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2024年12月18日 (水)

京阪ホールディングス 地上6階、延床面積約28,000㎡のホテルと商業施設の複合施設 「(仮称)三条駅周辺プロジェクト」を本格的に開始!

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-京阪三条駅周辺-
 京阪電車三条駅の周辺は、今はそれ程には拠点性は高くありませんが、私が関西に来た1980年代は今よりも遥かに拠点性が高かったです。京阪グループの京都の拠点で、京阪グループからは何度も開発計画が持ち上がりました。1980年代には「京阪百貨店」の出店の話までありました(Googleマップの衛星写真を引用)。

 1987年に鴨川沿いの「京阪本線」が地下化し、絶好の再開発のチャンスでしたが動き出しませんでした。1997年に京都市営地下鉄東西線の醍醐駅-二条駅間の開通と同時にが地下化しましたが、その時も動き出しませんでした。結局、現在まで再開発されませんでした。完全に再開発のタイミングを逃したため、拠点性もどんどん下がっていきました。

(仮称)三条駅周辺プロジェクト
 「京阪ホールディングス」は、「京都市土地利用の調整に係るまちづくりに関する条例」に基づき、三条駅周辺プロジェクトの開発構想届を提出しました。現在は駐車場として活用している京阪電車三条駅の旧地上駅跡地に、観光・集客等の都市機能を集積し、「えきから始まるまちづくり」として、三条駅周辺地域のさらなる魅力や活力の向上に寄与していきます。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2024/12/16)
 ~えきから始まるまちづくり~ 三条駅周辺プロジェクトを本格的に開始 駅周辺のさらなる魅力向上へ

 引用資料 日本経済新聞(2024/12/16)
 京阪HD、三条駅に6階建て複合施設 ホテルや店舗

 2024年12月13日付で周辺地域が国の都市再生緊急整備地域に指定されました。敷地面積は約6,400㎡で、現在は駐車場として活用しています。鴨川沿いの川端通と三条通に面し、三条大橋の東詰に位置します。地下化した京阪本線の三条駅のほか、京都市営地下鉄東西線の三条京阪駅に隣接しています。

 地上6階、地下2階の複合施設で、延床面積は約28,000㎡です。ホテルや商業施設の入居を計画しています。祇園など東山地区の観光名所に近く、インバウンド(訪日外国人)向けに文化の発信や買い物の拠点整備を目指します。

 計画地では京都市が高さ12m〜20mの高さ制限を設けていますが、京阪ホールディングスが計画する複合施設の高さは25mで、整備地域の指定を受けて制限の緩和を目指します。入居するホテルのブランドや商業テナントは今後検討します。

(仮称)三条駅周辺プロジェクトの概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区大和大路通三条下る東側大黒町139番1他
◆ 交通-京阪本線「三条」駅、京都市営地下鉄東西線「三条京阪」駅
◆ 階数-地上6階、地下2階
◆ 高さ-約25m
◆ 敷地面積-約6,400㎡
◆ 延床面積-約28,000㎡
◆ 用途-商業施設、ホテル
◆ 事業主-京阪ホールディングス


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「位置図」です。


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京阪三条北ビル
 「京阪三条北ビル」です。三条駅周辺で唯一の拠点と言えるビルです。私が関西に来た1980年代は、三条駅周辺は、地下化前の京阪本線・京阪京津線、バスの乗り換え客も多く、京阪グループの京都の拠点として今よりも遥かに賑わっていました。

 まさか40年後もまだ再開発されていなかったなんて・・・ 40年前の私は見たら驚くと思います。完全に再開発のタイミングを逃した典型的な例だと思います。ただし、地下は京阪本線と京都市営地下鉄東西線の乗り換えで結構賑わっています。



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