関西のアリーナ不足問題 一気に大阪の3カ所が具体化(万博記念公園駅前、第2大阪城ホール、(仮称)Kubota LaLa arena) 逆に供給過剰が心配!

-関西のアリーナ不足問題-
私は、10年以上前からこのブログで「関西にアリーナが足りない!」と何度も書いてきましたが、その祈りが通じたのか? 次々と具体化してきました。今は逆に供給過剰を心配しています。
万博記念公園駅前周辺地区に関する開発は、「一部住民から反対意見が出されていので当分着工する事はないだろう」と思っていましたが、新たに「三井不動産、東急不動産」が加わり、2027年1月中旬にも着工し、アリーナなどを2030年4月15日に完成する予定となりました。不動産最大手の「三井不動産」が加われば鬼に金棒ですね。
関西のアリーナは、既存の「大阪城ホール(最大収容人数約16,000人)、ワールド記念ホール(収容人員約8,000人)」にプラスして、「ジーライオンアリーナ神戸(収容人数約10,000人)」が2025年4月4日に開業しました。
現在は、京都府が向日町競輪場敷地で「京都アリーナ(仮称)整備・運営等事業(9,328席)」の建設を行っています。座席数は、8,925席(スポーツ利用)、9,328席(コンサート利用)です。開業は2028年10月予定です。
大阪府では、一気に3カ所のアリーナ構想が具体化しようとしています。3カ所は「万博記念公園駅前(最大収容人数18,000人) 、第2大阪城ホール(10,000人超)、(仮称)Kubota LaLa arena(約12,500人)」です。関西にアリーナの建設を懇願していた私ですが、今は逆に供給過剰を心配しています。
● 関西のすべてのアリーナ会場が共存出来るのか?
私の大阪在住の友人に全国のライブ会場を渡り鳥のように飛び回っている人がいますが、最近の行先はほぼ「首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)」の会場に集中しています。コロナ禍以降にライブ会場の首都圏一極集中が加速しているためです。その友人が「関西にこんなにアリーナを建設して大丈夫か?」と本気で心配していました。
ロックバンド「サカナクション」の「山口一郎氏」がYouTubeで、地方アリーナツアーは赤字だと言っていました。東京(首都圏)と違って、演者やスタッフなどの「あご(食事代)・あし(移動費)・まくら(ホテル代)」がかかるためです。赤字でも地方を回るのはファンを増やすためで、地方の赤字を東京(首都圏)の利益で補填しているそうです。まあこれは以前から言われていた事です。
YouTube サカナクション通【山口一郎の切り抜きチャンネル】
【業界裏話】地方アリーナツアーは赤字?ライブ運営の現実を語る|サカナクション山口一郎【切り抜き】
全国アリーナツアーが出来るのは、アイドルやアーティストの中でもごく一部です。「山口一郎氏」が、推しを応援するには、「とにかく利益率の高いグッズを買ってくれ!」と言っていました。
私は、コロナ禍前には頻繁にライブに行っていましたが、コロナ禍以降は年に2回~3回くらいに減りました。それでも毎年行っていましたが、今年は心臓弁の手術をしたので、遂に0回になりそうです。元気になったらまた行きたいと思っています。
万博記念公園駅前のアリーナ棟(約18,000人)
アリーナ棟の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 竣工-2030年04月15日予定
第2大阪城ホール(10,000人超)
「日本経済新聞」は2026年4月7日に、「Osaka Metro」は大阪城公園の東側に1万人超の観客を収容できるアリーナを「三菱地所」と組んで開発すると報道しました。2028年度以降の開業を目指します。
新駅や商業施設、共同住宅なども含む総事業費1,000億円規模の大型計画で、大阪を代表する繁華街のキタ、ミナミに続く「ヒガシ」エリアにエンターテインメントやスポーツを軸とした一大集客拠点を創り出します。
(仮称)Kubota LaLa arena(約12,500人)
「クボタ」は、旧本社の老朽化により「グラングリーン大阪」に本社を移転しましたが、約130年にわたって食料・水・環境分野における社会課題の解決に取り組み、長年にわたり事業を営んできた大阪・なんばエリアへの感謝を念頭に、今後も街全体のにぎわい創出に加え、クボタグループの企業価値向上およびレガシー継承に資する取り組みを実施していきます。この想いのもと、「クボタ、三井不動産、関電不動産開発」は、事業の街区全体を「Kubota field(クボタフィールド)」とすることを決定しました。
また、街区に整備予定の多目的アリーナの名称は、このエリアをスポーツイベントや音楽イベントを通じてともに活性化させることを企図して、三井不動産グループが運営する多目的アリーナ「LaLa arena」とクボタを掛け合わせ、「(仮称)Kubota LaLa arena(クボタららアリーナ)」とする予定です。約12,500人を収容する多目的アリーナの開業は2032年以降の予定です。
