泉北高速鉄道 大阪府茨木市に約18.3万㎡のマルチ型物流施設「(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟」 「中間層免震構造」の採用は、大型物流施設では全国で初!
-(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟-
南海電鉄グループの「泉北高速鉄道」は、大阪府茨木市で延床面積約183,000㎡のマルチテナント型物流施設「(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟」を、2024年6月12日に着工しました。
引用資料 泉北高速鉄道(PDF:2024/05/22)
~ 北大阪流通センター再開発 第3弾 ~ (仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟の建設着工
「(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟」は、「北大阪トラックターミナル1号棟」、「大阪府食品流通センターE棟」に続く、北大阪流通センター再開発の第3弾となる基幹施設で、2026年3月の竣工を目指しています。
建物は、地上6階、延床面積約183,000㎡のダブルランプウェイ式です。幹線輸送を行うトラックターミナル(1階)と、配送、保管、流通加工等の役割を担う配送センター(2階~6階)が一体となった複合物流施設として、迅速かつ効率的な物流を実現します。
「BCP(事業継続計画)」の面では、1階を耐震構造、2階以上を免震構造とする「中間層免震構造」を採用します。車両の出入りが頻繁なトラックターミナル部分を耐震構造とすることで、免震構造で必要な床面のエキスパンションジョイントをなくし、スムーズな車両の通行を可能にします。
2階以上の配送センター部分は、震災時でも荷崩れ等が起こりにくくするため、免震構造を採用します。「中間層免震構造」の採用は、大型のマルチテナント型物流施設では全国で初の事例となります。
(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟の概要
◆ 所在地-大阪府茨木市宮島2(北大阪トラックターミナル内)
◆ 交通-近畿自動車道「摂津北IC」から1.2km
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 延床面積-183,000㎡
◆ 地震対策-中間層免震構造(1階と2階の間に免震層を配置)
◆ 着工-2024年06月12日
◆ 竣工-2026年03月予定
中間層免震構造(1階と2階の間の黒い部分が免震層)
地震対策として、「中間層免震構造(1階と2階の間に免震層を配置)」を採用します。「中間層免震構造」の採用は、大型のマルチテナント型物流施設では全国で初の事例となります。
1階が「耐震構造」、2階以上が「免震構造」となります。車両の出入りが頻繁なトラックターミナル部分を耐震構造とすることで、免震構造で必要な床面のエキスパンションジョイントをなくし、スムーズな車両の通行を可能にします。
「北大阪トラックターミナル拡大図」です。
「北大阪トラックターミナル位置図」です。
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