、運営会社は2024年2月8日に、名称を「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」とすると発表しました。

 引用資料 GLIONグループ(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」新アリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に決定!株式会社One Bright KOBEと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結

 「ネーミングライツ(命名権)」を、自動車小売業などを手がける「ジーライオン(神戸市中央区)」が獲得しました。内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備します。また周辺にはテラス付きの飲食店などを開設する予定です。

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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「外観イメージ(南西から望む)」です(引用:NTT都市開発)。

 
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「鳥観イメージ(西側上空から望む)」です(引用:NTT都市開発)。


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「夜景イメージ」です(引用:NTT都市開発)。


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「バスケットボール試合時イメージ」です(引用:NTT都市開発)。


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「音楽コンサート時イメージ」です(引用:NTT都市開発)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:NTT都市開発)。


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「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」の建設現場です。


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北側から見た様子です。



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2024年2月 8日 (木)

超高収益企業の「村田製作所」 生産子会社の「出雲村田製作所」 総投資額約470億円で新生産棟を建設 積層セラミックコンデンサの生産!

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-出雲村田製作所-
 「村田製作所」は2024年2月5日に、子会社の「出雲村田製作所(島根県出雲市)」が、本社工場に新たな生産棟を建設すると発表しました。スマートフォン向け部品で主力の積層セラミックコンデンサーを生産する予定です。約470億円(建物が約404億円、生産設備が約66億円)を投資し、電子部品の需要拡大に備えて生産能力を増強します。

 引用資料 村田製作所(2024/02/05)
 出雲村田製作所での新生産棟着工について
 
 新設する生産棟は2026年3月に完成する予定で、延床面積約69,676㎡です。従業員は操業後3年間で約200人の新規雇用を見込みます。出雲村田製作所は、島根県安来市にも新工場の建設を検討しており、主力電子部品の生産体制の強化を進めています。

 新生産棟の延床面積、階数、総投資額のいずれを取っても、過去最大規模の投資となります。村田製作所は、ここ数年、中長期戦略の一環として、生産能力を毎年10%程度増強しています。

新生産棟の概要
◆ 所在地-島根県出雲市斐川町直江2358番地3
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 建築面積-約10,742㎡
◆ 延床面積-約69,676㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-積層セラミックコンデンサの生産
◆ 着工-2024年03月予定
◆ 竣工-2026年03月予定
◆ 総投資額-約470億円(建物約404億円、生産設備約66億円)


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村田製作所
 「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。超高収益企業として有名です。

村田製作所の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月       362,252百万円     67,618百万円
1999年3月       367,048百万円     57,061百万円
2000年3月       459,125百万円    100,767百万円
-----------------------------------------
2001年3月       584,011百万円    174,248百万円
2002年3月       394,775百万円     51,001百万円
2003年3月       394,955百万円     59,187百万円
2004年3月       414,247百万円     74,210百万円
2005年3月       424,468百万円     69,515百万円
2006年3月       490,784百万円     89,839百万円
2007年3月       566,805百万円    113,365百万円
2008年3月       631,655百万円    115,752百万円
2009年3月       523,946百万円  ▲16,287百万円
2010年3月       530,819百万円     26,730百万円
-----------------------------------------
2011年3月       617,954百万円     77,485百万円
2012年3月       584,662百万円     44,973百万円
2013年3月       681,021百万円     58,636百万円
2014年3月       846,716百万円    125,891百万円
2015年3月    1,043,542百万円    214,535百万円
2016年3月    1,210,841百万円    275,406百万円
2017年3月    1,135,524百万円    201,215百万円
2018年3月    1,371,842百万円    163,254百万円
2019年3月    1,575,026百万円    266,807百万円
2020年3月    1,534,045百万円    253,247百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,630,193百万円    313,240百万円
2022年3月    1,812,521百万円    424,060百万円
2023年3月    1,686,796百万円    297,887百万円

2024年3月期予想
2024年3月    1,620,000百万円    270,000百万円(会)
2024年3月    1,627,538百万円    273,050百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月8日時点の数値です。



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2024年2月 7日 (水)

トヨタ自動車 日本企業で初めて株式時価総額が50兆円を突破! TSMCの子会社「JASM」に対し新たにトヨタ自動車が2%出資!

