万博記念公園に最大収容人数18,000人の大規模アリーナを建設 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業 実施協定書の締結、各棟の概要が判明!
-万博記念公園駅前周辺地区活性化事業-
「大阪府」は2019年9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。
大阪府は、「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」を公募し、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体を事業予定者に決定しました。最大18,000人を収容するアリーナを中心に、「商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅」を整備します。
大阪府は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点」を実現するため、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体との間で、万博記念公園駅前周辺地区に関する基本協定書を締結しました。
引用資料 三菱商事都市開発(2023/09/22)
「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」に関する大阪府との基本協定締結
2025年6月末までに造成工事に着手し、2029年1月末までにアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、住宅棟の第Ⅰ期をオープンし、2037年3月末までにすべて開業する予定です。
● 実施協定書の締結!
「大阪府」は、「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点づくり」を実現するため、「三菱商事都市開発株式会社、Anschutz Entertainment Group, Inc.、関電不動産開発株式会社 共同企業体」との間で、万博記念公園駅前周辺地区活性化事業に関する実施協定書を2024年7月31日に締結しました。
引用資料 大阪府公式ホームページ
万博記念公園駅前周辺地区の活性化
1期事業では「アリーナ棟」の他に、「住宅棟」、「商業・カジュアルホテル棟」を整備します。2期以降では、「住宅棟」×2、「オフィス棟」、「ホテル・オフィス棟」 を整備します。
アリーナ棟の概要(1期事業)
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約34m
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2029年01月末予定
1期事業(アリーナ棟以外)
◆ 住宅棟-地上15階、地下0階、高さ約45m、総戸数588戸
◆ 商業・カジュアルホテル棟-地上11階、地下2階、高さ約45m
2期以降
◆ 住宅棟-地上10階、地下0階、高さ約31m、総戸数327戸
◆ 住宅棟-地上14階、地下0階、高さ約45m、総戸数236戸
◆ オフィス棟-地上9階、地下1階、高さ約45m
◆ ホテル・オフィス棟-地10階、地下1階、高さ約45m
「イメージパース(アリーナ棟)」です。
「最新の平面図及び本事業における予定各期プロジェクト及び使途」です。
「街区図」です。「物件番号1」が地積約103,650㎡、「物件番号2」が地積約25,000㎡、「物件番号3」が地積約13,200㎡、「物件番号4」が地積約9,690㎡となっています。
「貸付物件内に現存する建物及び施設」です。
「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」の建設予定地です。
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