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2024年10月

2024年10月31日 (木)

大阪ステーションシティ JR大阪駅西口に2024年12月から順次開業「エキマルシェ大阪UMEST(ウメスト)」 2024年10月22日の建設状況

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-エキマルシェ大阪UMEST(ウメスト)-

 「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」は、2024年12月から順次、JR線高架下のJR大阪駅西口にエキマルシェブランドの新商業施設を開業します。

 引用資料 JR西日本(2024/08/28)
 【(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネット】大阪駅の西口エリアに新商業施設を開業!エキマルシェ大阪 UMEST(ウメスト)開業のお知らせ

 「誰もが毎日楽しめる日々の生活を応援するこだわりのお店」と「食とエンタメを通じて世代や国籍を超えたコミュニケーションが生まれるお店」をコンセプトとして7店舗が新規出店します。一部22時以降の深夜帯においても営業する飲食店舗があります。

 施設名称は、2021年1月に閉館した「梅三小路」の名を受け継ぎ、梅田の西側に位置することから、UMEDA(梅田)とWEST(西)を合わせた造語で表現した「エキマルシェ大阪UMEST(ウメスト)」と名付け、大阪駅西口エリアの賑わいを象徴する施設を目指します。


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「エキマルシェ大阪UMEST(ウメスト)」の施設概要です。店舗数は8店舗(新規7店舗+営業中のセブン‐イレブン ハートイン1店舗)です。「改札外3舗」は2024年12月中旬に開業予定、「高架下4店舗」は2025年2月下旬に開業予定です。


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JR大阪駅西口の高架下の2024年10月22日の建設状況です。


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南端には、営業中の「セブンイレブンハートインJR大阪駅西店」があります。


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「高架下4店舗」の建設現場です。2025年2月下旬に開業予定です。


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更に北側です。


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北端部分です。


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「改札外3舗」の建設現場です。2024年12月中旬に開業予定です。


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大阪駅西高架エリア開発

 「大阪駅西高架エリア」は。最終的にはこのようになります。延床面積約7,000㎡、店舗面積約3,000㎡になりますが、「エキマルシェ大阪UMEST(ウメスト)」の名称は継承すると思われます。

 引用資料 JR西日本
 大阪駅西高架エリア開発 大阪駅新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発など

 西口改札辺には、多様なニーズに対応する商業ゾーンを展開し、快適で魅力あふれる駅空間を創出します。あわせて、高架下にバスターミナルを新設し、大阪駅の交通結節機能のさらなる強化を図ります。



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2024年10月30日 (水)

大阪ステーションシティ JR大阪駅中央南口の駅前広場 「アスファルト」の舗装が始まる バス停の整備? 2024年10月22日の建設状況 

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-JR大阪駅中央南口の駅前広場-

 「サウスゲートビルディング」の南側のJR大阪駅中央南口の駅前広場は、10年以上いろいろな工事が続いていました。正にプチサグラダ・ファミリア状態でした。路面の美装化工事が終わり、新たに「アスファルト」の舗装が始まりました。駅前広場の整備が最終段階を迎えています。


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約1か月前の2024年9月18日の建設状況です。


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JR大阪駅中央南口の駅前広場の2024年10月22日の建設状況です。「アスファルト舗装」が始まっています。


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アスファルト舗装に必要な「三種の神器」です。左側から「アスファルトフィニッシャー、タイヤローラー、 ロードローラー」です。


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西側です。


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美装化されたJR大阪駅中央南口の駅前広場です。


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「アスファルト舗装」が行われています。


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「舗装」は何層かに分けて行われます。


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道路との境界である「境界ブロック」が設置されているので「アスファルト舗装」が行われている部分は道路の拡幅ではありません。「バス停」が整備されると思われます。


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手前から「ロードローラー、タイヤローラー、アスファルトフィニッシャー」です。


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「境界ブロック」です。


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「アスファルト舗装」を行うために「油圧ショベル」で既存の路面を撤去しています。



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2024年10月29日 (火)

「大阪市道九条梅田線」の改修工事 & 「イノゲート大阪」の北側の歩道の電線類地中化 2024年10月22日の建設状況

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-大阪市道九条梅田線-

 「衆議院選挙」の議席がすべて決定しました。与党(自民・公明)が過半数割れしました。まあ今の「自由民主党」の体たらくを見ていたら仕方が無いと思います。たた、この結果が3年前の2021年10月31日の「衆議院選挙」でなくて本当に良かったと思います。

 もし、3年前の「衆議院選挙」で与党(自民・公明)が過半数割れしていたら「大阪IR(大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業)」を政府が認定する事は絶対に無かったと思います。

 「大阪IR」は、2024年10月15日から準備工事が始まりました。ここまで進んだ状態で中止に追い込むと「MGMリゾーツ・インターナショナル」の本社があるアメリカとの外交問題に発展する可能性すらあります。

 アイドルやアーティストの用語に「推しは推せる時に推せ!」というのがあります。「自分の好きなアイドルやアーティストなどは活動している今のうちに全力を持って推すべきだ!」という意味です。今の状態がいつまでも続くわけではないという戒めですが、プロジェクトも同じで「プロジェクトは推せる時に推せ!」です。今回これを痛感しました。

 本題に戻って、「イノゲート大阪」と「グラングリーン大阪 南館」の間に「大阪市道九条梅田線」が走っていますが、「大阪市道九条梅田線」の改修工事が行われています。また、「イノゲート大阪」北側の歩道の「無電柱化(電線類地中化)」も行われています。


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「大阪市道九条梅田線」の中央分離帯あたりで工事が行われています。


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「大阪市道九条梅田線」の改修工事の様子です。


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「大阪市道九条梅田線」の改修工事の様子です。


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「イノゲート大阪」北側の歩道の美装化の様子です。歩道の美装化は完了していますが、「無電柱化(電線類地中化)」はまだ終わっていません。


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美装化された歩道の中央に電柱が残っています。いつも思うのですが、どうして同時に施工を行わないのでしょうか? どう見ても「二度手間」ですよね。行政手続きとかいろいろあると思いますが、非効率の典型だと思います。


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「イノゲート大阪」の1階です。この部分には「水の路」という名称が冠されています。

● 水の路
 「かつて栄えた水運のように、複数の動線が結ばれ、人の往来や出会いが生まれる空間。」となっています。


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「大阪ステ-ションシティ駐車場」北側の歩道の美装化の様子です。


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「グランフロント大阪」西側の「大阪市道九条梅田線」の歩道が物凄く広くなりました。イチョウ並木の成長が楽しみです。


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「グランフロント大阪」西側の「大阪市道九条梅田線」の中央分離帯が姿を現しています。



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2024年10月28日 (月)

大阪ステーションシティ JR大阪駅(うめきたエリア)地上部「うめきたグリーンプレイス」 2024年10月22日の建設状況

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-うめきたグリーンプレイス-
 
「JR西日本」は、大阪駅直結のショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」について、駅前広場の一部を2024年12月12日に供用開始、2025年3月に全面開業すると発表しました。出店予定の20店舗も公開しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/10/18)
 大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 「うめきたグリーンプレイス」開業時期、出店店舗のお知らせ ~2024年12月12日駅前広場一部供用開始、2025年3月全面開業~

 「うめきたグリーンプレイス」は、商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキなどで構成され、概要は、地上3階、店舗面積約3,750㎡、店舗数は20店舗です。物販、食物販、飲食、フードコートなどを展開します。

 2024年12月12日から利用可能となる施設は、タクシー乗降場と一般車乗降場です。駅前広場にはそのほか、2025年3月に供用開始となる大型バス駐車場が整備されます。

うめきたグリーンプレイスの概要
◆ 計画名-西口広場整備事業
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部、210番の一部
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部20.30m
◆ 敷地面積-12,493.78㎡
◆ 建築面積-4,293.33㎡
◆ 延床面積-9,218.02㎡(容積対象面積8,339.27㎡)
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキ 等
◆ 店舗数-20店舗
◆ 建築主-JR西日本、三菱地所、三井住友信託銀行、他9社
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大鉄工業
◆ 着工-2023年12月15日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 開業-2024年09月06日(歩行者デッキ供用開始)、2024年12月12日(駅前広場一部供用開始)、2025年03月予定(全面開業)


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「駅前広場」です。

整備施設と供用開始時期
①タクシー乗降場(2024年12月12日11時頃供用開始予定)
②一般車乗降場(2024年12月12日11時頃供用開始予定)
③大型バス駐車場(2025年03月供用開始予定)


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1階のフロアマップです。4店舗が出店します。


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2階のフロアマップです。フードコートの5店舗を含めて10店舗が出店します。


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3階のフロアマップです。6店舗出店します。


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都市型フードコート

 2階には都市型フードコートが設けられます。フードコートには、これまで大阪駅周辺エリアでは実現しえなかった集積として、デイリーニーズに特化した5店舗(吉野家、ケンタッキーフライドチキン、モスバーガー、丸亀製麺、ミスタードーナツ)が一堂に会します。


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「うめきたグリーンプレイス」の2024年10月22日の建設状況です。最新の動画を見ると「駅前広場」のアスファルト舗装が始まっているようです。


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「うめきたグリーンプレイス」の外観は完成しています。


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店舗面積約3,750㎡、店舗数は20店舗、物販、食物販、飲食、フードコートなどを展開します。


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「屋上緑化」が行われています。


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「うめきたグリーンプレイス」はまだ開業していませんが、2階内部を通り抜け出来ます。写真右側が「都市型フードコート」になります。


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「駅前広場」です。


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「タクシー乗降場(2024年12月12日11時頃供用開始予定)」と「一般車乗降場(2024年12月12日11時頃供用開始予定)」です。


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「うめきたグリーンプレイス」直下の1階部分に「大型バス駐車場(2025年3月供用開始予定)」が設けられます。


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「建築計画のお知らせ」です。



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2024年10月27日 (日)

グラングリーン大阪 全戸完売 地上46階、高さ約172m、総戸数484戸の「THE NORTH RESIDENC」 2024年10月22日の建設状況

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-グラングリーン大阪

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定しました。 

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC
 「三菱地所」を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社が進めているうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」では、エリアで初めてとなる分譲マンションの名称を「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE(ザ ノースレジデンス)」とし、販売概要を決定しました。すでに全戸完売しています。

 引用資料 積水ハウス(2023/10/12)
 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」初の分譲マンション誕生 販売概要決定 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」~大規模ターミナル駅直結では世界最大級規模の都市公園が眼前に広がるロケーション~