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トヨタ自動車-
 2024年1月23日に「トヨタ自動車」の株式時価総額が終値ベースで48兆7981億円に拡大し、「NTT(日本電信電話)」がバブル期の1987年につけた記録を上回り日本企業の歴代最大を更新しました。私は、いつ時価総額が50兆円を突破すりのか楽しみにしていましたが、2024年2月6日についに50兆円を突破しました。

 2024年2月6日の終値時点の時価総額は51,147,486百万円です。「豊田自動織機」や完全子会社の「ダイハツ工業」といったグループ企業の不正拡大が発覚した中で、2月6日に「2024年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しましたが、業績見通しを上方修正し、株価を押し上げました。

● TSMCの子会社JASMにトヨタ自動車が2%出資!
 半導体の受託生産で世界最大手の台湾の「TSMC(台湾積体電路製造)」が、日本で2番目となる半導体工場を熊本県に建設すると正式に発表しました。「第1工場」と合わせた投資額は200億ドル(1$=148円と仮定して2兆9600億円)を超える規模となります。

 「第2工場」の建設を2024年末までに始め、稼働開始は2027年末までを目指します。工場を運営するTSMCの子会社「JASM」に対し新たに「トヨタ自動車」が2%出資します。デンソーとソニーグループも追加で出資する方針で、出資比率はTSMC86.5%、ソニーグループ6.0%、デンソー5.5%、トヨタ自動車2.0%となります。


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トヨタ自動車の連結決算

 「トヨタ自動車」は、2024年2月6日に「2024年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結決算では、売上高34,022,720百万円(前年同期比23.9%増)、営業利益4,240,238百万円(前年同期102.1%増)となりました。
 
 トヨタ自動車 決算短信(PDF:2024/02/06)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
 
● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高43,500,000百万円(前年同期比17.1%増)、営業利益4,900,000百万円(前年同期比79.8%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

 2回の上方修正が行われています。当初は売上高38,000,000百万円(営業利益3,000,000百万円)と予想していましたが、1回目の上方修正で売上高43,000,000百万円(営業利益4,500,000百万円)、今回の2回目の上方修正で売上高43,500,000百万円(営業利益4,900,000百万円)に修正されています。

トヨタ自動車の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1996年3月   10,718,739百万円     348,069百万円
1997年3月   12,243,834百万円     665,114百万円
1998年3月   11,678,397百万円     779,797百万円
1999年3月   12,749,008百万円     774,945百万円
2000年3月   12,879,561百万円     775,982百万円
-----------------------------------------
2001年3月   13,424,423百万円     870,131百万円
2002年3月   14,190,308百万円   1,093,632百万円
2003年3月   15,501,553百万円   1,271,646百万円
2004年3月   17,294,760百万円   1,666,890百万円
2005年3月   18,551.526百万円   1,672,187百万円
2006年3月   21,036,909百万円   1,878,342百万円
2007年3月   23,948,091百万円   2,238,683百万円
2008年3月   26,289,240百万円   2,270,375百万円
2009年3月   20,529,570百万円  △461,011百万円
2010年3月   18,950,973百万円     147,516百万円
-----------------------------------------
2011年3月   18,993,688百万円     468,279百万円
2012年3月   18,583,653百万円     355,627百万円
2013年3月   22,064,192百万円   1,320,888百万円
2014年3月   25,691,911百万円   2,292,112百万円
2015年3月   27,234,521百万円   2,750,564百万円
2016年3月   28,403,118百万円   2,853,971百万円
2017年3月   27,597,193百万円   1,994,372百万円
2018年3月   29,379,510百万円   2,399,862百万円
2019年3月   30,225,681百万円   2,467,545百万円
2020年3月   29,929,992百万円   2,442,869百万円
-----------------------------------------
2021年3月   27,214,594百万円   2,197,748百万円
2022年3月   31,379,507百万円   2,995,697百万円
2023年3月   37,154,298百万円   2,725,025百万円

2024年3月期予想
2024年3月   43,500,000百万円  4,900,000百万円(会)
2024年3月   44,019,764百万円  4,703,440百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月7日時点の数値です。



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2024年2月 6日 (火)

住友電気工業 「ワイヤーハーネス」で世界3強の1社 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 2024年3月期は売上高4兆3500億円を予想

