« 「村田製作所」の新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」の玄関口 「JR守山駅東口再整備基本計画」の概要を公開! | トップページ | JR福島駅の北側 地上30階、高さ約107mの超高層タワーマンション「レグナスタワー新梅田」 公式ホームページがオープン! »

2024年12月13日 (金)

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE) JR西日本など10社以上の民間企業と神戸市の産官連合にて、複数の取り組みを開始!

Kobearena240215
-神戸アリーナプロジェクト-
 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「神戸ストークス)」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

 「NTT都市開発」が開発を行い、「One Bright KOBE」が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」は、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、2023年4月18日に起工し、「地鎮祭」を執り行いました。

 引用資料 NTT都市開発(2023/04/18)
 「神戸アリーナプロジェクト」における新築工事着工についてB.LEAGUE「西宮ストークス」本拠地、多様なイベントに対応する次世代アリーナ

● ジーライオンアリーナ神戸
 神戸港の新港第2突堤に2025年春に開業するアリーナについて、運営会社は2024年2月8日に、名称を「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」とすると発表しました。

 引用資料 GLIONグループ(2024/02/08)
 「神戸アリーナプロジェクト」新アリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に決定!株式会社One Bright KOBEと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結

 「ネーミングライツ(命名権)」を、自動車小売業などを手がける「ジーライオン(神戸市中央区)」が獲得しました。内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備します。また周辺にはテラス付きの飲食店などを開設する予定です。

ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


Kobearena230411
「外観イメージ(南西から望む)」です(引用:NTT都市開発)。

 
Kobearena221221
「鳥観イメージ(西側上空から望む)」です(引用:NTT都市開発)。


Kobearena241111
「バスケットボール試合イメージ」です。


Kobearena240851
大型映像設備

 「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」での「熱狂・感動・興奮が生まれる観戦体験」の実現に向け、映像・音響をはじめとしたアリーナ内に導入する演出設備が決定しました(引用:TOTTEI)。

 引用資料 TOTTEI(2024/08/07)
 次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」神戸ストークスの新アリーナで熱狂・感動・興奮が生まれる観戦体験を

◆ 壁面LEDビジョン
 屋内アリーナ最大級となる横幅24m×高さ13m=面積312㎡のLEDビジョンをアリーナ東側一面に常設で導入します。神戸ストークスの試合では、選手のプレーやスピーディーな試合展開を大迫力かつ高精細に映し出すことで、アリーナを熱狂の渦に包み込みます。

◆ センターハングビジョン
 常設機材として天井から吊り下げられた昇降可能なセンターハングを導入します。興行の形態に合わせて昇降段階を調整することで様々なイベントに対応可能となっています。外側のメインビジョンだけでなく、インナービジョン、コーナービジョンを組み合わせた合計12面構成で、アリーナ内のどの座席からも映像演出を楽しめます。

◆ リボンビジョン
 アリーナを270度囲む全長183mの横長ビジョンを観客席上に設置します。他ビジョンと連動した演出によって、アリーナの熱狂と一体感を増幅させます。

◆ 映像送出システム
 アリーナ内のLEDビジョンを連動させた演出を実現するRoss Video社のシステムを導入します。2Dだけでなく、3Dコンテンツや高解像度のCG描画なども送出可能で、LEDを最大級活用したダイナミックな映像体験を提供します。


Kobearena240852
音響設備
 世界のトップブランド、「d&b audiotechnik社」のハイグレードスピーカーを常設導入します。綿密な音響シミュレーションを行い、アリーナの形状に合わせた機材・設置位置による良質かつ臨場感ある音響は、「会場のどこにいても均一に最高の音で聞こえる」、アジアNo.1クオリティの設備と謳う最高の音響体験を提供します(引用:TOTTEI)。


Kobearena240853
座席設備
 
アリーナ施設は、地上7階建て、延床面積約32,300㎡、総座席約10,000席を予定し、視認性の高い馬蹄型の形状でどのエリアからもステージの臨場感を体験できる設計になっています。また、観戦に最適な傾斜角度を算出し、アリーナ上部をはじめどの席からもステージが見やすいようにデザインしています(引用:TOTTEI)。


Kobearena221231
「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


Kobearena221226
「位置図」です(引用:NTT都市開発)。


Kobearena241221
Commons Tech KOBE

 「One Bright KOBE」を代表企業とし、「ウイングアーク1st、JR西日本、ベスティ、あいおいニッセイ同和損害保険、 TIS、ネオス、シナジーマーケティング、ノースディテール、ストークス」の各社は、「アリーナ基点での ICT 基盤構築による神戸の新たなまちづくり(スマートシティ)・地域活性化」に向け、共同で取り組むことを発表しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2024/12/05)
 関西最大級のアリーナを基点とした新たなスマートシティモデル まち全体でマーケティング活動を行う「Commons Tech KOBE」 10 社以上の民間企業と神戸市の産官連合にて、複数の取り組みを開始

 神戸ウォーターフロントに2025年4月に開業する「神戸アリーナプロジェクト」の運営会社である「One Bright KOBE」は、神戸市と「スマートバリュー」が2022年に締結した「都心・ウォーターフロントエリアの未来づくり」に向けた事業連携協定に基づき、2023年に発表したプロジェクト、「Commons Tech KOBE(コモンズテックコウベ)」をベースとして本取り組みを推進します。


Kobearena241222
「取り組み全体像」です。


Kobearena241113
「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」の建設現場です。


Kobearena241115
北西側から見た様子です。



|

« 「村田製作所」の新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」の玄関口 「JR守山駅東口再整備基本計画」の概要を公開! | トップページ | JR福島駅の北側 地上30階、高さ約107mの超高層タワーマンション「レグナスタワー新梅田」 公式ホームページがオープン! »

51 兵庫県・神戸市②」カテゴリの記事