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC

 最上階の部屋は約300㎡の2LDKで25億円となり、関西の分譲マンションとしては過去最高額です。関西の分譲マンションのこれまでの最高額は「ブリリアタワー堂島」の10億8000万円でした。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCの概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番41の一部、1番18の一部(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅徒歩7分、阪急電鉄「大阪梅田」駅徒歩9分、Osaka Metro「梅田」駅徒歩9分
◆ 階数-地上46階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.55m
◆ 敷地面積-7,318.81㎡
◆ 建築面積-3,540.60㎡
◆ 延床面積-72,291.55㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-484戸(募集対象外住戸248戸を含む)
◆ 建築主-積水ハウス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-うめきた2期区域設計監理業務共同企業体(竹中工務店、日建ハウジングシステム)
◆ 監理者-うめきた2期区域設計監理業務共同企業体(日建ハウジングシステム)
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2022年04月初旬
◆ 竣工-2025年12月下旬予定
◆ 入居開始-2026年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「下層階のイメージ」です。


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「自然と共生する緑と水の外構 イメージ」です。


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「うめきた公園」が眼前に広がるロケーション イメージです。


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「コリドール完成予想CG」です。


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「ガーデンラウンジ完成予想CG」です。


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「ルーフトップガーデン完成予想CG」です。


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「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC」の2024年10月22日の建設状況です。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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南東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「北分譲棟 西②ゲート」の愛称は「串かつ」です。日本各地の建設現場を見ていると「タワークレーン」や「重機」や「ゲート」などにプッと笑えるニックネームを付けている現場をよく見かけます。


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「北分譲棟 西③ゲート」の愛称は「たこやき」です。


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南西側か見た様子です。


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南南西側から見た様子です。


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南南西側から引いて見た様子です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟」の建築計画のお知らせです。


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「東側立面図」です。隣の「グランフロント大阪オーナーズタワー」より少し低いです。

◆ グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENC 地上46階、地下0階、高さ172.55m
◆ グランフロント大阪オーナーズタワー 地上48階、塔屋2階、地下1階、高さ174.200m


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「配置図」です。



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2024年10月26日 (土)

「イノゲート大阪(2階)」 と「グラングリーン大阪 南館(2階)」を接続する歩行者デッキ 2024年10月22日の建設状況

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-イノゲート大阪・グラングリーン大阪 南館-

 2024年7月31日に、「イノゲート大阪」の商業施設「バルチカ03」がオープンしました。うめきた2期地区の「グラングリーン大阪」で最大の商業施設になる「南館」が、2025年3月21日にオープンする予定です。

 「イノゲート大阪」の2階と「グラングリーン大阪 南館」の2階を接続する歩行者デッキの建設工事が行われています。うめきた地区の「歩行者デッキ」による歩行者ネットワークが更に広がります。


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「歩行者動線」です。


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「大阪市道九条梅田線」をオーバーパスする「イノゲート大阪(2階)」 と「グラングリーン大阪 南館(2階)」を接続する歩行者デッキの建設工事が行われています。


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「イノゲート大阪」側です。


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アップです。


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地上(西側)から見た様子です。


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地上(東側)から見た様子です。


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「グラングリーン大阪 南館」側です。


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アップです。


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地上から見た様子です。



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2024年10月25日 (金)

大阪のランドマーク的な存在「大阪マルビル」を建て替え 高さの最高限度192mの「梅田一丁目中央地区」 2024年10月22日の解体状況

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-大阪マルビルを建て替え-
 「大和ハウス工業」と「大阪マルビル」は、ホテルや飲食店などで構成される複合ビル「大阪マルビル」の建て替え計画を決定しました。また、解体工事後の敷地を活用して、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中はバスターミナルとして敷地を貸し出し、バスの発着場、待機場として活用します。

 「大阪マルビル」は、大阪の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工し、その円筒形のユニークな形状から大阪のランドマーク的な存在として長らく親しまれてきました。

 しかし、50年近くを経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となってきました。そこで、大和ハウス工業および大阪マルビルは、建て替えを決定し、より質の高い商品・サービスを提供でき、大阪の新たなランドマークとなりうる施設として刷新することとしました。

 2030年春の完成を目指します。工事期間に開催される2025年日本国際博覧会への貢献を考え、2025年4月13日~10月13日の開催期間中に、万博会場にアクセスするバスのターミナルとして敷地を提供します。

● 円筒形を継承「マルビル」の新ビル完成イメージを公開!
 
大阪市は2024年7月31日、都市計画審議会を開き、現在解体工事中の「大阪マルビル」の新たな完成イメージを明らかにしました。長年親しまれてきた円筒型のビルの形を引き継いだデザインになっています。

 引用資料 ABCニュース(2024/07/31)
 円筒形を継承 「マルビル」解体後の新ビル完成イメージが明らかに ホテルや円形のコンサートホール整備へ

 新しいビルには、高級ホテルや円形のコンサートホールなどが整備される計画で、国内外の観光客を誘致し、大阪の文化芸術の振興に役立つことが期待されています。新たなビルは2030年春に完成する予定です。


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高さの最高限度192m、容積率2000%!
 計画名が「梅田一丁目中央地区」、高さの最高限度が192m、建築物の容積率の最高限度が2000%です。敷地面積3,244.62㎡なので、容積率2000%と仮定、容積対象外面積を含めると7万㎡くらいの超高層ビルが建設可能です(引用:大阪府)。


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「地下連絡通路」です(引用:大阪府)。


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「大阪マルビル解体工事」の2024年10月22日の状況です。


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アップです。


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地上躯体の解体工事は完全に終わっています。


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「大阪マルビル」の中心部分です。


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「鉄骨」の「梁」を設置しています。バスのターミナルとして整備するために「開口部」を塞ぐためです。


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南西側の「開口部」も塞ぐ作業をしています。


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北側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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 「梅田DTタワー」の撮影ポイントが期間限定で誕生しました。


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撮影ポイントの「吉本ビルディング(ヒルトン大阪)」と「大阪第一生命ビルディング」の2階外周デッキです。


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解体工事の工事名は「大阪マルビル解体工事」、大和ハウスグループの「フジタ」の施工で解体工事が行われています。


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解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年10月31日(予定)となっています。


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(解体工事前)大阪マルビル
 「大阪マルビル」は、大阪の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工し、その円筒形のユニークな形状から大阪のランドマーク的な存在として長らく親しまれてきました。

大阪マルビル(大阪第一ホテル)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目9-20
◆ 交通-JR「大阪駅」徒歩3分、阪神「大阪梅田駅」徒歩3分、Osaka Metro四つ橋線「梅田駅」徒歩3分、Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」徒歩7分
◆ 階数-地上30階、塔屋3階、地下4階
◆ 高さ-最高部123.92m、軒高112.21m
◆ 敷地面積-3,244.62㎡
◆ 延床面積-41,069.40㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-460室(宴会室5室、レストラン1)
◆ 建築主-吉本ビルディング
◆ 設計者-フジタ工業(現:フジタ)
◆ 施工者-フジタ工業(現:フジタ)
◆ 着工-1973年10月16日
◆ 竣工-1976年03月31日
◆ オープン-1976年04月16日



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2024年10月24日 (木)

グラングリーン大阪 うめきた公園の「芝生広場」 冬用の芝への切り替えのため養生中の芝生が信じられないくらい青々として綺麗でビックリ!

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-うめきた公園 サウスパーク
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、2024年9月6日に「グラングリーン大阪 北館」と「うめきた公園」の一部がオープンしました。2025年3月21日には「グラングリーン大阪 南館」がオープンする予定です。


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「街区図」です。


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立入制限する芝生エリア

 「芝生広場」を一年中美しい状態に保つため、夏用の芝と冬用の芝を交互に生育させます。2024年9月30日(月)から冬用の芝への切り替えに伴い、一部の芝生エリアで立入制限を設けています。立入制限期間中は、冬に強い品種の芝生の育成を行います。立入制限する芝生エリアは、「芝生広場」の全面と「サウスヒル」の一部です。立入制限期間は、2024年9月30日(月)~10月25日(金)予定です。

 引用資料 グラングリーン大阪(2024/09/27)
 芝生広場の養生計画について


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2024年9月6日に一部がオープンした「芝生広場」の2024年10月22日の状況です。


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立入制限期間は、2024年9月30日(月)~10月25日(金)予定です。


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「芝生広場」を角度を変えて見た様子です。


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「芝生広場」を角度を変えて見た様子です。


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青々として綺麗でビックリ!

 2024年9月30日(月)から冬用の芝への切り替えに伴い、一部の芝生エリアで立入制限を設けています。冬用の芝への切り替えのため養生中の芝生が信じられないくらい青々として綺麗でビックリしました。2024年10月26日(土)に開放予定ですが、この美しい芝生が傷つくのがもったいない気がします。


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フカフカの芝生です。


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「噴水」です。


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「サウスヒル」の一部はまだ冬用の芝への切り替えが行われていませんが、緑の対比が凄いです。


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「サウスヒル」の芝生です。


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「サウスヒル」の芝生は踏まれてかなり消滅して限界に達しています。次はこの部分の冬用の芝への切り替えが行われると思われます。


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再開発地区あるある!
 日本各地のいろいろな再開発地区を見ているとこのように自然に道が出来るのはよく見かける光景です。人間は出来るだけ近道(つまりショートカット)します。誰かが近道すると次々と近道する人が出てきて道が出来上がります。再び芝を植えても繰り返すだけだと思います。

● その後どのようになったのか? いろいろな再開発現場を見ていると
(1)フェンスを取り付けて通行出来なくする。
(2)通り抜け出来ないような背の高い植栽を行う。
(3)方針を変更して歩道として整備する。
私的にはこの現場では(3)がいいと思います。



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2024年10月23日 (水)

グラングリーン大阪 地上47階、高さ約184mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」 2024年10月22日の建設状況

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(仮称)うめきた2期地区開発事業-
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

● グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、”「みどり」と「イノベーション」の融合拠点” をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に、またあわせてロゴマークを決定しました。 

 引用資料 三菱地所(2023/02/07)
 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定 JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が、2024年夏頃に先行まちびらき

 「グリーン」という名前が表す"みどり"には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いが込められています。

グラングリーン大阪 南街区分譲棟の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上47階、地下0階
◆ 高さ-最高部184.00m
◆ 敷地面積-5,174.47㎡
◆ 建築面積-2,683.20㎡
◆ 延床面積-87,685.20㎡(容積対象面積56,919.17㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-積水ハウス、三菱地所レジデンス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店、大林組
◆ 着工-2024年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2028年07月下旬予定


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「プロジェクト配置図(予定)」です。


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「街区図」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」の2024年10月22日の建設状況です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」は、地上47階、地下0階、高さ184.00mの超高層タワーマンションです。