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-住友電気工業-

 「住友電気工業」の本社(大阪)は、大阪府大阪府大阪市中央区北浜四丁目5-33の「住友ビル本館」にあります。本社(東京)は、東京都港区元赤坂一1丁目3-13の「赤坂センタービルディング」にあります。

 かつては、住友グループの本社の多くが大阪にありましたが、ほとんどが東京に本社を移転しています。その中でも「住友電気工業」は、大阪に本社を置いています。

 1897年に大阪で創業した「住友電気工業」は、自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの事業分野を世界約40カ国で展開しています。

● 主力製品はワイヤーハーネス
 「住友電気工業」の主力製品は「ワイヤーハーネス」です。ワイヤーハーネスは、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線の束と、端子やコネクタで構成された集合部品です。

 自動車の車内配線など、高性能かつ多機能な機械装置の内部に数多く張り巡らされており、ワイヤーハーネスは人間でいえばいわば神経や血管に相当する非常に重要な部品です。

 また、モーターを動力として使用する「(EV(電気自動車)」は、バッテリーからモーターなどに高い電圧を安全・確実に供給する高電圧ワイヤーハーネスが必要です。


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住友電気工業の連結決算

 「住友電気工業」は、2024年2月5日に「2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結決算では、売上高3,221,926百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益148,332百万円(前年同期56.4%増)となりました。
 
 住友電気工業 決算短信(PDF:2024/02/05)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高4,350,000百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益215,000 百万円(前年同期比21.2%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

 半導体不足の解消で世界の自動車生産が回復し、主力のワイヤハーネスなどが好調に推移しています。そのため2回の上方修正が行われています。当初は売上高4,100,000百万円(営業利益180,000百万円)と予想していましたが、1回目の上方修正で売上高4,300,000百万円(営業利益200,000百万円)、今回の2回目の上方修正で売上高4,350,000百万円(営業利益215,000百万円)に修正されています。

住友電気工業の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月   1,297,082百万円     61,214百万円
1999年3月   1,281,099百万円     54,083百万円
2000年3月   1,308,563百万円     63,690百万円
-----------------------------------------
2001年3月   1,478,740百万円     95,169百万円
2002年3月   1,485,021百万円     46,165百万円
2003年3月   1,488,914百万円     29,832百万円
2004年3月   1,542,402百万円     48,203百万円
2005年3月   1,740,198百万円     81,429百万円
2006年3月   2,007,134百万円   105,495百万円
2007年3月   2,384,395百万円   128,745百万円
2008年3月   3,107,027百万円   127,216百万円
2009年3月   2,918,580百万円   113,926百万円
2010年3月   1,836,352百万円     51,728百万円
-----------------------------------------
2011年3月   2,033,827百万円   103,810百万円
2012年3月   2,059,344百万円     86,946百万円
2013年3月   2,159,942百万円     76,790百万円
2014年3月   2,568,779百万円   120,058百万円
2015年3月   2,822,811百万円   134,457百万円
2016年3月   2,933,089百万円   143,476百万円
2017年3月   2,814,483百万円   150,583百万円
2018年3月   3,082,247百万円   173,139百万円
2019年3月   3,177,985百万円   166,260百万円
2020年3月   3,107,027百万円   127,216百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,918,580百万円   113,926百万円
2022年3月   3,367,863百万円   122,195百万円
2023年3月   4,005,561百万円   177,443百万円

2024年3月予想
2024年3月   4,350,000百万円   215,000百万円(会)
2024年3月   4,310,001百万円   202,063百万円(コ)
 
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月6日時点の数値です。


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セグメント別業績予想
 「住友電気工業」と言えば、電線や光ファイバーのイメージがありますが、主力はワイヤーハーネスを中心とする「自動車部品」です。ワイヤハーネスの世界市場は、「住友電気工業、矢崎総業、アプティブ(アメリカ)」が3強です。自動車部品が売上高の5割を超えており、もはや自動車部品メーカーと言っても過言ではありません。

● 2022年度は自動車部品が54.6%!
 2022年度は、自動車部品の売上高2兆1868億円です。全体で4兆56億円なので、21,868÷40,056=54.6%となります。約55%が自動車部品となっています。2023年度は、23,000÷41,000=56.1%の予想をしています(引用:住友電気工業)。



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2024年2月 5日 (月)

明石市役所 現地での建て替えに決定した「明石市役所新庁舎」 2024年度に新庁舎の建設工事に着手!

