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2025年4月15日 (火)

高島屋 2024年度(2025年2月期)の店舗別売上ランキングを発表 1,000億円以上が5店舗、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を含めると6店舗!

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-高島屋の店舗別売上高ランキング-
 「高島屋」が2025年4月14日に「2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。それに付随して「2025年2月期決算補足資料」も公開されました。その中に2024年3月1日~2025年2月28日までの「店別売上高」があります。

 引用資料 高島屋(PDF:2025/04/14)
 2025年2月期決算補足資料

 売上高1,000億円以上の店舗が、常連の「大阪店、日本橋店、横浜店」の3店舗に加え、「京都店」が久しぶりに1,000億円を突破、「新宿店」も遂に1,000億円を突破しました。売上高1,000億円以上が5店舗というのも驚異的ですが、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を含めると6店舗になります。

 百貨店業界では、東の「伊勢丹新宿本店」、西の「阪急うめだ本店」と言われますが、総合力では圧倒的に「高島屋」がトップブランドです。1980年代初めまでは、「三越」が他社を寄せ付けない圧倒的なトップブランドでした。しかし、1982年の「三越事件(ハチの一刺し)」でイメージが失墜しました。この事件が無かったら今でも「三越」がトップブランドだったのかも知れません。

 2025年4月10日に「日本経済新聞」から「2024年百貨店の店舗別売上高ランキング」の速報が発表されました。「高島屋大阪店」が約2,070億円、「高島屋日本橋店」が約1,670億円、「高島屋横浜店」が約1,420億円でした。
 実際には「高島屋大阪店」が180,981百万円、「高島屋日本橋店」が160,502百万円、 「高島屋横浜店」が142,421百万円でした。「高島屋横浜店」はほぼ正解ですが、「高島屋大阪店」は約260億円の差異があります。この物凄い差異は何だったんでしょうか?

2024年度(2025年2月期)の高島屋店舗別売上ランキング
参考 ジェイアール名古屋タカシマヤ-213,622百万円
01位 大阪店-180,981百万円(13.7%増)
02位 日本橋店-160,502百万円(7.5%増)
03位 横浜店-142,421百万円(5.8%増)
04位 京都店-111,509百万円(14.6%増)
05位 新宿店-100,016百万円(13.5%増)
06位 玉川店-48,029百万円(3.2%増)
07位 柏店-33,665百万円(3.1%減)
08位 岡山髙島屋-16,971百万円(8.4%減)
09位 高崎髙島屋-16,734百万円(2.4%増)
10位 泉北店-14,722百万円(2.4%減)
11位 堺店-10,156百万円(1.7%減)
12位 大宮店-6,764百万円(2.8%減)
13位 岐阜髙島屋-6,888百万円(46.8%減)*閉店

(備考)「岐阜髙島屋」は、2024年7月31日に閉店しました。各店舗の売上高は2024年3月~2025年2月ですが、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」のみ2024年1月~12月の売上高です。

2023年度(2024年2月期)の高島屋店舗別売上ランキング

参考 ジェイアール名古屋タカシマヤ-189,100百万円
01位 大阪店-159,152百万円(20.6%増)
02位 日本橋店-149,349百万円(4.4%増)
03位 横浜店-134,630百万円(2.1%増)
04位 京都店-97,271百万円(15.7%増)
05位 新宿店-88,128百万円(10.8%増)
06位 玉川店-46,527百万円(3.7%増)
07位 柏店-34,759百万円(0.5%減)
08位 岡山髙島屋-18,526百万円(3.8%増)
09位 高崎髙島屋-16,346百万円(0.8%増)
10位 泉北店-15,082百万円(0.6%減)
11位 岐阜髙島屋-12,951百万円(1.9%減)
12位 堺店-10,337百万円(1.7%減)
13位 大宮店-6,959百万円(7.7%減)


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(1位)高島屋大阪店・180,981百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、180,981百万円(前年比13.7%増)でした。「日本経済新聞」の速報値では約2,070億円だったので、「やったぜ!2,000億円突破!」とガッツポーズだったのですが、ぬか喜びだったようです。


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(2位)高島屋日本橋店・160,502百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、160,502百万円(前年比7.5%増)でした。 


Departmentstore250415
(3位)高島屋横浜店・142,421百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、142,421百万円(前年比5.8%増)でした。


Departmentstore250424
(4位)高島屋京都店・111,509百万円

 2024年度(2025年2月期)の売上高は、111,509百万円(前年比14.6%増)でした。久しぶりに売上高が1,000億円を突破しました。売上高が1,000億円以上と以下では存在感が全く違います。

 ちなみ日経平均株価がバブル期の最高値を付けた1989年の売上高は120,113百万円でした。今回の売上高が1,000億円を突破したのはインバウンドバブルですが、「高島屋京都店」の売上高が1,000億円を突破する時代が再びやってくるとは夢にも思っていませんでした。


Departmentstore250425
(5位)高島屋新宿店・100,016百万円
 2024年度(2025年2月期)の売上高は、100,016百万円(前年比13.5%増)でした。遂に1,000億円を突破しました。


Departmentstore250412
(参考)ジェイアール名古屋タカシマヤ・213,622百万円
 2024年1月~12月までの売上高は2136億2200万円です。

● JR東海グループ
 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」は、「高島屋」の名称を冠していますが、「JR東海」が株式の59.2%を所有しています。そのためは髙島屋の連結子会社ではありませんが、高島屋グループ内では、トップの売上高を誇っています。



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