京都駅の周辺エリア 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地) 「龍谷大学」がイノベーションハブ拠点「共創HUB京都」を整備!
-京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)-
「京都市」では、京都の玄関口であり、悠久の歴史と暮らしが今なお息づく京都駅の周辺エリアにおいて、「京都市立芸術大学・京都市立銅駝美術工芸高等学校(京都市立美術工芸高等学校に改称予定)」の移転・開校を控えて、「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンを創出する取組を進めています。
この京都市立芸術大学新キャンパスに隣接する約4,000㎡の市有地(将来活用地)を活用し、SDGsの理念の下、京都市民や企業と共に、京都の未来を創造し、日本・世界に発信する新たな拠点を生み出すプロジェクトを始動します。
● 龍谷大学の共創HUB京都
「学校法人龍谷大学」は、代表事業者の「大阪ガス都市開発」と「京都信用金庫」との3者で「共創HUB京都コンソーシアム」を組織し、2023年3月に京都市が公募した「京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用に係る公募」において、2023年9月に契約候補事業者に選定されました。
引用資料 龍谷大学(2023/11/30)
京都市立芸術大学新キャンパス隣接地の活用に係る基本協定を締結-京都に根差し未来を創造・発信するイノベーション龍谷大学」です。
今後は京都市と連携し、公募の対象地の強みを存分に活かした活用計画の策定を進め、2027年度中の竣工・運営開始を目指すとともに、文化と経済の好循環を実現すべく様々な連携施策の検討を進めていきます。
イノベーションハブ拠点「共創HUB京都」の主な機能(予定)です。
「将来活用地の位置図」です。正確な面積は、4,002.10㎡(仮換地地積)です。
「将来活用地」です。京都市立芸術大学「C地区」の南側に隣接する約4,000㎡の市有地です。
京都市立芸術大学の移転
「京都市立芸術大学」は、1880年に日本初の公立の絵画専門学校として創設された「京都府画学校」を起源とし、今日まで自由で独創的な研究を行うとともに、次世代の芸術文化を先導する創造的な人物を生み出し、国内外の芸術文化の発展に寄与してきました。
1980年には、それまで別々の地にあった美術学部と音楽学部を一つのキャンパスとして、洛西ニュータウン付近の京都市西京区大枝沓掛に移転し、教育研究活動に取り組んできました。
しかし、移転から歳月が経過する中で、立地条件や建物の耐震性、バリアフリーの問題など各種の課題が顕在化したことから、これらの課題を解消するため、京都市に対し、「崇仁地域への移転・整備に関する要望書」を提出しました。
これを受け、京都市では、芸術大学として一層飛躍するため、京都の玄関口・京都駅の東に位置する崇仁地域へ移転整備する方針を決定し、移転整備の基本的な方向性を明らかにする「京都市立芸術大学移転整備基本構想」が策定されました。
● 2023年10月1日に開校!
「京都市立銅駝美術工芸高等学校(旧:京都市立美術工芸高等学校)」が2023年4月に開校、「京都市立芸術大学」が2023年10月に開校しました。
2023年10月1日には「記念式典」が開かれました。京都市立芸大の生徒ら約1,000人は、10月2日から新しい校舎で授業を開始しました。移転の総事業費は約270億円です。
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