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-明石市役所-
 
現在の明石市の本庁舎は、1970年に当時の旧耐震基準で建設され、耐震診断で「改修が必要」と判定されています。施設の耐用年数の目安となる築後50年が近づくなか、施設の老朽化の進行とともに、修繕範囲の拡大や維持管理コストの増大等の問題も大きくなってきています。

 新庁舎の整備検討に当たっては、「(1)現在地、(2)明石駅周辺、(3)JT跡地、(4)明石駅周辺とJT跡地への分散配置」の4案を候補地として検討を進めてきましたが、2019年10月15日の明石市議会の本会議で、現地建て替えを求める特別委員会の提出議案を全会一致で可決しました。

● 2024年度に新庁舎の建設工事に着手!
 明石市は、2024年度に新庁舎の建設工事に着手します。新庁舎の規模は、地上6階、塔屋1層、延床面積約21,000㎡です。概算工事費は160億円となっています。新築工事は2027年度までで、移転作業を経て2027年度後半の供用開始を目指します。現庁舎の解体や外構工事などを含む全事業の完了は2028年度を見込みます。

 建設通信新聞 公式ブログ(2024/02/01)
 【兵庫・明石市の新庁舎】2.1万㎡、今夏以降に工事発注
 
 引用資料 明石市・公式ホームページ
 市役所新庁舎整備に向けた取組について


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「構造イメージ」です。地震対策として「免震構造」を採用します。


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「配置図」です。


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「施工ステップ」です。


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「事業スケジュール」です。


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「付近見取図」です。



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2024年2月 4日 (日)

新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 収容人数約10,000人規模の「神戸アリーナプロジェクト」 駅からアリーナまでのアクセスが心配!

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-神戸アリーナプロジェクト-
 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 引用資料 NTT都市開発(2022/12/15)
 「神戸アリーナプロジェクト」開発計画本格始動 スポーツ・エンターテイメントの最先端アリーナ、都心・ウォーターフロントの新たなランドマーク

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「西宮ストークス(現:神戸ストークス)」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

● 2023年4月18日に地鎮祭を挙行!
 「NTT都市開発」が開発を行い、「One Bright KOBE」が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」は、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、2023年4月18日に起工し、「地鎮祭」を執り行いました。

 引用資料 NTT都市開発(2023/04/18)
 「神戸アリーナプロジェクト」における新築工事着工についてB.LEAGUE「西宮ストークス」本拠地、多様なイベントに対応する次世代アリーナ

神戸アリーナプロジェクトの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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「位置図」です(引用:NTT都市開発)。

神戸アリーナプロジェクトまでのアクセスが心配
 ライブ終了時に「Kアリーナ横浜」の退場に際し、周辺の歩道が大混雑して問題になっています。大混雑の大きな原因は、現時点で北側のルートが使用出来ないためです。

 「横浜駅」からの「Kアリーナ横浜」への来街者の増加に対応すべく、横浜市が「(仮称)高島水際線デッキ整備事業」を進めています。新設デッキが完成すると横浜駅方面へのルートが新たに確保できることになるで、退場時の大混雑はかなり解消されると思われます。

 下記の有名なアリーナ会場は、大きな駅がすぐ近くにあります。「さいたまスーパーアリーナ」に至っては駅直結と言ってもいい立地です。駅に近いというのは、人気アリーナの最も重要な条件の1つです。

 「神戸アリーナプロジェクト」の最寄り駅は、「三宮駅(JR、阪神電気鉄道、阪急電鉄、神戸市営地下鉄)」もしくは「元町駅(JR、阪神電気鉄道)」ですが、実際に駅から歩いてみるとかなり距離があります。それにたくさんの信号を渡る必要があり、おまけにショートカットで行けなくて少し遠回りする必要があります。

 天気のいい日はいいですが、雨の日は大変だと思います。アリーナまでの距離はどうしようもありませんが、神戸市には、「浜手幹線(国道2号)の歩行者デッキの整備、歩道の拡幅、ショートカットなどの歩行者動線の整備を期待したいです。


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大阪城ホール
 「大阪城ホール」は、1983年10月の開館しました。最大収容人数は約16,000人(アリーナ席が最大4,500席、スタンド席が8,928席、立ち見が2,500人)です。

