「The Kitahama」以来の高さ200m超の超高層タワーマンション 高さ約205m、延床面積約129,000㎡の「(仮称)中之島五丁目3番地計画」
-中之島五丁目地区土地区画整理事業-
「中之島五丁目地区」は、古くから大阪の経済・文化・行政の諸活動の中心であり、多様な文化機能、国際的な交流機能、商業機能、滞在機能などの都心機能の充実・強化をめざして開発・整備が進められている中之島の一角にあり、都市再生特別措置法に基づく「中之島周辺地域 特定都市再生緊急整備地域」としても位置付けられています。
京阪中之島線の整備やなにわ筋線新駅の計画による交通利便性の向上やウォーターフロントの立地特性を活かして、低未利用地の土地利用転換等により、中枢業務機能の充実や質の高い都市空間の創出を図ることを目的とします。
また、地区南側に位置する市道中之島線(南岸道路 幅員10m)及び都市計画道路中之島歩行者専用道2号線(幅員6m~8m)の整備を「中之島五丁目地区土地区画整理事業」の整備に併せて行います。
● (仮称)中之島五丁目3番地計画
「大阪市」では、大阪市環境影響評価条例に基づき、(仮称)中之島五丁目3番地計画環境影響評価方法書及び要約書の写しを2024年8月30日(金)~9月30日(月)まで大阪市環境局環境管理部ほかで縦覧に供し、併せて意見書の受付を2024年10月15日(火)まで行います。
引用資料 大阪市・公式HP(2024/08/28)
報道発表資料 (仮称)中之島五丁目3番地計画環境影響評価方法書等の縦覧及び意見書の受付について
計画名は「(仮称)中之島五丁目3番地計画」、所在地は大阪市北区中之島五丁目3です。「関電不動産開発、エヌ・ティ・ティ都市開発、住友商事」により、高さ約205m、延床面積約129,000㎡の大規模超高層タワーマンションが建設されます。
ちなみに、「大阪国際(伊丹)空港高さ制限回答システム」によると高さの制限高(海抜高)約206mとなっています。国土地理院のウェブ地図「地理院地図」で調べると海抜高は約1mです。約206m-約1m=高さ約205mの超高層ビルが建設可能です。高さ約205mは航空法での高さ制限ギリギリの高さです。
大阪市内で高さ200m超の超高層タワーマンションが建設されるのは、 2009年3月26日に竣工した「The Kitahama(北浜タワー)」以来です。「The Kitahama(北浜タワー)」は、地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ209.35m、延床面積79,605.68㎡、総戸数465戸です。
「位置図」です。
「中之島五丁目土地区画整理事業」の様子です。この奥が「(仮称)中之島五丁目3番地計画」の予定地です。
「(仮称)中之島五丁目3番地計画」の南側は、道路と「土佐堀川」のため将来的にも眺望は安泰です。
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