千里中央地区 「旧オトカリテ敷地」の再整備! & 「千里阪急百貨店・千里セルシー敷地」と「千里阪急ホテル敷地」の一体的な再開発!
-千里中央地区活性化基本計画-
「豊中市」の千里中央の中核施設である複合商業施設「千里セルシー」は、万博後の1972年11月15日にオープンしました。ローマの「コロッセオ」を模したデザインとなっており、セルシー広場では週末や休日を中心に、アイドルや歌手によるコンサートなどのイベントがたびたび行われていました。
豊中市によると、「震度6強から7の地震で倒壊、または崩壊する危険性が高い」とされました。2018年2月28日に、「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、阪急阪神百貨店の「千里阪急」と大型商業施設の「セルシー」の2つの商業施設を一体的に再開発し、延べ床面積10万㎡級の施設を建設すると発表しました。
2018年度末に策定された「千里中央地区活性化基本計画」に基づき官民協働のもと進めてきた、千里阪急百貨店、セルシー、ピーコックストア、第一立体駐車場を施工区域とした「千里中央地区 東町中央ゾーン」の再整備において、計画の進捗状況を告知するため、2022年2月22日に「千里中央地区 東町中央ゾーン再整備事業の検討概要」を公表しました。
● 旧オトカリテ敷地の再整備!
「イオンモール」は、「豊中市、エイチ・ツー・オー リテイリング、阪急阪神不動産」と連携・協力しながら、千里中央地区に所有する敷地(旧オトカリテ敷地)及び道路上空の再整備を検討します。オフィス、ホテル、医療モールを組み合わせた複合施設になる予定です。このニュースは初耳だったので私にとってはビッグサプライズでした。
引用資料 イオンモール(PDF:2024/08/29)
千里中央地区における旧オトカリテ敷地の再整備について
商業施設「オトカリテ千里中央専門店」および「ピーコックストア千里中央店」は、建物の老朽化に伴い、2023年4月30日をもって閉館となり、建物は解体されました。ちなみに「大丸ピーコック」は、2013年4月にイオングループに売却されています。
● 千里阪急百貨店・千里セルシー敷地の一体的な再開発!
「阪急阪神不動産」は2024年8月29日に、「エイチ・ツー・オーリテイリング」と協同し、「千里中央地区再整備計画」を推進していくと発表しました。
引用資料 阪急阪神不動産(2024/08/29)
千里中央地区(大阪府豊中市新千里東町)における千里阪急百貨店・千里セルシー敷地と千里阪急ホテル敷地の一体的な再開発について
「千里阪急百貨店・千里セルシー敷地」において、両敷地間の廃道と新設されるバス・タクシー乗り場の上空利用による大街区化を実施して、「千里阪急百貨店」が入居する延床面積10万㎡級の大規模商業施設を新設します。
「千里阪急ホテル敷地」では、隣接する千里東町公園と連携したにぎわい・交流機能を導入します。セルシー広場を継承するにぎわい広場の整備・運営や、「千里中央」駅から千里東町公園につながる歩行者ネットワークのバリアフリー化などを行います。
「計画と機能配置のイメージ」です(引用:イオンモール)。
「大規模商業施設の外観」です(引用:阪急阪神不動産)。
「(千里阪急ホテル敷地周辺)大規模商業施設と賑わい広場」です。「千里阪急ホテル」は2025年度末に営業終了予定です(引用:阪急阪神不動産)。
「位置図」と「大街区化の拡大図」です(引用:阪急阪神不動産)。
「本計画地所在の建物の概要」です(引用:阪急阪神不動産)。
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