アメリカの「APL」 福岡県糸島市に「九州最大級」のデータセンター 投資額は3,000億円超 2025年春に着工、2029年以降に順次稼働!
-福岡県糸島市に大規模データセンターを建設-
「明治安田J1リーグ」で、「ヴィッセル神戸」が2年連続2回目の優勝しました。乃木坂46の「五百城茉央」が勝利の女神と話題になっていますが、順位表を見て3位が「FC町田ゼルビア」というのに驚きました。私は「FC町田ゼルビア」が2024シーズンから「J1」に昇格していたことさえ知りませんでした。サッカーの国際大会は燃えるのに、いつから日本国内のサッカーにこんなに興味が無くなったんだろう・・・
本題に戻って、アメリカの不動産投資・開発の「アジア・パシフィック・ランド(APL)グループ」は2024年12月5日に、福岡県糸島市に大規模データセンターを建設すると発表しました。2025年春に着工予定で、投資額は3,000億円超を見込みます。データセンターの規模を示す総受電容量は区域全体で300メガ(メガは100万)ワットと、九州最大規模になる見通しです。
引用資料 日本経済新聞(2024/12/05)
米APL、福岡・糸島に3000億円データセンター 25年着工
引用資料 読売新聞(2024/12/06)
福岡県糸島市に「九州最大級」データセンター…米国の会社が3000億円以上投資、2029年以降に稼働
「西九州自動車道」の「前原インターチェンジ(IC)」付近で、約122,000㎡の開発区域内に6棟のデータセンターを建設します。まず2029年1月に1〜2棟目を稼働し、2034年12月の6棟目稼働まで順次建設を進めていく計画です。
「APLグループ」によるデータセンターへの投資は糸島市が2件目です。2023年11月に北九州市の「北九州学術研究都市」の市有地を取得しました。4年以内に総受電容量120メガワットのデータセンターを着工するとの計画を打ち出しました。糸島市はこれを大幅に上回る大型プロジェクトとなります。
APLグループ日本法人の代表は「東京・大阪に次ぐ第3のデータセンターのハブを福岡県に構築することを目指す」と話しています。九州北部でのデータセンター需要は受電容量ベースで1,000メガワットに及ぶと想定しており、さらなる開発に取り組みます。
福岡県糸島市の大規模データセンターの建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。
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