向日市 JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業 事業費約206億に増額、延床面積約47,750㎡、総戸数約340戸に規模拡大!
-JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業-
「JR向日町駅周辺地区市街地再開発準備組合」は、「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。「駅ビル棟」は、地上5階、「住宅棟」は、地上36階、最高高さ128.5m、総戸数約330戸です。最高高さ128.5mは、完成すると京都府で一番高い超高層ビルになります。
引用資料 向日市・公式ホームページ
JR向日町駅周辺のまちづくり
● 階数・延床面積・総戸数を拡大!
「JR向日町駅周辺地区市街地再開発組合」は、「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」の事業計画変更を向日市に申請しました。事業費を186億9000万円から206億3500万円に増額したほか、再開発ビルの延べ床面積を4万6300㎡から4万7750㎡に、住宅棟のフロア数を36階から38階に、総戸数を約330戸から約340戸に、それぞれ増加させています。組合は、変更の理由として物価高騰を挙げています。
建設津新新聞(2024/06/17)
事業費206億に増額/延べ床4.8万㎡、住宅340戸へ/JR向日町駅周辺再開発
2024年度中には権利変換計画認可と埋蔵文化財調査を予定しており、2025年度中の着工、2028年度中の完成を目指しています。事業では、再開発ビルとして分譲住宅棟と店舗、業務の機能を複合化した駅前ビルを建設するほか、東口駅前広場などを整備します。
JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-京都府向日市寺戸町久々相
◆ 交通-JR京都線「向日」駅直結
◆ 階数-(住宅棟)地上38階(地上36階から変更) 、地下0階 、(駅ビル棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部128.5m(高さの変更は無し)
◆ 敷地面積-約5,780㎡(約5,060㎡から変更)
◆ 建築面積-約2,600㎡(約2,700㎡から変更)
◆ 延床面積-約47,750㎡(約46,300㎡から変更)
◆ 容積対象面積-約34,310㎡(約32,500㎡から変更)
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(駅ビル棟)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、業務施設、店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約340戸(約330戸から変更)
◆ 建築主-JR向日町駅周辺地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-JR西日本不動産開発
◆ 特定業務代行者-大林組・大鉄工業JV
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 事業費-20,635百万円(18,690百万円から変更)
「JR向日町駅」です。
「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に「ニデック(旧:日本電産)」 の本社が一部見えます。
JR向日町駅
JR京都線の向日町駅自由通路整備・橋上化事業においては、駅東側エリアからのアクセス改善と駅の交通結節点としての機能強化ならびにサービスの向上を図るとともに、まちの活性化や駅周辺のにぎわい創出を目指して、2022年2月に向日市とJR西日本間で協定を締結のうえ事業を進めています。
引用資料 JR西日本(PDF:2022/12/16)
JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業の概要について
2022年11月より支障移転工事の着手、2024年1月に本体工事の着手、2025年度夏頃に橋上駅舎の一部供用開始、2026度冬頃に東口開設・橋上駅舎の完成予定です。
「整備計画概要図」です。2025年夏頃に一部供用開始予定、2026年冬頃に全面供用開始予定です(引用:JR西日本)。
設備の概要
(1)自由通路
◆ 通路-幅員5m、延長約60mの歩行者専用通路
◆ 西口-エレベーター1基、階段(幅員2m)、エスカレーター(昇り降り各1基)
◆ 東口-別途市街地再開発事業で整備予定
(2)橋上駅舎
◆ エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター2基(各ホーム昇り1基)
◆ 階段2箇所(各ホーム1箇所、幅員1.8m)
◆ 自動改札×4通路
◆ 券売機×3台
◆ 旅客トイレ
◆ 店舗(計画中)
「工事スケジュール」です。
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