倉敷市 川崎学園・創業100周年記念事業 川崎医科大学付属病院本館棟全面建て替えなどの「新本館プロジェクト」をスタート!
-川崎医科大学-
関西に住んでいると、「京都大学」や「大阪大学」などの物凄く高度な大学病院があるのでピンとこないかも知れませんが、岡山県は日本屈指の高度医療が充実した県です。
私の田舎の高知では、私が子供の頃は高知県の病院では治療が出来ない患者は「岡山大学病院」に入院する事が多かったです。中国・四国・九州で、医科大学が2校以上ある県は、福岡県(九州大学、福岡大学、久留米大学、産業医科大学)と岡山県だけです。
岡山県には、日本屈指の高度医療が受けられる大規模病院「岡山大学病院(853床)、川崎医科大学附属病院(1,182床)、倉敷中央病院(1,172床)」があります(病床数は2025年3月1日現在)。特に「岡山大学病院」は、「肺」に関しては世界トップクラスで、肺移植手術(脳死肺移植、生体肺移植)の回数は日本でダントツ1位です。
● 川崎学園・創業100周年記念事業
「川崎医科大学」は、岡山市内にあった「川崎病院」を母体として1970年に設立された私立大学です。「川崎医科大学附属病院」は、岡山市の「岡山大学病院」とともに、岡山県内の地域医療の中心的な役割を果たしています。
「川崎学園」は、2025年2月18日に創業100周年記念事業として、川崎医科大学付属病院本館棟全面建て替えなどの「新本館プロジェクト」をスタートさせることを発表しました。本館棟建て替えのほか、既存の北館棟、西館棟を改修するとともに、最新の医学研究を進めるための新研究棟を建築します。
引用資料 学校法人川崎学園(PDF:2025/02/18)
川崎学園 創業100周年記念事業がスタートします
2025年はインフラなどの準備工事を進め、2026年から新研究棟の建築、2026年秋ごろから新本館棟建て替えに着手します。創業100周年に向け、本館棟を最先端の高度医療導入のための全面建て替えを行います。規模は、地上14階、地下1階、延床面積約86,000㎡です。
「新本館棟」のイメージです(引用:学校法人川崎学園)。
「新研究棟」のイメージです(引用:学校法人川崎学園)。
倉敷市の「川崎医科大学」を西側から見た様子です。
この部分の建物を建て替えます。
ドクターヘリ
「川崎医科大学付属病院高度救命救急センター」では、神奈川県の「東海大学医学部附属病院救急センター」と共に2001年4月1日から全国に先がけてドクターヘリの運用が始まりました。
JR山陽本線北側の道路から見た様子ですが、電車内から見たらほぼこのように見えます。高台にあるので非常に目立ちます。
最寄りの駅は、JR山陽本線の「中庄駅」です。
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