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2024年2月11日 (日)

JR西日本(西日本旅客鉄道) コロナ禍からの奇跡の復活 2024年3月期の連結業績予想を上方修正 売上高は過去最高を予想! 

Osakajr240211
-コロナ禍からの復活-
 最近いろいろな「大阪ディスり」記事を見かけますが、本当に反吐が出ます。大阪衰退の原因を大阪に原因があるように書いていますが、国(中央官庁)が東京に一極集中させる政策をとったのが一番の原因なのは明らかです。記者や著者の知識不足なのか? それとも分かったうえで単に大阪をディスりたいだけなのか?

 本題に戻って、人間の素晴らしい特性の1つは「忘れる事」だと思います。今から4年前に、横浜港に停泊していたクルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が発生しました。あの頃は私にはクルーズ船そのものが「悪魔の船」に見えました。もうクルーズ船での船旅が元に戻ることは無いと思っていました。

 2024年1月27日に、最大収容人数9,950名、総トン数250,800トンの世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ(Icon of the Seas)」がデビューしました。アメリカのフロリダ州のマイアミ港を出港し、大きな話題になりました。世界のクルーズ船での船旅もすっかり元に戻りました。

 「インバウンド(訪日外国人)」もあっという間に回復し、「JTB」の2024年の年間旅行動向見通しでは、新型コロナウイルス禍前の2019年を3.8%上回る3,310万人となり、過去最高となる見通しです。

● JR西日本(西日本旅客鉄道)が奇跡の復活!
 「JR西日本(西日本旅客鉄道)」の、コロナ禍の2021年3月期決算は本当に悲惨でした。売上高898,172百万円(前年比40.4%減)、営業利益は245,544百万円の赤字でした。民間企業に勤めた事がある方だと分かると思いますが、売上高が4割も減ると経営が成り立たず、会社存続すらも危うくなります。

 コロナ禍の渦中にはJR西日本の経営陣も「経営が元に戻ることは無い」と断言していました。確かにコロナ禍の時期の決算を見ると誰でもそう思うと思います。私も元に戻ることは無いと思いました。

 「JR西日本」は、コロナ禍からの奇跡の復活を遂げています。2024年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高は過去最高を予想しています。改めて「忘れることは人間にとって大切」だと思いました。勿論、絶対も忘れてはいけないことがある事を理解した上で書いています。


Osakajr240212
西日本旅客鉄道の連結決算
 「西日本旅客鉄道」は、2024年1月31日に「2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高1,632,500百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益160,000百万円(前年同期比90.5%増)と、売上高は過去最高の業績予想をしています。

 西日本旅客鉄道 決算短信(PDF:2024/01/31)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 上方修正!
 売上高1,585,000百万円、営業利益140,000百万円からの上方修正です。修正の理由は、国内外の乗降客の利用や個人消費の回復が堅調に推移しているためです。

西日本旅客鉄道の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月   1,229,137百万円   118,111百万円
1999年3月   1,205,078百万円   117,941百万円
2000年3月   1,191,009百万円   107,758百万円
-----------------------------------------
2001年3月   1,195,516百万円   111,877百万円
2002年3月   1,190,610百万円   117,649百万円
2003年3月   1,165,571百万円   122,636百万円
2004年3月   1,215,735百万円   126,930百万円
2005年3月   1,220,847百万円   133,100百万円
2006年3月   1,240,098百万円   135,218百万円
2007年3月   1,262,935百万円   135,341百万円
2008年3月   1,290,190百万円   137,413百万円
2009年3月   1,275,308百万円   122,519百万円
2010年3月   1,190,135百万円     76,530百万円
-----------------------------------------
2011年3月   1,213,506百万円     95,988百万円
2012年3月   1,287,679百万円   109,799百万円
2013年3月   1,298,913百万円   129,497百万円
2014年3月   1,331,019百万円   134,593百万円
2015年3月   1,350,336百万円   139,774百万円
2016年3月   1,451,300百万円   181,539百万円
2017年3月   1,441,411百万円   176,392百万円
2018年3月   1,500,445百万円   191,365百万円
2019年3月   1,529,308百万円   196,946百万円
2020年3月   1,508,201百万円   160,628百万円
-----------------------------------------
2021年3月      898,172百万円 △245,544百万円
2022年3月   1,031,103百万円 △119,091百万円
2023年3月   1,395,531百万円     83,970百万円

2024年3月予想
2024年3月   1,632,500百万円   160,000百万円(会)
2024年3月   1,637,950百万円   163,375百万円(コ)
 
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月11日時点の数値です。



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