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「油圧ショベル」で掘削しています。


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この「H形鋼」で「乗入れ構台」を支えます。


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この円筒形の管は「ディープウエル」です。ウエル内に流入する地下水を水中ポンプで排水することにより周辺地盤の地下水位を低下させます。


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えび茶色の鉄骨は、「山留め壁」を支える「支保工」です。


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「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築した「山留め壁」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」の建築計画のお知らせです。


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「東側立面図」です。


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「配置図」です。



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2024年10月22日 (火)

心斎橋最高層タワー 地上35階、高さ125mの超高層免震タワーマンション「ザ・パークハウス 心斎橋タワー」

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-ザ・パークハウス 心斎橋タワー-

 大阪市中央区博労町三丁目にあった「旧:萬栄1号館」の跡地に地上35階、地下1階、高さ125.50m、総戸数222戸の超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区博労町3丁目計画」が建設中です。正式名称は「ザ・パークハウス 心斎橋タワー」に決定して公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・パークハウス 心斎橋タワー

ザ・パークハウス 心斎橋タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区博労町3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区博労町三丁目1番、中央区南久宝寺町三丁目53番5(地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅徒歩6分、Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩6分、Osaka Metro堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅徒歩9分、Osaka Metro中央線・堺筋線「堺筋本町」駅徒歩8分
◆ 階数-地上35階、地下1階
◆ 高さ-125.50m
◆ 敷地面積-1,995.45㎡(売買対象面積)、1,810.49㎡(建築確認対象面積)の他に私道負担184.96㎡
◆ 建築面積-951.15㎡
◆ 延床面積-24,881.77㎡(容積対象面積16,385.95㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-222戸(他に管理室1戸・ビューラウンジ(集会室)1戸・ゲストルーム1戸)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-日企設計、鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2023年09月上旬
◆ 竣工-2026年09月上旬予定
◆ 入居開始-2026年12月中旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「エントランス完成予想CG」です。


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「車寄せ完成予想CG」です。


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「ビューラウンジ完成予想CG」です。


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「位置図」です。



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2024年10月21日 (月)

グラングリーン大阪 「うめきた公園(サウスパーク、ノースパーク)」を南北に貫く「ひらめきの道」

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-グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2024年9月6日に「グラングリーン大阪 北館」と「うめきた公園」の一部がオープンしました。2025年3月21日には「グラングリーン大阪 南館」がオープンする予定です。


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ひらめきの道

 「ひらめきの道」は、「うめきた公園(サウスパーク、ノースパーク)」を南北に貫きます。季節や時間帯によって刻々と変わるグラングリーン大阪のみどり豊かな風景を、一望することができます。 この道を起点に、多様な風景やアクティビティとの出会いによってひらめきが生まれることを目指しています。


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「ひらめきの道」です。


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「ひらめきの道」です。


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「ひらめきの道」です。


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「ひらめきの道」は行き止りになっています。ここから先は2027年春頃にオープンする予定です。


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内部を見た様子です。「大阪駅北1号線」をオーバーパスする工事中の部分です。


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「大阪駅北1号線」をオーバーパスする「ひらめきの道」です。


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「サウスパーク」側の橋脚を支える部分です。


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「ノースパーク」側です。ここから先は2027年春頃にオープン予定です。



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2024年10月20日 (日)

JR大阪駅 大阪駅(うめきたエリア)地上部「うめきたグリーンプレイス」 2024年12月12日に駅前広場一部供用開始、2025年3月に全面開業!

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-うめきたグリーンプレイス-
 
「JR西日本」は、大阪駅直結のショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」について、駅前広場の一部を2024年12月12日に供用開始、2025年3月に全面開業すると発表しました。出店予定の20店舗も公開しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/10/18)
 大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 「うめきたグリーンプレイス」開業時期、出店店舗のお知らせ ~2024年12月12日駅前広場一部供用開始、2025年3月全面開業~

 「うめきたグリーンプレイス」は、商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキなどで構成され、概要は、地上3階、店舗面積約3,750㎡、店舗数は20店舗です。物販、食物販、飲食、フードコートなどを展開します。

 2024年12月12日から利用可能となる施設は、タクシー乗降場と一般車乗降場です。駅前広場にはそのほか、2025年3月に供用開始となる大型バス駐車場が整備されます。

うめきたグリーンプレイスの概要
◆ 計画名-西口広場整備事業
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部、210番の一部
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部20.30m
◆ 敷地面積-12,493.78㎡
◆ 建築面積-4,293.33㎡
◆ 延床面積-9,218.02㎡(容積対象面積8,339.27㎡)
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキ 等
◆ 店舗数-20店舗
◆ 建築主-JR西日本、三菱地所、三井住友信託銀行、他9社
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大鉄工業
◆ 着工-2023年12月15日予定
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 開業-2024年09月06日(歩行者デッキ供用開始)、2024年12月12日(駅前広場一部供用開始)、2025年03月予定(全面開業)


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「駅前広場」です。

整備施設と供用開始時期
①タクシー乗降場(2024年12月12日11時頃供用開始予定)
②一般車乗降場(2024年12月12日11時頃供用開始予定)
③大型バス駐車場(2025年03月供用開始予定)


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1階のフロアマップです。4店舗が出店します。


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2階のフロアマップです。フードコートの5店舗を含めて10店舗が出店します。


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3階のフロアマップです。6店舗出店します。


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都市型フードコート

 2階には都市型フードコートが設けられます。フードコートには、これまで大阪駅周辺エリアでは実現しえなかった集積として、デイリーニーズに特化した5店舗(吉野家、ケンタッキーフライドチキン、モスバーガー、丸亀製麺、ミスタードーナツ)が一堂に会します。


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私は「吉野家」の牛丼と「ケンタッキーフライドチキン」のフライドチキンが大好物です。この2つを同時にフードコートで食べられるなんて夢のようです(笑)。


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「うめきたグリーンプレイス」の建設現場です。


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「うめきたグリーンプレイス」の建設現場です。


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「うめきたグリーンプレイス」の建設現場です。


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「建築計画のお知らせ」です。



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2024年10月19日 (土)

道頓堀 くいだおれ太郎でおなじみの「中座くいだおれビル」が2025年春全館リニューアルオープン 外壁には全長6mの「くいだおれ太郎」の立体造形看板を設置!

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-中座くいだおれビル-
 「道頓堀」はインバウンドで沸騰しています。「道頓堀商店会」の商業施設「中座くいだおれビル(所有:野村不動産マスターファンド投資法人、運営:野村不動産コマース)」は、2025年春に全館リニューアルオープンします。

 引用資料 野村不動産コマース(2024/09/09)
 くいだおれ太郎でおなじみの「中座くいだおれビル」が2025年春 全館リニューアルオープン 道頓堀の魅力の核となる、“情緒・体験価値を高めるエンターテインメント空間“へ生まれ変わる!

 2004年2月18日に竣工した「中座くいだおれビル」は、大阪市中央区道頓堀に位置する商業施設です。2017年3月31日に「野村不動産マスターファンド投資法人」が116億円で取得しました。

 この地の歴史は、1661年に設立されたと言われる芝居小屋「中之芝居」に遡ります。その後「道頓堀五座」の一つ「中座」として、多くの演劇や歌舞伎の上演で賑わい、道頓堀の象徴的存在となりました。これまでに再開発を経て、2009年には、閉店した飲食店「くいだおれ」の名称を借り受け、大阪を代表するマスコット「くいだおれ太郎」も移設されました。

 「中座くいだおれビル」は、地上6階、地下1階の構成で、2024年6月1日から営業も続けながら改装工事を行っています。外壁には全長6mもの「くいだおれ太郎」の立体造形看板を設置する予定です。


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外壁には全長6mもの「くいだおれ太郎」の立体造形看板を設置する予定です。


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「大型LEDビジョンとネオン管をイメージしたLED電飾」です。


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リニューアル後は人形のイメージに合わせたデザインのフォトスポットになる予定です。


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「道頓堀」はインバウンドで沸騰しています。ビルヲタには「コテコテの大阪」はイマイチ評判が悪いですが、私は「コテコテの大阪」も大好きです。「洗練された梅田」と「コテコテの道頓堀」の対極が大阪の最大の魅力だと思っています。

● GiGO大阪道頓堀本店の大型ビジョンが大人気!
 「FOREVER21(フォーエバー21)」の跡に、2024年8月30日にエリア最大級のゲームセンター「GiGO大阪道頓堀本店」がグランドオープンしました。YouTubeの動画を見ていると「GiGO大阪道頓堀本店」の前に外国人観光客がたくさん集まって上を眺めています。自分たちが映った大型ビジョンを眺めているのです。本当に外国人観光客には何が受けるか全く予想出来ませんね(笑)。

 YouTube 1分20秒頃から
 日本の甘いフルーツに外国人観光客がメロメロ。ストロベリーやマスカットが大ウケ
 
 「道頓堀商店会」の魅力は何といっても道頓堀の名物である「立体造形看板」です。「中座くいだおれビル」の全長6mもの「くいだおれ太郎」の立体造形看板も人気の撮影スポットになる可能性が高いです。



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2024年10月18日 (金)

大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線 ホームは地下4階と地下5階に縦配置の「(仮称)中之島駅」 2024年10月9日の建設状況

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-大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線-

 「大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線」は、2023年3月18日に開業した「(大阪)地下駅」と、「JR難波駅」及び南海本線の「新今宮駅」をつなぐ路線です。

 JR阪和線、南海本線を介して、西日本最大の鉄道ターミナルである梅田ターミナル、大阪市の主要鉄道ターミナルである難波ターミナル及び天王寺ターミナル、国土軸との結節点となる新大阪駅及び関西国際空港とを直結する機能を有します。

 大阪都心ならびに京阪神圏の各拠点都市と関西国際空港とのアクセス性の強化等、広域鉄道ネットワークの拡充に資する事業で、関西の最重要プロジェクトと言っても過言ではありません。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線

なにわ筋線の概要
◆ 建設延長-約7.2㎞(複線)
◆ 中間駅-(仮称)中之島駅、(仮称)西本町駅、(仮称)南海新難波駅
◆ 事業スキーム-地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式(想定)
◆ 整備主体-関西高速鉄道株式会社
◆ 営業主体-JR西日本(西日本旅客鉄道)、南海電気鉄道
◆ 開業目標-2031年春予定
◆ 総事業費-約3,300億円


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「大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線」の配線図です。


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「(仮称)中之島駅」周辺の平面図です。


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「(仮称)中之島駅」  の縦断図です。「堂島川」と「土佐堀川」にある杭を避け深くしている様子がよく分かります。地下は障害物だらけである事がよく分かります。


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「(仮称)中之島駅」  の両側は、「単線シールド」となっています。


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「(仮称)中之島駅」の駅舎は、5層構造(高さ約37m)となっています。
ホームは地下4階と地下5階の縦配置となっています。


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大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線「(仮称)中之島駅」の2024年10月9日の建設状況です。


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BG掘削機

 ドイツのバウアー(BAUER)社製の「BG掘削機」です。「BG掘削機」を使用する工法を「BG工法」と言います。円筒状の「ケーシング」を回転させながら圧入し、地中障害物を撤去します。


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北側の建設現場です。


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低空頭型の「水平多軸回転式掘削機」

 低空頭型の「水平多軸回転式掘削機」です。「BMX掘削機」もしくは「EMX掘削機」だと思われます。強固な「連続地中壁」を構築していると思われます。


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「安定液タンク」です。


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 南側を見た様子です。


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北側を振り返って見た様子です。


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更に南側から北側を振り返って見た様子です。



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2024年10月17日 (木)

訪日外国人数 2024年9月は287万2200人(推計値) 8か月連続で同月過去最高を更新 前年の年間累計である2506万6350人を上回る!

