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2024年9月15日 (日)

関西学術研究都市 「CyrusOne(サイラスワン)」と「関西電力」の共同出資 「関西電力サイラスワン」がハイパースケールデータセンターを建設!

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-関西学術研究都市-

 「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」や「千葉ニュータウン」は、長期停滞が続いていましたが、近年は企業進出が相次いでいます。両地区共に地盤が強固、丘陵地で浸水の心配が無い、都心からのアクセスが良好という強味があります。

 「関西文化学術研究都市」には、「三菱UFJ銀行 関西ビジネスセンター」や「日本郵政 事務センター」が進出、千葉ニュータウン」は、「データセンター」の建設が相次ぎデータセンター銀座となっています。

● 関西電力サイラスワンOSK1
 「CyrusOne(サイラスワン)」と「関西電力」がそれぞれの50%ずつ出資して設立した「関西電力サイラスワン」は現在、ハイパースケールデータセンター事業の第1号案件として、京都府精華町での事業開発を進めています。

 引用資料 関西電力(PDF:2024/09/12)
 京都府精華町でのHSDC事業1号案件の計画について
 
 第1号案件については、2027年度中の営業開始を目指し、2024年9月から土地造成工事を開始、2025年後半には建設工事に着工予定です。第1号案件の総受電容量は70MW、IT容量は48MWを計画しています。

 関西電力サイラスワンは、事業を通じ、精華町を中心としたけいはんなエリアの経済的発展や活性化、ひいては広く社会の発展に貢献していきます。現在、後続案件についても、建設予定地の取得に向けて推進しています。関西電力サイラスワンは引き続き、今後10年程度で総受電容量900MWの事業規模を目指し、事業開発に取り組んでいきます。

関西電力サイラスワンOSK1の概要
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町光台二丁目2-7
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-約19,693㎡
◆ 延床面積-約38,777㎡
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-研究所
◆ 施設概要-総受電容量70MW(IT容量48MW)、8MWデータホール×6基
◆ 建築主-関西電力サイラスワン
◆ 土地造成工事-2024年09月
◆ 着工-2025年後半予定
◆ 運用開始-2027年度中予定


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「関西電力サイラスワンOSK1」の建設予定地の「京都府相楽郡精華町光台二丁目」です。下記の「京阪奈データセンター(仮称)」の建設現場も「京都府相楽郡精華町光台二丁目」です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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京阪奈データセンター(仮称)
 
「NTT(日本電信電話)」は、「NTTグローバルデータセンター」を通じ、総額約400億円を投じて京都府内に「京阪奈データセンター(仮称)」を建設します。なお、京阪奈データセンター(仮称)において、NTTコミュニケーションズが2025年度下半期よりサービスを開始する予定です。

 引用資料 日本電信電話(2022/09/29)
 関西圏における新データセンターの建設について

 大阪を中心とした関西圏は、データセンター事業としては、アジア・パシフィック最大規模である首都圏に次いで急速に成長している市場です。企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)が進む中、IoTやソフトウェアの開発検証の拠点の拡大や、XaaS等の事業者のサービス拠点の設置など、地元企業だけでなく、国内外企業から幅広い需要があります。

 さらに、グローバルで大規模クラウドビジネスなどを展開するハイパースケーラーからも、中部・西日本の顧客を対象としたビジネスを拡大する上で、関西圏へのサービス拠点の拡大が求められています。

 これらの需要の高まりにより、関西圏の市場規模は2026年に電力容量で約500MWにまで拡大する見込みです。これらの需要に応じるため、NTT GDCは、京都府内に本データセンターを新設し、NTT Comがデータセンター関連サービスを提供する予定です。

京阪奈データセンター(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)京阪奈ビル増築工事
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町光台二丁目4
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-28.34m
◆ 敷地面積-(施設全体)72,525.28㎡
◆ 建築面積-(施設全体)18,356.57㎡、(データセンター)9,182.77㎡
◆ 延床面積-(施設全体)65,789.52㎡、(データセンター)28,894.75㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-研究所
◆ 建築主-NTTグローバルセンター
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2024年01月中旬
◆ 運用開始-2025年下半期予定



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