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2024年9月 4日 (水)

京セラ 長崎県諫早市に新たな生産拠点となる「長崎諫早工場」を建設 ファインセラミック部品・半導体パッケージなどを生産 投資金額約680億円!

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-京セラ-

 「京セラ」は、京都市伏見区に本社を置く「電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品」などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーです。

 1959年4月1日に「故・稲盛和夫氏」が京都市中京区西ノ京原町でファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク」として設立しました。1982年10月1日に「京セラ」へ商号変更しています。

 「故・稲盛和夫氏」は、鹿児島県鹿児島市で生まれです。大学は「鹿児島県立大学(現:鹿児島大学)」の工学部を卒業しています。そのため鹿児島県には、「鹿児島川内工場、鹿児島隼人工場、鹿児島国分工場、ものづくり研究所(鹿児島国分工場内)」など、「京セラ」の拠点がたくさんあります。

● 京セラ株式会社 長崎諫早工場
 「京セラ」は、2024年8月28日(水)に、新たな生産拠点となる「長崎諫早工場(長崎県諫早市)」の建設開始にあたり、地鎮祭を執り行いました。

 引用資料 京セラ(2024/08/28)
 新拠点・京セラ長崎諫早工場の建設開始に伴う地鎮祭を実施

 「京セラ」は、国内外の既存工場での積極的な増産投資を進める一方で、既存工場のみでは、さらなる成長発展が困難であるとの判断から、2023年4月に長崎県ならびに諫早市と立地協定を締結し、用地1区画(約57,000㎡)を2023年12月に、残りの1区画(約93,000㎡)を2024年6月に取得しました。

 現在、エレクトロニクス業界では、スマートフォンなどの通信端末や半導体関連機器の小型化・高機能化、5Gや生成AIの普及に伴う基地局やデータセンターの増設、また、自動車のADAS(先進運転支援システム)やEV技術の高度化など、様々な分野において、今後も高い部品需要の伸びが見込まれています。

 新工場では、これらの需要に対応するため、半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品や半導体パッケージなど、順次生産を行っていく計画で、2026年度の拠点開設を目指します。

京セラ株式会社 長崎諫早工場の概要
◆ 所在地-長崎県諫早市小栗地区 南諫早産業団地内
◆ 階数-地上6階、地下0階(第1工場)
◆ 敷地面積-約150,000㎡
◆ 建築面積-約14,959㎡(第1工場)
◆ 延床面積-約80,799㎡(第1工場)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 製品品目-ファインセラミック部品、半導体パッケージなど  
◆ 着工-2024年08月28日(第1工場の地鎮祭)、2024年09月(第1工場の着工)
◆ 操業-2026年度拠点開設(第1工場)
◆ 投資金額-約680億円(2028年度までの計画)


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「南諫早産業団地」です。

 引用資料 諫早市・公式ホームページ
 産業団地のご案内


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「南諫早産業団地」です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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京セラの本社

 「京セラ」の本社は、京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。

京セラの連結決算(売上高/営業利益)

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1998年3月       752,312百万円     95,513百万円
1999年3月       725,326百万円     55,770百万円
2000年3月       812,626百万円     92,151百万円
-----------------------------------------
2001年3月    1,285,053百万円    207,200百万円
2002年3月    1,034,574百万円     51,561百万円
2003年3月    1,069,770百万円     83,388百万円
2004年3月    1,140,814百万円    108,962百万円
2005年3月    1,180,655百万円    100,968百万円
2006年3月    1,181,489百万円    103,207百万円
2007年3月    1,283,897百万円    135,102百万円
2008年3月    1,290,436百万円    152,420百万円
2009年3月    1,128,586百万円     43,419百万円
2010年3月    1,073,805百万円     63,860百万円
-----------------------------------------
2011年3月    1,266,924百万円    155,924百万円
2012年3月    1,190,870百万円     97,675百万円
2013年3月    1,280,054百万円     76,926百万円
2014年3月    1,447,369百万円    120,582百万円
2015年3月    1,526,536百万円     93,428百万円
2016年3月    1,479,627百万円     92,656百万円
2017年3月    1,422,754百万円    104,542百万円
2018年3月    1,577,039百万円     95,575百万円
2019年3月    1,623,710百万円     94,823百万円
2020年3月    1,599,053百万円    100,193百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,526,897百万円     70,644百万円
2022年3月    1,838,938百万円   148,910百万円
2023年3月    2,025,332百万円   128,517百万円
2024年3月    2,004,221百万円     92,923百万円

2025年3月期予想
2025年3月    2,050,000百万円   110,000百万円(会)
2025年3月    2,062,556百万円   113,703百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年9月4日時点の数値です。



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