大阪IR(統合型リゾート)の南側隣接地 大阪・関西万博跡地の約50ha 「夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)」を公表!
-夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)-
2025年2月18日に「副首都推進本部(大阪府市)会議」の第15回会合を大阪市内で開き、「夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)」を提示し了承を得ました。
引用資料 大阪府(PDF:2025/02/18)
夢洲第2期区域マスタープラン Ver.1.0(案)について(説明資料)
「大阪府」と「大阪市」は大阪市此花区にある人工島・夢洲の大阪・関西万博跡地(夢洲第2期区域約50ha)を「(1)ゲートウエイゾーン、(2)グローバルエンターテインメント・レクリエーションゾーン、(3)IR連携ゾーン、(4)大阪ヘルスケアパビリオン跡地活用ゾーン」の4ゾーンに分け、開発を進める方針を示ました。2025年夏にマスタープランを策定、2025年度後半の開発事業者公募を目指します。
「土地利用方針」です。
道路ネットワークの形成
適切な交通処理を実現し、快適な移動に資するため、外縁部に、既設の観光外周道路とつながる、道路を整備するとともに、土地利用計画上、必要に応じて区域内に区画道路を整備します。
歩行者動線ネットワークの形成
夢洲全体の一体性を確保するため、第1期区域から第3期区域まで連続した回遊性の高い歩行者動線ネットワークを形成します。
大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業
大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。
「MGMリゾーツ」と「オリックス」が中核株主を務める大阪IRは、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の環境影響評価書と事後調査計画書を大阪市に提出し、環境アセスメントの手続きを完了しました。
引用資料 大阪市・公式HP(2024/06/10)
大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 環境影響評価書
● 2025年4月30日に本体工事に着手予定!
2030年秋頃に大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」は2024年10月15日に、準備工事に着手しました。仮囲いや現場事務所、電力網などを整備した後、2025年4月30日にも本体工事に着手予定です。
マリーナベイ・サンズの拡張
ライバルは待ってはくれません。「シンガポール」のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の「マリーナベイ・サンズ」は、拡張計画を発表しています。この拡張計画に含まれるのは、スカイルーフ付きラグジュアリーホテルタワー、15,000席の最先端エンターテイメントアリーナ、プレミアムMICEスペースの増設、新たな飲食やナイトライフの施設などです。
引用資料 マリーナベイ・サンズ
素晴らしい成果と拡大計画で新たな地平を切り開く
4棟目となる超高層ビルが目を引きます。2025年7月までに建設を開始し、2029年7月までの完成を目指します。「デザイン強化の最終フェーズ」となっていますが、Googleマップの衛星写真を見るともう1回くらい大規模に拡張する用地が残っているように見えます。
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