大阪城ホールの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城3番1号
◆ 交通-JR「大阪城公園」駅より徒歩5分、Osaka Metro「大阪ビジネスパーク」駅より徒歩5分、JR・Osaka Metro「京橋」駅より徒歩15分、JR・Osaka Metro「森ノ宮」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-36,351.60㎡
◆ 建築面積-19,351.22㎡
◆ 延床面積-36,173.80㎡
◆ 最大収容人数-約16,000人
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、プレストレスコンクリ-ト造)
◆ 用途-興行場
◆ 建築主-財団法人大阪城ホール(現:株式会社大阪城ホール)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設・松村組共同企業体
◆ 着工-1982年04月
◆ 竣工-1983年09月
◆ 開業-1983年10月01日


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Kアリーナ横浜
 「ケン・コーポレーション」は、横浜みなとみらい21地区で計画を進めている「Kアリーナプロジェクト」を2020年8月1日に着工しました。2万席を誇る世界最大級の音楽アリーナの名称を「Kアリーナ横浜」に決定、併設するツインタワーのホテル棟は、ヒルトン初の横浜進出となる「ヒルトン横浜」に、オフィス棟の名称を「Kタワー横浜」に、開発街区全体の名称を「ミュージックテラス」に決定しました。

 横浜みなとみらい21地区で大規模複合開発 「Kアリーナプロジェクト(街区名称:ミュージックテラス)」は2023年7月31日に竣工、開発の核となる「Kアリーナ横浜」を2023年9月29日に開業しました。

ミュージックテラスの概要
◆ 計画名-Kアリーナプロジェクト新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番2他(60・61街区の一部区画)
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩5分、JR「横浜」駅より徒歩9分
◆ 階数-(Kアリーナ横浜)地上9階、地下0階、(ヒルトン横浜)地上26階、地下1階、(Kタワー横浜)地上21階、地下1階
◆ 高さ-(ヒルトン横浜・Kタワー横浜)99.87m、(Kアリーナ横浜)約45m
◆ 敷地面積-31,793.97㎡
◆ 建築面積-約27,600㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約118,680㎡、(Kアリーナ横浜)約54,090㎡、(ヒルトン横浜)約34,850㎡、(Kタワー横浜)約29,740㎡
◆ 用途-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-(Kアリーナ横浜) 観覧場(音楽アリーナ)、駐車場等、(ヒルトン横浜)ホテル、店舗、駐車場等、(Kタワー横浜)オフィス、店舗、駐車場等
◆ アリーナ座席数-20,033席
◆ ホテル客室数-339室
◆ 建築主-ケン・コーポレーション
◆ 設計者-梓設計(代表)、国建、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年08月01日
◆ 竣工-2023年07月31日
◆ 開業-2023年09月29日(Kアリーナ横浜)


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横浜アリーナ
 「横浜アリーナ」は、新横浜駅近くにあります。1989年2月竣工しました。コンサートやスポーツ、企業式典など、あらゆる用途に利用されている。「優良ホール100選」にも選ばれています。

横浜アリーナの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目10番地
◆ 交通-横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜」駅より徒歩4分、相鉄新横浜線・東急新横浜線「新横浜駅」より徒歩4分、JR新幹線「新横浜」より徒歩5分、JR横浜線「新横浜」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ- 29.80m
◆ 敷地面積-約26,691㎡
◆ 建築面積-20,373.27㎡
◆ 延床面積-45,800.46㎡
◆ 最大収容人数-約17,000人
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場
◆ 建築主-株式会社横浜アリーナ
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-1987年05月
◆ 竣工-1989年02月
◆ 開業-1989年04月01日


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ぴあアリーナMM
 「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に着手しました。2017年12月7日に現地で「地鎮祭」を執り行い、2017年12月15日に着工しました。

 「音楽アリーナ」と称してオープンする会場は、地上4階の縦に長いハコ型構造により観客席とステージの距離を縮め、アーティストとの一体感を重視したつくりになっています。正式名称は「ぴあアリーナMM」です。

