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2024年12月30日 (月)

大阪ステーションシティ サウスゲートビルディング(アクティ大阪増築部分) 南ゲート広場天井耐震工事 2024年12月23日の状況

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-サウスゲートビルディング-

 「サウスゲートビルディング」は、1983年4月27日に開業した「アクティ大阪(ACTY OSAKA)」の南側で、「アクティ大阪増築工事」が行われ、「サウスゲートビルディング」として2011年4月11日に開業しました。

 地震時には、超高層ビルは「共振」すると揺れが大きく増幅されます。1983年に竣工した大阪ターミナルビル「アクティ大阪」は建築基準法改正により、「アクティ大阪増築工事」の建築時の基準では構造的に既存不適格となっていました。

 2棟のビルは振動特性が大きく異なります。地震対策として、増築躯体と既設躯体を「オイルダンパー(連結ダンパー)」で接続する「連結制震」の考え方を採用し増築しています。

● 南ゲート広場天井耐震工事
 「サウスゲートビルディング」の「アクティ大阪増築工事」が行われた部分で「南ゲート広場天井耐震工事」が行われています。工期は、2024年6月7日~2025年3月末(予定)となっています。比較的新しいビルなのに天井が耐震基準を満たしていかかったのかなあ??? と不思議ですが、まあより安全になるのはいい事です。

サウスゲートビルディングの概要
◆ 計画名-(増築棟)アクティ大阪増築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目1-1
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-(既設棟)地上28階、塔屋2階、地下4階、(増築棟)地上16階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(既設棟)122.4m、(増築棟)74.6m
◆ 建築面積-7,804.66㎡
◆ 延床面積-170,530.76㎡(増築部分約37,200m)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、ホテル、駐車場、駅コンコース
◆ 建築主-JR西日本、大阪ターミナルビル
◆ 設計者-安井建築設計事務所、ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-アクティ大阪増築工事特定建設工事共同企業体(竹中工務店、大鉄工業JV)
◆ オープン-1983年04月27日(アクティ大阪開業)、2011年03月16日(サウスゲートビルディング開業)


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「南ゲート広場天井耐震工事」の2024年12月23日の状況です。


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中央部のアップです。大規模に「足場」が組まれています。


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東側にも「足場」が組まれました。


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西側の「足場」が撤去されました。


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「南ゲート広場天井耐震工事」の標識です。


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工期は、2024年6月7日~2025年3月末(予定)となっています。


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日本のビルベスト111(2024年12月25日発売)
 「日本のビルベスト111」は、2016年10月に発売した「日本のビルベスト100」の改訂版です。改訂版のお話は非常に名誉な事だったのですが、私は病気のリハビリ中のため、体力的に遠方に取材に行けません。

 そのため追加ビルの執筆は、超高層ビルマニア界のレジェンドである「なかやんさん(中谷幸司氏)」にお願いしました。私には「なかやんさん」といっしょに本を出版する長年の夢があったので夢が叶いました(@関西人)。



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