三田市の「三田市民病院」と神戸市の「済生会兵庫県病院」が再編統合 新病院整備基本計画策定 病床数425床、概算整備費521億円!
-兵庫県三田市・新病院基本計画-
兵庫県三田市の「三田市民病院」は、1995年に現在の位置に開院して以来、救急医療を中心とする急性期医療に重点を置き、「市内の急性期医療さいごの砦」として、市民の命を守る役割を担ってきました。
神戸市北区の「済生会兵庫県病院」は、1991年に現在の位置に開院して以来、救急医療、小児医療、周産期医療への取り組みに重点を置き、北神地域の中核病院として地域の住民の命を守る役割を担うとともに、神戸市内唯一の地域周産期母子医療センターを持つ医療機関として、神戸市域を超え広域で重要な役割を果たしてきました。
しかし、両病院ともに現在は、高齢化のさらなる進展に伴う疾病構造の変化や医療技術の高度化への対応、新専門医制度や医師の働き方改革による医師の確保、さらに施設の老朽化への対応など、多くの課題を抱えています。
兵庫県三田市は、神戸市及び済生会兵庫県病院とともに、「三田市民病院」と「済生会兵庫県病院」が再編統合して新病院を整備するため、「新病院基本計画」を策定しました。
引用資料 三田市・公式HP(2025/02/14)
新病院基本計画
● 神戸市北区長尾町宅原地内に整備!
整備場所は三田市民病院と済生会兵庫県病院の中間地点付近かつ、幹線道路沿いである神戸市北区長尾町宅原地内の敷地面積約76,000㎡です。病床数は425床とし、規模は地上6~8階、延床面積約41,000㎡を想定しています。地震対策として「免震構造」を採用します。概算整備費は521億円、2025年度から基本設計・実施設計に着手し、2027年度から建設工事に着手、2030年度中の開院を目指します。
「三田市民病院」と「済生会兵庫県病院」の概要です。
「施設計画」です。
「整備予定地」です。
「整備スケジュール」です。
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