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2024年9月22日 (日)

基準地価(2024年7月1日時点)発表 西日本No1は「グランフロント大阪南館(1㎡あたり2,390万円)」、No2は「デカ戎橋ビル(1㎡あたり2,240万円)」

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-基準地価-
 この歳になるとテレビアニメを見る事はあまり無くなりますが、「しかののこのここしたんたん」は全話見てしまいました。舞台は東京都日野市ですが、「奈良公園の鹿」を思いっきりリスペクトしおり、「奈良の鹿愛護会」と「奈良県」、それに鹿せんべいの製造元である「武田俊男商店」も協力していました。

 ストーリーが無茶苦茶なギャグアニメですが、登場する女子高生は全員クセが強くてハチャメチャでしたが、可愛かったです。私の推しは「馬車芽めめ(ばしゃめめめ)」で癒されました(笑)。

 本題に戻って、「国土交通省」は、9月17日に土地取引の目安となる全国の2024年の基準地価(7月1日時点)を発表しました。商業地で最も地価が高かったのは、19年連続で東京・銀座の「明治屋銀座ビル」で、1㎡あたり4,210万円でした。大阪圏の最高地価は、5年連続で「グランフロント大阪南館」で1㎡あたり2,390万円、名古屋圏の最高地価は9年連続で「大名古屋ビルヂング」で1㎡あたり1,960万円となりました。

全国基準地価ランキング(2024年7月1日時点)(カッコは前年比)
(01)東京都中央区銀座二丁目2番19外-4,210万円 (5.0%)
(02)東京都中央区銀座六丁目4番13外-3,000万円(4.2%)
(03)東京都港区北青山三丁目33番2-2,900万円(4.3%)
(04)東京都千代田区丸の内三丁目2番外-2,700万円(0.7%)
(05)東京都千代田区大手町一丁目5番39外-2,570万円(0.8%)
(06)大阪府大阪市北区大深町207番外-2,390万円(3.9%)
(07)大阪府大阪市中央区宗右衛門町46番1外-2,240万円(14.9%)
(08)東京都新宿区西新宿一丁目18番2-2,140万円(5.4%)
(09)愛知県名古屋市中村区名駅三丁目2701番外-1,960万円(2.1%)
(10)東京都新宿区新宿三丁目5番2外-1,940万円(5.4%)


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西日本No1 グランフロント大阪南館
 商業地の地価が大阪市内1位の大阪府大阪市北区大深町207番外(大深町4-20)の「グランフロント大阪南館」です。1㎡あたり2,390万円で、前年の2,300万円から3.9%上昇しています。ちなみにコロナ禍前の2019年は2,170万円でした。

 大阪市の商業地の地価のピークは1990年と1991年の3,600万円でした。場所は、「ナビオ阪急(現:HEPナビオ)」でした。あの頃は、JR線よりも北側には「阪急三番街」や「阪急17番街」くらいしか大きな商業施設がありませんでした。

 JR線よりも北側は、2001年11月22日に「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」がオープンしてから激変が始まります。今ではJR線よりも北側が梅田の中心になりました。


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西日本No2 デカ戎橋ビル(旧:住友商事心斎橋ビル)
 商業地の地価が大阪市内2位の大阪府大阪市中央区宗右衛門町46番1外(宗右衛門町7-2)の「デカ戎橋ビル(旧:住友商事心斎橋ビル)」です。写真左側の「H&M戎橋店」が入っているビルです。

 1㎡あたり2,240万円で、前年の1,950万円から14.9%上昇しています。ちなみにコロナ禍前の2019年は大阪市内1位の2,440万円でした。前年比から考えると2025年はミナミがキタを再び逆転する可能性があります。

 「デカ戎橋ビル」は、「キリンプラザ大阪」の跡地に建設されました。「住友商事」が2019年4月に「クリサス・リテール・トラスト」から取得し「住友商事心斎橋ビル」となっていました。2021年4月に、住友商事からドイツの「デカ銀行」傘下のデカ・イモビリエンが取得して名称を「デカ戎橋ビル」に変更しています。


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西日本No3 大名古屋ビルヂング
 商業地の地価が名古屋市内1位の愛知県名古屋市中村区名駅三丁目2701番外(名駅三丁目28番12号)の「大名古屋ビルヂング」です。1㎡あたり1,960万円で、前年の1,920万円から2.1%上昇しています。ちなみにコロナ禍前の2019年は1,750万円でした。



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