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-訪日外客数-
 「日本政府観光局(JNTO)」は、2024年10月16日に「訪日外客数(2024年9月推計値)」を発表しました。2024年9月の訪日外客数は、2,872,200人(推計値)となり、前年同月比では31.5%増、2019年同月比では26.4%増となり、8か月連続で同月過去最高を記録しました。9月までの累計では26,880,200人となり、前年の年間累計である25,066,350人を上回る結果となりました。

 引用資料 日本政府観光局(JNTO:2024/10/16)
 訪日外客数(2024年9月推計値)

 東アジアでは中国、東南アジアではマレーシア、欧米豪・中東地域では米国などで前年同月に比べて訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となりました。

 23市場のうち18市場(韓国、台湾、香港、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)において9月として過去最高を記録しました。

● 2024年1月~9月の訪日外国人の消費額は5.9兆円!
 「観光庁」が2024年10月16日に発表した2024年7月~9月期の訪日外国人の消費額(速報)は、2019年同期比64.8%増の1兆9480億円でした。1月~9月の累計で5.9兆円となり、2023年の年間累計の5.3兆円)を早くも上回って過去最高となりました。


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「訪日外客数」です(引用:日本政府観光局:JNTO)。

訪日外客数 (2019年/2023年/2024年)
            2019年          2023年        2024年
01月   2,689,339人   1,497,472人   2,688,478人
02月   2,604,322人   1,475,455人   2,788,224人
03月   2,760,136人   1,817,616人   3,081,781人
04月   2,926,685人   1,949,236人   3,043,003人
05月   2,773,091人   1,899,176人   3,040,294人
06月   2,880,041人   2,073,441人   3,140,642
07月   2,991,189人   2,320,694人   3,292,602人
08月   2,520,134人   2,157,190人   2,933,000
09月   2,272,883人   2,184,442人   2,872,200人 
10月   2,496,568人   2,516,623人
11月   2,441,274人   2,440,890人
12月   2,526,387人   2,734,115人
---------------------------
累計  31,882,049人  25,066,350人
 
訪日外客数 (確定値)
---------------------------
2004年     6,137,905人
2005年     6,727,926人
2006年     7,334,077人
2007年     8,346,969人
2008年     8,350,835人
2009年     6,789,658人
2010年     8,611,175人
---------------------------
2011年     6,218,752人
2012年     8,358,105人
2013年   10,363,904人
2014年   13,413,467人
2015年   19,737,409人
2016年   24,039,700人
2017年   28,691,073人
2018年   31,191,856人
2019年   31,882,049人
2020年     4,115,828人
---------------------------
2021年       245,862人
2022年     3,832,110人
2023年   25,066,350人
2024年   26,880,200人(1月~9月の推計値)


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大阪の訪日外国人数
 大阪を訪れる外国人観光客がコロナ前を上回り過去最多となる見通しです。「大阪観光局」は2024年5月31日に、今年大阪を訪れる外国人観光客の数1,400万人との予測を発表しました。現在までの推移を見ていると正直言ってとてつもなく高い目標です。私は1,300万人を少し切るくらいだと予想しています。

大阪の外国人観光客数の推移
2013年-2,625千人
2014年-3,758千人
2015年-7,165千人
2016年-9,400千人
2017年-11,103千人
2018年-11,416千人
2019年-12,306千人
2020年-(コロナ禍)
2021年-(コロナ禍)
2022年-(コロナ禍)
2023年-9,798千人
2024年-14,000千人(予測)



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2024年10月16日 (水)

「関西電力病院」の敷地内 地上46階、高さ約168mの超高層タワーマンション「シエリアタワー中之島」 2024年10月9日の建設状況

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-関西電力病院-

 関西電力が、堂島川の北側にある「関西電力病院」の敷地を再整備して「新関西電力病院」を建設しました。工事は、Ⅰ期とⅡ期に分けて行われ、Ⅰ期は東側の駐車場部分に地上18階、塔屋1階、地下2階、高さ81.55m、許可病床数400床の新病院が建設されました。Ⅰ期部分は、2013年5月7月に開院しました。

 引き続きⅡ期工事が行われました。Ⅱ期工事は、敷地中央の既存の病棟を解体した後に、新病棟の残りの部分を建設しました。Ⅱ期工事では、エントランスロビーの一部や外来、屋上庭園、地下駐車場などが建設されました。Ⅱ期工事は、2015年3月末に竣工しました。敷地の最も西側には駐車場が整備され、将来活用予定地に充てます。

 「関西電力病院」の敷地西側の駐車場の「将来活用予定地」には、病院関係では無く超高層タワーマンション「(仮称)大阪市福島区福島2丁目プロジェクト」が建設される事になりました。

● シエリアタワー中之島
 
「関電不動産開」は、関西電力所有地の有効活用として、定期借地権付超高層タワーマンション「シエリアタワー中之島」を開発します。定期借地権付分譲マンションは、地価が高騰する都心の新たな土地活用スキームとして、関電不動産開発が積極展開しています。その中でも、今回は関西電力所有地ということで、関西電力グループの総力を結集し、大阪・中之島エリアの住環境を活かした物件開発を行います。

 引用資料 公式ホームページ
 シエリアタワー中之島

シエリアタワー中之島の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市福島区福島2丁目プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島二丁目3番2(地番)
◆ 交通-京阪電車中之島線「中之島」駅徒歩5分、JR東西線「新福島」駅徒歩4分、阪神本線「福島」駅徒歩5分、JR大阪環状線「福島」駅 徒歩7分
◆ 階数-地上46階、地下0階
◆ 高さ-168.00m
◆ 敷地面積-2,972.83㎡
◆ 建築面積-1,462.23㎡
◆ 延床面積-46,721.95㎡
◆ 構造-筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-大林組独自の超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム(DFS)」
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-364戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2022年05月上旬
◆ 竣工-2025年12月予定
◆ 入居開始-2026年04月予定


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「外観完成予想イメージ」です。


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「アクアエントランス完成予想図」です。


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「グランドエントランス完成予想図」です。


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「スカイラウンジ完成予想図」です。


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デュアル・フレーム・システム(D・F・S)
 地震対策として、大林組独自の超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム(D・F・S)」を採用します。建物内側に構築した壁構造物(フリーウォール)を強固な「心棒」とし、その外周に柱と梁によるラーメン架構の住宅棟部を配置。揺れ方が異なる2つの構造体(心棒・住宅棟部)を連結した制振装置が、効率よく地震エネルギーを吸収し、地震・風による建物の揺れを小さくします。耐震構造や一般的な制振構造に比べ、地震による揺れを低減し、地震後の揺れを早く収めます。


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「位置図」です。


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「シエリアタワー中之島」の2024年10月9日の建設状況です。


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東側から見た様子です。


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最高部です。大林組カラー「パッションオレンジ」2基のタワークレーンで建設しています。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。



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2024年10月15日 (火)

淀屋橋駅直結のランドマークビル 地上29階、高さ約135mの「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」 2024年10月9日の建設状況

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-淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事-
 大阪市は、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の大阪都市計画第一種市街地再開発事業を決定しています。「淀屋橋駅西地区市街地再開発組合」は、大阪市中央区北浜四丁目で事業を推進する「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」において、2020年7月17日に市街地再開発組合の設立認可を受け、2020年8月6日に総会を開催し、組合を設立しました。

 市街地再開発事業の施行により敷地及び建物を共同化し、大阪の国際競争力の強化に資するハイグレードなオフィスを整備するとともに、低層部には御堂筋の上質なにぎわいを創出する商業機能の導入や、水辺の新たなにぎわいを創出する環境整備を行い、環境負荷低減や防災性の向上に資する建物を整備します。

 「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」には、「大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発」が地権者かつ参加組合員として参画しており、今後も引き続き再開発組合とともに事業を推進していきます。

● 2022年11月1日に着工!
 「淀屋橋駅西地区市街地再開発組合」とその参加組合員である「大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発」は、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」について、2022年11月1日に着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2022/11/01)
 御堂筋・玄関口の新たなランドマークとなるオフィスビルが誕生 「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」着工

淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜四丁目1番他
◆ 交通-京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-最高部134.99m
◆ 施行区域面積-約17,000㎡
◆ 敷地面積-7,206.23㎡
◆ 建築面積-5,169.89㎡
◆ 延床面積-132,331.56㎡
◆ 容積対象面積-115,249.18㎡(容積率約1,600%)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、、飲食店、物販店舗、サービス店舗ほか
◆ 建築主-淀屋橋駅西地区市街地再開発組合(参加組合員 大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2021年08月20日
◆ 着工-2022年11月01日
◆ 竣工-2025年12月予定
◆ 開業-2026年予定
◆ 概算事業費-約668億円


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「夜景イメージ」です。


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「空撮イメージ」です。


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地上50mの眺望テラス

 御堂筋に面した高さ50mの基壇部屋上階(地上11階)に、一般の人も利用できる眺望空間(基壇部屋上庭園、カフェラウンジ等)を整備し、中之島を一望できる新たなVIEW SPOTを創出します。


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「完成イメージ」です。


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基準階平面図
 敷地の共同化・大街区化により、「大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅」直結の好立地において、ワンフロア貸室面積が約940~1,110坪、総貸室面積が約23,500坪のハイグレードオフィスを整備します。平面計画はセンターコア方式を採用することで、ワンプレートとしても分割してもレイアウトしやすく、東西南北・四方向が窓に面した快適な執務空間を提供します。


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「断面構成」です。


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「配置図」です。


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淀屋橋の超高層ツインタワーです。


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「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の2024年10月9日の建設状況です。


