« 造船大国日本復活への挑戦! 中心となる「今治造船」 2026年3月期決算では、売上高がグループ会社を含めると1兆円規模に拡大! | トップページ | 訪日外国人数 2026年7月は3,442,100人(推計値)で、7月として過去最高を記録 1月~7月の累計で24,527,200人(前年比1.7%減) »

2026年8月19日 (水)

京都市の中心部を流れる「鴨川」は奇跡の川 「川幅、水深、流量、水質」などが水遊びに最適 「鴨チル」が外国人観光客に大人気!

Kyotokamogawa260811
-鴨川―
 「鴨川(かもがわ)」は、京都市内を南北に流れている全長約31kmの「一級河川」です。繁華街のど真ん中を流れているため、京都市を象徴する風景になっています。「鴨川」の川幅は理想です。川幅が広すぎると街を分断して両岸の交流が無くなります。逆に狭すぎると魅力に欠けます。

 「鴨川」がずっとこの川幅だった訳ではありません。江戸時代初期まで鴨川の川幅や非常に広く、現在の「河原町通」までありました。「河原町通」は文字通り昔の鴨川の河原に由来しています。当時の「鴨川」は、現在のような固定された流路ではなく、中洲や広大な河原が広がっていました。

 洪水のたびに流路を変えるやっかいな川でした。そのため大規模な河川の改修工事が行われ、1670年に「寛文新堤(かんぶんしんてい)」が完成しました。現在の川幅になったのは大規模な改修工事の後です。

● 大都市の中心部で水遊びが出来る数少ない川
 そもそも日本の大都市は海岸沿いに位置しているため河川の水位は干満の影響を大きく受けます。干満により川の水深が大きく変化するため危険なので、大都市の中心部の川沿いの遊歩道は多くの場合は川には入れない構造になっています。日本の人口100万人以上を大都市の中心部を流れる「一級河川」で干満の影響を受けない川は極めて少ないと思います。

 「鴨川」は内陸部を流れているので干満の影響を全く受けません。更に、「四条大橋」より北側の「鴨川」は、川底がよく整備されているので、川の流れもゆるやかで、水深の深い場所もほとんど無いので、安全に水遊び出来る川としては最適です。京都市には海はありませんが、その代わり「鴨川」があります。そのため「鴨川」は京都市民に深く愛されています。


Kyotokamogawa260812
人口100万人以上の大都市の中心部に、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が多く生息している「清流」が流れているのは奇跡としか言いようがありません。

● 鴨川の水質改善
 
かつて「鴨川」では、京友禅の糊や余分な染料を洗い流す「友禅流し」が行われていましたが、「水質汚濁防止法(および公害対策)」に伴い1971年に禁止されました。

 その他に、高度経済成長期の生活排水や工場排水で悪化しましたが、下水道の完全整備や厳しい排水規制、市民団体による長年の清掃活動などの取り組みによって、現在は環境基準で上位の良好な状態に改善されています。


Kyotokamogawa260813
水深が浅く、流量も少ないので水遊びするのに最適です。


Kyotokamogawa260814
どこからが鴨川?
 鴨川デルタで「高野川(たかのがわ)」と合流する「賀茂川(かもがわ)」ですが、鴨川デルタの上流が「賀茂川(かもがわ)」、下流が「鴨川(かもがわ)」で、読みは同じですが、漢字が異なります。


Kyotokamogawa260815
鴨川デルタ
 「鴨川デルタ(賀茂川と高野川の合流地点)」は、水深が浅く流れも緩やかなため、子どもから大人まで気軽に足をつけて涼める京都屈指の人気水遊びスポットとなっています。

 YouTube カンテレNEWS
 【密着】京都「鴨川デルタ」集まる人たちの”人間ドラマ” 魚を捕まえて食べる京大院生 2tゴミ拾いした英語教師 30年来の夢叶えた女性|ホントのところ〈カンテレNEWS〉


Kyotokamogawa260816
鴨川の飛び石
 「飛び石」で対岸に渡ることができる場所は、「賀茂川・鴨川」に5ヶ所、「高野川」に1ヶ所の合計6ヶ所あります。川が深く削られるのを防止する「帯工(おびこう)」の上に親水を目的に、1992年(平成4年)~1993年(平成5年)頃にかけて設置されました。

 YouTube 朝日新聞
 ぴょーんと飛んで鴨川デルタ 飛び石なぜ亀か

 6ヶ所の「飛び石」の中で「鴨川デルタ」の「飛び石」が特に有名です。数々の映画やドラマのロケ地として使われているほか、京都アニメーションの大人気アニメ「けいおん!」にも登場しており、「聖地巡礼」するファンも多いです。


Kyotokamogawa260817
四条大橋から見た鴨川
 「鴨川」には両岸に「遊歩道」が整備されていますが、京都随一の繁華街である「四条通」と「河原町通」が交わる「四条河原町」に近い「四条大橋」の北側が一番賑わっています。


Kyotokamogawa260818
鴨川納涼床
 京都の夏の風物詩である「鴨川納涼床(かもがわのうりょうゆか)」は、鴨川の西岸(二条から五条の間)にせり出した特設の木組みテラスで食事を楽しむ京都の伝統的な文化です。「みそそぎ川」の上に設置しています。期間は毎年5月1日〜10月15日までで、二条大橋から五条大橋の間の約90〜100店舗が参加しています。


Kyotokamogawa260819
鴨チル
 「鴨チル(かもちる)」とは、「鴨川」の河原や土手に座って、しゃべったり飲み物を飲んだりしながら、のんびり、まったりとリラックスした時間を過ごすことです。英語の「chill out(チルアウト)」と「鴨川」を合わせた言葉です。「YouTube」で「鴨チル」で検索すると動画がたくさん出てきます。

 YouTube VIRTUAL KYOTO
 6/11(木)鴨川でまったりしたい!夕暮れの鴨川で外国人観光客が「鴨チル」を楽しむ

 「鴨チル」は昔は、「カップル等間隔の法則」と言って日本人カップルが、距離を開けて等間隔で並んで座っていましたが、最近は「鴨チル」を楽しむのは外国人観光客がほとんどです。


Kyotokamogawa260820
桂川
 京都市の川と言えば嵐山付近を流れる「桂川(かつらがわ)」もあります。「桂川」は、京都府を流れる淀川水系の一級河川です。「鴨川」より遥かに川幅が広く、水深が深く、流量も多いので川の中に入るのは危険です。


Kyotokamogawa260821
「桂川」でもチルを楽しむ方が多いです。


Kyotokamogawa260822
「桂川」は流量が多く、なおかつ水深が深いので川に直接入る人はほとんどいません。渡月橋上流で屋形船や貸し手漕ぎボートを楽しむ方が多いです。



|

« 造船大国日本復活への挑戦! 中心となる「今治造船」 2026年3月期決算では、売上高がグループ会社を含めると1兆円規模に拡大! | トップページ | 訪日外国人数 2026年7月は3,442,100人(推計値)で、7月として過去最高を記録 1月~7月の累計で24,527,200人(前年比1.7%減) »

61 京都府」カテゴリの記事