福岡空港 総事業費約1,643億円 2,500m×60mの「第2滑走路」 2025年3月20日(木)から供用開始!
-福岡空港・第2滑走路が3月20日供用開始-
「福岡空港」は、滑走路1本の空港としては国内で最も旅客数、発着回数が多く利用されており、西日本地域の拠点空港として、離島を含む国内外の各都市との人・物の流動を支えています。
「国土交通省」は2025年1月10日に、「福岡空港」の第2滑走路の運用を2025年3月20日に開始すると発表しました。当初は2025年3月末を予定していましたが、工事や検査が順調に進んでいるとして、夏ダイヤが始まる3月30日に間に合うように前倒ししました。第2滑走路の運用開始により、年間発着枠は1万2000回増の18万8000回となります。
引用資料 国土交通省(2025/01/10)
福岡空港滑走路増設事業の供用について ~観光・MICEの促進、地域経済への波及効果などの効果が期待されます~ 福岡空港の第2滑走路を令和7年3月20日(木)から供用開始します。
第2滑走路は福岡空港の混雑解消などを目的に、2015年度に建設が始まりました。総事業費は約1,643億円です。第1滑走路の西側210mに位置し、全長2,500m×60mです。
滑走路間の距離が短いため、第2滑走路は原則として国際線の離陸用として使用します。第1滑走路とあわせると、発着枠が年間1万2000回増えます。運用方法によってはさらなる増枠も可能です。
第1滑走路は2,800m×60m、第2滑走路は2,500m×60mとなっています。
福岡空港の新管制塔(高さ90.9m)
「福岡空港」における将来の航空需要への適切な対応を図るため、2015年度から実施していた第2滑走路の増設事業について、供用日を 2025年3月20日(木)に決定しています。
福岡空港2本目の滑走路による運用に備え、空港全体及びその周辺の視認性を確保するため、新管制塔を整備しました。管制業務に必要な機器調整作業が完了したことから、2024年12月5日(木)より新管制塔の運用を開始しました。
引用資料 国土交通省(2024/11/27)
福岡空港における新管制塔の運用を開始します
高さは、地上90.9m(上部レーダードーム高は除く)です。福岡空港新管制塔は国内第2位の高さです。ちなみに国内第1位は「羽田空港」の地上115.7mです。
「新管制塔」の位置図です。「国際線ターミナル」側に設置されました。
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