ぴあアリーナMMの概要
◆ 計画名-(仮称)MMアリーナ計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-1、32(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩7分、JR「桜木町」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-32.74m
◆ 敷地面積-12,000.00㎡
◆ 建築面積-10,827.50㎡
◆ 延床面積-23,139.81㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場(音楽コンサートアリーナ)、一部飲食店舗・販売店舗
◆ 収容客数-12,141人
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業・とお共同企業体(佐藤工業、[とお]一級建築士事務所)
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月07日(地鎮祭)、2017年12月15日(着工) 
◆ 竣工-2020年03月31日
◆ 開業-2020年07月10日


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国立代々木競技場 第一体育館

 国立代々木競技場の設計は「丹下健三氏」です。「第一体育館、第二体育館」共に、吊り橋のような高張力による吊り屋根構造の技術を用いています。「第一体育館」は2本、「第二体育館」は1本の主柱から屋根全体を吊っています。

 1963年2月1日、建設工事は開始されました。工期は、オリンピック大会を控えた18ヶ月という絶対に延ばすことは許されない期間でした。1964年8月31日、オリンピック大会まで39日を残して完成しました。

  「日本スポーツ振興センター(JSC)」は、「国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等)」の一般競争入札を行い、落札者を68億5000万円で「清水建設」に決定し、「第一体育館」と「付属棟」を耐震改修を行いました。2018年1月に改修工事に着手し、2019年9月30日に完了しました。2019年11月より営業再開しています。

国立代々木競技場 第一体育館の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神南二丁目1-1
◆ 交通-JR山手線「原宿」駅より徒歩6分、東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅より徒歩6分、小田急小田原線「代々木八幡」駅より徒歩12分
◆ 階数-地上2階、地下2階
◆ 高さ-最高部40.37m
◆ 延床面積-約28,705㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場
◆ 収容人数-12,898席(最大12,934席)
◆ 建築主-文部省(現:文部科学省)
◆ 設計者-丹下健三都市建築研究所(現:丹下都市建築設計)
◆ 監理者-建設省関東地方建設局(現:国土交通省関東地方整備局)
◆ 施工者-清水建設(改修工事の施工も清水建設)
◆ 着工-1963年02月01日
◆ 竣工-1964年08月月31日(竣工)、1964年09月(竣工式)
◆ 改修工事-2018年01月~2019年09月30日


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さいたまスーパーアリーナ

 「さいたまスーパーアリーナ」は、JRさいたま新都心駅のすぐ近くにあります。竣工は2000年3月と比較的新しいです。最大収容人数は、スタジアムモードで約37,000人、アリーナモードで約22,500人です。延床面積132,397.75㎡、総工費649億5,600万円と何もかもが桁違いの巨大アリーナです。

さいたまスーパーアリーナの概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心8番地
◆ 交通-JR京浜東北線・JR上野東京ライン「さいたま新都心」駅より徒歩3分、JR埼京線「北与野」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上7階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部GL+66.00m、軒高61.50m
◆ 敷地面積-45,007.22㎡
◆ 建築面積-43,730.25㎡
◆ 延床面積-132,397.75㎡
◆ 最大収容人数-約37,000人
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-興行場  
◆ 建築主-埼玉県
◆ 設計者-MAS2000設計室(代表:日建設計)
◆ 施工者-大成建設、三菱重工業・ユーディケー 特定建設工事共同企業体
◆ 着工-1996年12月
◆ 竣工-2000年03月 
◆ 開業-2000年05月05日(プレオープン)、2020年09月01日(グランドオープン)



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2024年2月 3日 (土)

高松市 高松競輪場再整備事業に係る公募型プロポーザルの事業者決定 自転車観光の拠点へ ホテル・BMX・マルシェなど!

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-高松競輪場再整備事業-
 高松市の高松競輪場の再整備を行う民間事業者が決まりました。「自転車観光」の拠点を目指し、ホテルやスポーツエリアなどを設ける計画です。高松市の公募提案方式の審査を経て再整備事業者に決まったのは、競輪の車券販売などを行うチャリ・ロトを代表とする「チャリロトグループ」です。

 「チャリロトグループ」の構成企業は、「(代表企業)チャリ・ロト、(構成企業)梓設計、四電技術コンサルタント、大成建設、日栄建設」となっています。

 引用資料 高松市・公式HP(2023/12/26)
 高松競輪場再整備事業に係る公募型プロポーザルの実施について

 高松市は現在の競輪施設を6割程度に縮小して建て替え、残りの土地を活用したにぎわい創出施設の建設と運営を委託します。チャリロトグループの提案によると、競輪場の西側に部屋に自転車を持ち込めるサイクリストの拠点となるホテルを建設します。