京都アリーナ(仮称)整備・運営等事業(9,328席)
京都府では、向日町競輪場敷地(京都府向日市寺戸町西ノ段5番地他)において、屋内競技と自転車競技を合わせた京都府内スポーツ振興の拠点として屋内スポーツ施設(アリーナ)を整備しています。座席数は、8,925席(スポーツ利用)、9,328席(コンサート利用)です。開業は2028年10月予定です。
京都アリーナ(仮称)整備・運営等事業の概要
◆ 所在地-京都府向日市寺戸町西ノ段5番地他(向日町競輪場敷地)
◆ 交通-阪急電鉄京都本線「東向日」駅より徒歩15分、JR東海道本線「向日町」駅より徒歩20分
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-30m程度
◆ 敷地面積-58,630.61㎡(施設全体)、33,146.30㎡(京都アリーナ)
◆ 延床面積-29,774.56㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-アリーナ施設
◆ 座席数-8,925席(スポーツ利用)、9,328席(コンサート利用)
◆ 競技面-68m×48m(メインアリーナ)、38.7m×22.5m(サブアリーナ)
◆ 優先交渉権者-(代表企業)伊藤忠商事、(構成員)梓設計、大林組、電通、ハリマビステム、協栄ビル管理、伊藤忠アーバンコミュニティ、シンコースポーツ、NTT・TCリース、京銀リース
◆ 設計者-伊藤忠商事、梓設計
◆ 施工者-大林組
◆ 設計・建設期間-2025年03月~2028年07月予定
◆ 開業-2028年10月予定
◆ 施設整備費-348億5200万円(施設整備費及び維持管理・運営費)
ジーライオンアリーナ神戸(約10,000人)
「エヌ・ティ・ティ都市開発」は、神戸港の新港第2突堤に「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」を2025年4月4日に開業しました。収容人数は約10,000人です。
ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)の概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業、神戸アリーナプロジェクト
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(ニュースリリースでは約32,300㎡)
◆ 容積対象面積-30,814.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月18日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年03月01日(竣工)、2025年03月03日(竣工式)
◆ オープン-2025年04月04日
大阪城ホール(約16,000人)
「大阪城ホール」は、1983年10月の開館しました。最大収容人数は約16,000人(アリーナ席が最大4,500席、スタンド席が8,928席、立ち見が2,500人)です。
大阪城ホールの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城3番1号
◆ 交通-JR「大阪城公園」駅より徒歩5分、Osaka Metro「大阪ビジネスパーク」駅より徒歩5分、JR・Osaka Metro「京橋」駅より徒歩15分、JR・Osaka Metro「森ノ宮」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-36,351.60㎡
◆ 建築面積-19,351.22㎡
◆ 延床面積-36,173.80㎡
◆ 最大収容人数-約16,000人
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、プレストレスコンクリ-ト造)
◆ 用途-興行場
◆ 建築主-財団法人大阪城ホール(現:株式会社大阪城ホール)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設・松村組共同企業体
◆ 着工-1982年04月
◆ 竣工-1983年09月
◆ 開業-1983年10月01日
ワールド記念ホール(約8,000人)
「ワールド記念ホール」は、神戸市のポートアイランドに1984年10月5日に開業しました。収容人員は約8,000人です。「ジーライオンアリーナ神戸」がオープンしたらほとんど使われなくなると思っていましたが、現在もアイドルやアーティストのライブでよく使われています。施設はかなり老朽化していますが、座席が演者との距離が近くてよく見えるとファンには好評です。
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