インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2024年8月度 阪急梅田本店が前年同月比15.5%増、高島屋大阪店が前年同月比8.9%増、大丸心斎橋店が前年同月比6.3%増
-阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店-
「吉野家」が、ダチョウ肉使用の「オーストリッチ丼」を限定販売しています。ちょっと高かったですが、早速食べて見ましたが美味しかったです。「ダチョウ」と言えば、「アホ」な事がすっかり定着しています。愛すべきアホですね(笑)。アホな事が知れ渡った原因は「オールマイティ・ラボ」のYouTubeがバズったためだと思います。今では類似の動画が溢れています。
YouTube オールマイティ・ラボ
ダチョウの頭が悪すぎる
本題に戻って、大阪市内の百貨店はインバウンドで沸騰しています。しかし、大阪市内の全百貨店がインバウンドの恩恵を受けている訳では無く、主に3店舗「阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店」が恩恵を受けています。
2024年9月2日に発表された2024年8月の売上高(速報値)は、「阪急梅田本店」が前年同月比15.5%増、「高島屋大阪店」が前年同月比8.9%増、「大丸心斎橋店」が前年同月比6.3%増でした。6月までの驚異的な伸びは終わっています。
● 今年後半に入って伸び率が急速に失速
今年前半の前年同月比の伸び率が異常だったとも思いますが、今年後半に入って伸び率が急速に失速している原因はなんでしょうか? 分母が大きくなると伸び率は下がりますが、それにしても急激に下がり過ぎです。ドル円相場? 南海トラフ地震の臨時情報の影響? ただ、日本全国の店舗を見ても大阪市内で特にに顕著に表れています。考えられるのが大阪市内の百貨店のインバウンド需要の伸びの停滞です。
阪急梅田本店
2024年8月の売上高(速報値)は、前年同月比15.5%増でした。ちなみにライバルの「伊勢丹新宿本店」店頭の2024年8月の売上高(速報値)は、前年同月比28.4%増です。大きく差をつけられてしまいました。
エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2024/09/02)
2024年8月度売上速報
2025年3月期売上高(前年同月比)
◆ 2024年08月売上高-前年同月比15.5%増(速報値)
◆ 2024年07月売上高-前年同月比21.3%増(速報値)
◆ 2024年06月売上高-前年同月比35.7%増(速報値)
◆ 2024年05月売上高-前年同月比46.1%増(確定値)
◆ 2024年04月売上高-前年同月比29.6%増(確定値)
過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-314,028百万円(前年比20.3%増)
*メンズ館含む
◆ 2005年度売上高-182,650百万円
*イングス館含む
◆ 1989年度売上高-229,558百万円
高島屋大阪店
2024年8月の売上高(速報値)は、前年同月比8.9%増でした。前年同月比の伸びが2024年5月は42.8%増でしたが、遂に伸びが10%を切りました。
高島屋(PDF:2024/09/02)
2024年8月度 店頭売上速報
2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2024年08月売上高-前年同月比8.9%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比13.7%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比25.9%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比42.8%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比40.8%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比36.2%増
過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-159,152百万円(前年比20.6%増)
◆ 2005年度売上高-162,967百万円
*堺店、和歌山店含む
◆ 1989年度売上高-207,365百万円
大丸心斎橋店
2024年8月の売上高(速報値)は、前年同月比6.3%増でした。前年同月比の伸びが2024年5月は54.1%増でしたが、遂に伸びが10%を切りました。ちなみに上半期(3月~8月)の伸びは30.9%です。
J.フロント リテイリング(PDF:2024/09/02)
2024年8月度百貨店事業売上速報
2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2024年08月売上高-前年同月比6.3%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比18.3%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比33.6%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比54.1%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比37.0%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比42.7%増
過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円
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