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あと少しで最高部に到達します。大林組カラーの「パッションオレンジ」のタワークレーン4基で建設しています。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです。


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「北立面図」です。



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2024年10月14日 (月)

面積約9.6haの「中之島五丁目土地区画整理事業」 土佐堀川の北岸「中之島歩行者専用道2号線整備事業」 2024年10月9日の状況 

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-中之島五丁目地区土地区画整理事業-
 「中之島五丁目地区」は、古くから大阪の経済・文化・行政の諸活動の中心であり、多様な文化機能、国際的な交流機能、商業機能、滞在機能などの都心機能の充実・強化をめざして開発・整備が進められている中之島の一角にあり、都市再生特別措置法に基づく「中之島周辺地域 特定都市再生緊急整備地域」としても位置付けられています。

 京阪中之島線の整備やなにわ筋線新駅の計画による交通利便性の向上やウォーターフロントの立地特性を活かして、低未利用地の土地利用転換等により、中枢業務機能の充実や質の高い都市空間の創出を図ることを目的とします。

 また、地区南側に位置する市道中之島線(南岸道路 幅員10m)及び都市計画道路中之島歩行者専用道2号線(幅員6m~8m)の整備を「中之島五丁目地区土地区画整理事業」の整備に併せて行います。


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「配置図」です。「A地区」は約4.1ha、「B地区」は約4.8ha、「C地区」は約0.7ha、総面積約9.6haです。


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「中之島五丁目土地区画整理事業」は、「竹中土木」の施工で行われています。


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「中之島五丁目土地区画整理事業」の2024年10月9日の状況です。


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「中之島五丁目土地区画整理事業」の様子です。


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「中之島五丁目土地区画整理事業」の様子です。


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土佐堀川の北岸で「中之島歩行者専用道2号線整備事業(幅員6m~8m)」が行われています。


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壁面の美装化も行われています。


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「中之島歩行者専用道2号線整備事業」が行われている部分です。


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「中之島歩行者専用道2号線整備事業」が行われている部分です。


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「中之島歩行者専用道2号線整備事業」がこれから行われる部分です。



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2024年10月13日 (日)

中之島 地上57階、高さ約205mの「(仮称)中之島五丁目3番地計画」 & 地上52階、高さ約196mの「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」

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-中之島五丁目地区土地区画整理事業-
 「中之島五丁目地区」は、古くから大阪の経済・文化・行政の諸活動の中心であり、多様な文化機能、国際的な交流機能、商業機能、滞在機能などの都心機能の充実・強化をめざして開発・整備が進められている中之島の一角にあり、都市再生特別措置法に基づく「中之島周辺地域 特定都市再生緊急整備地域」としても位置付けられています。

 京阪中之島線の整備やなにわ筋線新駅の計画による交通利便性の向上やウォーターフロントの立地特性を活かして、低未利用地の土地利用転換等により、中枢業務機能の充実や質の高い都市空間の創出を図ることを目的とします。

 また、地区南側に位置する市道中之島線(南岸道路 幅員10m)及び都市計画道路中之島歩行者専用道2号線(幅員6m~8m)の整備を「中之島五丁目地区土地区画整理事業」の整備に併せて行います。

● 中之島五丁目に超高層ツインタワーマンション 
 中之島五丁目に超高層ツインタワーマンションが計画されています。1棟目が地上57階、高さ約205mの「(仮称)中之島五丁目3番地計画」、2棟目が地上52階、高さ約196mの「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」です。


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(仮称)中之島五丁目3番地計画
 「大阪市」では、大阪市環境影響評価条例に基づき、(仮称)中之島五丁目3番地計画環境影響評価方法書及び要約書の写しを2024年8月30日~9月30日まで縦覧されました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2024/08/28)
 報道発表資料 (仮称)中之島五丁目3番地計画環境影響評価方法書等の縦覧及び意見書の受付について

 引用資料 大阪市・公式HP(PDF:2024/08/30)
 (仮称)中之島五丁目3番地計画 環境影響評価方法書(要約書)

 計画名は「(仮称)中之島五丁目3番地計画」、所在地は大阪市北区中之島五丁目3です。「関電不動産開発、エヌ・ティ・ティ都市開発、住友商事」により、地上57階、高さ約205m、延床面積約129,000㎡、総戸数約1,100戸の大規模超高層タワーマンションが建設されます。2031年までの完成を目指します。

(仮称)中之島五丁目3番地計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島五丁目3
◆ 交通-京阪電気鉄道中之島線「中之島」駅
◆ 階数-地上57階
◆ 高さ-高層部約205m、低層部約20m
◆ 敷地面積-約9,685㎡(地区内供用車路の一部を含む)
◆ 建築面積-約5,400㎡
◆ 延床面積-約129,000㎡
◆ 容積対象面積-約87,100㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、小規模商業施設
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 建築主-関電不動産開発、エヌ・ティ・ティ都市開発、住友商事
◆ 着工-2026年度春頃予定
◆ 竣工-2031年度春頃予定


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「施設配置平面」です。


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「事業計画地」です。


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(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画

 「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」の建築計画のお知らせです。地上52階、高さ196.65m、延床面積82,646.00㎡の超高層タワーマンションです。

(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島五丁目14-1 外14筆(地名地番)
◆ 交通-京阪電気鉄道中之島線「中之島」駅
◆ 階数-地上52階
◆ 高さ-196.65m
◆ 敷地面積-4,735.16㎡
◆ 建築面積-3,788.00㎡
◆ 延床面積-82,646.00㎡
◆ 容積対象面積-54,260.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(未発表)
◆ 建築主-住友商事、住友不動産、関電不動産開発、アサヒプロパティズ
◆ 設計者-日建ハウジングシステム
◆ 着工-2025年11月01日予定
◆ 竣工-2030年05月31日予定


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「南立面図」です。東側が高くなる傾斜地に建設されるようです。


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「配置図」です。


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2024年10月9日に撮影した「(仮称)中之島五丁目3番地計画」と「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。奥の「関電ビルディング」は、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に関連してビルラッピングを実施しています。


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「(仮称)中之島五丁目3番地計画」と「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)中之島五丁目3番地計画」と「(仮称)大阪市北区中之島5丁目計画」の建設予定地を東側から見た様子です。



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2024年10月12日 (土)

御堂筋の玄関口にランドマークビル 地上31階、高さ約149mの「淀屋橋ステーションワン」 2024年10月9日の建設状況

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-淀屋橋駅東地区都市再生事業-
 「日本土地建物(現:中央日本土地建物)」と「京阪ホールディングス」は、淀屋橋駅東地区都市再生事業の都市計画案が、大阪市の都市計画審議会で、都市再生特別地区として可決されたことを発表しました。

 日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で、地上31階、地下3階、高さ149.205mの超高層ビルに建て替え、新たなランドマーク形成を目指します。

 「中央日本土地建物」と「京阪ホールディングス」は、淀屋橋駅東地区都市再生事業について、2022年7月8日に新築工事に着手しました。竣工は、2025年5月の予定です。

 引用資料 中央日本土地建物(PDF:2022/07/12)
 御堂筋の玄関口に、高さ約150mのランドマークビル 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」着工

● 施設名称 「淀屋橋ステーションワン」に決定!
 「中央日本土地建物、京阪ホールディングス」は、「みずほ銀行」と3社共同で推進している「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について、施設名称を「淀屋橋ステーションワン」に決定しました。2025年夏頃に開業する予定です。

 引用資料 中央日本土地建物(PDF:2024/08/05)
 淀屋橋駅東地区都市再生事業の施設名称 「淀屋橋ステーションワン」に決定

淀屋橋ステーションワンの概要
◆ 計画名-(仮称)淀屋橋プロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番1他(地番)
◆ 交通-京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部149.205m
◆ 敷地面積-3,940.82㎡
◆ 建築面積-2,686.83㎡
◆ 延床面積-72,910.04㎡(容積対象面積62,978.99㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造(制振ブレース、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、物販店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-中央日本土地建物、京阪ホールディングス、みずほ銀行
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者―竹中工務店
◆ 解体工事-2020年10月10日~2022年04月30日
◆ 着工-2022年07月08日
◆ 竣工-2025年05月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2025年夏頃予定


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「淀屋橋ステーションワン」のロゴです。


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上級グレードの制振構造

 「制振ブレース」と「オイルダンパー」を配置しています。震度6強程度の大地震においても損傷が少ない耐震性能を実現します。 万一の災害時にも事業の継続が可能です。


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多種集約型ダンパー配置

 制振装置を廊下とコア周りに集め、さらにオイルダンパーを2列配置、貸室内に柱がないので自由度の高いレイアウトを実現しています。


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「完成イメージ(北西上空より)」です。


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「完成イメージ(北西角地上空より)」です。


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「完成イメージ(立体多目的広場)」です。


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「完成イメージ(VOID 空間内のリフレッシュスペース)」です。


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「完成イメージ(ビジネスラウンジ)」です。


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「完成イメージ(自然換気)」です。


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「完成イメージ(駅コンコース接続部)」です。


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「用途構成」です。


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「基準階平面計画」です。基準階面積約1,600㎡(約480坪)となっています。


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「位置図」です。


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淀屋橋の超高層ツインタワーです。


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「淀屋橋ステーションワン」の2024年10月9日の建設状況です。塔屋も含めて最高部に到達しています。


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北側から見た様子です。


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高さ50mラインです。


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北北西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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内部の様子です。地上躯体と地下躯体を同時に構築する「逆打ち工法」を採用していると思われます。


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南西側から見た様子です。


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 南西側から引いて見た様子です。


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「(仮称)淀屋橋プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2024年10月11日 (金)

「大阪堂島浜タワー」の16階 淀屋橋・中之島が一望できる観光展望施設「WowUs(ワオアス)」 南側正面が淀屋橋の超高層ツインタワー!

