大坂夏の陣から400年 「豊臣秀吉」が築いた初代大坂城石垣に再び光を! 「大阪城 豊臣石垣館」が2025年4月1日にオープン!
-大阪城(大坂城)-
ご存知のように今の大阪城は、徳川期の石垣に、豊臣期の天守閣に似せて再建した天守閣が建っています。歴史的にはあり得ないコラボですが、史実を超越するカッコ良さがあります。
「豊臣秀吉」が天下統一の拠点として築城した初代大坂城は、「三国無双の城」とたたえられる豪荘華麗な城でしたが、1615年の「大坂夏の陣」で豊臣方が敗れた後、徳川幕府により豊臣大坂城を覆い隠すように徳川大坂城が築かれて以来、今も地下に眠り続けています。
「大坂夏の陣」から400年を機に、大阪城の歴史を物語る新たな魅力を創出するため、豊臣秀吉が築いた初代豊臣期大坂城の石垣を掘り起こして公開する「豊臣石垣公開プロジェクト」に取り組んでいます。
● 「大阪城 豊臣石垣館」が2025年4月1日にオープン!
「大阪市」は、2025年4月1日(火)に、「大阪城 豊臣石垣館」をオープンします。大阪市では、豊臣秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こして公開する「豊臣石垣公開プロジェクト」を2013年から進めてきましたが、完成を迎えます。
引用資料 大阪市・公式HP(2024/12/13)
報道発表資料 「大阪城 豊臣石垣館」がオープンします
引用資料 公式ホームページ
大坂城 豊臣石垣公開プロジェクト
この施設は、「豊臣期の石垣」が展示の目玉であるため、地上の徳川期の石垣と時代が異なることを示し、かつ、わかりやすい名称として「大阪城 豊臣石垣館」としました。
「施設の内観イメージ」です。
「豊臣期の石垣」です。
この下に「豊臣期大坂城(1583年~1615年)」の石垣が眠っています。2016年11月12日にブラタモリ「大坂城・真田丸スペシャル ~大坂城はなぜ難攻不落?~」で放送された場所です。
豊臣期大坂城(1583年~1615年)
豊臣秀吉は、賤ヶ岳合戦により柴田勝家を倒し大坂を手中にすると、本願寺の跡地に天下に比類なき城郭を築き始めます。本丸、二の丸の規模は現在の大阪城とほぼ同じで、それを取り囲む2km四方にもおよぶ惣構を備えた大城郭でした。
徳川期大坂城(1620年~1868年)
1615年の大坂夏の陣で豊臣方が敗れた後、徳川幕府により豊臣大坂城を覆い隠すように徳川大坂城が築かれました。
徳川幕府は、豊臣期大坂城の上に盛り土をして、新たな大坂城を築きました。そのため豊臣期大坂城の石垣は、今も地下に眠り続けています。
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