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2026年8月 3日 (月)

村田製作所 生成 AIブームで世界シェアNo1の「MLCC(積層セラミックコンデンサ)」が活況 2027年3月期連結決算予想を発表 大幅な上方修正!

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-村田製作所-
 「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。

 「村田製作所」は2026年7月31日に、「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2027年3月期の売上高に当たる売上収益は前​年比15.2%増の2兆1100億円、営業利益は前​年比52.6%増​の4300億円にそれぞれ大幅に上方修正され、過去最高を更新する見通しです。世界的にデータセンターの建設が増えるなか、人工知能(AI)サーバー向け電子部品の販売増が寄与します。

● MLCC(積層セラミックコンデンサ)
 「MLCC(積層セラミックコンデンサ)」における「村田製作所」の世界シェアは40%であり、今後成長が見込まれる自動車市場においては50%と高いシェアを有しています。

 「MLCC」は「Multilayer Ceramic Capacitor」の略です。電気回路に使われている素子の一つで、半導体集積回路の働きをサポートするものです。セラミック製の誘電体層と電極層を交互に複数積み重ねた構造からなり、電気を一時的に蓄えたり、貯め込んだ電流を放出したりと電流を制御するために使われます。積層数は数10~数100層、多いものでは1,000層以上にも及びます。

 「村田製作所」に求められる製品は、まずは最先端で製造難易度の高い「MLCC」です。アメリカの半導体メーカー「NVIDIA(エヌビディア)」や「Broadcom(ブロードコム)」が開発するGPUやTPU(Tensor Processing Unit<テンソル・プロセッシング・ユニット>)は、世代が進むごとにトランジスタの集積度が上がって、周辺のMLCCの容量もより大きいものが求められるので、小型かつ大容量のMLCCが非常に重要となります。

 世界では、「GAFAM」や「オラクル」、「ChatGPT(チャットGPT)」の「OpenAI(オープンエーアイ)」や「Claude(クロード)」の「Anthropic(アンソロピック)」などが、AI(人工知能)データセンターの建設に国家予算並みの莫大な投資を行っています。「村田製作所」の「MLCC」もその恩恵を享受しています。


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大幅な上方修正!
 「村田製作所」は2026年7月29日に、「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。それに付随して「通期連結業績予想数値の修正に関するお知らせ」を発表しました。

 村田製作所(PDF:2026/07/31)
 通期連結業績予想数値の修正に関するお知らせ


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村田製作所の連結決算
 「村田製作所」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高502,264百万円(前年比+20.7%)、営業利益98,454百万円(前年比+59.8%)です。

 村田製作所(PDF:2026/07/31)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,110,000百万円(前年比15.2%増)、営業利益430,000百万円(前年比52.6%増)の予想をしています。

村田製作所の連結決算(売上高/営業利益)

-----------------------------------------
1998年3月       362,252百万円     67,618百万円
1999年3月       367,048百万円     57,061百万円
2000年3月       459,125百万円    100,767百万円
-----------------------------------------
2001年3月       584,011百万円    174,248百万円
2002年3月       394,775百万円     51,001百万円
2003年3月       394,955百万円     59,187百万円
2004年3月       414,247百万円     74,210百万円
2005年3月       424,468百万円     69,515百万円
2006年3月       490,784百万円     89,839百万円
2007年3月       566,805百万円    113,365百万円
2008年3月       631,655百万円    115,752百万円
2009年3月       523,946百万円  ▲16,287百万円
2010年3月       530,819百万円     26,730百万円
-----------------------------------------
2011年3月       617,954百万円     77,485百万円
2012年3月       584,662百万円     44,973百万円
2013年3月       681,021百万円     58,636百万円
2014年3月       846,716百万円    125,891百万円
2015年3月    1,043,542百万円    214,535百万円
2016年3月    1,210,841百万円    275,406百万円
2017年3月    1,135,524百万円    201,215百万円
2018年3月    1,371,842百万円    163,254百万円
2019年3月    1,575,026百万円    266,807百万円
2020年3月    1,534,045百万円    253,247百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,630,193百万円    313,240百万円
2022年3月    1,812,521百万円    424,060百万円
2023年3月    1,686,796百万円    297,887百万円
2025年3月    1,743,352百万円    279,702百万円
2026年3月    1,830,856百万円    281,835百万円

2027年3月期予想
2027年3月    2,110,000百万円    430,000百万円(会)
2027年3月    2,000,000百万円    425,000百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年8月3日時点の数値です。



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