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-WowUs(ワオアス)-

 2024年9月19日に「大阪堂島浜タワー」の16階に、淀屋橋・中之島が一望できる観光展望施設「WowUs(ワオアス)」がオープンしました。展望スペースの入場料は無料です。2024年10月9日に「大阪城ホール」で行われた櫻坂46「三期生ライブ」の前に撮影しました。


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「WowUs(ワオアス)」です。ベンチが設置されています。メインは南側ですが、東側と西側も撮影出来ます。太陽光の関係で、午前中は西側、午後は東側の撮影がベストです。


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淀屋橋の超高層ツインタワーで、御堂筋の景観が激変しています。


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2024年10月9日時点の淀屋橋の超高層ツインタワーです。東側の「淀屋橋ステーションワン」は塔屋も含めて最高部に到達しています。西側の「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」もあと少しで最高部に到達します。


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東側に振った様子です。


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「中之島」です。


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櫻坂46「三期生ライブ」

 2024年10月8日と10月9日の2日間、「大阪城ホール」で櫻坂46「三期生ライブ」が行われました。私は10月9日に参戦しました。


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「櫻坂46」のライブというと「乃木坂46」のようなアイドルのライブを想像すると思いますが、ダンスがバキバキで、MCも短く、公演時間も2時間ちょっとで、ライブのほとんどがパフォーマンスの「安室ちゃん」のライブに近い感じです。


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櫻坂46の三期生は11名です。三期生は物凄い人気で、崩壊寸前だった「櫻坂46(旧:欅坂46)」をここまで復活させた原動力とも言えます。「欅坂46」の時代も含めて「櫻坂46」は今が一番人気があると思います。


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私の推しは「中嶋優月(なかしまゆづき)」です。福岡県出身の21歳です。



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2024年10月10日 (木)

大阪ステーションシティ サウスゲートビルディング 開業以来初となる大規模リニューアル計画始動 2029年グランドオープン予定!

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-サウスゲートビルディング-

 「サウスゲートビルディング」は、1983年4月27日に開業した「アクティ大阪(ACTY OSAKA)」の南側で、「アクティ大阪増築工事」が行われ、「サウスゲートビルディング」として2011年3月16日に開業しました。

 地震時には、超高層ビルは「共振」すると揺れが大きく増幅されます。1983年に竣工した大阪ターミナルビル「アクティ大阪」は建築基準法改正により、「アクティ大阪増築工事」の建築時の基準では構造的に既存不適格となっていました。

 2棟のビルは振動特性が大きく異なります。地震対策として、増築躯体と既設躯体を「オイルダンパー(連結ダンパー)」で接続する「連結制震」の考え方を採用し増築しています。

● サウスゲートビルディングを大規模リニューアル!
 「JR西日本ステーションシティ、大丸松坂屋百貨店、JR西日本SC開発」は2024年10月8日に、「サウスゲートビルディング」の大規模リニューアルの計画を発表しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/10/08)
 大阪ステーションシティ・サウスゲートビルディング 大規模リニューアル計画始動 開業以来初となる全面刷新、2029年グランドオープン予定

 商業フロアの地下2階~地上15階を、2011年の開業以来初めて全面刷新します。個性的な商業施設として再構築することで、「大阪ステーションシティ」のさらなる回遊性を図ります。2025年秋から約4年をかけて段階的にリニューアルを進め、2029年にグランドオープン予定しています。

 新たな「サウスゲートビルディング」では、地下2階~地上9階を「大丸松坂屋百貨店」が運営し、フロア構成を抜本的に見直す計画です。また10階~15階は「JR西日本SC開発」が既存施設「ルクア大阪」との買い回りや相乗効果が期待できる専門店を集積させ、新たなショッピングセンターを開発する方針を明らかにしています。

サウスゲートビルディングの概要
◆ 計画名-(増築棟)アクティ大阪増築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目1-1
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-(既設棟)地上28階、塔屋2階、地下4階、(増築棟)地上16階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(既設棟)122.4m、(増築棟)74.6m
◆ 建築面積-7,804.66㎡
◆ 延床面積-170,530.76㎡(増築部分約37,200m)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、ホテル、駐車場、駅コンコース
◆ 建築主-JR西日本、大阪ターミナルビル
◆ 設計者-安井建築設計事務所、ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-アクティ大阪増築工事特定建設工事共同企業体(竹中工務店、大鉄工業JV)
◆ オープン-1983年04月27日(アクティ大阪開業)、2011年03月16日(サウスゲートビルディング開業)


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大丸梅田店

 「大丸梅田店」です。 2011年4月19日に売場面積を約40,000㎡+増床部分約24,000㎡=約64,000㎡に増床して全館がグランドオープンしました。2024年2月期の売上高は55,010百万円です。約550億円の売上で売場面積約64,000㎡は明らかにオーバースペックです。実際に店舗内を歩くと非常に間延びした印象を受けます。

梅田地区2023年度百貨店売上高
◆ 阪急梅田本店-314,028百万円(売場面積98,418㎡)
◆ 阪神梅田本店-66,088百万円(売場面積52,996㎡)
◆ 大丸梅田店-55,010百万円(売場面積約64,000㎡)

 梅田地区の百貨店は、「阪急梅田本店」の1強状態です。売上高約3,140億円の「阪急梅田本店」と売上高約550億円の「大丸梅田店」では、売上高に6倍弱の差があります。これではいくら頑張っても勝ち目がありません。今回の大規模リニューアルは、「大丸松坂屋百貨店」が広過ぎる売場面積の10階~15階部分をJR西日本グループに返却するということだと思います。

大丸梅田店フロアガイド
(15F)大丸ミュージアム(イベントホール)
(14F)大丸エキウエダイニング 美食区 レストラン&カフェ
(13F)ONE PIECE 麦わらストア/ポケモンセンターオーサカ/トミカショップ/プラレールショップ/ニンテンドーオオサカ/カプコンストア&カフェ ウメダ
(12F)リビング/ギフトサロン/商品券/ハンズ
(11F)宝飾・時計/きもの/ブライダル/ハンズ
(10F)ベビー・子供服/クレジットカウンター/友の会/ハンズ
(09F)紳士服
(08F)紳士服・紳士雑貨/スポーツ/旅行用品
(07F)婦人服 アダルト/婦人服 大きなサイズ
(06F)婦人服 キャリア
(05F)婦人服ヤング ミチカケ ライフスタイル雑貨 コスメ
(04F)婦人くつ・ハンドバッグ/オー・ランジェリーゼ 婦人肌着
(03F)インターナショナルブティック/アクセサリー
(02F)化粧品
(01F)東:時計・婦人洋品雑貨/西:時計
(B1F)ごちそうパラダイス 東:惣菜・弁当・寿司/西:和菓子・洋菓子・乾物 茶
(B2F)ごちそうパラダイス ベーカリー/生鮮食品/和洋酒/グローサリー


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大丸心斎橋店
 そもそも大阪市内で、同じ規模の2店舗体制に無理があったと思います。今後は大丸が強い「心斎橋地区」にますます注力していく事が予想されます。

大丸心斎橋店の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円



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2024年10月 9日 (水)

グラングリーン大阪 新しい梅田のランドマーク うめきた公園のシンボル イベントスペースの大屋根「ロートハートスクエアうめきた」

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-グラングリーン大阪
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、2024年9月6日に「グラングリーン大阪 北館」と「うめきた公園」の一部がオープンしました。2025年3月21日には「グラングリーン大阪 南館」がオープンする予定です。


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「歩行者動線」です。


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イベントスペースの大屋根

 「グラングリーン大阪」のシンボル的なイベントスペースの大屋根を建築家の「妹島和世氏」と「西沢立衛氏」が率いる設計事務所「SANAA」が設計しました。

 公園内の自然に溶け込むようにおおらかな曲線を描く大屋根が特徴的で、屋根の最大高さが約13m、面積が1,500㎡の規模で、全天候対応型の施設として設計されました。今後はさまざまなイベントが開催される予定です。

● ロートハートスクエアうめきた
 「ロート製薬」は、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」において、「MIDORIパートナー」のプレミアパートナーとして参画し、ネーミングライツ権を獲得しました。これにより、2024年9月6日から5年間、うめきた公園のシンボルである大屋根イベントスペースの施設名称が「ロートハートスクエアうめきた」に決定しました。


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噴水越しの「ロートハートスクエアうめきた」です。


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「ロートハートスクエアうめきた」のアップです。


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「ロートハートスクエアうめきた」のロゴです。


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角度を変えて見た様子です。


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内部の様子です。


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天井の「照明」です。


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「ひらめきの道」から見た内部の様子です。



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2024年10月 8日 (火)

名古屋市 久屋大通駅直結の高い利便性を有し久屋大通公園に臨む複合ビルが誕生 「(仮称)錦三丁目5番に街区計画」の起工式を2024年10月7日に挙行!

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-(仮称)錦三丁目5番街区計画-

 「三菱地所」は、名古屋市中区錦三丁目において推進する「(仮称)錦三丁目5番街区計画」の新築工事に関し、2024年10月1日に着工し、10月7日に起工式を実施しました。竣工は2026年11月30日を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2024/10/07)
 「セントラルパークアネックス」「桜錦ビル」跡地の開発プロジェクト 「(仮称)錦三丁目 5 番街区計画」着工 ~久屋大通駅直結の高い利便性を有し久屋大通公園に臨む複合ビルが誕生~

 「(仮称)錦三丁目5番街区計画」は、「セントラルパークアネックス」および「桜錦ビル」跡地における、オフィス・商業の複合ビル開発プロジェクトです。かつて親しまれたビルの記憶を継承しながら、計画地周辺との賑わいのつながりやエリアの回遊性の向上を通じ、栄エリアの都市機能強化の一翼を担うべくプロジェクトを推進していきます。

(仮称)錦三丁目 5番街区計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦三丁目503番1他
◆ 交通-名古屋市営地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」駅直結
◆ 階数-地上13階、地下1 階
◆ 高さ-59.794m
◆ 敷地面積-2,235.91㎡
◆ 建築面積-1,799.78㎡
◆ 延床面積-24,122.82㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造、一部CFT造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計、矢作建設工業
◆ 監理者-矢作建設工業
◆ コンストラクションマネジメント-三菱地所設計
◆ 施工者-矢作建設工業
◆ 着工-2024年10月01日(着工)、2024年10月07日(起工式)
◆ 竣工-2026年11月30日予定


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「久屋大通公園北側からの外観イメージ(北東側)」です。


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「1 階店舗イメージ(北東側)」です。


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「断面図」です。


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「地下鉄駅・地下街との接続イメージ」です。


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「周辺地図(境域図)」です。


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「周辺地図(広域図)」です。



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2024年10月 7日 (月)

グラングリーン大阪 うめきた公園 サウスパーク 芝生の養生のため「芝生広場」の全面と「サウスヒル」の一部は2024年10月25日まで立入制限

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-うめきた公園 サウスパーク
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、2024年9月6日に「グラングリーン大阪 北館」と「うめきた公園」の一部がオープンしました。2025年3月21日には「グラングリーン大阪 南館」がオープンする予定です。


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「歩行者動線」です。


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立入制限する芝生エリア

 「芝生広場」を一年中美しい状態に保つため、夏用の芝と冬用の芝を交互に生育させます。2024年9月30日(月)から冬用の芝への切り替えに伴い、一部の芝生エリアで立入制限を設けています。立入制限期間中は、冬に強い品種の芝生の育成を行います。立入制限する芝生エリアは、「芝生広場」の全面と「サウスヒル」の一部です。

 引用資料 グラングリーン大阪(2024/09/27)
 芝生広場の養生計画について


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2024年9月6日に一部がオープンした「うめきた公園」です。2025年3月21日に「グラングリーン大阪 南館」がオープンする予定です。


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「芝生広場」です。


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「芝生広場」です。


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「芝生広場」です。


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「芝生広場」の芝生です。

● 天然芝は頻繁に養生が必要!
 「天然芝」は頻繁に「養生」が必要です。全国どこの「芝生広場」でも頻繁に「養生」しています。利用者には閉鎖しての芝生の養生を温かく見守って欲しいです。多くの利用者は理解しているようで今のところあまり批判は出ていません。「人工芝」にすると養生のための閉鎖は必要ありませんが、養生のために閉鎖する事があっても絶対に「天然芝 > 人工芝」です。


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「噴水」です。


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「噴水」です。


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噴水から見た「グランフロント大阪」です。


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噴水越しに見た1993年3月25日に竣工した「梅田スカイビル」です。竣工から30年以上経過しているのに古さを全く感じないデザインです。あと少しで陸の孤島だった「梅田スカイビル」がある「新梅田シティ」の街区と「グラングリーン大阪」の街区が一体化します。


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「サウスヒル」です。


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「サウスヒル」です。



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2024年10月 6日 (日)

名古屋市 (仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト 複合ビル、大学校舎を整備 一期工区を2025年2月に着工、2027年春のオープン!

