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2025年10月12日 (日)

「京都大学」卒のノーベル賞受賞者が10人に! 「東京大学」卒の9人を抜き国内最多に 研究を突き詰める伝統が生きる!

Lawschool220911
-ノーベル賞-
 
2025年のノーベル賞に決まった大阪大特任教授の坂口志文氏(74)と京都大特別教授の北川進氏(74)はいずれも京都大学卒です。今回の受賞で、日本の卒業した大学(学部)でみると京都大学が最多の10人となりました。

 個人での日本の受賞はアメリカ籍を含め合計30人となりました。うち卒業した大学(旧帝国大含む)別では「京都大学」が10人、「東京大学」が9人、「名古屋大学」が3人です。

 日本のノーベル賞受賞者一覧を見ると2000年代、2010年代は凄かった事が分かります。ノーベル賞の受賞は、研究発表から20年~30年遅れになります。逆算すると1970年頃~1990年頃の日本は、学術の面でも絶頂期であった事が分かります。

日本のノーベル賞受賞者一覧
◆ 2025年(化学賞)-北川進(京都大学卒)、京都大学理事・副学長、高等研究院特別教授(受賞時)
◆ 2025年(生理学・医学賞)-坂口志文(京都大学卒)、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授(受賞時)、京都大学名誉教授(受賞時)
◆ 2024年(平和賞)-日本原水爆被害者団体協議会
◆ 2021年(物理学賞)-真鍋淑郎(東京大学卒)、プリンストン大学上席研究員(受賞時:アメリカ国籍)
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◆ 2019年(化学賞)-吉野彰(京都大学卒)、 旭化成名誉フェロー(受賞時)、名城大学教授(受賞時)
◆ 2018年(生理学・医学賞)-本庶佑(京都大学卒)、京都大学高等研究院副院長・特別教授(受賞時)
◆ 2016年(生理学・医学賞)-大隅良典(東京大学卒)、東京工業大学特任教授(受賞時)
◆ 2015年(物理学賞)-梶田隆章(埼玉大学卒)、東京大学教授(受賞時)
◆ 2015年(生理学・医学賞)-大村智(山梨大学卒)、北里大学特別栄誉教授(受賞時)
◆ 2014年(物理学賞)-赤﨑勇(京都大学卒)、 名城大学教授(受賞時)
◆ 2014年(物理学賞)-天野浩(名古屋大学卒)、 名古屋大学教授(受賞時)
◆ 2014年(物理学賞)-中村 修二(徳島大学卒)、 カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(受賞時:アメリカ国籍)
◆ 2012年(生理学・医学賞)-山中伸弥(神戸大学卒)、京都大学iPS細胞研究所長・教授(受賞時)
◆ 2010年(化学賞)-根岸英一(東京大学卒)、アメリカパデュー大学特別教授(受賞時)
◆ 2010年(化学賞)-鈴木章(北海道大学卒)、北海道大学名誉教授(受賞時)
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◆ 2008年(物理学賞)-南部陽一郎(東京大学卒)、アメリカシカゴ大学名誉教授(受賞時:アメリカ国籍)
◆ 2008年(物理学賞)-小林誠(名古屋大学卒)、高エネルギー加速器研究機構名誉教授(受賞時)、元京都大学理学部助手
◆ 2008年(物理学賞)-益川敏英(名古屋大学卒)、京都産業大学教授(受賞時)、京都大学名誉教授(受賞時)
◆ 2008年(化学賞)-下村脩(長崎大学卒)、アメリカボストン大学名誉教授(受賞時)
◆ 2002年(化学賞)-田中耕一(東北大学卒)、島津製作所主任(受賞時)
◆ 2002年(物理学賞)-小柴昌俊(東京大学卒)、東京大学名誉教授(受賞時)
2001年(化学賞)-野依良治(京都大学卒)、名古屋大学教授(受賞時)
◆ 2000年(化学賞)-白川英樹(東京工業大学卒)、筑波大学名誉教授(受賞時)
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◆ 1994年(文学賞)―大江健三郎(東京大学卒)、作家
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◆ 1987年(生理学・医学賞)-利根川進(京都大学卒)、アメリカマサチューセッツ工科大学教授(受賞時)
◆ 1981年(化学賞)-福井謙(京都大学卒)、京都大学工学部教授(受賞時)
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◆ 1974年(平和賞)-佐藤栄作(東京大学卒)、元内閣総理大臣
◆ 1973年(物理学賞)-江崎玲於奈(三高→東京大学卒)、アメリカIBMワトソン研究所主任研究員(受賞時)
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◆ 1968年(文学賞)-川端康成(東京大学卒)、作家
◆ 1965年(物理学賞)-朝永振一郎(京都大学卒)、東京教育大学教授(受賞時)
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◆ 1949年(物理学賞)-湯川秀樹(京都大学卒)、京都大学理学部教授(受賞時)
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京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)

 山中伸弥教授が理事長を務める「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」です。「本館、第2研究棟、第3研究棟」の3棟で構成されています。世界最先端の「iPS細胞研究」を行っている正に日本の至宝と言ってもいい研究拠点です。

● 山中伸弥教授
 「山中伸弥教授」と言えば「京都大学」のイメージがありますが、大学は「神戸大学医学部」卒です。大学卒業後、臨床研修医を経て1993年に大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了。その後、米国グラッドストーン研究所博士研究員、奈良先端科学技術大学院大学教授、京都大学再生医科学研究所教授などを歴任し、2010年4月から2022年3月までiPS細胞研究所長を務めました。現在は、同名誉所長。2007年より 米国グラッドストーン研究所上席研究員を、2020年より公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団理事長を兼務しています。


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「京都大学医学部附属病院」は、旧病棟の老朽化に伴う施設整備の一環として、玉突きのように病棟の建て替えを行いました。


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「京都大学医学部附属病院」を南東側から見た様子です。「大阪大学医学部附属病院」と共に日本の医療を牽引する関西の宝です。



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