姫路市 JR山陽本線「英賀保駅」 「北改札口」と「自由通路」を整備する「JR山陽本線英賀保駅整備事業」 2025年春に供用開始予定!
-JR山陽本線英賀保駅整備事業-
JR英賀保駅は、神戸(三宮)まで新快速で50分と通勤可能なことから駅周辺は宅地需要が高いものの、北側は都市基盤が未整備なことから農地のミニ開発が見られ、このまま放置すると無秩序な“まち”となる恐れがあります。
また、地区周辺に存する県立姫路循環器病センターや県立姫路商業高校、荒川小学校等の公共施設へのアクセスとしての南北の重要路線である県道田寺今在家線は、幅員が狭小であるうえ、地区を南北に分断するJR山陽本線と交差する棚田踏切は市内でも有数の危険・渋滞個所であるためJR英賀保駅へのアクセスが良好でなく駅の機能を十分に活用できていません。
「英賀保駅周辺土地区画整理事業」により県道田寺今在家線の棚田踏切を立体交差とし、JR英賀保駅北側に交通広場、四ツ池線を築造し駅へのアクセスを高めるとともに、水路を整理強化することにより排水性の向上を図り、近隣公園、街区公園を設け良好な市街地の形成と快適な住環境の創出を図り、人にやさしく災害に強い街づくりを目的としています。
JR英賀保駅は、駅北側の土地区画整理事業により新たな住宅地に加え、「北駅前広場」が整備され、送迎車両や路線バスが乗り入れるなど、駅北側からの利用者が増加していますが、改札が南側にしかなく、北側からのアクセスの改善が課題となっています。
「北改札口」と「自由通路」を整備することにより、駅北側からのアクセス向上や南北経路のバリアフリー化など駅利用者等の利便性と安全性の向上を図ります。
● 英賀保駅の北改札口と自由通路整備!
「姫路市」と「JR西日本」は2021年11月29日に、JR山陽本線英賀保駅の北改札口と自由通路整備に着手することを発表しました。事業期間は2021年度~2025年度の予定です。
引用資料 姫路市・公式HP(更新日:2024/01/23)
JR山陽本線英賀保駅整備事業
JR山陽本線英賀保駅整備事業の概要
◆ 北改札口-橋上駅舎(鉄骨造:51㎡)、自動改札、2通路、券売機1台
◆ 自由通路-自由通路(鉄骨造:幅員4m、延長40m)、大型エレベーター×2基(南北に各1基、自転車搭載可能)
◆ コンセプト-「南北を結び、新たなまちと駅を結ぶ 自由通路」
◆ 事業期間-2021年度~2025年度予定
◆ 供用開始-2025年春予定
「完成イメージ(南側から)」です。
「配置図」です。北側からのアクセスを改善するため、「北改札口」と「自由通路」を整備します。南北経路のバリアフリー化なども併せて実施することで利便性と安全性の向上を図ります。自由通路は現在の駅舎と「跨線橋」の間に整備します。施工期間中は、跨線橋の南側が仮設のルートに変更となります(引用:JR西日本)。
現在の「駅構内図」です。現在は南側にしか改札口が無いため、JR線北側からのアクセスは「跨線橋(歩道橋)」を渡って南側の改札口を使用する必要があります(引用:姫路市)。
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