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-星が丘ボウル跡地-

 「東山遊園」は、2023年12月5日に営業を終了した名古屋市千種区の星が丘ボウル跡地で街区開発「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」を計画しています。敷地面積は約18,510㎡です。2期に分けて複合ビルや大学校舎、マンションなどを整備します。2024年9月30日に1期計画の概要を公表しました。

 引用資料 星が丘グループ(PDF:2024/09/30)
 「星が丘ボウル」 跡地を複合再開発 一期工区を2025年2月に着工、2027年春のオープンを目指します。

 1期工区の敷地面積は約11,254㎡です。商業施設「星が丘テラス」の増床を含めた地上6階の複合ビルを新設します。また、開発パートナーである「学校法人椙山女学園」が地上7階の新校舎を建設します。


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「一期A区イメージ」です。


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「大学施設外観イメージ」です。


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「大学施設吹き抜け部イメージ」です。


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「再開発街区 平面図」です。


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「位置図」です。



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2024年10月 5日 (土)

大阪府・大阪市 大阪湾の人工島「夢洲」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線の整備を検討 JR桜島線延伸が一番有力?

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-夢洲アクセス鉄道-
 大阪府・大阪市は2024年10月3日に、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」と大阪市の中心部などをつなぐ新たな鉄道路線の整備を検討する協議体を設置すると発表しました。夢洲は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場で、2030年秋頃の開業を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の予定地です。北側から乗り入れる2ルートについて採算性や実現性、技術的な課題を整理します。

 引用資料 日本経済新聞(2024/10/03)
 大阪府市、「夢洲アクセス鉄道」で検討会 25年度に結論

 学識経験者や、「JR西日本、京阪電気鉄道、阪神電気鉄道、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、大阪港トランスポートシステム(OTS)が参加します。2024年11月に議論を始め2025年度前半に結論を出します。

 検討対象は3案で、(1)京阪中之島線駅延伸・西九条ルート-京阪電鉄の中之島駅から夢洲に至る新ルートを設ける案です。途中駅にはJRと阪神電鉄が通る西九条駅や舞洲などを想定しています。(2)京阪中之島線駅延伸・九条ルート-京阪電鉄の中之島線を大阪メトロ中央線九条駅まで延伸する案です。(3)JR桜島線延伸-JR桜島線を延伸して桜島駅から夢洲駅に乗り入れる案です。

● JR桜島線延伸が一番有力?
(1)京阪中之島線駅延伸・西九条ルートは、延長約11kmです。莫大な工事費に見合う効果があるとは到底思えません。
(2)京阪中之島線駅延伸・九条ルートは、延長約2kmです。大阪市営地下鉄中央線「九条駅」の両側が「阪神高速16号大阪港線」に挟まれている事が最大のネックです。「九条駅」の手前に軌道の合流・分岐のジャンクションを設けるには莫大なお金を投入して「阪神高速16号大阪港線」の高架橋を移動させてスペースを確保する必要があります。工事費に見合う効果があるとは思えません。
(3)JR桜島線延伸は、延長約6kmです。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」と「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の予定地が鉄道で直結するメリットは大きいです。

 採用されるとしたら「JR桜島線延伸」ですが、人の住んでいない埋立地を結ぶ路線のため乗降客は「統合型リゾート(IR)」以外は見込めません。莫大な工事費をどのように負担するのか? 課題は山積しています。


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「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」です。


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JR桜島線の延伸案では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」と「カジノを含む統合型リゾート(IR)」の予定地が鉄道で直結します。


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JR桜島線の延伸案

 JR西日本は、コロナ禍前の2018年4月27日に、2018年3月期期末決算に合わせて「JR西日本グループ中期経営計画2022」を発表しました。その中に「夢洲(ゆめしま)」への桜島線延伸を長期的な構想として検討することが盛り込まれました。JR西日本の社長は記者会見で、「夢洲がIRの拠点となっていけば、交通アクセス面で桜島線を活用することが大事」と述べました。

 「桜島線」は、西九条駅~桜島駅間の約4.1kmです。一部の電車は大阪環状線から乗り入れ、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」への足としても利用されています。

● 桜島駅の地下化もしくは半地下化が必要
 「桜島駅」は、島式1面2線の地上駅です。ホームへは「跨線橋」で連絡しています。「桜島駅」のすぐ西側には、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の外周道路があるので、その手前で地下に潜る必要があります。「桜島駅」の地下化もしくは半地下化が必要になると思われます。


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「桜島駅」のホーム西端です。ここからの延伸になります。


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すぐ西側の上空には、「阪神高速5号湾岸線」が走っています。


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「桜島駅」のすぐ西側には、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の外周道路があるので、その手前で地下に潜る必要があります。

 

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「桜島駅」のすぐ西側の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の外周道路です。この部分は地下に潜る必要があります。



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2024年10月 4日 (金)

広島県庁近く 地上31階、地下1階、高さ約160mの「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」 2024年9月30日に「起工式」を挙行!

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-基町相生通地区第一種市街地再開発事業-
 基町駐車場周辺の地権者である「広島市、中国電力ネットワーク、朝日新聞社、朝日ビルディング、広島商工会議所」及び地権者からの要請に基づく当地区のコーディネーターである「UR都市機構」の6者は、これまで事業化に向けた検討を行い、2021年8月に紙屋町・八丁堀地区における官民連携のリーディングプロジェクトとして、連携・協力して「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」を推進することに合意しました。

 広島市中区基町に広島市や朝日新聞社などが高層ビルを中心とした大規模複合施設を建設する再開発事業の計画地区について、広島市都市計画審議会が2022年2月2日に、都市再生特別地区に指定することを承認しました。

 概要は、地上31階、地下1階、高さ約160m、延床面積約86,300㎡、低層部に広島商工会議所や店舗、駐車場が入り、中層部はオフィス、高層部はホテルにします。

 引用資料 広島市・公式ホームページ
 基町相生通地区市街地再開発事業

● 2024年9月30日に起工式を挙行!
 2024年10月1日の着工に先駆けて、9月30日に「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」の起工式を執り行いました。ビルの完成は2027年4月30日の予定です。総事業費は576億7800万円です。

 引用資料 UR都市機構(2024/10/01)
 広島市中区の基町相生通地区第一種市街地再開発事業の起工式を実施しました!

基町相生通地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-広島県広島市中区基町12番3、12番6、13番1、13番2、17番1の一部、17番2の一部、広島市中区立町7番の一部
◆ 交通-広島電鉄「立町」電停徒歩約1分
◆ 階数-(高層棟)地上31階、地下1階、(変電所棟)地上5階、地下0階、(市営駐輪場棟)地上5階、地下1階
◆ 高さ-(高層棟)最高部160.000m、軒高150.200m、(変電所棟)26.780m、(市営駐輪場棟)18.160m
◆ 敷地面積-(施設全体)7,484.37㎡
◆ 建築面積-(高層棟)3,922.61㎡、(変電所棟)730.08㎡、(市営駐輪場棟)1,231.23㎡
◆ 延床面積-(高層棟)77,846.63㎡、(変電所棟)2,758.00㎡、(市営駐輪場棟)5,553.86㎡
◆ 構造-(高層棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(変電所棟)鉄骨造、(市営駐輪場棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-(高層棟)場所打ちコンクリート拡底杭、(変電所棟)杭基礎、(市営駐輪場棟)直接基礎
◆ 用途-(高層棟)オフィス、ホテル、店舗、駐車場、駐輪場、(変電所棟)変電所、駐車場、(市営駐輪場棟)駐車場、駐輪場
◆ 建築主-基町相生通地区第一種市街地再開発事業個人施行者(<代表施行者>UR都市機構、<共同施行者>朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク)
◆ 地権者-朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク、広島商工会議所、広島市
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年09月30日(起工式)、2024年10月01日(着工)
◆ 竣工-2027年04月30日予定(高層棟)、2029年度予定(市営駐輪場棟竣工)
◆ 総事業費-576億7800万円


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「低層部のイメージ」です。


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「1階ピロティイメージ」です。


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「ゾーニング計画」です。


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「断面図」です。「高層棟」の高さは、最高部160.000m、軒高150.200mとなっています。


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「配置図」です。



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2024年10月 3日 (木)

グラングリーン大阪 地上39階、高さ約181mの「南館(パークタワー、サウスタワー、ゲートタワー)」 2025年3月21日のオープンが判明!