 BMXなどを楽しめる「スポーツゾーン」やマルシェの開催などを見込んだ「マーケットゾーン」、自転車をモチーフにした遊具が置かれた広場などを設けます。全体のリニューアルオープンは2028年度上半期の予定です。


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「スタンド棟外観パース(イメージ)」です。


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「スタンド棟内観パース(イメージ)」です。


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「鳥瞰パース」です。



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2024年2月 2日 (金)

旧大阪中央郵便局敷地 地上39階、高さ約188mの「JPタワー大阪」 「KITTE大阪」の77店舗を先行発表、2024年7月グランドオープン!

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-JPタワー大阪-
 「日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB」は、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区を開発しています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ188.00m、延床面積約229,000㎡です。JR大阪駅に整備される新改札口と直結します。

 「ジェイアール西日本ホテル開発」が、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で開発している「梅田3丁目計画(仮称)」に、ジェイアール西日本ホテル開発が運営する新たなホテルブランドをオープンします。開業時期は2024年夏を予定しています。

 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田 3 丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」に決定しました。併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」にしました。

JPタワー大阪の概要
◆ 計画名-梅田3丁目計画(仮称)建設工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神電鉄「大阪梅田」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.00m
◆ 敷地面積-12,893.31㎡(ニュースリリースでは約12,920㎡)
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡(ニュースリリースでは約227,000㎡)
◆ 容積対象面積-約193,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
◆ 客室数-418室(客室フロア30階~38階)
◆ 建築主-日本郵便、JR西日本(西日本旅客鉄道)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(竹中工務店・西松建設・錢高組JV)
◆ 解体工事-2020年07月01日
◆ 着工-2020年09月30日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 開業-2023年11月01日(オフィス利用開始)、2024年03月27日予定( 劇場「SkyシアターMBS」開業)、2024年07月予定(商業施設「KITTE大阪」グランドオープン)、2024年夏予定( ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection」開業)


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KITTE大阪
 「日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB」および「日本郵政不動産」は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「JPタワー大阪」内の商業施設「KITTE大阪」における、地下1階~6階までのフロア概要を決定しました。

 引用資料 日本郵便(2024/01/31)
 「KITTE大阪」のフロア概要が決定!一部店舗情報を先行発表 日本各地の魅力を堪能できるフロアなど詳細も発表!

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地下1階(新名所を目指す“大人のたまり場”フロア)

 カフェ、デリ、スイーツなどの日常使いができる店舗が出店するほか、地元大阪の人気店や全国の繁盛店など個性豊かな和洋中のレストランが軒を連ね、気軽にお酒を楽しめる横丁ゾーン「うめよこ」が誕生します。

 「うめよこ」は“大人のたまり場”をコンセプトとしており、大阪の串揚げ・たこ焼き・ホルモン焼きをはじめ、地元のお客さまに愛され続けるさまざまなジャンルの名物店が17店舗並び、にぎわいを創出します。
 東京のつけ麺、名古屋のおでんなど、関西初出店や商業施設初出店などの店舗も多く含まれ、寄り道したくなるような飲食店舗を集結することで、西梅田の新名所を目指します。


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1階(西梅田の顔となるシンボリックなフロア)

 JR大阪駅西口と直結する1階には、旧大阪中央郵便局舎の歴史やJR大阪駅周辺の街の記憶を継承するため、旧局舎の一部を保存・継承したシンボリックな4層吹抜けのアトリウムが広がります。

 アトリウムの周囲に、バラエティ豊かなドリンクやスイーツを提供するカフェ、お土産にぴったりな物販が揃うお店、フラワーショップなどの店舗を配置することにより、さまざまな人が行き交い、くつろぎ、交流できる空間づくりを行い、待ち合わせ場所としても利用してもらえます。


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2階(日本各地のファンづくりフロア「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽん めぐり)

 フロア名称を「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽんめぐり)」とし、物産や観光を中心に地域の魅力を集め、訪れた方々が日本の良さをリアルで発見したり、再認識したりできる場所を目指します。

 北は北海道から南は沖縄県まで、各地域のアンテナショップなど、地域の良いものを取り扱うさまざまな地域の魅力を発信するショップが集まります。また、その土地ならではのさまざまな食や銘品などに出会えるPOP UPスペースも予定しています。


