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2024年5月12日 (日)

「向日町競輪場」の余剰地にアリーナを建設 収容人員は8,000人以上 京都アリーナ(仮称)整備・運営等に係る公募型プロポーザルの開始!

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-京都アリーナ(仮称)-
 京都府では、向日町競輪場敷地(京都府向日市寺戸町西ノ段5番地他)において、屋内競技と自転車競技を合わせた京都府内スポーツ振興の拠点として屋内スポーツ施設(アリーナ)を整備することとしたところです。向日町競輪場の余剰地にアリーナを建設します。収容人員は8,000人以上とし、2028年度のオープンを目指す計画です。

 アリーナの整備・運営等に当たり、民間事業者のノウハウや創意工夫を最大限に引き出すため、公募型プロポーザルにより、事業手法等も含めた幅広い提案を受け付けて事業化を図っていきます。

● 公募型プロポーザルの実施について公告!
 京都府は、2024年5月2日に京都アリーナ(仮称)整備・運営等事業に係る公募型プロポーザルの実施について公告しました。また、募集要項等の資料を公表しました。

 京都府・公式ホームページ(2024/05/02)
 京都アリーナ(仮称)整備・運営等に係る公募型プロポーザルの開始について

 「メインアリーナ」は競技面を61m×48m以上とし、座席数は8,000席以上とします。「サブアリーナ」は競技面38m×20m以上で、200席程度の客席を設置します。整備費用は総額343億円(税込み)程度を見込みます。スケジュールは、設計・建設が2025年4月頃~2028年3月頃まの予定です。


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京都府立大学にアリーナ機能持つ体育館を建設
 京都市左京区の「京都府立大学」にアリーナ機能を持った体育館を建設する計画が進んでいます。大学スポーツの公式試合や国際大会を開催できる1万人規模の収容人数を想定し、民間事業者との連携も視野に入れて整備する方針です。

 現在の京都府立大体育館は1970年の建設で、耐震強度の不足や老朽化により建て替えが急務となっており、学生の授業は現在、半分ほどの広さの第二体育館をメインに使用しています。

 京都府の計画によると、新たな体育館は「京都府立医科大学」や「京都工芸繊維大学」と共同利用します。その上で、メインアリーナはバスケットコート3面分の広さを確保し、1万人程度の観客席を備えます。バスケコート2面分のサブアリーナや武道場、トレーニング室をします。

● 京都のアリーナの2案はどちらになるのか?
 「京都府立大学」の案に続いて、新たに向日市にある向日町競輪場の余剰地にアリーナを建設する案が出てきました。アリーナが2つ共に建設される事は無いのでどちらかになります。


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ジーライオンアリーナ神戸
 神戸港の新港第2突堤に2025年春に開業するアリーナについて、運営会社は2024年2月8日に、名称を「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」とすると発表しました。

 引用資料 GLIONグループ(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」新アリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に決定!株式会社One Bright KOBEと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結

 「ネーミングライツ(命名権)」を、自動車小売業などを手がける「ジーライオン(神戸市中央区)」が獲得しました。内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備します。また周辺にはテラス付きの飲食店などを開設する予定です。

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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万博記念公園駅前周辺地区活性化事業
 大阪府は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点」を実現するため、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体との間で、万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書を締結しました。

 2023年9月22日に「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」からリリースがあり、新しい「外観イメージパース」が公開されました。 

 引用資料 三菱商事都市開発(2023/09/22)
 「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」に関する大阪府との基本協定締結

 2025年6月末までに造成工事に着手し、2029年1月末までにアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、住宅棟の第Ⅰ期をオープンし、2037年3月末までにすべて開業する予定です。

アリーナ棟の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2029年01月末予定


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アリーナ・ホール等の整備(大阪城東部地区)
 
第6回大阪城東部地区まちづくり検討会では、1.5期開発の具体的な土地利用・基盤整備の方針を示す1.5期開発の開発方針について意見交換を行いました。

 大阪城の東側に広がる「大阪城東部地区」の街づくりで、大阪メトロが2028年春の完成を目指す「1.5期」事業としてB地区(2ha)に「収容人数1万人以上のアリーナ・ホール等の整備」が明記されました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/02/13)
 第6回大阪城東部地区まちづくり検討会

 大阪メトロのアリーナは近くにある「大阪城ホール」と連携し、差別化していきます。大阪城ホールより「もっと大きくする」方針です。多様なイベントに対応するために可動式観客席の導入も検討しています。2025年度以降に設計に着手する見通しです。

● 関西に先端設備を備えるアリーナが5カ所!
 現在関西には現役バリバリの「大阪城ホール」と老朽化が著しい「ワールド記念ホール」の2カ所のアリーナがあります。「ジーライオンアリーナ神戸」が完成すると「ワールド記念ホール」は実質的な役割は終えると思います。

 上記の施設がすべて完成すると、大阪府3カ所、兵庫県1カ所、京都府1カ所の合計5カ所の先端設備を備える第一線級のアリーナが稼働します。私はこのブログに「関西にアリーナを建設して欲しい!」と何度も書きましたが、関西の人口から考えると5カ所あれば需要を充分に賄えます。私の長年の夢が叶いそうです。



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