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-グラングリーン大阪 南館
 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、2024年9月6日に「グラングリーン大阪 北館」と「うめきた公園」の一部がオープンしました。2025年春頃には「グラングリーン大阪 南館」とJR西日本の「うめきたグリーンプレイス」がオープンする予定です。

 その前の2024年7月31日には、「JPタワー大阪」の新たな商業施設「KITTE大阪」と「イノゲート大阪」の商業施設「バルチカ03」がオープンしています。

 「グラングリーン大阪 南館」の「パークタワー、サウスタワー、ゲートタワー」には、新たに店舗面積約20,120㎡、店舗数55店舗の商業施設が誕生します。最先端の都市型ライフスタイルの先駆けとして、国際色豊かなレストランやショップが出店します。
 関西最大級の都市型スパには天然温泉や、うめきた公園を見渡せるインフィニティプールが備わり、ウェルネスハブとして、健康や美容、エクササイズ、リラクゼーションなど、高い付加価値を有する体験機会を提供します。

 ホテルは、ヒルトン系の最高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪(全252室)」と「ホテル阪急グランレスパイア(全482室)」が開業する予定です。

 現在でも梅田の重心がかなり西側に移動しています。それにより梅田周辺の商業地図に大きな変化が起こっています。「グラングリーン大阪 南館」と「うめきたグリーンプレイス」の開業が梅田の重心が西側に移動する決定打となります。

● 2025年3月21日にオープン!
 うめきた2期地区の「グラングリーン大阪」で最大の商業施設になる「南館」が、2025年3月21日にオープンすることがわかりました。「南館」は2025年春のオープン予定で、詳細は明らかにされていませんでした。

 読売テレビ(2024/10/02)
 【独自】『グラングリーン大阪』の商業施設「南館」来年3月21日開業へ 店舗や2つのホテルなど入居

● 苦境の茶屋町地区
 大阪市は人口が増加していますが、近畿圏は人口が減少しています。梅田周辺を訪れる人々が今後大幅に増える事は考えられません。パイが増加しない中で梅田の西側に次々と商業施設がオープンすると苦境に陥る場所が必ず出てきます。梅田の東側の「茶屋町地区」が苦境に陥る事は安易に想像出来ます。

 茶屋町にある「梅田ロフト」は、2025年春に、現梅田ロフトを営業終了し、キタエリア内にて移転し、「新生・梅田ロフト」としてリスター
トを予定しています。

 「NU 茶屋町」は2005年10月20日にオープンしました。「NU 茶屋町」と言えば茶屋町の象徴で流行に発信地でした。その「NU 茶屋町」が空きテナントだらけという衝撃なYouTube動画を見ました。私はコロナ禍以降は「NU 茶屋町」には行っていませんが、全く知らなかったので大ショックでした。街の栄枯盛衰は仕方が無いですが、なんとか復活して欲しいです!

 YouTube だいまつのどこでも探検隊
 【何故?】日本有数の繁華街・梅田のおしゃれ街がガラガラ…テナントが取られて閉店と移転相次ぐ「梅田・茶屋町」

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟の概要
◆ 南街区賃貸棟の正式名称-パークタワー、サウスタワー、ゲートタワー
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-(西棟)地上39階、地下3階、(東棟)地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部181.50m
◆ 敷地面積-25,262.07㎡
◆ 建築面積-17,586.72㎡
◆ 延床面積-317,249.30㎡(容積対象面積277,882.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-(ウォルドーフ・アストリア大阪)252室、(ホテル阪急グランレスパイア)482室
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2020年12月上旬
◆ 竣工-2024年11月下旬予定
◆ 開業-2025年03月21日予定


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商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン(GRAND GREEN OSAKA SHOPS & RESTAURANTS)」の配置図です。「南館」は2025年3月21日にオープンすることが判明しました。新たに店舗面積約20,120㎡、店舗数55店舗の商業施設が誕生します。


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「グラングリーン大阪 南館」です。2025年3月21日の開業が梅田の重心が西側に移動する決定打となると思います。

● ウォルドーフ・アストリア
 私が大阪に一番進出して欲しかったのが世界最高級のホテルの1つである「ウォルドーフ・アストリア」です。進出するだけで都市の格が上がるくらいの超高級ホテルです。大阪市への富裕層のインバウンドや国際会議にも有利に働くのは間違いないです。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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下層階の様子です。


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東側から見た様子です。手前が「ゲートタワー」、奥が「パークタワー」、左側が「サウスタワー」です。


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南東側から見た様子です。


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下層階の様子です。



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2024年10月 2日 (水)

インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2024年9月度 阪急梅田本店が前年同月比13.1%増、高島屋大阪店が前年同月比8.7%増、大丸心斎橋店が前年同月比0.3%減

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-阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店-

 大阪市内の百貨店はインバウンドで沸騰しています。しかし、大阪市内の全百貨店がインバウンドの恩恵を受けている訳では無く、主に3店舗「阪急梅田本店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店」が恩恵を受けています。

 2024年10月1日に発表された2024年9月の売上高(速報値)は、「阪急梅田本店」が前年同月比13.1%増、「高島屋大阪店」が前年同月比8.7%増、「大丸心斎橋店」が前年同月比0.3%減でした。「大丸心斎橋店」に至っては、遂に前年同月比の伸びがマイナスになってしまいました。

 「好事魔多し(こうじまおおし)」という言葉が頭をよぎります。「物事がうまく進んでいる時ほど、意外なところに落とし穴がある。」という意味の四字熟語です。2024年前半の絶好調はどこに行ったのか? 正に「好事魔多し」ですね・・・


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阪急梅田本店

 2024年9月の売上高(速報値)は、前年同月比13.1%増でした。ちなみにライバルの「伊勢丹新宿本店」店頭の2024年9月の売上高(速報値)は、前年同月比0.7%増です。「阪神梅田本店」が前年比81.3%と100%を大幅に割っているのは、2023年9月は阪神タイガースのリーグ優勝セールがあったためです。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2024/10/01)
 2024年9月度売上速報

2025年3月期売上高(前年同月比)
◆ 2024年09月売上高-前年同月比13.1%増(速報値)
◆ 2024年08月売上高-前年同月比15.5%増(速報値)

◆ 2024年07月売上高-前年同月比21.3%増(速報値)
◆ 2024年06月売上高-前年同月比35.7%増(速報値)
◆ 2024年05月売上高-前年同月比46.1%増(確定値)
◆ 2024年04月売上高-前年同月比29.6%増(確定値)

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-314,028百万円(前年比20.3%増)
 *メンズ館含む
◆ 2005年度売上高-182,650百万円
 *イングス館含む
◆ 1989年度売上高-229,558百万円


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高島屋大阪店
 2024年9月の売上高(速報値)は、前年同月比8.7%増でした。高島屋の店舗平均の前年同月比10.0%増を下回っています。

 高島屋(PDF:2024/10/01)
 2024年9月度 店頭売上速報

2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2024年09月売上高-前年同月比8.7%増
◆ 2024年08月売上高-前年同月比8.9%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比13.7%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比25.9%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比42.8%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比40.8%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比36.2%増

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-159,152百万円(前年比20.6%増)
◆ 2005年度売上高-162,967百万円
 *堺店、和歌山店含む
◆ 1989年度売上高-207,365百万円


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大丸心斎橋店
 2024年9月の売上高(速報値)は、前年同月比0.3%減でした。前年同月比の伸びが2024年5月は54.1%増でしたが、9月は遂に前年同月比の伸びがマイナスになってしまいました。

 J.フロント リテイリング(PDF:2024/10/01)
 2024年9月度百貨店事業売上速報

2025年2月期売上高(前年同月比)速報値
◆ 2024年09月売上高-前年同月比0.3%減
◆ 2024年08月売上高-前年同月比6.3%増
◆ 2024年07月売上高-前年同月比18.3%増
◆ 2024年06月売上高-前年同月比33.6%増
◆ 2024年05月売上高-前年同月比54.1%増
◆ 2024年04月売上高-前年同月比37.0%増
◆ 2024年03月売上高-前年同月比42.7%増

過去の年度別売上高
◆ 2023年度売上高-95,731百万円(前年比35.2%増)
◆ 2005年度売上高-86,750百万円
◆ 1989年度売上高-176,780百万円



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2024年10月 1日 (火)

グラングリーン大阪 地上26階、高さ約124mの「ノースタワー」がオープン コーナンの「ガーデンズ うめきた(gardens umekita)」が素晴らしい!

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-グラングリーン大阪 ノースタワー

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2 期開発事業者JV9社は、2024年9月6日に「うめきた公園」の一部と「グラングリーン大阪 北館」をオープンしました。

 商業施設の名称は「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン(GRAND GREEN OSAKA SHOPS & RESTAURANTS)」です。JR大阪駅から徒歩7分とかなり距離が離れている事もあり、店舗面積約2,640㎡、店舗数15店舗とかなり控え目です。

 ホテルは、客室数308室のヒルトンのライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」です。「ノースタワー」の1階と10階~25階に入居しています。

グラングリーン大阪 ノースタワー(北館)の概要
◆ 計画名-(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番40ほか(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部124.30m
◆ 敷地面積-8,402.88㎡
◆ 建築面積-5,350.00㎡
◆ 延床面積-65,421.20㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-308室(キャノピーby ヒルトン大阪梅田)
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-日建設計、竹中工務店
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2021年02月16日
◆ 竣工-2024年04月下旬
◆ 開業-2024年09月06日(ショップ&レストラン、キャノピーby ヒルトン大阪梅田)


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「歩行者動線」です。


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「グラングリーン大阪 ノースタワー」です。


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「グラングリーン大阪 ノースタワー」は、地上26階、地下3階、高さ124.30mです。


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「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」のエントランスホールの天井は、大阪のソウルフードであるたこ焼き用鉄板をモチーフにデザインとなっています。


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ビーンゼア うめだ(Bean there, UMEDA)

 「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の1階にあるカフェは「ビーンゼア うめだ(Bean there, UMEDA)」です。公園に面した開放的な雰囲気で、ペット同伴が可能なテラス席もあります。


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「うめきた公園 ノースパーク」は土砂を盛って高さを嵩上げしています。嵩上げしているので2階くらいの高さになっていますが、「グラングリーン大阪 北館」ではこの高さを1階床の高さとしているので、階数の感覚がちょっとバグります。


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ガーデンズ うめきた(gardens umekita)

 私が一番気に入っているのが、ホームセンターの「コーナン」が運営する「ガーデンズ うめきた(gardens umekita)」です。コーナンといえば、ロードサイド沿いにあって、いかにも「ホームセンター」というイメージです。

 しかし、この店舗の店内には、四季を彩る多種多様な植物と大阪市内最大級となる展示数のレイアウト水槽と、世界の熱帯魚や専門性の高いアクアリウムを設置しています。フロアは、植物と園芸用品エリアとアクアリウムエリアの2つに分かれています。私は両方共に好きなので梅田にこのような店がオープンして本当にうれしいです。


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店内です。私は近所のホームセンターでもガーデニングを見るのが大好きですが、ここは珍しい植物も多くて見入ってしまいました。


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店内です。「ガーデニング」と「アクアリウム(水の生態系を疑似的に作ったもの)」は毎日のメンテナンスが本当大変です。メンテナンスを怠るとすぐに枯れてしまいます。大変ですが、頑張って運営を続けて欲しいです。



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