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3階(暮らしにまつわる地域の銘品フロア)

 日々の暮らしにまつわる「MADE IN JAPAN」の商品をお楽しみいただけるフロアです。日本の古き良きものから、現代になって新しく生まれたものまで、日本の各地域で作られた、暮らしをちょっと贅沢にしてくれるこだわりのアイテムを取り扱います。


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4階(わが街自慢の人気レストランフロア)

 大阪では誰もが知るような繁盛店や、日本各地から大阪に初進出する人気店が集まったフロアです。大阪の新たな玄関口となる「KITTE大阪」に、和食、イタリアン、フレンチなどバリエーション豊かで地域色と活気があふれるレストランが集結します。


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5階(特別な日を彩る各地の有名レストランフロア)

 「日本のおもてなし」をテーマに、落ち着いて食事のできる空間を提供するフロアです。居心地の良いレストランが集まり、接待や会食、記念日、ハレの日などの特別なシーンにも利用できます。大阪初進出の名店や日本初の店舗などが軒を連ね、丹精込められた料理とおもてなしで特別な時間を過ごせます。
 
● 6階(劇場と“コト体験”のフロア)
 劇場「SkyシアターMBS」の入口につながる6階には、“コト体験”ができるフロアとして、大人のアミューズメント&BARや、観劇の前後や買い物の休憩の際に利用してもらえるカフェなどを集め、観劇体験のほかにもさまざまな体験ができる場を提供します。



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2024年2月 1日 (木)

「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の跡地 面積約50ヘクタール 万博跡地(夢洲第2期)の開発事業者募集の方針!

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-万博跡地(夢洲第2期)-

 「大阪府、大阪市」では、2017年8月に「夢洲まちづくり構想」を、2019年12月に「夢洲まちづくり基本方針」を策定し、夢洲における国際観光拠点の形成に向けたまちづくりを進めています。

 2025年大阪・関西万博開催の跡地となる夢洲第2期開発予定区域については、2022年12月よりサウンディング型市場調査(マーケット・サウンディング)を実施し民間事業者から広く意見・提案を受けています。

 夢洲第2期開発予定区域の開発事業者募集の方針については1次募集と2次募集の2段階とすることとし、1次募集では夢洲第2期開発予定区域のマスタープラン案を募集し、2次募集では1次募集での提案を基に策定した府市マスタープランを踏まえた民間開発事業者の募集を行うことにしました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/01/29)
 万博跡地(夢洲第2期)の開発事業者募集の方針について

夢洲第2期開発予定区域の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目1番20内外
◆土地面積-約50ha
◆土地所有者-大阪市(大阪港湾局所管)


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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
 「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催期間を2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間を想定しています(引用:2025年日本国際博覧会協会)。


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大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業
 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の開設に向け、大阪府・大阪市が提出した整備計画について政府が2023年4月14日に認定しました。IR計画の認定は国内初です。

 大阪で「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、事業者のひとつ「MGMリゾーツ・インターナショナル」のCEOは、開業時期が2030年上半期ごろになるという見通しを示しました。

● 2030年秋頃にIR施設開が開業!
 「大阪府」と「大阪市」は、大阪でのカジノを含む統合型リゾートの開業に必要な取り決めをまとめた実施協定案を公表し、開業時期について、当初予定していた「2029年秋~冬頃」から「2030年秋頃」に延期するとしました。

 大阪府・大阪市 IR推進局(PDF:2023/09/05)
 大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備 関連協定(案)等について

 大阪府と市の会議で公表された実施協定の案では、開業までの工程を当初から、約1年程度見直し、2025年春頃に建設工事などを着工、2030年夏頃に建設工事を完了させ、2030年秋頃に開業予定としました。事業者の初期投資額について、建設資材価格等の高騰の影響により、当初の約1兆800億円から1兆2700億円に増額となりました。

見直し後(2023年9月)
◆ 2023年秋頃-液状化対策工事の着手
◆ 2024年夏頃-IR準備工事の発注及び着手
◆ 2025年春頃-IR建設工事の発注及び着手
◆ 2030年夏頃-工事の完了
◆ 2030年秋頃-IR施設の開業
◆ 初期投資額-約1兆2,700億円


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。



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