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2026年5月15日 (金)

JR西日本 地上30階、高さ約156mの「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」 「逆打ち工法」と「順打ち工法」の複合 2026年5月8日の建設状況

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-(仮称)JR三ノ宮新駅ビル-
 2021年10月5日に臨時会見があり、「神戸市、西日本旅客鉄道株式会社、独立行政法人都市再生機構の三者連携による協定締結 ~JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力~」が発表されました。

 「JR西日本(西日本旅客鉄道)、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)、神戸市」は、JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区の再整備の検討を進めています。新駅ビルにおいて、JR西日本グループ・UR都市機構との共同事業としての推進並びに開発方針の方向性がまとまりました。

 「JR西日本」は、JR三ノ宮駅前に計画する新駅ビル開発について、設計者・施工者を「竹中工務店・大鉄工業JV」に決定しました。現在は設計を進めており、2029年度の開業を目指しています。総事業費は約500億円です。

 「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の図書の縦覧が、2023年12月26日~2024年1月15日まで行われました。また住民説明会が、2024年1月9日に開催されました。

 概要が、地上32階、地下2階、高さ約160m、延床面積約100,000㎡から地上30階、地下2階、高さ156.2m、延床面積約91,528㎡に規模が縮小されています。

● 2024年3月6日に起工式を挙行!
 「JR西日本、独立行政法人都市再生機構、JR西日本不動産開発」は 2023年6月より「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル開発」に向けた準備工事を進め、仮囲い拡幅による工事エリアの拡大をしてきましたが、2024年4月以降新駅ビルの工事着手を行うこととなりました。工事着手に先立ち、2024年3月6日に安全祈願祭及び起工式を執り行いました。

(仮称)JR三ノ宮新駅ビルの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通八丁目1番2号
◆ 交通-JR「三ノ宮」駅、阪急「神戸三宮」駅、阪神「神戸三宮」駅、ポートライナー「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮・花時計前」駅
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約156.2m
◆ 敷地面積-8,583.13㎡
◆ 建築面積-8,063.89㎡

◆ 延床面積-91,781.24㎡(容積対象面積83,494.11㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート)

◆ 用途-商業、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場、駅前広場
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-JR西日本、UR都市機構、JR西日本不動産開発
◆ 設計者-(基本設計)安井建築設計事務所、(実施設計)竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 施工者-竹中工務店、大鉄工業JV
◆ 準備工事-2023年06月(新駅ビル準備工事着手)
◆ 着工-2024年03月06日(安全祈願祭及び起工式)、2024年04月01日(新駅ビル本体工事着手)
◆ 竣工-2030年03月31日予定
◆ 総事業費-約500億円


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「完成予想図」です(引用:神戸市)。


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「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」と「新バスターミナルⅠ期ビル」の完成イメージです(仮囲いを撮影)。


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「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル 低層部」の完成イメージです(仮囲いを撮影)。


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「三宮クロススクエア(第1段階)」の完成イメージです(仮囲いを撮影)。


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「駅前広場上空デッキ(待合・イベント空間)」の完成イメージです。「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」と「ミント神戸」の間にこんな素敵な広場が出来るんですね!(仮囲いを撮影)


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「施設構成・断面図」です(引用:国土交通省)。


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西側の超高層の部分が「逆打ち工法」、東側の低層の部分が「順打ち工法」で建設されています(引用:国土交通省の資料に追記)。


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「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の2026年5月8日の建設状況です。


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敷地西側の「逆打ち工法」で建設されている部分です。


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構真柱の建込み

 「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行っています。「構真柱」は分かりやすく言えば、先行して建込む地下階の柱です。


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アップです。「構真柱建込み架台」が見えます。


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「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。


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「構真柱」を建込む時に使用する「ガイド管」です。


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アースドリル掘削機が見当たらない!

 大阪のほとんどの超高層オフィスビルの建設現場では、「オールケーシング掘削機」で「構真柱」を建込む部分の地中障害物を撤去して、1度埋め戻して、再度「アースドリル掘削機」で掘削して「掘削孔」を構築して、「構真柱」を建込みます。

 「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」は、「オールケーシング掘削機」で「構真柱」を建込む部分の地中障害物を撤去して、「掘削孔」を構築して、そのまま「構真柱」を建込んでいます。私は、関西の超高層オフィスビルの建設現場で「オールケーシング工法」での「構真柱」を建込みを初めて見ました。

 三宮周辺は強固な地盤の「支持層」が比較的に浅い位置にあり「直接基礎」のためかも知れません。ちなみに、すぐ近くの地上32階、高さ約163mの「神戸三宮TWINGATE(ツインゲート)」は、「直接基礎」の「順打ち工法」で建設されています。

場所打ち杭工法(3種類の工法)
◆ アースドリル工法
◆ オールケーシング工法
◆ リバースサーキュレーションドリル工法


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1階床の「鉄骨建方」を行っています。


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西側から見た様子です。


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逆打ち工法

 「逆打ち工法」では最初に1階床を構築し、1階床を作業床として使用します。このビルは地下2階なので、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階 → 地下2階と下に向かって構築します。同時に地上部の「鉄骨建方」を行い、地上1階 → 地上2階と上に向かって構築します。


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捨てコンクリート
 「捨てコンクリート」が打設されています。作業床として使用され、位置や高さを決める「墨出し」などに利用されます。「捨てコンクリート」は構造体ではないので、地下躯体の構築時に解体されます。


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敷地東側の「順打ち工法」で建設されている部分です。


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工事が進んで1階床の高さまで到達しています。1階床の「鉄筋」の「配筋」を行っています。


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南東側から見た様子です。



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