マイクロン・テクノロジーの「マイクロン広島工場」 1兆5000億円を投資して新しい製造棟を建設 工場西側の土地で造成工事を開始!
-マイクロンジャパン-
「マイクロンジャパン」の前身は「エルピーダメモリ」です。1999年12月20日に「日本電気 (NEC)」 と「日立製作所」のDRAM事業部門が統合して設立された「NEC日立メモリ」が元になっています(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。
「エルピーダメモリ」は2012年に会社更生法の適用を申請して経営破綻しました。2013年7月には、「マイクロン・テクノロジー」は「エルピーダメモリ」の全株式を取得して完全子会社化しました。
● 1兆5000億円を投資して新しい製造棟を建設!
アメリカのメモリー大手の「マイクロン・テクノロジー」が広島工場に新しい製造棟を建設します。人工知能(AI)向けの次世代メモリーの出荷を2028年ごろに開始する予定です。
新棟で生産するのは一時記憶を担うメモリー「DRAM」のなかでも高性能な「広帯域メモリー(HBM)」の次世代品です。投資額は1兆5000億円で、経済産業省が最大5,360億円を補助します。
先行するライバル韓国の「SKハイニックス」や「サムスン電子」がかつてない天文学的な利益を計上しています。「マイクロン・テクノロジー」としても急ぎたいところです。
新しい製造棟を建設
どの部分に新しい製造棟を建設するのでしょうか? 既存の製造棟の南側の森の部分しか用地は無いように思います(Googleマップの衛星写真を引用)。
● 工場西側の土地で造成工事を開始!
東広島市にある広島工場では、工場西側の土地で造成工事が始まっています。東広島市に開発許可を申請したのは「マイクロンメモリジャパン」で、予定建築物の用途は工場などとしています。
工場西側の赤線部分で、「マイクロンメモリジャパン」により造成工事が行われています。敷地面積は約9.5haです。現地の標識では、工事は2028年2月までの予定となっています。
広島・RCCニュース(2026/02/27)
マイクロンメモリジャパン 広島工場隣りで造成工事 増築か 次世代半導体の量産を計画
YouTube 広島・RCC(2026/02/27)
マイクロンメモリジャパン 広島工場隣りで造成工事 増築か 次世代半導体の量産を計画
投資額は1兆5000億円ですが、工場建屋の建設費はごく一部で、ほとんどは「半導体製造装置」の金額です。「半導体製造装置」は非常に高価です。オランダの「ASML」の最先端の超高性能「EUV露光装置」の価格は非公表ですが、1台当たり500億円以上だと言われています。
半導体の生産にはたくさんの工程があり、それぞれに専用の「半導体製造装置」が必要です。いずれも高価なためトータルすると1兆円を超える莫大な金額になります。
「マイクロン広島工場」の位置図です(Googleマップを引用)。
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